2018/02/25(日) 16:30〜17:00 住人十色[再][字]【築80年の平屋を大改修!熟年新婚夫婦の質素優雅な家】

(ナレーション)「住人十色」。 今日の家は…。
(三船)うわ~
なんだか 味のあるおうちですね。
(松尾)築80年の
京都の平屋を改修したんですよ。
へえ~! うわっ 立派な和室。さすが 京都って感じする。
で こちらが住人です。あら~!
まあ
京都に すごい似合うご夫婦で。
新婚さんですけどね。えっ? 新婚さんなんですか?
(桂文枝のモノマネ)いらっしゃ~い。ははははっ!
築80年の平屋を大改修!
熟年新婚夫婦が目指すのは→
質素で 優雅な暮らしでした。
♪♪~
(那須)さあ 久しぶりの京都。
やってまいりました。
地元 やっぱ 落ち着きますね
京都。 うん。
「住人十色」。
今日の舞台は…。
暮らしのすぐそばに 神社仏閣や→
豊かな自然が広がっています。
(那須)どうも こんにちは。
よろしくお願いいたします。
こちらこそ よろしく。
(那須)立派なお着物姿で。
(一川)「立派なお着物」…。(那須)ねえ。→
京都がお似合いじゃないですか。(西垣)まだ→
4年ちょっとしか たたないんですよ京都に来てから。

(那須)あっ そうなんですか?(一川)はい。
(西垣)
(那須)はあ!
(那須)いや なんです?
いいじゃないですか!→
あっ そうでございますか。
新婚さんでいらっしゃいますか。
すみません。(2人)ははははっ。
(那須)いいですねぇ。
共に
60歳を超えての再婚。
出会いは 共通の趣味→
ジャズのライブだったそうで。
(那須)で ご主人の方から
声を掛けられた感じですか?
(那須)奥さ~ん!
(スタッフ)はははっ。
(那須)
攻めますね 奥さん。 はははっ!
すみません あの~[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
(那須)あら。すみません。
新婚の西垣さん夫婦は[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
(那須)この辺り 静かな所ですね。(西垣)そうなのかね。
ここが私の家なんですよ。こちらが!
はい。(那須)うわっ また→
おうちも落ち着いた
雰囲気で。→
ちょっと この京都っぽさを感じるといいますか。
(西垣)あっ そうですよね。新築じゃないんです。
これ 新築じゃないんですね。

はいはい。→
もう80年ぐらいたった家を
改修して住んでます。
(那須)
そうですか。 築80年となると→
ちょっと古いですよね。
(西垣)我々よりは ちょっと→
年老いてる感じになりますね。(那須)あの…→
そんなつもりで言ったんではないんですけども。
築80年。 昭和の初期に建てられた平屋を改修。
趣のある引き戸の玄関扉が印象的ですが。
(西垣)中古で買ってきてるんで→
そんなに高うないんです。高くないんですか? これ。
(西垣)2万円ぐらい。
(那須)2万円?→
リーズナブルですよね。
(一川)ふふふっ。 あの~→
私たちのテーマが「質素優雅」。
(那須)なんですか? 「質素優雅」。
(一川)
質素に暮らしてるんですけど→
ほかから見たら優雅に見えると。(那須)ええ~ そんな…。
つつましくも 優雅な暮らし。その家の中は…。
(那須)おじゃまします。
(一川)ようこそです。 はははっ。
あっ! すごい
また 素敵な玄関ですね。
(西垣)ありがとうございます。
落ち着きのある和の雰囲気に包まれた…。
実は 以前の住人が 部屋としてリフォームした空間を→

元の姿の玄関に改修。
土間から上がった所に 畳を敷き→
古き良き趣に。
(那須)
ここに 机と座布団ですか?
(西垣)奥には あんまり
入れないようなお客さんが→
来られたときには
ここで もう 応対して。
部屋が片づいていないときなど→
急な来客を玄関で対応するのが→
京都の昔ながらのスタイル。
(那須)じゃあ 今日僕 ずっと ここでもいいですかね。
(西垣)そういうわけに…。
(那須)そういうわけにはいかない。
(那須)夕食までね。
そんな玄関にも夫婦のモットーが。
(西垣)これは あの…。
(那須)穴開いてますね。
(西垣)
そうなんです。 家の前なんかに→
よく こう設置してある
土管なんですね。
(那須)えっ?
これ 土管なんですか?
(西垣)コンクリートの番号が…。
(那須)はははっ。→
土管やん。
(西垣)印刷されてますでしょ?
(那須)

だいぶ お安いんですか?(西垣)はい うんと安く。
(那須)ええ~!
(那須)でた!ここも? 奥さん。→
ここも? 奥さん。
(一川)はい。 ふふっ。
その玄関を抜けると…。
(那須)わあっ!ちょっと 旅館みたいですね。
(一川)ふふっ。(西垣)あっ そうですかね。
(那須)う~わっ! 素敵ですね。→
1泊 いくらぐらいですか? これ。(西垣・一川)ははははっ。
メインスペースはまるで 老舗旅館のような和室。
(松尾・スタジオ)ああ~ いいね。
しかし よく見てみると…。
(那須)これ 鉄骨ですよね?
(西垣)そうなんですね。→
鉄骨入れてます。
(那須)ねえ。→
あの床の間にも
あるじゃないですか。
(西垣)そうですね。
(那須)これ→
どういうことなんですか?
この鉄骨は。
(西垣)部屋の四隅にありまして→
それで この家を支えてます。(那須)「支えてる」?→
えっ じゃあ
もともとは付いてなかったもの…。
(西垣)
そうなんです。 80年前の家で→
結構 もうボロボロで あの~[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]

(那須)ええ ええ ええ。(西垣)鉄骨を入れて補強しようと。
あっ そうですか。
朽ち果てた[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
うまく出来そうな感じの
物件だなというふうに。
このうちっていうふうに
思いました。
(那須)
これ すごい見えますね 景色も。
(西垣)そうなんですね。
人生 60歳を過ぎてから。
同じ価値観で結ばれた
熟年新婚夫婦の→
質素優雅な暮らしとは?
♪♪~
そんな二人は
4年前に出会い[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
印象っていうよりもなんか こう→
自分の中ではもう なんかしっかりしたものが→
こう 芽生えたみたいな。
夫婦が 第二の人生に選んだ家は→
ご主人の地元・京都で
買い手が付かず[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
1150万円という
破格の安さが決め手となり→
即決で購入。 しかし その部屋は→
床が傾くほど朽ち果てていました。
たぶん
普通の人が見たら だめって→
言われるような感じだったとは

思うんですけど 私にとっては→
もう これっていうふうに…→
このうちっていうふうに思いました。
漆喰の壁や柱など→
味わいのあるものはなるべく残して改修。
とはいえ
耐震補強が必要だったため→
新たに 6本の鉄骨の柱を入れ→
基礎もコンクリートで固めることに。
こうして
昭和の面影を残したまま→
丈夫な家が完成したのです。
(西垣)改築なので 古い部分がたくさん残ってるんですよね。
はいはいはい。
例えば この壁。→
雨が降ってですね
この漏れた跡なんかも→
そのまま残ってるんですね。
(那須)ちょっと 模様となって。
(西垣)こういう景色がある方が
いいなぁという。
(那須)はあ~!→
じゃあもう お値段も 当然 その分…。
(西垣)そういうことですよね。
そのまま置いとくわけですから。
(那須)で 味わいも楽しめて。
(西垣)そうなんですね。
(一川)
そうなんですよね。(那須)もう 奥さん それ言う→
担当ですよね 今日は。

(2人)はははっ!
畳や ふすま 障子は
新調した和室。
更に 快適に過ごせるように…。
(那須)掘りごたつ式になってるんですね。
(西垣)年取ってくると 特に→
もう 座るのが つらいんで。
(那須)足腰ね 大変ですよね。
そんな和室で月に1度 行っているのが→
書道教室。
実は 奥さん 海外でも個展を開くほどの腕前で→
書家として活動しているんです。
(那須)あの~部屋に飾ってるじゃないですか→
ああいう。 あれも奥さんの…。
(一川)はい そうです。
(那須)書かれたやつですか?
あっ この床の間のも→
これも 奥さん 書かれたやつ?(一川)はい。
(那須)「からだは 土 わたくしという→
花が 咲ききる迄」。→
なんすか? この素敵な…。(一川)はははっ。
五行歌という。
五行歌。
五行歌とは
短歌や俳句のような制約がなく→
誰でも自由に詠める詩。
実は 奥さん その五行歌の本まで出版している→
歌人でもあったんです。
(那須)今までの ずっと→
ためてらっしゃるのを…。

(一川)そうですね。
(那須)へえ~。
(一川)これ 誰が選んだの?はははっ。
(那須)ちょっと 奥さん。「誰が選んだの?」って→
奥さんの作品ですやんか 奥さん。
京都市北区。
築80年の平屋を→
鉄骨で改修した
西垣さんの家。
(那須)今の三行歌ですよね?(西垣・一川)はははっ。
(一川)おもしろいですね。(那須)すみません。 はははっ。→
失礼します。
(西垣)いえいえいえ。
あっ こちら キッチンですね。→
すごい こう細長く。
幅1.2メートルに対して→
奥行きがなんと7メートルもある→
細長~いキッチン。
(西垣)もともと町屋のスタイルなんですね。
(那須)ええ。
この住む場所があって→
横に この台所が
通り庭っていうんですけど→
それが ず~っとあって。
京町屋の伝統的な台所をそのまま改修…→
と思いきや。
これご主人 天井すごいですね これ。
(西垣)そうなんですね。
(那須)鉄板?
キッチンの天井が…。

(西垣)耐震補強してるわけですね。
(那須)これで 耐震補強されてる
ってことですか?
(西垣)そうです。
6本の鉄骨の柱だけでなく→
その上に 鉄板ものせて 耐震補強。
見た目は 昭和の木造住宅ながら→
骨組みは 丈夫な[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
改修したんです。
さっきの部屋の上まで
これ ず~っと通ってるんですね。
(那須)向こうも隠したわけです?
(西垣)そうですね。→
向こうは 合板を貼ってですね→
やっぱり ちょっと温かい感じにしてるんですね。→
で 台所の方だけは
もう そのままで→
モダンで 火にも強い。
(那須)へえ~!(西垣)なんにもないっていうのは→
安い。
(那須)はははっ! でた!→
ここで でてきましたね。
(西垣)そうなんですね。
鉄板で覆われた
キッチンカウンターの下には→
洗濯機や食洗機といった家電を→
すっぽりと収納。
(那須)これ 奥さん どうですか?
ここのキッチンは 使い勝手は。
(一川)とてもいいです[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]

(那須)横歩き。やっぱ こうなっちゃいますか?→
作業中は。
(一川)はい。
(那須)では
ちょっと キッチンの奥のお部屋→
失礼しますね。 キッチンの奥。
(西垣)はははっ。
(那須)いつもの奥さんの気持ちが分かりますねぇ。→
じゃあ こちら 失礼します。よいしょ。 開いた。
あっ お風呂! すごい!→
お庭が見えるんですね。
(西垣)そうです。
以前は 1人で入るのが精いっぱいだった→
小さなお風呂。
その隣には部屋があったのですが→
その部屋を潰して
坪庭に。
(松尾・スタジオ)いいね。
そこからの光が部屋全体に行き渡り→
お風呂も自然を眺められる→
開放的な空間に。
(那須)まだ いっても
新婚でいらっしゃいますから→
ねえ… 奥さん。 はははっ!→
勘がいいですね。 はははっ!→
いや やっぱり…。
(那須)はははっ! もう言わずとも。→
あっ そうですか。
あっ いいですね 仲良く。
いや~

大人の新婚さん 素敵ですね。
はははっ!
(高井)そうなんです。
ねえ?
そういうことありますわな そら。
ほほ笑ましいね。ほんと。
何も知らなければほんとに 30年ぐらい→
付き添ってらっしゃるご夫婦にも
一見 見えるんですけれども。
なんか 大人を極めたらこういう優雅さが→
出てくるんだなと思いました。やっぱりね 質素優雅。
(高井)そうなんです。
ねえ。 質素で 優雅って→
やっぱり…
まあ なんでしょうね?
スタイリッシュやねんけど
お金をかけないっていうのって→
すごく
大切なことなんじゃないですか?
ほんとですね。
でも あの鉄骨がね→
無機的に…
無機質に スッと こう→
なんか 床の間なんかに
見えてるのが おもしろいですね。
(高井)さりげなく… ここ。→
でも そんなに…なんていうんでしょう?→
全然 浮いてませんよね
なんか さりげない感じで。→
で ほかにもですね

こちらのお宅 まだまだ→
質素優雅なポイントがあるんです。はいはい。
こちら まず お玄関です。
ここ 実は もともと サッシが→
これ あの… アルミのサッシが入ってたんですね。→
はい このように 和風の障子で→
アルミサッシを隠しました。ああ~ 明かりは取れると。
(高井)そうなんです。
で サッシを外して→
また違うもの 取り付けるとなるとお金がかかりますけれども→
上から パカッと… まあ いったら隠して はめ込んだだけなので。
すばらしい。6000円でした。
ええ~!まあ でも 古材 買うてきてね。
(高井)そうなんです。
全然違いますよね。→
で 更に 目線を
ちょっと下に向けてください。
ここ! ここなんですけれども→
ここは 奥様が韓紙といいまして 韓国の紙。→
そこに 墨で塗って染めて
貼られたんです。
韓国の和紙みたいなもんですよね。へえ~ 韓紙? へえ~!
墨は いっぱい ありますもんね。やっぱり そうなんだ。
(高井)教えるほどありますから。
はははっ はい。→
なので 3000円です。
すばらしい! まさに 質素優雅。(高井)はい。
(那須)続いてといいますと…。→
これ もう ご主人 全部見せていただいた感じですよね?
(西垣)いえ まだあるんですよ。

(那須)まだあります?(西垣)ええ。
(那須)はい…。→
わっ! 階段 出てきた。→
隠し階段?
(西垣)そうなんですよね。
(那須)えっ 上に まだ お部屋が?(西垣)そうなんです。
(那須)わっ!すごいですね。
60歳を過ぎて再婚した
熟年新婚夫婦が暮らす→
築80年の平屋を改修した家。
以前は 押し入れだった所に設けた階段。 その上は?
あっ! これは 寝室。→
平屋ではなかったんですか?
(西垣)ロフト作ってまして。
(那須)ええ。
キッチンと和室の天井に連なる
丈夫な鉄板。
その上に 新たに ロフトを設け→
寝室に。
(那須)で また
この景色 すごいじゃないですか。
京都の自然を 借景とした眺め。
比叡山を望む この場所で…。
[外:516A7B4EB9DE2841903301997E881E9D] ♪♪~
(西垣)朝食なんかもここで食べたりします。
(那須)景色 眺めながら。
(一川)借景。
好きなジャズを聴きながら→
四季折々 365通りの風景を→
二人でめでる時間。

♪♪~
(三船・スタジオ)ああ~ 虹!
(一川)これぞ 質素優雅ですよね。(那須)まさにでございます。→
分かってきました 質素優雅。
(一川)はははっ。
ふ~ん。
いや 全然 質素に見えない→
優雅さがありますねぇ。
好きな音楽 聴いてね→
素敵な景色を眺めながら。眺めながら。
(高井)これは ぜいたくな時間ですよ。
やっぱり
いろんないいものが分かる→
目が育ってきてからの
新婚さんなんで→
こういうときに 掛け算になって→
ねえ いろんなこと思いつかれるんでしょうね。
なんか トゥーマッチじゃない
シンプルさの中が→
ものすごい深くって→
まさに お二人に ぴったりな景色までもが。 うん 優雅。
ええとこやなぁ。ねえ。
さあでは そんな西垣さんのお宅→
カルテは このようになりました。
あら 結構かかりましたな これ。(高井)そうなんです。 実は→
やはり 築80年ということで
耐震補強工事→
かなり かけなければ
いけなかったんですね。→
建築家のご主人でも

予想していた以上→
プラス500万円かかりまして。
それは 工期が延びたってこと…。(高井)そうなんです。→
工期が 実は
8か月もかかっちゃったんです。
これは
もう 人件費も 結構 出てますね。
そういうことか~。(高井)まあ でも→
結果 このおうちが生まれたと。いや よかったですよ。
これ 全部合わせて→
2500万円は→
これ お値打ちじゃないですか?すばらしい。
(高井)では西垣さんのお宅からの問題です。
リフォーム価格が 大きく
予算オーバーしてしまいましたね。
はい。
(高井)さあ そこで→
お二人が 半年間
引越したあとに→
我慢しなければならないことが
ありました。→
一体 何を我慢したんでしょうか?半年間 我慢。
お二人が我慢っちゅうことは→
お酒ではないよね?
(高井)ああ~ お酒…。→
まあ でもねぇ
お酒代も ばかになりませんよ。
ばかになりませんよね。食事 我慢したら→
おなか すいちゃうよね?そうやねぇ。
(2人)我慢。(3人)はははっ!

(高井)気ぃ合いますね お二人。はははっ!
(那須)半年間
我慢されてたことっていうのは→
何なんですか?
(西垣)これなんですね。
(那須)これ? 開けていいですか?(西垣)どうぞ。
(那須)あっ 冷蔵庫。(西垣)そう…。
(那須)冷蔵庫を我慢されてたってことですか?
(西垣)そういうことになりますね。(那須)えっ→
どういうことですか? それは。
キッチンカウンターの下にすっぽりと収まる冷蔵庫。
実は これ
日本製では見つからず→
海外製の高価なもの。
引越し当初改修費がオーバーしたため→
お金がたまるまで 半年間も→
購入を我慢していたんです。
(那須)じゃあ どうされたんです?冷蔵庫がなかったときの暮らしは。
毎日 買い物 スーパーまで。
(那須)そっか ためてられないから。(一川)そうです お肉もみんな→
その日に食べないと。(那須)わあ~。
(一川)こんなに 冷蔵庫って
いいものだとは思いませんでした。
(那須)はははっ!
ありがたみも分かった感じの。
♪♪~
夕食の準備が始まりました。
京都に 春を告げる料理が並びます。
(西垣)いただきます。(那須)いただきま~す。
(一川)いただきます。

あっ おいしい!身が甘いんですね ワカサギって。
(一川)そうですね。
(那須)ねえ。 うん。→
こう お二人 一緒になられる前は
どうされてたんですか?→
ご主人 お食事は。
私は スーパーで→
お弁当 買って。
(那須)あっ そうですか。毎日 そういう生活を。
はいはい。
(那須)へえ~!
顔色が ねっ だいぶ…→
ボロボロだったけど。(那須)当時。
はい。
やっぱり 食べるものが悪いと→
顔色もね。
(那須)ええ~!→
お互いに こう再婚されて→
よかったことって。(一川)やっぱり こう→
感動したもの 見たもの
美しいものを感じたときに→
一緒に こう
同じように思ってくれる人が→
そばにいるっていうのは…。
(那須)あっ そうですか。→
ご主人との暮らしをですね→
五行歌で詠うとどうなりますかね?
(那須)はあ~。
(一川)ふふふっ。
(那須)深いですねぇ。

(一川)ははっ いやいや→
もう簡単すぎて
なんか悪いような感じ。
つつましく 優雅に→
家も人生も 強く支え合い→
第二の人生を奏でていきます。
♪♪~
いや~ なんか出会うべくして
出会われた お二人なんだなって。
ねえ。 いいですねぇ。
仲良しやねぇ。ほんと。
いや ほんと 穏やかで
見てるだけで なんか こっちも→
質素優雅な気分になりますね。(高井)さあ そして 更に→
ちょっと 幸せな一枚をご覧いただきましょう。
まだ?はい。 実は→
お二人には それぞれ 二人ずつお子さんがいらっしゃるんです。→
で もう みんな
社会人になられてるんですが→
一川さんのお嬢さんが
先日 ここの和室で→
結納されたんです。
ああ~ おめでた~い!
(高井)そうなんです。
W新婚さんになっちゃいますね→
親子で。(高井)ほんとだ! はははっ。→
素敵ですね。2ペア 2ペア。
2ペア。 はははっ!
2018/02/25(日) 16:30〜17:00
MBS毎日放送
住人十色[再][字]【築80年の平屋を大改修!熟年新婚夫婦の質素優雅な家】

4年前に結婚した67歳の建築家と64歳の書家・歌人の夫妻▽比叡山を一望…坪庭をのぞむ浴室…老舗旅館のような和室のリビング▽耐震性を高める一方、趣を残して改修

詳細情報
お知らせ
この番組は2017年3月11日に放送されたものです。
番組内容
京都市北区にある築80年の平屋を改修した家を紹介。住人(アルジ)は67歳の建築家と64歳の書家・歌人の夫妻。4年前に結婚した熟年新婚夫婦だ。2人の新居は朽ちていた築80年の平屋。耐震性を高めるため鉄骨の柱で補強する一方で、趣ある柱や漆喰の壁は残して改修。老舗旅館のような和室リビングダイニング、坪庭をのぞむ浴室、比叡山を一望できるロフトなど、慎ましくも優雅に見える「質素優雅」がテーマの暮らし方に迫る
出演者
【MC】
松尾貴史
三船美佳
【訪問者(リポーター)】
那須晃行(なすなかにし)
【ナビゲーター】
高井美紀(MBSアナウンサー)
 
公式HP
【☆番組HP】
http://www.mbs.jp/toiro/
 
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。


ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
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福祉 – 文字(字幕)