◆きょうも始まりました「よ~いドン!」。
「となりの人間国宝さん」は、
大阪・都島駅周辺をぶらり!
おば様が集まる
超人気のフィットネスジム!
絶対的な信頼を得るオーナーの
知られざる正体とは?
「おしえて! スゴ腕ワーカー」
は
大阪で生まれた
天満切子をつくる女性職人に密着!
水を入れると浮かび上がる
繊細な光の模様…緻密に計算された
驚異の職人わざに迫ります!
きょうも元気に、よ~いドン!
◆地下鉄谷町線・都島駅。
梅田からほど近く、
利便性がよく、
下町情緒も残り、
子育て世代に人気の町です。
そんな都島でぶらり歩きの
はじまりはじまり~。
◆こんにちは~。
あらー、
こんにちは。
いつですか。
◆3月なんです。
◆言うてる間ですね。
1人目?◆1人目です。
今は何をやってるんですか。
◆実家帰ろうかな。
◆ごきょうだい?
◆そうです。◆今、何歳ですか。
◆1歳になりました。
◆1歳。
ほんなら、初孫になるんですかね。◆違うんですよね。
まだ上にお姉ちゃんがいてて。
◆三姉妹?
◆そうですか。
どっちかわかってるんですか。
◆男の子です。
◆男の…、お姉ちゃんとこは?
◆男と女と。
女なの。
◆美男子かなと思ったんですよ。
色合いでね。
僕、色合いのほうで。
顔見たら女の子やね~。
かわいい~。かわいい顔してますね~。
すごい。
ここは、
人よりどころですか。
こんにちは。
「よ~いドン!」という番組で、
ぶらぶらしてるんですけれども。
えらい人寄りどころやなと思って、
ここは。パンを1個置いて…。
◆8チャンネル、見てるよ。
きょうは「よ~いドン!」という番組…。
後ろ姿ですか?
◆「よ~いドン!」って、聞いたことある。
◆そうですか?
◆八光ちゃんや、
八方ちゃんやのうて。
◆どっちでも似たようなものです。◆生のほうが男前やん。
◆お母さん、
うれしいです。何で集まってましたん?
◆どこやら行ってはるやん。
◆うちはな、
パン屋や。
◆お父さんはパン屋さんで?
◆やってんねんけど、だから、
老人慰労会みたいな。紹介するわ。
この人は大金持ちや。
◆大金持ちですか、お父さん。◆この人はね、
山男や。
◆山男?
何やってますの?
◆この人はね、うわさの女。
◆うわさの女、どおりで。
◆この人はね、
おかたい女。
◆おかたい女。
◆「女」やで。
おばあちゃんちゃうで。
◆わかってますよ!
見えてます。
お父さん、パンは?
◆今、焼いたとこや。
◆焼いたところで、これをみんな
で食べはると。
◆食べてみるか?
◆いいですか?
◆何も、金券なんかいらんで。
◆金券…。
どういうシステムになってますの
?
お金は。
ここに買いにこれるんですか。
◆ただや。
ほんまや、
焼きたてや。
あったかい、
これ。
ふわふわ。
◆ハオツー。
◆いけますね、中国語?
◆ニーハオ。
◆あら。
さすが大金持ち。
焼きたて。
最高やわ。
こんなぜいたくな食べ方をしていいんですか。
◆僕、40年やってるんやけど。
◆やわらかい。おいしいやつだ。
すごい
おいしい。
人通りがちょっと少ないですね。
◆さびれてんねん。
◆昔はこの辺は多かったんですか。◆さびたほうがいいんやって。
国と一緒。◆さびたほうがいいですか?
◆さびって言うやん。
◆哲学者ですね、お父さん。ありがとうございます。
すんません。
お騒がせしました。
◆おはようございま~す。
◆きょうも元気に始まりました、
「よ~いドン!」。
金曜日は羽野晶紀さんとご一緒で
す。
よろしくお願いします。
そして、八光さんがきょうもイン
フルエンザでお休みということで、
スタジオには浅越ゴエさんが来て
くださいました。
◆浅越ゴエです。
よろしくお願いします。
久しぶりに来ました。
いいですね~。
日本一ほっこりするスタジオです
からね。
◆そうでしょう。
◆うれしい。
◆ときどき寝て帰る人がおるから
ね。
◆気持ちがわかります。
田園風景が
見えますよ。
ほっこりしますわ。
◆スタジオセットも何かおうちで
しゃべっているようなセットにな
ってるんで、ついついコマーシャ
ルの間、
この後ろで
ごろっとしてしまいたくなる。
そんな感じ。
◆鰻はほぼお茶を飲んで帰るだけ
のときもある。
◆さっきのパン屋さんみたいな感
じで過ごしていいですね。
◆脈絡がないというか、
みんな好き放題にやっている。
でも、
うわさの女とか、
おかたい人とか、全員キャラがしっかりしてる。
◆さばけるのは、
八光君ぐらいですよ。口々に
ボールを返せるという。
◆あんな分厚くね、どうぞって。◆大丈夫なのかな。
お世話になりました。
◆それでは、続きをごらんください。
都島駅です。
◆カフェがありますね、
ここはまたおしゃれなカフェやで、
これ。
ちょっと入らせてもらおうか。
きょうはお天気も悪いし。こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」と
いう番組なんですけれども、
お邪魔させてもらってもいいです
か。
◆はい。
◆ここは、
ご飯屋さんですか。
何系の?
◆メーンはあのケバブ。
◆あるわ。ケバブ。
ということは、何料理屋さんにな
るんですか。
◆洋食ですかね。
◆洋食屋さん。
◆ケバブのサンドイッチとか、
オープンサンド。
◆ほんなら、
何かちょっといただこうかな。
◆トルコで有名な本格的なケバブ
料理が楽しめる
デリカフェ・マイス。
やわらかい鶏肉に絶妙に絡んだ
手づくりソースも評判の
ケバブサンドをいただきます。◆食べやすい。
◆ソースとかも
全部手づくりしていまして。
ガーリック…。
◆おいしい。
どうですか、
この町は。どんなまちでしょう。
◆都島はね、本当に住みやすい町
ですね。
親子、ファミリーがすごく多いで
す。
ちびっことお母さんとかが
よくいらして…。
◆変わったお客さんとか来ないで
すか?
◆ああ、そうですね…。
ちょっとママ友で、
変わったものをつくってる
友達がいるんですけど。
◆変わったもの?
◆変わったというか、
ちょっと珍しいというか。
◆すぐ近くに住んでいるという
ママ友を紹介してもらうことに。
一体何をつくっているんでしょうか。
◆こんにちは。
「よ~いドン!」という番組なんですけど。
ママ友、
おもろい方が来てると聞いたんですけど。
どちらがどうですか。
◆私。
◆私は何を…。
◆「ふたごじてんしゃ」の中原で
す。
◆「ふたごじてんしゃ」?
◆これをつくって、会社にしちゃ
いました。
◆何、自転車つくったんですか。
「ふたごじてんしゃ」って書いてるわ。
◆自分で書いて、張ってん。
◆ええ!何これ。
どういうことなんですか。
これは…。
三輪の車で、双子の…。
◆乗れる自転車。
◆「ふたごじてんしゃ」というの
は今までになかったんですか。
◆日本にないの。
だから、私も双子の母なんだけど、
長男が
その子とは自転車に乗って出かけられたのが、
双子が生まれて、
自転車乗られへんやんってことに気づいて、売ってないかなって探
したら
売ってなくて。
◆今乗ってるのは双子ですか。
◆そうそう。
あの子はね、友達なんです。
◆友達の双子。
また近所でようそんな双子がいて
ましたね。
◆結構います。
こんにちは。
あったかそうやね。
乗り心地はどうですか。
いいなあ。
最高やな、それはな。
でもね、
前と後ろにってあるじゃないですか。
あれは?
◆あれね、
前が4歳未満、
15キロ未満で、だから
双子って、
一緒のように成長するでしょう。
だから、乗せられなくなるの。
4歳に到達した時点で。
◆法律でということですか。
◆法律は6歳未満やねんけど、
製品規格が4歳未満という決まり
があるの。
年子ちゃんのママも苦労している
と思う。
◆これはなかなか男では気づかん
目線ですね。
◆中原さんが
およそ7年の歳月をかけ、改良を重ね、
つくり上げてきた「ふたごじてん
しゃ」。
三輪で安定性がよく、
体重移動だけでハンドルを傾けられるので、
運転しやすいんだとか。
◆きょうはどこに行ってるんですか、
双子は。
◆きょうは、小学生で。小学生で、
うちの子はもう乗れないの。
◆ほんなら、今こうやって
試作できて、開発できたころには、
成長してしまった感じですか。◆そうそう。
だけど、こうやって次のママたち
が
乗れる機会というのを
つくれるならと思って、
続けていきたいかなと。
こうやって、片手で押し歩きが
すごく簡単にできるから、
二輪だと、
一生懸命支えてるでしょう?
2回ほど
子供をこかして、
自分も血だらけになっちゃって。
だからね、何としてでも、安定性
の高い自転車が欲しくて
開発を続けてきたんです。
◆いってらっしゃい!
出だしもね。
乗りやすそう。
安心。
◆実は、「ふたごじてんしゃ」は
まだ試作機。
製造と販売を請け負ってくれる会社が見つかり、
この春に販売が決定。
しかし、これまでの開発には
相当な苦労があったようで…。
◆最初はどうしたんですか。
近所の自転車屋行ったということ
ですか。
◆そう。
自転車つくってくれると思ってて、
口でね、こんなん、
普通のおばちゃんよ、
こんなん欲しいねんて言いに行っ
て、
いやいや、自転車屋では自転車つ
くってへんでって言われて。
知らんかって、えって。
◆やり手のおじちゃんもおるかもしれないけど。
◆次、タウンページ。
だから、
ネットを使うの苦手やったから。
◆今時ね、
タウンページが悪いわけちゃいま
すよ?
今どきね、
タウンページひらける人はね、なかなかいてませんよ。
◆周囲にことごとく製作を断られ
る中、
中原さんは、自力で開発に乗り出
し、
2014年、ついに最初の試作機
をつくり上げたのです。
中原さんがここまで必死になれた
のは、
双子育児の
大変さがあったからだそうです。
◆私自身が引きこもって、
このままだったら虐待するかもしれないという、
きわきわにいてたかな。
もうこのまま私、
生きてないほうがいいんじゃない
かと思うぐらいまで
追い詰められたんですよね。
だから、それで
出かけられる、
外とつながれるというのは、
すごく大事なことで、
それがベースにあったから
これ続けられたと思う。
◆俗に言う育児ノイローゼという、家のこともせなあかん、
24時間一緒、
言うこと聞かないという
精神的な。
お金もだって、試作でも…。
◆大変やってん。
どうしたらいい?
そんなん内緒。
言うたらつらくなるもん。◆つらなるぐらい?
◆つらいよ。
◆そこまで持ち出してでも
◆したかってん。
だって、あれを見たときの、
双子のママたちの感動してさ、
人によっては
しがみついてね、自転車に。
これがあったら、
私もって
言ってくれると、私、
何としても頑張って、
あなたに届けるように頑張るからね。
諦めないからねって。
◆これは、だから自分の子育てだ
ったら、お金をかけて、わからな
くないんですよ。
でも終わってるわけじゃないです
か、そこ。
◆自分も手に入ってるしね。
でも、本当に。
黄色いのが手に入ったときに、
走りながら、この近所を走りなが
ら、自由だ~!って言いながら走
ってて。
◆近所を走ったんですか。
それ小学生の子供が、初めて自転
車乗るとき。
意味なく家の周りを。
◆そんな感じ。
だから、あの感動は忘れられない。
◆同じように双子育児で人知れず
苦しむ親たちの少しでも力になれ
れば。
「ふたごじてんしゃ」を
全国に届けたいという夢は走り出
したばかりです。
◆ほんなら、
来年、再来年ぐらいには、
そういうのが走ってるということ
ですか、これから。
◆私の夢は、交差点、私は立って
るんだけど、
交差点の向こうに私のことを知ら
ないママが、
あれって、立ちどまって、
後ろを振り向けるのね。
だから、ママと子供たちが3人で
会話してる姿を
見れるのだけが妄想でずっとあっ
て。
◆映画の世界ですね。
子供は無邪気やから、
ぱっとすれ違ったときに、ママ、
あの人…。
◆そんなん言うてくれるの?
◆ママは、
もうふざけたこと言いなさんなっ
て。
◆いいね。
◆子供は、あの人のおかげでとい
うのは…。
◆ほんま?
ちょっと言っておくわ、子供たち
に。
◆これもらってください。
「となりの人間国宝さん」に認定させてもらいますので。
◆ありがとう。
◆また広げる手段の一つとして。
◆自転車に張っとこうか。
◆双子育児は大変だけど、
きっと楽しさも2倍のはず。
双子を連れて
お出かけできる自転車は、
世の中に2つとない
お母さんの愛から
生まれたのです。◆ご主人は
ずっと見てるわけじゃないですか。
何とおっしゃってたんですか。◆最初のころは、
勝手にしいという感じ。
◆そこから、すごい執着というか、何とかしたいという。
心強さも感じたでしょうし、
怖さも感じたでしょうね。◆怖いの?
◆この執着心、
これが違う方向へ回ったら、
とんでもないことになるって、
ご主人は…。◆まあ、
もともと怖いけどね。
◆あっぱれ!
◆女性フィットネス
すらっとKeep。できたら最高やな、
すらっとキープ。
こっちか…。
ここか。
すらっとKeep。
女性専用フィット…。
女性専用…。
いけるかな?
もっとなかったんかな、
ほかに。
何でこれなんやろ。
珍しいな、
普通、
すらっとキープしたほうの写真と
か。
こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」という番組なんですけど、
まさか、
えっ、このお方ですか?
ああ!
こんにちは。
ここはフィットネス…。
◆メーンはフィットネス。
これ私です。
◆私が…。
オーナーさん?
◆はい、そうです。
◆オーナーさんは
すらっとキープは体験されてないんですか。
◆私、体験してますよ。
◆いつも体験…。
今、すらっとKeepしていると
ころですね。
◆今してるところです。
◆オーナーは何歳ですか。
◆55歳です。
◆55歳。
何年ぐらいやってるんですか。
◆もう10年になります。
お母さんは何年ぐらい?
◆私が7年目。
◆7年目ですか、どうですか、
ここ来る前と、来た後と、◆歩け
なかったんです、そのときは。
階段が上がれなくて。
こんなんして、こんなんして。
今はぴんぴんしてます。
◆まっちゃんといいはるんですね。
◆16年。◆16年?
◆76。
◆76!ええっ!
◆ちょっとね、
手術とかして、
ちょっと歩きにくくなってるんだ
けど、
本当に私の足で5分ぐらいで来れ
るところを20分歩いてきはるん
ですよ、毎日。
◆そんな病気したというか、
その感じがみじんにもない!
◆明るいんですよ。◆ほんで、
社長はもともとは何を…。
経験があったんですか。
◆私ね、ずっとソフトボールをや
ってるんですよ。
競技としてね。
今もやってるんですけど、その中で、
運動、ストレッチ、トレーニング
というのが
重要やと。
◆まっちゃん、
乗りに乗ってきましたね。
まっちゃん。◆やっぱりストレッチすることで
動きがすごいよくなるんですよ。
さっきまでと全然違う。
◆10年前から、
オーナーの小泊さんが始めた
女性専用のフィットネスジム。
趣味のソフトボールを続ける中、
何度もけがに悩まされてきた経験
から、
ストレッチ体操を中心としたトレ
ーニング方法を
行い、
けがに苦しむ中高年層を中心に
支持を集めているんだそう。
さらに
このジムには、
ほかのジムとは違う、
小泊さん独特の
こだわりがあるそうで…。
◆何が違うんですか、
普通のジムとここは。
◆しゃべくりですかね。
ようしゃべくり漫才って言うけど、
しゃべくりトレーニング。
◆普通は、だってそうですよね、
黙ってトレーニングしますよね。
◆私語禁止って
張っているところもありますから
ね。
うちは違う。
◆しゃべらなあかんで。
◆例えば、若い人ね、うるさいな
って思ったりしません?
◆いいえ。
ちっとも。
◆これ普通のジムやったら、
静かにやるわけじゃないですか。
ここは周りがBGMがわりですか
?
◆もうBGMですよ。
◆ほんなら、これで経営されてい
るということは社長は、これが本
職ということですか。
◆いや、本職は…。
◆ここで問題。
◆すらっとKeepのオーナーの
小泊さんなんですが、
たくさんの方が来られて。
◆楽しそう。
◆笑顔もパワーもあふれていまし
たね。
◆しゃべりながら股開かれて。
◆口の周りの筋肉のほうが鍛えられそうですよね。
◆それもいいんですよ。
◆そんな小泊さんが
フィットネスの経営とは別に行っ
ている、
本職があるということなんですが。
◆お仕事をされているわけですな。◆それは一体何でしょうというの
がクイズです。
円さん、いかがでしょう。
◆今ちょっとVTRを見たんです
けど、
冬場だから厚着なんですけど、
夏場になると、薄着になってくるじゃないですか。
汗をびっしょりかくのでね、
フィットネスでね。フィットネスの横に
ニップレスを売っているという。
◆何でや!
◆いや、びちょびちょになるから。◆響き。
◆締めつけはよくないしね。
◆まあTシャツでね、びしょびし
ょになるから。
でないと困るでしょう?
あの雰囲気から。考えてみてください。
◆あったほうがいいですね。
◆そこまでです、
僕は。
以上です。
◆では鰻さん、お願いします。
◆このクイズ、もらいました。
僕、気づきました。
小泊さん、
僕、お会いしたことあります。
マダムのいっちょうらコレクションで。
◆昔やってましたね。
◆家に行ってるんです。
◆じゃあ、わかりますね。
◆もう多分、僕、
マダムの職業といえば、
大体僕わかります。
大体わかります。
◆ポーセラーツをつくっている人です。
◆大体ポーセラーツやってるの、
マダムは。
◆多分ね、ドライフラワーのほう
の可能性が。
◆それも多い。
そっちも多い。
◆プリザーブドフラワーのほう。
◆羽野さん、いかがでしょう。
◆いや、もうこれ、VTRに答え
がありましたよ。
病気しはって、
トレーニングしてという話が多かったじゃないですか。
ということは、もともとというか、
ふだんやってはる職業は、お医者さんですよ。
◆なるほど!
◆技術を持って、
知識もあるので、あれをやってお
られると。
◆最後までやっぱりご指導いただ
ける。
◆それは当たってるんとちゃう?
◆さあ浅越さん、いかがでしょうか。
◆答えを知ってるんでしょう?
違うんですか?
◆違います。
◆違うんか!
◆ほんまや。
◆違うかったらゴエさんに行く。
この番組のVTR、
伏線をしいてましたね。
結局、後ろ姿に確認できなかった
んですけど、この方が
パン屋さんにいた、
「うわさの女」ですね。
◆なるほど!
◆ほんまや!
◆つながってくるんですね。
◆本職、
「うわさの女」ですわ。
◆八光君がきょうお休みなので、これはよしとしますけど、
VTRの前にさかのぼった答えは
アウトなんです。
◆謎のルールがある。
◆きょうはオーケー?
◆きょうはオーケーです。
◆ありがとうございます。
◆橋本さん、
正解をお願いします。◆今回はもう助かりました。
本当に。
これ、本当にね、探しました、
私も、手がかりを。
出てます、
出てます、本当に。
小泊(こどまり)さんですから、
あそこに泊まれるわけですよ。
素泊まりさんでもあるわけですし、
小泊さん、ちょっとしんどかった
ら、あそこに泊まっていくわと。
しゃべりたいから、まだという。
民宿も経営されている。
助かりました。
すてきなお名前で。
ありがとうございます。
◆今、何か言われる前に、
強引に締めたな。
◆終わりました。◆やっぱりちょっと一拍置いたほ
うがいいかなと思いまして。
◆うまい!
それでは、正解を見てみましょう。どうぞ。
◆これで経営されているということは、
社長はこれは本職ということです
か?
◆本職は保険の代理店をやってま
す。
◆本職、保険の代理店?
◆こっちで?◆保険の代理店は30年やってま
す。
ここは個人情報が…。
スタッフがちらっといてますけど。
◆入るとまずい?
◆入るとまずい。
何の保険なんですか。
◆損害保険、生命保険全般ですね。
◆皆さん、入っておられるんですか。
◆火災保険とかね。
◆それは、
何かあったときにね。
は~!
◆ジム的には
モットーといいますか、そういうのはあるんですか。
◆今年のテーマとしては、
体以外にも
頭のトレーニング、心のトレーニ
ング、
まず頭のトレーニングということ
で、
いろいろ検証していくと、
どうもマージャンゲームというのが、
ぼけ予防というか、認知症予防に
…。
◆その前に、股が開いて開いて、
ちょっとだけ移動させてもらっても…。
ちょうど正面に…。
奥様。
◆ごめんね。
◆奥さん、ちょうど僕、
正面で、
股がこう…。
いいんです、奥様。
◆いつも女性ばっかりやから。
◆そうそうそう。
僕が悪いんです。
僕が悪いんです。
意識してしまいました。
マージャンはできるんですか。
◆できないですよ。できないから、新しいことをまず
始めるということで
一つ頭を使うでしょう。◆ルールも覚えていかなあかんし。
今までもいろいろそういうのをや
ってるということですか。
◆歌を歌ったりとか、誕生日の人
がいたりすると、
ハッピーバースデー歌ったりとか
するんですよ。
ウメダさん!
ハッピーバースデー・トゥ・ユー…
せ~の。
◆こういうことが行われているんですか?
◆年に一回ね。
希望者だけ。◆すごいですね。
◆楽しみです、いつも。
◆誕生日来るのが楽しみですか。新しい…。
◆今…。
◆こんにちは。
笑顔で入ってきますね、やっぱり。
◆そうでしょう。笑顔が大事やから。
◆楽しみの場所。
◆そうです。
やっぱり
人とふれあわないと。やっぱりね、ひとり暮らしの方も
たくさんいてはるんですよ。
◆遠くに親戚いてるよりも
近くでここで出会って、
ご飯食べに行ったりとかね。ここで会話を交わして、笑って、
帰ってもらう。
「また明日!」これが合い言葉です。
またあした!
これが合い言葉です。
◆これもらってください。
「となりの人間国宝さん」、認定させていただきます。
◆もらったよ!
◆世の女性たちを
笑顔で健康にしたい。
小泊さんの
熱い情熱に動かされ、
体型を
すらっとキープすることは間違い
ないでしょう。
◆私は独身です。
◆独身で。
ほんで、ここでほんなら、
鍛えて。◆ここで骨を埋めて、
みんなと一緒に
頑張ろうかと思って。
私がみとるか、
みとられるか、どっちかですね。
勝負ですね。
◆ベリーグッド!
◆すらっとKeepの小泊浩美さ
ん、
すごいパワーでしたね。
◆ジムでスタイルをすきっとするというよりも、
何かこう楽しくて笑ったりとか、
はつらつとした毎日を過ごせる、
そういう内面的なね
健康をやってるみたいな感じがするな。
◆体だけじゃなくて、
心も元気にすることがモットーだということなんです。
◆おもしろいわ~。
こういうところがあったら、
近くにあったら本当にいいよな。
でも、
絶対生命保険に入らなあかんねん
な。
◆絶対じゃないです。
◆気持ち的に安心やんね。
◆そういう意味では本当に安心や
な。
◆ああいう雰囲気だったら、
ばんばん話しかけられますよね。
◆みんなが仲がいいというのが、
おもしろいね。
多分、あれでしょう。
ジムへ来て
知り合った人ばかりやから、
こうやってやりながら、
横と話ししたり、こうやってねと
か言って。
◆ジムの後に、
皆さんでお食事に行かれることもあるそうなんです。
◆マージャンやったりね。
いいよな。
◆ジムのスペースがなくなってい
ってますね。
保険とマージャンとで。
◆ちなみに年末ジャンボを生徒さん同士で
共同で購入して、去年、
10万円当たったそうなんです。◆すごいな。
◆番号確認のとき大盛り上がりと
ちゃいます?
すごいですね。
◆国宝さん、
あんなに喜んでいただけて、
よかったです。◆ありがたいものです。
うちの近所にも来てほしいぐらい
やな。
◆お土産は、デリカフェ・マイス
さんのケバブサンドです。
すごいボリュームですよ。
ふだんはケバブというと
ラム肉を使っているんですが。
ちょっと出して食べたほうが…。
◆このケバブは鶏肉なので
癖がなくて食べやすいということです。
◆食べやすい。
◆やわらかいね。
◆おいしい。
◆お野菜たっぷりですね。
◆食感がいいわ。
◆彩りもきれいですね。
◆お肉がやわらかい。
◆そしてもう一方の
「ふたごじてんしゃ」の中原美智
子さん。
やっぱりご自身が
双子の子育てがすごく大変だったということで、自転車を開発しよ
うという情熱で。
◆自転車もあれだけど、
美人の奥様でいらっしゃって、
あっちのほうが興味あったね。
◆きれいな方でした。
◆キラキラしてはった。◆輝いてる。
それで子育てやってて、
鬱になったりとか、
心配になったときもあったみたい
ですけど、
そんなこと全然感じさせない。
自転車を開発して、身も心も…。
◆ご自身のお子さんの、
しんどさは終わってはるのに、
また次の人のために
私と同じ思いにならないように、
自転車の爽快感と、自由だという
感じ、いいですよね。
◆自転車で何かないの、一言。
◆自転車で?そんなすぐ出てこない。
自転車操業でやってますから。
そんないいサイクルで出てこないですよ。
◆うまい。
◆うまいなあ。
◆めちゃくちゃ早いやんか。
◆困ったときは必ずあんたに渡す
わ。
◆ありがとうございます。
◆何とかしてくれる。
◆ちなみに今はチャイルドシート
の会社とともに商品化を目指して
いて、
今年中には発売するということな
ので。
皆さん、楽しみにね。
◆ひょっとしたら、町を歩いてい
ると、あの自転車で
双子ちゃんが後ろに乗って、雨の日も
ちゃんとシートみたいなのがあっ
て。
◆いいと思う。
◆あの写真、
奥さんとお子さんですか。
もう一回見せて。
これこれ。
これそうなの?
モデルやんか!
こんなん!◆めっちゃええ写真やん!
◆これポスターでいい。
◆全然いけるよ。
◆後ろの景色もすごい
いいやんね。
幸せそう!
◆自転車ですてきなところに行っ
てください。
「となりの人間国宝さん」、
都島駅でした。
八光さん、ありがとうございます。
続いては「本日のオススメ3」で
す。
皆さん、メモの用意をしてごらん
ください。
どうぞ!
◆本日のプロは、
HIS朝生修平さん。
さまざまなお得なツアーを提供し続けるHIS。
営業所勤務を経験するなど、
旅のニーズを知り尽くした
プロフェッショナル朝生さんが、
本日オススメしてくれるのは…
◆今回は、
この春3日以内で大満喫!
国内、海外旅行を3つご紹介いた
します。
◆ポイントの1つ目は
観光です。香港の美しい景色を
楽しむことができる
ビクトリア・ピークや、
人気の占いスポット
黄大仙など香港の
定番観光スポットへご案内します。さらに
本場飲茶料理のランチもおつけします。
ポイントの2つ目は
ホテルランクアップです。今回、
ご宿泊いただくのは
価格重視のエコノミークラスホテルですが、プラス1万円で
繁華街
に位置する、
スーペリアクラスホテル、
ランクアップ可能です。ポイントの3つ目は飛行機です。
今回4月以降ご出発の方限定で、
ビジネスクラスへのアレンジを驚きの
プラス4万円でご用意しました。
ミシュランスターシェフによる
機内食をお楽しみいただきながら
優雅な空の旅を
お過ごしいただけます。
市内観光と
飲茶の食事つき。
香港3日間、燃油サーチャージ込みで
何と!2万9800円です。
◆さまざまな文化が融合し、活気溢れる香港。
いかがですか?
◆ポイントの1つ目は
イベントです。
ハウステンボスを代表するイベント
100万本の
大チューリップ祭りが開催中。
世界的デザイナーが監修したチュ
ーリップガーデン。
きれいにライトアップされた
ナイトチューリップなど、園内がチューリップが埋め尽くされます。
また、全国イルミネーションラン
キング、
5年連続1位に輝いた光の王国も
開催中。昼とは違う
幻想的な景色をお楽しみください。ポイントの2つ目はホテルです。
今回、ご宿泊いただくのは、場内最上級
ホテルヨーロッパです。
専用クルーザーによるチェックインクルーズや、
季節の花に彩られたロビー、
毎日開催されるナイトコンサートなど、
非日常をご満喫いただけます。
さらに、長崎空港から
ハウステンボスまでの
無料送迎サービスもついてきます。
ポイントの3つ目はグルメです。
長崎名物レモンステーキの
夕食を
おつけいたします。
熱々の鉄板で
ジューシーに焼かれた国産和牛と
醤油ベースの特製レモンソースが
絶妙なバランスで絡み合う、
長崎佐世保発祥の
ご当地グルメをご堪能ください。ホテルヨーロッパに滞在!
ハウステンボス2日間、何と2万
9800円です。
◆美しく咲き乱れるチューリップ
と
幻想的な光の世界を楽しめる
2日間ですよ。
◆ポイントの1つ目は
今回ご宿泊いただくのは、那覇空港から
車でわずか10分の
サザンビーチホテル&リゾート沖縄です。
ホテルの目の前はビーチ。
また、
あす2月24日までのお申し込み
で、眺望抜群
オーシャンビューの客室をご用意
いたします。
ポイントの2つ目は盛りだくさん
の特典です。
さまざまなメニューが楽しめるビ
ュッフェ料理に、お肉、お魚、
どちらかお好きなほうを選べる
ワンプレートがついた
絶品のホテルディナーを1回ご用
意。
さらに、地元人気店の
ステーキランチと
美ら海水族館の入館券もおつけい
たします。
ポイントの3つ目はレンタカーで
す。
沖縄観光には欠かせないレンタカ
ーを滞在中ご用意いたしました。
見どころ満載の沖縄を
効率よく
マイペースに観光できます。
ガソリン満タン返し不要なので
特典満載!
返却時も楽ちんです。
◆美しい海と観光、
そして、豪華な食事を楽しむ3日
間ですよ~
◆沖縄決めた。
これからええ季節やからな。
◆皆さん計画を立ててみてください。
以上、「本日のオススメ3」でし
た。
続いては
「おしえて! スゴ腕ワーカー」
です。
銀シャリのお二人、よろしくお願
いします。
◆よろしくお願いします。
というわけで、今回はこちらでご
ざいます。
繊細な光の芸術、天満切子師でご
ざいます。
◆天満に切子、ありますか?
◆これがそうなんですよ。
◆あったんですよ。
◆天満、
昔ガラスの町として栄えてたんで
す。
◆そうなんです。
それでは天満切子師のお仕事をどうぞ。
◆ガラスの表面を削り、
さまざまな模様を描き出す「切子」。
江戸切子や薩摩切子に代表される
日本の伝統工芸ですが、
ここ大阪にも「天満切子」と呼ば
れる
優れたガラス細工があるのを
ご存知でしょうか?
天満切子の美しさは、
その光の映り込みにあります。
飲み物を注ぐことで
それぞれの線が反射しあい、
まるでダイヤモンドのような輝き
を生み出す
まさに、光の芸術品!
この天満切子の技術を継承し、
次世代につなごうと
奮闘している一人の女性。
その手から生み出されるガラスの
きらめきは、
多くの人を魅了します。
◆天満切子の美しさを多くの人に伝えたい!
その思いを胸に、
日々、作品づくりに情熱を注ぐ
あるプロフェッショナルをご紹介
します。
◆西天満にやってまいりました。
なぜ西天満かといいますと、
今回は天満切子師という。
◆一番言うてもうてるよ、
今までで。
◆天満切子師。◆天満切子師やんか、
もう。
だから、外見当てますわ。
スゴ腕ワーカー初、
天満切子さんです。天満切子の模様が
もう前髪になってるという。
◆なるほど。
◆上パーマ、
◆この人でいいですね。◆この人で決まりです。
◆こっちやと思います。
◆鰻の予想は
果たして正解なのか?
すると…
◆天満切子さんの可能性があるよ。
◆切子工房。
自分の名前をつけたりするやん、
工房に。
たまにあるやろ。
病院とかそうや。
病院というか…。
何とか整骨院とか。◆「サワコの朝」とか、
そういうこと?
◆すいません。
こんにちは。
◆女性は女性やけども。
◆天満切子さんですよね?
◆天満切子…ではないです。
◆謝れ、
ほら。◆すいませんでした。
◆せやろ!
◆天満切子師さんではありますよね。
◆はい、そうです。
天満切子師をやってます西川昌美
です。
◆西川さんでございます。
◆こちらが今回のスゴ腕ワーカー、天満切子師の西川昌美さん。
昨年11月にオープンしたばかりの
切子工房 昌榮(しょうえい)。
ここの当主として
天満切子づくりに勤しんでいます。
◆こういった切子の特徴的なグラスですけれども。
◆きれいですよ。
◆江戸切子とか薩摩切子とかあり
ますけど、またその天満切子、
またちょっと違うんですか。
◆そうです。
江戸切子とか薩摩切子というのは
こういう細かい模様がたくさん入
ってるんです。
◆イメージあります。
この天満切子は、とにかく
外回りをシンプルに削ってて、
中に飲み物を注いでもらったとき
に、底の模様が
側面にうつしだされるというものを見ながら
使ってもらうものです。
◆実際に水を注いでみると…
◆底の模様が側面に映しだされま
す。
◆そういうことですか。
◆ほんまや。
万華鏡みたいになっているんです
か。
奥にがんがん入っていくんですね。◆そうですね。
◆うわあ!◆これが天満切子なんです。
◆きれい。
◆のぞき込むとあらわれる
まるで万華鏡のような光の美しさ
が
天満切子、最大の魅力。
◆だから、天満切子は、
単に飾っとくだけじゃなくて、
どんどん使ってもらわないと、きれいさというのは
見えてこないんです。
◆これとこれはきれいなんですけど、
これはきれいくないですね。
◆自分の顔?自分の顔か?
◆全然きれいくないですね。
これ水注いだらきれいになるんで
すかね。
俺、
切り込み入れましょうか?
昔からあるものなんですか、
天満切子って。
昔からある…。
◆天満切子としては、
実は、まだそんな
に歴史はないんです。
◆そうなんですか。
◆ただ大阪のガラスの歴史という
のは、
江戸時代から続いているもので…。
◆江戸中期、長崎の商人が大阪天満宮の前で
ガラス製造を始めたのをきっかけ
に
大阪はガラスの町として繁栄。
かつては、300軒以上もの
ガラス関連の会社があったといい
ます。
◆ただ、
そのころから
ずっと職人というのは、
普通に江戸切子とか薩摩切子のような
細かいカットのものを
ずっとつくり続けてきてたんです。
◆しかし、安価なプラスチック製
品や
輸入グラスが流通し始め
ガラスメーカーの多くが廃業。
そんな中、
最後の一軒になっても踏ん張り続
けたのが
西川さんの師匠である
宇良兄弟のガラス工房だったので
す。
◆天満切子として
底の模様を映し出す、
格好いいものというのを
つくり出したんです。
◆師匠の天満切子に対する
熱い思いを引き継ぎ、
製作に励む西川さん。
女性ならではの感性で
従来にはないデザインを考案。
さらにロックグラスだけではなく、
ぐい呑みや
一口ビールグラスなどを展開。
より多くの人が手にとりやすいよ
うにと
常に挑戦し続けています。
◆薩摩切子と
江戸切子まではいかず、
ちょうどもう一手間ぐらいというか。
◆こういうのとかね。
◆そういう工夫を加えて
つくってるのが、私流というか。
◆新しいですよ。
ちょっとスタイリッシュというか、
◆そうやな。
◆古くさくない感じになりますよ
ね、
こういう感じになると。
◆せっかくなので
西川さん自慢の作品で
一杯いただくことに。
◆なみなみ…。
◆こんな入れます?
めっちゃきれいですわ、
ほんまに。
◆ちょっと日本酒の色味が、
またいいよね。
◆薄い黄色の。
これいいですね。
飲むときにめっちゃ見れますね。
これがいいですね。
◆それと、指が映らないんです。
◆あっ!
ほんまや!
持ってる指がうつらない。
◆そうなんです。
だから、模様を100%楽しみな
がら使えるんです。
◆何これ。
◆この角度でまだ指があるんです
よ。
ほんで、こうなったら、なくなる
んです、指。
境界がすごいな。
財宝を掘り当てたかのようなきれいさ。
深みがありますね。
すごいな。勝手に遮断して…。
マジックミラーを使ってるみたい。
すごいな。ふってほら。
◆全然飲まへんやん。
◆これはマジなやつ。
◆おいしくなるでしょう。
◆うまい。
◆いいですね。
◆ひとり酒でもいいですね。
◆そうですね、たっぷり入れとい
て…。
寂しくないから、
見られるから。◆橋本、ひとり暮らしで、
言うたら、
酒飲みやんか。めちゃめちゃええんちゃう?
◆途中で薄くなっていくと思いま
す。
涙で。
◆何言うてんねん。
◆正直、
切子ですから、
高いですよね。
高そうですよね。
◆切子ってね、
すごく高いイメージがあると思うんですけど、この天満切子は
とにかく使ってほしい、
中に飲み物を注いで
使ってほしいものなんで、
値段を抑えてあるんです。
ぐい呑み、
このタイプでも1万1000円。
◆もっと確かにすると思ってまし
たけど。
◆5万ぐらいすると…。
◆ロックグラスでも
1万6000円。
◆このサイズでも?
1万6000円ぐらい?
◆そうなんです。
◆一点物ばかりの割には
全然お安いですね。
◆「鑑賞の美」と、
使うことで輝きを増す
「用の美」をあわせ持つ天満切子。
こちらのショップでも
西川さんの天満切子は愛されてい
ます。
◆ガラスの表面を削り、
模様を描く天満切子。
切子づくりには
色被せ(いろきせ)ガラスという
透明なグラスの外側に
色をかぶせてあるものを使います。
あらかじめ削る箇所を下書きし、
専用の機械で削っていきます。
◆これがダイヤ。
ダイヤホイールといいます。
これで最初にどこを削っていくと
いう、
そういう基準になる筋を
入れていきますね。◆これ、
ホースから何が出ているんですか。◆これは水です。
◆何で水をつける必要性があるんですか。
◆水をつけないと、熱で割れてし
まっ
たりとか。
そういうふうになりますので、
必ず削っていくときは水が必要で
す。
◆おー!
削れてきた!
そういくんですね。
◆これで削っていきます。
◆でき上がりの美しさの基本とな
る線。
はみ出さないよう
全て同じ幅・同じ長さに削っていきます。
◆僕らも今やったらできるもので
すか。
◆筋を入れていくの、
なかなか難しいですけど、やってみますか?
◆いいですか?
マジですか?
めっちゃ楽しそう。
◆うれしい?
◆うれしい、うれしい。
だってこんなん、
なかなかできへんやんか。
◆下のほうから上に削って。◆クリスチャンか。
◆大丈夫ですよ。
◆そんなことしてた? さっき。
◆来た来た!
◆どう?
◆めっちゃきれいやわ。
◆すごいきれい!
◆うまいですか、
最初にしては。◆最初にしては、
きれいに入っています。
◆橋本さんもやってみる?◆僕?
◆こっちでやってみましょう。
◆こういうの無理やから。こういうのは
全部買うって決めてんねん。
◆実は不器
用な橋本、
渋々ながらも挑戦!
◆あっこれ邪魔っすね。
◆邪魔とか言うな。大事な…。
◆もっと奥行きたいのに。
これ邪魔やな。
◆大事なとこや、これ。
◆もっと奥に行きたいですね。
◆はよせえや!
◆当たってまう…。
ずれてるわ。
◆どうですか、先生。
先生見てください。
◆ちょっとずれちゃいましたね。
◆むっちゃ下手やわ。
◆あー、
ほんまや。
ずれてる。
◆めっちゃむずいっすよ、
これ。◆こうなったらだめなんですか。
◆この段階では
直しながら
やっていくこともできるんですけ
ど、結局つられていったりとかす
るんで。
◆補正してしまうとね。
◆だから、やっぱり最初が重要な
んですよ。
◆これが本当に邪魔なんですよ。
◆線を削り終えたら
別の形の砥石をセット。
これで表面を削ると…
◆さっきと同じように…。
◆すばらしい。
◆より太くしていくわけですね。
◆はい、そうです。
◆かまぼこ状の砥石で
ガラスを太く削ることによって
天満切子独特の
やわらかな模様がつくれるのです。
底には菊の模様の切り込みを。
さまざまな角度から光が映り込むよう
全て計算されています。
そして、天満切子にとってもっとも重要なのが、磨き作業。
◆削った部分を
泥状の磨き粉をつけたコルクに押し当てます。
すると…
◆めっちゃきれいになってますやん。
◆この磨きを何度も丁寧に行うこ
とで
天満切子の特徴である
美しい光の映り込みが表現できるのです。
大胆かつ、繊細な削り、
そして入念な磨きによって生み出される天満切子。
「手をかけるだけいいものになる。
ゴールはまだまだ見えない。」と
西川さんは言います。
西川さんを天満切子の道へと導いてくれた、宇良兄弟。
そんな2人から、西川さんは
「かけがえのないもの」をもらったそうで…
◆昌榮と書いている
落款をいただいて。
昌榮の榮というのは、師匠である
宇良武一とそのお兄さんである
栄一さんという方と3人で仕事を
してたんですけど、
その栄一さんが先に亡くなって、
それで栄一を知っているのは私だけやから、
その名前を使ってほしいというこ
とで、
私の昌美の昌に
榮をつけて、昌榮っていう名前にしていただいて。
◆すごい重みのあるお名前ですね。
歴史が全部入っているというか。
◆昨年オープンした自身の工房の
屋号にも
「昌榮」の文字が。
2人の存在は今でも
西川さんを支え続けています。
続いて銀シャリが案内されたのは
天神橋7丁目にある
「天ぷら 沼田」。
こちらのご主人も、
西川さんの天満切子に魅了された一人。
◆出ました!
あらまあ。
◆よかったらお好きなものを。
◆選べるんですか!
これ…。
◆うわあ、おしゃれな演出ですねえ。
◆俺、このタイプで行くわ。
◆いいねえ。◆これもうきれいよ。
◆楽しいですね、これも。
お客さんも結構喜んでいただける。
◆そうですね。
◆天満切子の存在を知ってたんですか?
◆天満に切子があるというのを知
ってて、初めて見たときに
きれいやなー!思うて。
こんな天満の近くにあるのに
こんなきれいなものを使わんの、
ないわと。
◆そんな天満切子でいただく
お酒に合わせるのは…
◆これ何ですか。
◆ホンモロコですね。
◆モロコ?
◆これを…。
◆生きてますやん。
来ましたよ。
◆何これ。
◆さっきまで生きてたのに、
揚げて、
また生き返った感じがするよね。さっきまで生きてたのに、
あつっ!…。
で、とまってる。
めっちゃおいしい。
中は本当にジューシーで、
お魚が抜群です。
◆ぜいたくな食事の雰囲気づくりの一翼を担う天満切
子。
◆うまい。
で、この景色ですよね。
合いますね。
やっぱりこういったお店で使って
いただけるのも
やっぱり…。
◆そうですね、
切子、ほんまに使ってもらわない
と
わからないんで、
料理を引き立てるのにも使ってもらえたら、
さらに切子のよさというのがわか
ると思います。
◆と、ここで
店主から西川さんに相談が…
◆天満切子、
もっといろんなカット、
いろんな色のカッティングしたグ
ラスがあったらいいなと思ってい
るんですね。
◆もっといろんな種類を見てみたいということですね。
◆なるほど。
◆ちょっと何か考えていきたいで
すね。
◆でっかいやつつくれるでしょう
?
これのでっかいやつ。
◆鰻さん、アイデアあるんですか
?
◆あるある。
思うててん。天満切子の、コップのでかいやつ
ね。
でかいやつをつくって、俺、
風呂、風呂入って、
自分で見たいやん。
反射。
これ一番こう見るのがいいんやから、
風呂に入ったらええやん。
◆別に風呂いっこも要求してへん。
グラスの新しいやつでええねん。
◆天ぷら、
◆何で風呂やねん。
◆新しい天満切子の製作依頼。西川さんは早速試作に取りかかり
ます。
◆少し削っては細かくバランスを確認。
◆天満切子らしさはそのままに、
新しい輝きを…
時間を忘れて作業に打ち込みます。
数日後、再び「天ぷら 沼田」へ。
◆どうでしょう。
◆新しい感じですね。いいですね。
◆西川さん渾身の新作がこちら。
のぞき込むと淡い色の梅の花が咲き誇ります。
◆全部とって、
色のぼかしが出るような感じで。
◆天満切子で
ここまでできるのかという。◆ありがとうございます。
◆けど、きれい。
やっぱりきれいという。
お客さんもびっくりするだろうな
あ。
◆店主からも大絶賛。
天満切子の新たな可能性が増えた
瞬間です。
◆では、西川さんの
今後の目標とは。
◆天満切子をやりたいという方を
育てていきたい。
師匠の思い、
それから私の思い、
それを受け継いでくれる方に
伝えていきたいなというのは思い
ます。
◆わかりました。
本日はどうもありがとうございま
した。
◆というわけで、スタジオには
西川さんがつくった天満切子の作
品を
ご用意しました。
グラスの中にご注目いただきたいと思います。
◆僕が思うてたのと
同じのが出てきてくれて、
ありがたいわ。
確かにあなたが言うたように、
こうやると、手は見えるけど、
こうやったら手が見えない。
◆そうなんですよ。
◆中は見えない。
◆上からのぞきこむと…。
◆指が見えない。不思議やなあ。
◆めちゃくちゃきれいなんですよ。◆独自のカットの仕方によりまし
て、
手元がうつらない。
◆それぞれ違う。
きれい。
◆やっぱり
冷酒が最高やね。
◆違います。◆お水。
◆えっ、お水?
◆冷酒に見える。
◆プライベートで飲んでいただき
たいんですけど。
◆水や。
◆いいね。
◆おー。
お水もおいしく感じるわ。◆そうなんです。
よりね。
◆使って何ぼの精神ですので、ぜひとも皆さん、
使っていただきたい。
◆飾っておくだけじゃだめだね。
きれいやけどな、
やっぱり。◆何か飲み物を注いだときの…。
◆特別感がすごいわ。
◆酒飲みにはたまらないですよ。
◆ほんまや。
◆中に入れておいてほしいな。
◆その小さいの…。
これすごいな。◆新作、こちら、
梅のモチーフのやつです。
◆これで飲んだら最高やで。
◆ぼんやりと色…。
グラデーション。美しいわ。
◆新作、
大阪天満宮の梅をイメージしたと。
◆あっ、これめっちゃ梅や。
◆色がね。
◆めっちゃ梅や。
◆ああっ。
◆お酒入ってないのに、すごいで
すね。
◆きょうはアテいらんで~。
これうまい。◆おいしく感じる。
◆1人の時間がすごくおしゃれに
なりますけど。
◆何といってもお安いんですよね。
◆安いです。◆全て手作業ですからね。
あれ一つ完成させるのに8時間か
かると。
そして、切子の中では
大分リーズナブルなお値段になってるんじゃないかと思います。
◆要するに作業とか、そういうの
を考えるとね、
手作業で考えると、安いよな。
◆ぜひとも確かめていただきたいと思います。
皆さん、切子のすばらしさをぜひ
とも。
◆以上、スゴ腕ワーカーでした。
◆銀シャリのお二人、
ありがとうございました。
◆ここで番組からお知らせです。
土曜日、朝10時55分は
「よ~いドン!サタデー」をお送
りします!
「すっきり♪お悩みウーマン」は、
食べ物の栄養をより多くとるため
の
2018/02/23(金) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン![字]【国宝さん私語することがルールの人気ジム▽女性職人が作る天満切子】
国宝・大人気ジムのルールは必ず雑談してください&双子ママ専用自転車▽美しい光を生み出す天満切子を作る女職人▽お値打ち国内海外旅
詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「ロザンのうんちくん」「あいLOVE田舎暮らし」「スゴ腕ワーカー」「いっちゃん高いもん HOW MUCH!?」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ごきげんなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
羽野晶紀
【レギュラーパーソナリティー】
円広志
【パネラー】
銀シャリ
【進行】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
【天気予報】
片平敦
ジャンル :
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