まだまだ あるんですね。
今度はですね…
え?
結構 町のあちこちに→
その生き物の絵が描いてあったりなんか あったんですけども。
あっ そうです。
野生のコウノトリは全国で 220羽しかいない→
とっても珍しい鳥。
中でも一番多く生息しているのが豊岡なんです。
その理由にも 玄武岩が
大きく関係しているんですが…。
まずは 肝心のコウノトリを
見に行きましょう!
(松原)コウノトリの生態を知りに
ここに移動してきました。はい。
(松原)早速ですが います。 コウノトリが。
コウノトリ!
あの なんか 台みたいなとこの上ですか?
(松原)そうです。→
台みたいなとこの上にいる
白くて 黒いのがついてる。
あぁ~ はいはい。
あそこですね。
今 向こう向いている。
向こう向いてる。
こっち向いて…。
あっ こっち見た!
こっち… あっ おぉ~。
あ~ 横だ。
(松原)顔 見えます?
くちばし 黒いですね。
えっ!
コウノトリは人間の赤ん坊を運んでくると言われてる。
(松原)伝説が。
あ~ そういうこと…。
いますね でも。
います。 美しい。
そうです。 もう自由に
好きな所 飛んでるので。
フリーのコウノトリ。
(松原)はい フリーのコウノトリなので→
いて下さいとお願いしても
いてくれないんですけど→
今日は いてくれました。
よかったです。
コウノトリは 江戸時代以前は
日本各地にいたと考えられています。
しかし およそ50年前→
国内で繁殖していたコウノトリは絶滅してしまいます。
その時に 最後まで野生のコウノトリが
生息していた場所こそ→
ここ豊岡。
研究施設が置かれ保全が進められてきました。
そして豊岡は
「コウノトリの郷」になったんです。
あれ?
あっ… え?
あれ コウノトリですよね?
(松原)ええ。 そこにおります。
近いですね。
(松原)この中にいるコウノトリは飼育コウノトリで→
これは 野外コウノトリではなくて→
飼ってる方のコウノトリ。観察できるようになってます。→
そしたら 奥に コウノトリの専門家が
いらっしゃいますので。
よろしくお願いします。
こちらこそ よろしくお願いいたします。
研究施設の園長を務める江崎保男さん。
長年 コウノトリの研究をしています。
豊岡が コウノトリの郷になった理由。
まずは 餌場が豊富にあったことでした。
主な餌は 魚です。
その魚が 水路を通って田んぼで産卵していました。
この田んぼが
コウノトリの餌場だったんです。
そうなんですよね…
いや…。
ヒント申し上げます。
(江崎)はい。
(江崎)それから 高さは?
(江崎)そうなんです。当時は 松がいっぱいありましたので→
尾根近くの 松の上に
巣をつくっていたと考えられます。
(江崎)はい。
今 「低い山」とおっしゃいましたね。→
それだけではなくて…
豊岡の航空写真です。
(江崎)そのとおりです。
(江崎)そうです。
けんかするんですか?
(江崎)そうです。 はっきり申しまして→
非常に どう猛な鳥です。
あぁ~。
こういう縄張りができるわけですか。
こう…。
(江崎)はい はい はい…。
なるほど。
(江崎)そうですね。
餌場の田んぼがあっても互いの巣が丸見えでは→
縄張り争いが頻繁に起きてしまいます。