〈すると中学2年 14歳になったある日→
衝撃的な事実を知る!〉
「衝撃的な事実?」
「すごい!」
〈火星に行くための研究を応用し…〉
〈空気中から 二酸化炭素を→
直接回収する装置を→
自ら 作る事にしたのだ〉
〈しかし…〉
お前の研究の
何が面白いんだ?
〈その研究は
誰にも理解されなかった〉
〈そんな時
思い浮かんだのは…〉
♪♪~
(宮本)「へえ…」
〈どんなに白い目で見られても→
たった一人で研究を続けた〉
〈そして…〉
やった!
〈中学3年生の時→
二酸化炭素の回収システムが完成〉
〈しかし 大きな問題が…〉
〈およそ100万円の資金が必要だった〉
「中学生だもの」
〈中学生の彼にそんな大金はない〉
〈諦めかけていた
高校2年のある日…〉
風海!
ねえ こんなのがあるみたい。
〈母が見つけてきたのは…〉
〈総務省の あるプロジェクト〉
〈破壊的挑戦をする研究に→
国が予算を出すというものだった〉
(宮本)「いいですね これは。
こんなのあったんだ…」
〈だが 知ったのは
締め切りの2日前〉
「急がないと」
「間に合う?」
〈2晩寝ずに資料を作り 応募〉
〈すると…〉
(携帯電話の着信音)
えっ…?
受かった! 受かったよ!
やったー!
〈見事 300万円の研究費を
得る事に成功!〉
「すごいね」
〈そして…〉
(起動音)
「コンニチハ ひやっしーダヨ」
〈17歳で開発したのが…〉
〈なんと 世界初の家庭用二酸化炭素回収マシーン→
ひやっしー〉
〈この発明が評価されビジネス誌[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
…に選出〉
〈令和を代表するそうそうたるメンバーの中に→
名を連ねている〉
〈村木さんが このあと[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
という事で 村木風海さんに
お越し頂きました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
いや~ 東大という事でね…。
かっこいいもんね。
背も高いし。
「今は」。 「今は」…。
「今は」っていうとね 複雑…。
ちょっと こう
遠距離だったりしたんで…。
(一同 笑い)
なんで 別れたって…。
さあ そして
今 手元に あります→
このスーツケースみたいな…。
これが ひやっしー…。(村木さん)ひやっしーです。
ボタン一つ押すだけで
空気中から 誰でも簡単に→
二酸化炭素を集められる
装置なんですね。
ええ~!?
ちょっと やって頂きましょうか。わかりました。
ここにボタンがあるんですけど…
ちょっと ちっちゃいんですけど。
(村木さん)ここを こうやって
ポチって押すだけで…。
(作動音)
(村木さん)ちょっと かすかに→
ブーって いってるかと…。
いってる。
これで もう この[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
えっ…?
(村木さん)仕組みとしては
ここから空気を吸い込んで→
中で化学反応を起こして→
それで二酸化炭素だけを こし取って→
空気を出すっていうような感じに