◆今週も始まりました『よ~いドン!』
『となりの人間国宝さん』は
京都・二条城前駅周辺をぶらり。
伝統の京都の技!
“黒染め”を受け継ぐ5代目。
ヒット商品連発の裏側とは?
産地の奥さんごちそう様は
徳島県阿南市の“チンゲンサイ”
歯ごたえ抜群彩り鮮やか緑黄色野菜が
奥さん自慢のアイデアレシピで大
変身!
きょうも元気に『よ~いドン!』
◆さあ、京都は
二条城前駅に
やってまいりました。目の前に二条城がありますけれど
も。
ゴー!
◆京都市営地下鉄・二条城前。
世界文化遺産にも登録されている「二条城」があり、
観光名所としてもにぎわうまち。
日本の長い歴史とともに歩んできたこのまちで、
ぶらり歩きの
はじまりはじまり~
◆こんにちは。
あら、まあ~。
◆写真撮っていいですか。
◆いいですよ。◆かわいい。
◆ハア~、ハア~。
どこから来たん?◆大阪です。
◆大阪から。
きょうお休みなの?
◆お休みです。
◆いいなあ、お休みの日、2人で
?
◆はい。
◆京都をずっと回るわけ。
◆和菓子体験をしてきて。
◆和菓子体験、何をつくったん?
◆桜と…。
◆かわいらしい!
うそやん!?
◆ちょっと…。
これが見本で。
◆こっちが見本か。
こっちがつくったやつか?なるほど。
これはちょっと…。
◆よく見るとね。◆楽しいなあ。
お二人は
どういうお友達なんですか。
会社のお友達。
◆歌のお友達。
◆歌の?
◆246使います。
◆よくお世話になっています。
中崎町とかも。
難波とかも。
◆ほな、バンドなん?◆シンガーグループ。
◆シンガーグループなん?
◆その中でも何ユニットなの?◆何人…。
名前が一緒ですね。
ゆきこという名前なので。
◆ゆきこっち。
◆ゆきこっち。
恥ずかしくないんかい?
◆今、考えて。
◆今、考えたんかいな!
何やねん。じゃあ、ゆきこっちのお二人、
頑張ってください。
◆あっ、こんにちは。
どこ行くの?
◆めっちゃおいしいコーヒー屋さん行ってきたんです。
◆えっ、どこ、どこ?
何食べてきたん?
◆コーヒーを飲んできただけです。この京都を回ってるの?
◆そこの学校に通ってるんです。◆学生さん?
大学生さん?
◆おばちゃんやけど、大学生です。
大学生です。
◆えらいねえ。◆すっぴんなんやけど。
◆大丈夫やって。
全然大丈夫。
あなた、どう考えても20…、
代でしょう?
◆違います。
◆30超えてるの。
◆はい。
◆若く見えるわ。
あの人、ずっと後ろ向いたままや
ん。
あんたからしゃべりかけてきたん
やで!
あんた、自分から、ここのコーヒ
ーおいしいって、しゃべりかけて
きてやな。
◆行ってみてください、ほんまに
おいしかったんで。
◆もうすぐそこです。
◆いかすな。
どこな?
◆どんどん先へ行くので、
後についていくことにした円さん。
すると…。
◆あらら…、
これまた、えらいとこに…。
何でこんなん見つけたん?◆スマホで。
ありがとうね。
こんにちは。
お客さん?
◆初めて来ました、
きょう。
◆そう?
何で知ったん、ここは。
◆インスタグラムで。
◆それでちょっと話題になってる
んや。
これ、すごいな~。
ほな、
断れるしれへんな。
おいしかった?
◆いや、テイクアウトだったんで、まだ飲んでないです。
◆なるほど。あなた、学生さん。
◆いえ、社会人です。
◆何をされているんですか、
お仕事は。
◆コーヒー関係の…。
◆視察やないか。
視察や、
それ。
◆いえいえ。
おもしろいな。
ありがとうね。
◆いつもテレビ見てます。
◆ありがとうございます。
どうも。
これはちょっと入られへんかもしれないね…。
怒られるかもしれない。
どうやって入る。
ここか?
こんにちは。
すいません、
関西テレビの朝の「よ~いドン!」という番組で、
だめですか?
◆まあ、
どうぞ。
◆そうですか。
お邪魔します。
いやあ、これはすごいなあ。
何か、ここにおったお客さん2人
が、
2人がここのコーヒーおいしいか
ら入れって…。
◆いやいや、やめてください。
◆連れてこられたんやけど…。
◆やめてくださいよ。
テレビとかちょっと苦手なんで。
◆テレビでやると、ちょっと
人がぎょうさん来過ぎて困るんで…。
困るんですか。
◆そうなんですよ。
◆隠れてやっておられるんで。
ほな、失礼させていただきます。
ごめんなさいね。
すいません。
◆せっかく来ていただいて。
◆テイクアウトだけさせてもらっ
ていい?
◆どうぞ、どうぞ。
ありがとうございます。
◆テイクアウトだけさせてもらい
ますわ。
外で飲むわ。
◆テイクアウトだけさせてもらう
ことに。
うまいっ!
うまいわ。
何か気持ちがすっとする。
ああ~、
中で飲みたかったけどね。
ちょっとお客さんもいるし、こういうこともありますよ。
じゃあ、行きましょうか。
◆おはようございまーす。
今週も元気よく始まりました「よ
~いドン!」。
月曜日は、未知やすえさんと
ご一緒です。よろしくお願いします。
きょうは、
ゲストにシルクさんにお越しいただきました。
◆お願いします。
吉本の美容番長、シルクで~す。
よろしくお願いします。
◆シルクさん、
年齢不祥でずっとやっておられて。
いまだにわからないんです。30代なのか、
40代なのか。
◆いい感じ、いい感じ。
◆いやいや、でも女性の年齢だか
ら。
◆ありがとうございます。
◆それはベールに包んで。
◆ベールでいいんですか。
◆知ってはる?
◆いや、何か…。
◆要らんこと言うなよ。
◆テレビやで。
◆いやいやもう、相当なもんやと
…。
◆僕ね、プライバシーというか、
プライベートの話なんですけど、
先日、うちの嫁のお義父さん、
義理のお父さんが誕生日を迎えて、88歳で、
米寿の誕生日やったんですよ。
それで家族で集まって、おめでと
うって、すごく盛大にやったんで
すけど、そのおやじが、
たしか、わしは88やけど、
シルクと同い年やったみたいなこ
とを。
◆88!
うわさがうわさを呼んでそれだけ、
こうね。
◆そうです、そうです。
お知らせもあるようですけれども、よろしくお願いします。
先ほどのコーヒー、喫茶店なんですけれども、
二条小屋という
名前らしいんですけど、なかなか入った感じ。
音楽もすてきだったし、このマス
ターが恥ずかしがり屋で、
恥ずかしがり屋で、
寡黙にずっとおいしいコーヒーをつくるというような感じです。
興味のある方はちょっと行ってく
ださい。
余りガサ~っと行くとあれなんで、
探して行ってください。探さなわからんようなところです。
さあ、まいりましょう。
続きをどうぞ。◆うわあ、これ、すてきやわ。
こんにちは。
関西テレビの
朝の「よ~いドン!」という番組
で、円広志という者ですけれども、
こんにちは。
畳屋さんで、
昔、やってはったんでしょう?
◆はい、そうです。◆今でもそうですわな。
◆今でもやっております。
◆新しくこういうふうなものを
ものをつくって、これは一体何を
するものですか。
◆お人形さんとかね。
◆そういうことですか。
◆これからおひなさんとか。
今、いろいろな飾りがね。
◆お飾りにこうやって畳にして。
ご主人がおつくりになったんですか。
◆私と息子が全部つくってるんで
すけど。
◆すごいなあ~。
かわいいわ~。
こんなんなって。
ずっと畳屋さん、
一筋でしょう。
◆100年以上やっております。
◆そうですか。
息子さんもやっておられるんです
か。
◆よかったですね。
お元気で。
失礼します。
どうも。
これまた、長屋でしょう、
これ。
うわあ~。
これ、長屋だって
皆さん、住んではるんでしょう。
こんなとこにお菓子屋さんがある。
「うれしなつ菓子」やって。
うまいこと言うな。
こんにちは。
すいません、関西テレビの朝の「
よ~いドン!」という番組で、
円広志という者です。
ちょっと見せてもうていいですか。
「うれしなつ菓子」って、
あんた、わからんやろ?あんた、ここの方?
◆はい。
◆あなた、ご主人?
◆そうですね…。
◆いつからやってはるんですか、
ここは。
◆お菓子の製造と卸しは
100年ぐらい。
◆製造もやってはったんですか。
どこでですか。
◆裏が工場になってるので。
◆今はつくってない?
◆今もつくってます。
今、うちでは、
その「どろぼう」というのが
名物で。
◆これ、うまそうやんか。
これ、「どろぼう」というの?
◆昔、甘いものが少なかったころに、
泥棒をしてでも食べたいって。
◆なるほど。ありがとう。
俺、絶対、これ、おいしいと思う
わ。
うまい。
◆かりんとうのちょっとやわらか
いぐらいの。
◆「どろぼう」と言うだけあって、
ほんまにとまらへんわ。
試食用にいただいていますけど、食べてしまって、
そのまま帰ったら「どろぼう」や
ね。
◆すごいねえ、これ。
何屋さん、これは。
ああ~、こういうとこ、多いよな
あ。
これ、あれやんか。
布でつくってるんちゃうの?コーティングしてあるわ。
これは
うわあ~、見事!ちょっと入ってみようよ。
こんにちは。
ちょっと入らせてもうていいです
か。
◆どうぞ。
◆すいません。
こんにちは。
お母さん、どうも、
こんにちは。あそこの前に
こんな丸いので、
こんなん、つくってあるやつ、
水晶みたいな形で
あれは何でつくってまんの?
◆どれ?
◆前にな、これがおもしろいなと
思って。
これですやん。
◆これ麻なんですよ。
◆これ、麻ね。
◆麻の生地を麻やから、こういう
ふうにつくってる。
◆これ、おもしろいわ。
昔からですか、ここは。
◆まだ30年ほどですけれども。
◆30年、
十分やん。
◆主人が麻関係の会社をやってる
んで、ちょっとこういう小物を…。◆娘さん。
◆こんにちは。
毎朝見てます。
◆ありがとうございます。
◆こんな急激に来はるものなんで
すか?
◆急激にね。
どうですか、
急激に来た円広志は。
◆いやあ~、すてきです。
やっぱり。
やっぱり実物のほうがすてきです
よ。
◆まあ、京都のご挨拶ですからね。
◆いえいえ。
本心。
◆ありがとうございます。
すいません。お邪魔しました。
どうも。
うわあ、
またこれ、
これはまた。
え~っ!?
これ、何これ?
あっ、綱引きのロープや!
こんなに太かったかな。
あそこの麻屋さん!?
ちょっと待って。1、2…、ここやん。
ここや。
めっちゃ入りにくいやん。物すごい丁寧に挨拶したのに。
こんにちは。
どうも。
やあ、しばらく。
ほんま、久しぶりやね。
◆どうぞ。
◆これ、
向こうにあるロープありますやん
か、あれはここの…?
◆一緒です。
◆中、見たい。
◆どうぞ、
あけてあげて。もともとがこっちがお店やったん
ですか?
もともと三条の商店街の中でお店でロープ屋さんをやってて。
もう60年か70年ぐらいになる
んですけど。
◆だけど、ここも古いでしょう?
◆ここに出してからは
まだ10年…、ずっと売ってやっ
てるので。
◆いやいや、ちょっと待って。
これ、どう見ても100年はやってるような。
これ、すごいなあ。
お父さん、ロープ好きやったんや。◆ロープ好きやった。
◆好きなんわかるわ。
お父さん、めちゃくちゃ愛して。
◆山鉾さんの、祇園祭りのときの。◆これで引っ張るの!?
すごい…。
持っておこう、1回。
これは何するもん。
◆これはあれですわ。
◆プレーじゃないですよね。◆アスレチックとかに。
見本で。
それ、ちょっと違うんですけど。
◆それはちょっと、
すぐ答えてもらわな、
俺…。
◆実はやりはる人かなと。
◆しかし、この辺は
ほんまに多いなあ、
染めもん屋さんとか、
あっちこっちにあるわ。これもそうでしょう。
これはまたちょっと違うな、
ほかの染めもん屋さんとは。こんなん珍しいでえ!
うわあ。
えっ、黒染め。
すいません。
こんにちは。◆こんにちは。
ほんまもんですか。
◆ほんまもんです。◆すごい。
◆ここ染物屋さんでしょう。
◆はい。◆でも、黒なんですか。
◆黒染屋さんなんですよ。
◆黒染屋さん?ちょっと見せてもうていいですか。
◆どうぞ、どうぞ。
◆私で五代目になるんですけれども…。
◆5代目さんですか。
ということは、歴史で言うと、
どれぐらいになりますの。
◆148年。
◆148年やったら、明治ぐらい
ですか。
◆明治3年です。
黒を許されるようになったころぐらいなんで。
◆えっ、どういうことですか。
黒を許されたころってどういうことですか。
黒は許されなかったんですか。
◆黒は許されなかった。
偉いさんだけなんですよ。
◆聞いた?
知らんかったわ。
◆そうですか。
一般市民に許されるようになって、
各家庭でも家紋を持てるようになって。
◆それまでは家紋みたいなものを
持ってたら
えらいことになったんですか。
◆そんなん持たせてもらわれへんかった。
◆ですよね?
◆もともと黒色は武家しか身につ
けられない貴重なものだったので
すが、後に一般市民にも
浸透。
以来、黒紋付を専門に148年染め続けている
馬場染工業。
この地で長年営業し続けている理由は、この地下から湧き出る
柳の水なんです。
水に含まれる
微量な鉄分が
黒の染料に反応し、
深みのある黒色が出せるのです。
◆これなんですけれども…。
◆うわあ!黒や!
すごい。◆そうでしょう。
◆うわあ~、きれいな黒やなあ…。
限りなく黒に近い黒ですね。◆そう。
四代目さんは、黒よりもっと黒い
色を出したい。
もうず~っと目標にしてたのが、
カラスの濡れ羽色なんですよ。
◆何ですか、それ。
◆カラスの濡れ羽色。
◆ぬれ場というのは、そのぬれ場
じゃなくて…。
◆なるほど~、そう来たかあ。
◆極力楽しくやろうと思ってね。
◆なるほどね。
◆黒よりもっと黒い色にこだわり続けた
先代の父親が長年大事に継ぎ足し
てきた黒の染料。
本物の黒はここにしかないと
日本じゅうの反物が
集まったと言われるほど、
お父さんは伝説の職人だったそうです。
そんな父の背中を見て育ってきた
馬場さんですが…。
◆ちっちゃいころから、
継ごうなんて全然思ってなかったです。
◆何でですか。
◆だって女の子やもん。
◆意味わからへん。
だって女の子やもんと言われても。
◆ただいま~って帰ってきたら、
白か黒、
白か黒でしょう。
そんなんやりたいと思わへん。
みんな思います?
◆急に“ブリババ”になかったらあかんわ。
◆ばばあ?
◆ぶりっこはだめ。
◆私は華やかな世界でお洋服のほ
うに行くと思って、洋裁の学校に
行って、いろんなものをつくって、もう学校の先生になれるぐらい
技術をつけたんですよ。◆洋裁のほうで。
◆はい。
◆ここで問題。
◆ということで、
馬場さん、女性の方なんですけれども、
馬場さんは、とにかく
若いころから黒ばっかり見てたんで、
女の子ですから、赤やら、
ピンクとか、
いろいろ、
また見たいじゃないですか。だから、
それに反発して
アパレル関係の仕事をしてたんですね。
ところが、お父さんの思いがけな
い行動からこのお店を跡を継ぐこ
とになりました。
それは一体どういった
お父さんの行動だったんでしょう
かということですね。
思いがけない行動ですよ。
◆ハーイ!
◆八木さん、早いね、相変わらず
ね。
しっかり頼むよ。
月曜日ですから、
びしゃっと1週間の始まりという
ことで。
◆決めます。
大丈夫です。
お父さんね、思いがけない行動。
結構、鍵とかを
あけっ放しにする性格やったんで
しょうね。
近所の犬とか猫とかが
鮮魚のところに来て、
あこら辺の二条かいわいは、
犬と猫の肉球が全部真っ黒になったんじゃないですか。
こうやって。
遊びに来るから。
近所から苦情が来て、黒なってる
やんとなって、
二条かいわいの犬と猫の肉球は全
部黒くなった。
◆だから、お父さんの思いがけな
い行動を。
お父さんはどうしたんや?
◆それで
あけっ放しにしたのが思いがけな
い行動じゃないですか。
◆それで何で継ぐことになるの?
◆苦情が来たから、
ちゃんと管理しないととなったん
です。
◆閉めたらよろしいやん。
◆行きましょうか、次。
◆あきらめが早い。
◆バトン、来たよ、
高橋さん。
◆八木さん、
行きましょうかって、となりに振
るのやめて。
高橋さん、まいりましょう。
◆跡を継ぐということは、
まず娘がやってくれへんと、
馬場さんは思われたんでしょう、
お父さんが。
跡継ぎ探さなあかんな。
娘は黒が嫌いか?
黒が好きな跡継ぎを探しにいかなあかん。
◆それが一番ですね。
◆黒が好きな人って、
ぱっと思いつくとしたら、舞台の
黒子さんですよね。
◆ああ、黒子さんね。
◆歌舞伎とかを見に行って、
舞台の転換のときに
黒子をスカウトしに舞台に上がって何回もつまみだされる。
◆思いがけない行動。
◆黒の人を探して。
上がったらあかんみたいな…。
◆跡を継いでくれ!
◆私やらなしゃあないわみたいな。
◆もう娘さんが思い余ってね。なるほど。
石田さん、行きましょう。
◆やっぱりずっと白黒、白黒で来
てるから、ふだんの私服も白黒で
華やかなんを着たいと
この娘さんは思ってはったんです
よ。
ある朝、
娘さんが起きたら、
お父さんがバンと出てきて、
金のタキシードを着て、
こんなん着たいかと。
あっ、白黒でええねんなって。
継ぐようになりました。
◆金が恥ずかしい。
派手過ぎるのを出された。
あとめだかさんの仏壇の、
ああいう衣装を着て、ああいう感
じのを見て、
やめようと思って。
◆どう答えてええかわからんわ。
さあ、シルクさん、まいりましょ
う!
お願いします。
◆長年、染料を使っていらっしゃ
るので、ちょっと手が荒れてきて、それでもうお父さんが、
こんな手荒れるの嫌だと。娘さんがそこで。
◆優しさで。
◆なかなかもっともらしい答えを。
未知さん、行きましょう。
お願いします。
◆でも娘さんが、
アパレルでも多分、年齢が近いので、
人気があったのは黒服なんですよ、私らのときも。
いろいろあったんですよ。
◆そういう時代があったんですか。◆ありました。
それを娘さんが着て帰ってきたんやけど、
どう見てもお父さん、その黒が気
に入らないんですよ。
毎回娘さんの横に
自分の黒を置いて、俺の黒がこんだけすてきやということをアピー
ルした。
◆それ、答えでええわ、もう。
正解でええわ。
正解はもっとすごい話なんですよ。
ごらんいただきましょう。
どうぞ。
◆父ががんで宣告されたんですよ、
余命2年って。
宣告されて1カ月ほどしてから
作業してて、工場のほうで
ご先祖さん、すいません、
すいませんって
染料を流してるんですよ。
何してるのと言ったら、いや、
もう跡継ぐもん、いいひんし、
ええやん。やめんねやと言い出して、あかん
やんって言うたら、ほな、言うた
って
しゃあないやんけって、やるわっ
て言ったんですよ。
◆思わず。
◆言うたんですよ。
黒染めの染料って、
上から継ぎ足し継ぎ足しって、炊き込んでいい色になっていった
りするんですよ。
それを捨てるということは、
仕事をやめるということになるん
ですよ。
そうなるとあかんなと思って、
何げなく「やるわ」って言ってしまったものの、
やるわって言うたわと思って。
◆えらいこと言うてもうたと。
◆でも、あんまり不安はなかった
んですよ。
その前日までお手伝いはするけど、
継ぐなんて思ってなかったので、
何にも思わへんかった…。
◆思わず跡を継ぐと宣言してしまった馬場さん。
五代目になってからは、
洋裁ができる技術を生かし、
黒紋付だけでなく、
洋服を黒に染めかえる黒染めなどを始めることに。
さらに…。
◆着物には
家紋というのがついてるでしょう。日本の文化やのに、
みんな忘れてはるんですよ。
忘れんといてほしいから、
家紋工房というのをつくったんです。
◆家紋工房?
えっ、これ?◆これを自分でつけて、
持って帰ってもらうという
体験をしてもらってるんですよ。
◆俺もやってもらいたいな。
◆何ですか、
家紋。
◆さあ、知らんねん…。
◆そうでしょう。
◆勉強するわ。
おやじが生きてるうちに何とか聞
いておかなあかんな。
あっ…。
◆何か、もう型にはまった見本みたいな人ですねえ。
◆戦国武将ブームも相まって、
家紋の黒染め商品は大ヒット。
今ではアニメや
ゲームとのコラボ製品まで手がけているんです。
◆これは何やの?
◆これね、誕生日の紋なんですよ。
◆誕生日の紋?
◆デザイン会社と一緒になって。
◆コラボして。
ちょっと待って、
俺、8月21日やん。
これが僕の紋?
◆そう。
◆商売うまいなあ…。
ちょっと待って、俺、引っかかっ
た、
今。
むちゃくちゃ一生懸命やったけど、
つくった紋でしょう、
あなたが企画したものでしょう。
◆体験工房へ来てもらったときに、
家紋のことを知ってもらう
キャッチです。
◆なるほど。
◆余りすばらしいというので、
京都府知事賞をいただきました。
◆畳みかけてくるな。
◆そして、もう一つ…。
◆あんた、これ新しい商売して成
功してるのちゃうの?
何、これ?
◆円さんの性格です。
◆無邪気やって。
腹立ってきたなあ、
ほんまに…。
これをどうするの?
◆これ、巾着なんですよ。
◆これ、すごいわあ~。
これ売れてんのちゃうの?
◆おかげさまで。
◆売れてるの?
ガアーッと、また行ってるんです
か。
◆おかげさんで。
◆何やねんな、それ。
ほんなら、最初の
黒の染色とか話いらんやん。
◆そんな事ない。
◆まさかこんなになるとは思って
なかったでしょうね。
◆多分、そう思ってはるでしょう
ね。
◆40代目も天国でびっくりして
まっせ。
これはすごいことやっとるなと。
もちろん、ちゃんとした染料のほうもやっていますけども、コラボ
して、うまいことやってますやん
か。
◆ありがとうございます。
◆どうせまた苦労しはったとか、
最後に言い張ると思うねん。
これ、もらってください、
となりの認定させていただきます。◆ありがとうございます。
いただけるんですか。
◆何にもない
真っ黒なのに、どんだけ広がっていくんだろうと
いう、すごい世界を持ってますよ
ね、黒は。
◆本当に苦労しますよ。
◆あんたが言うたらあかんやん。
◆苦労に苦労を重ね、
本物の黒をきわめた
馬場さん。
さらにアイデアを駆使して
生み出される魅力的な商品の数々
に
天国の四代目も、
クロクロ、いや
クラクラしていることでしょう。
◆子供のころは黒嫌いやって。
◆大嫌いでした。
何で、うちだけ
黒だけなんと思って。
◆親を恨むぐらい。今は?
◆今。
格好ええやろ~って。
◆大好き?
◆大好き。
◆何で、お金のにおいがするから
?
◆いや…。
へへへー。
◆お金のにおいする。
◆恐れ入りました~!
◆馬場染工業の
馬場麻紀さんでいらっしゃいますけど、
明治の3年創業ですから、
148年という大変な歴史なんですけど、
それまで僕も知らなかったんです
けど、
武家社会では黒の紋付、一般の方
は
着れなかった。
明治になってから、
一般の方も
その黒の紋付が着れるようになった
ということで黒の染色を始めたと
いうことなんですな。
で、四代目のお父さんは、
特に、黒は黒でも本当の黒を
ずっと突き詰めた。
つまり、「真っ黒」って一体何やろうというね。
だけど、僕なんかもよく見ると、
この色、黒いなと思うんだけど、よく見ると、黒と黒を見比べると、
真っ黒ってわかってくるんですよ
ね。
◆違いますよね。
◆ちょっと、
ちょっと紺色が入っているような
黒とか、わかるでしょう。
だからそれだけ真っ黒にずっと自
分の
言うたら技術といいますか、
昔からあった染料を使いながら、
真っ黒に執着したという。
大変な方なんですけれども、
お父さんが、がんで余命2年とい
うふうに
宣告されまして、跡継ぎもいない
しということで、
昔からあった染料を捨て出したん
ですね。
◆もったいない。
◆これじゃいけないということで、
この麻紀さんが
私が継ぐからというふうに言って、
麻紀さんの時代になったわけなん
ですけれども。
麻紀さんになりますと、今までの
いろんな技術もあるんですけれど
も、いろんなことを考えだしまし
て、
家紋を入れたりとか。
日本は家紋を忘れた。
家紋、皆さん…。
◆知らないですねえ。◆僕も知らない。
情けない話なんだけど。
シルクさんは知っているでしょう?
◆うち、和菓子屋なんで、
うちは巴ですね。
◆そうですか。
どう?
◆私、実家のはわかるんですけど。内場家のがわからない。
◆皆さん、テレビをごらんの皆さんも1回、知らない方は、ご両親
に聞いてみて、
うちの家紋どうというのを、
これ、1つおもしろいよ。
そういうふうに思ったりするんですけど、そこから
戦国武将ブームもあったりして、
黒染めのグッズをいろいろ考えた
り、どんどん盛り上がってきたん
です。
◆お誕生日のやつもいいですね。
◆お誕生日ごとに自分の紋があって、
それで財布なんかに
ちょっと自分の紋を入れるという。お誕生日の。
本当は自分の
家紋が一番いいんだけどね。
だけど、日本って、
僕はいろいろ考えたんですけど、
「黒」という言葉は、
昔からよくあるんですよ。例えば歌なんかの世界でも、
「黒い花びら」ってあるじゃない
ですか。
それから、
ちょっとローリングストーンズのペイントブラック。
大ヒットしましたやん、これも黒
ですよ。
黒って結構あるんですよ。
矢沢永吉さんも黒く塗りつぶす。
黒というのは、真っ黒で、色気も
何にもないと言うんだけど、
その黒自身に意味合いを持つとい
うか、深みのある黒といいますか、
そんなふうに感じましたね。
黒紋付、1回、
家紋を1回調べて見るのもどうか
と思いますね。
さあ、お土産をいただきましょう。お土産は、
うれしなつ菓子 格子家の
「どろぼう」です。
泥棒してでも食べたいという、
甘いものが少ない時代ですね。
そのときにできたという。
◆おいしいわ。
◆ああ~。
◆おいしいでしょう?
◆やわらかい。
◆これから春、ちょっと汗かいた
りして、ちょっと疲れたとき、
これ、食べてみぃや。
◆これ、おいしい。
◆体ぐにゃぐにゃになるで。
むちゃうまいねん。
◆中、サクサクやけど、
ちょっとねっとり感がある。
◆今でも工場の裏が、お店の裏側
で
つくっておられるという。
若いんですよね、
あの方、まだね。
「どろぼう」のほかに
もうひとつ大きなやつ、
大どろぼうがあります。
◆気になる。
◆はい、
となり人間国宝さん、あしたも続
きます。
◆円さん、ありがとうございまし
た。
◆続いて「本日のオススメ3」で
す。
皆さんメモのご用意をしてごらん
ください。
どうぞ!
◆本日のプロは…
弁護士・山岸久朗さん
キャリア15年を誇る
敏腕弁護士として活躍する傍ら、
テレビなどのメディアにも数多く
出演。
またプライベートでは、自他ともに認める大のグルメ好き。
そんな山岸弁護士が本日オススメ
するのは…
◆きょうは、
一度は食べたい
人気店の名物麺を3つご紹介しま
す。
◆一つ目のオススメは、
大阪・中之島ダイビルの2階にある
一風変わった名前のお店。
◆こちらのお店なんですが、
お名前を見ていただいたらわかる
とおり、
世界一暇なラーメン屋だというこ
とで、
どんだけ暇なんかを1回、見に行
ったんですけれども、
めちゃめちゃ人気店でした。
中之島ダイビルという、すごくお
しゃれなビルの中にあって、
店内もカフェのようなおしゃれさ
なんで、女性お1人でもお気軽に
行っていただける店かと思います。
◆山岸さんのオススメは、
お店の一番人気でもある
ウィッチズ・レッド。
貝のうまみを閉じ込めたしょうゆベースのタレに、
鶏ガラからダシを取ったスープを
混ぜ合わせ、
甘味のある味わいに。
そこに全粒粉の入った風味豊かな麺を入れ、
チャーシューなどをトッピングす
ると完成。
◆貝のだしをぐっと濃縮させた
お味で、あっさりした醤油ラーメンに
ピッタリ合うんですね。
それがまたぜひ召し上がっていた
だきたい一品でございます。
◆山岸さんのオススメポイントは
チャーシューにもあるそうで…
◆これが実にしっとりとして、
もっちりとして、それでいながら、
しつこくない、
すばらしいチャーシューだと思い
ますね。
◆貝の甘味を堪能できる1杯を、
ご賞味あれ。
それではメモのご用意を。
◆2つ目のオススメは
天神橋筋六丁目駅から歩いてすぐ、
路地にたたずむコチラのお店。
◆僕は趣向を凝らしたラーメンと
いうのはすごく好きなんですけど、
そればっかり食べていると、
あれ?僕の好きやったラーメンこんなんちゃうなと思って、
どストレートな
中華そばを食べたくなるときが
あるんですよね。
そういうときにお勧めのお店がこ
ちらなんですよ。
◆山岸さんのオススメは、
シンプルな中にも、
こだわりの詰まった中華そば。
スープは、高知県宿毛市から取り
寄せた
魚介を中心に取ったダシと、
媛っこ地鶏の鶏がらスープを合わせ、
すっきりとした味わい。
麺とスープを味わってもらいたいと、
トッピングもシンプルにしている
そうです。
◆一番欲しかった中華そばを出す
店は、
日本でもここが一番だと、
僕は自信を持って勧めますね。
愛媛の媛っこ地鶏という
おいしい鶏を使いつつ、魚介のだしも出すダブルスープ、
これが実に滋味深い。
しみじみとおいしいですね。
こちらの麺は、つるっとしてまし
て、非常にのどごしがいいです。
この澄んだ清らかな
スープとの相性もばっちりです。ぜひ胃腸が疲れているときなんか
にランチ行かれて、
癒やされてみてはいかがでしょうか。
◆こちらの店員さんなんですけど、
みんな女性だということで、
女性でも
気軽に入りやすい店になっております。
◆こちらで山岸さんのお勧めが
煮干しの香ばしい香りが病みつきになるまぜ麺。
煮干ししょうゆを煮つめこがした
オリジナルのタレを
もちもちの麺にかけ、
さらに上から煮干しの魚粉をたっぷり加え、香りを立たせています。
◆こちらの麺に絡めるタレなんで
すが、煮干ししょうゆを煮つめて
いるもので、それをさらに焦がし
ているから、
非常にコクがあって、香りが立ち
ますね。
さらにそこに煮干しの
魚粉をてんこ盛りに乗せているので、中太ストレート麺が
すごくよく絡むんですね。
この中太のストレート麺がもっちりして、
これがまた女性ウケがいいと。
麺を食べ終わった後の
追い飯も
山岸さんのお勧め。◆まぜ麺の魅力の1つといえば、
やっぱり最後の追い飯だと思いま
すね。
こちらのお店も追い飯が本当にお
いしい。
さらにとんがりコーンのトッピン
グが無料なんですね。
この追い飯にとんがりコーン、
これ、うまいっ!
これ、ぜひお勧めです。
◆追い飯と、とんがりコーンは何と無料です。
一度お試しを。
◆皆さんもぜひ行ってください。
◆うまそうなラーメンでしたね。
◆すばらしい。山岸さん、すご~い。
◆続いては「産地の奥さんごちそ
う様!」です。
石田さん、お願いします。
◆今回の食材はこちらでございます。
チン・ゲン・サイでございます。
徳島県の阿南市のほうに行ってま
いりました。
それでは、どんなチンゲンサイ料
理が出るんでしょうか、ごらんく
ださい。どうぞ。
◆徳島県の南東部、太平洋に面し
た阿南市。
美しい海と緑豊かな山、
大自然に恵まれたまちです。
◆徳島県の阿南市にやってまいり
ました。
今回の食材は、
チン・ゲン・サイでございます。
どんなチンゲンサイ料理に出会え
るんでしょうか。
行ってみましょう。
◆阿南市の豊かな土壌で育つチン
ゲンサイ。
βカロテンやビタミンCなどの
栄養をたっぷり含んだ緑黄色野菜。
今回は、そんなチンゲンサイのアイデア料理が続々登場。
栄養満点、風邪予防にもピッタリ
のレシピをお見逃しなく!
◆ハウスかな。
あれちゃいます?
まずは石田さん、チンゲンサイを
求めてハウスへ。
◆おはようございます。
すいません。
大阪から来た石田と申しますが。
◆こんにちは。◆いかついな~。
◆いやいや。
◆石田と申します。
◆情熱カンパニーの三木です。
情熱あれば夢かなう。
これが。
チンゲンサイを探して全部チンゲンサイですか。
◆全部チンゲンサイですか。
◆何年やってるんですか。
◆ここは5年ですね。
◆5年で、ここまで大きくしたん
ですか。
神戸でサラリーマンをやってて、
移住してきて、農業を始めたんで
す。
◆これ?
◆これ、借りてるんですよ。
◆借りているんですけれども、
ほんま、夢かなうわ!こんにちは。
お邪魔します。
これや。
張りがあるわ、すごい!
みても見た感じわかるもん。
◆かじってもいいですよ。
◆すいません、
大丈夫。
勝手にやりますから、大丈夫です
よ。
これは
いつから植えてとかはどんな感じ
なんですか。
◆これは基本的に1年中、つくっ
てますんで、
今収穫してるやつが50日ぐらい
前に植えたやつ。
◆それもずっと1年中、繰り返し、繰り返し。
◆そうです。◆いただきます。
うまいね。
水分量がすごい!
◆ほどよい苦みと、
シャキシャキ感と、
後から来るコク。
甘み、
さっとなくなっていく感じ。
◆言われたとおり、やっていますよ。
これ、「産地の奥さんごちそう様
!」という、
奥さん紹介してもらいたいんです
けど。
◆近所の農業仲間の國森さん。
◆わかりました。
ありがとうございます。
◆というわけで、チンゲンサイ料理をごちそうしてもらうため、
農道を歩きながら、
紹介してもらった國森さんのお宅
を目指します。
◆情熱カンパニーさんからの紹介で
國森さんですね。
でっかい看板があるんですよ、
そこに。
クニモリノウエン、
キュウリなんですよね。
こんにちは。
これ、こっちから、すいません、
石田と申します。
情熱カンパニーさんから紹介いた
だいた。
お父さんですよね?
◆はい。
◆あらっ!
こんにちは。
◆こんにちは。
◆キュウリ農家の國森さんは、
なんとミュージシャンでもあるそ
うで…
5年前に、東京から奥さんの故郷
・阿南市へ、
家族ともどもやってきたのだとか。作業場の奥にあるお宅へお邪魔し
ます!◆お邪魔します。
あっ、つながってんの!?
◆つながってます。◆うわあ!
◆ここ、もともとはモデルハウス
で。
◆どうもお邪魔します。
石田と申します。
幸せのにおいがたっぷり。
うわあ、抜けて。
じゃあ、モデルルームも
買われたということですか。◆そうです。
旦那さんは、ミュージシャンやっ
たんですか。
◆はい。
大阪と東京で
7~8年ぐらいずっとバンドをや
ってて。
◆プロですか。
◆いえ、アマで。
◆やってて。
◆ただ今また最近やり出して、ちょっと農業を
若者に広めよう思って。
◆何というバンドですか。
◆ザ・ファーマーズ。
◆やっぱりな。くると思った。
もうギターもそうやし…。
奥さんもバンドしてた?
◆東京でちょろっと子供が生まれ
るまで。
◆すいません、ちょっとよろしく
お願いします。
チンゲンサイ料理で。
◆ミュージシャンでもある奥さん
がつくるチンゲンサイ料理は?
徳島名物を使った「チンゲンサイ
とフィッシュカツ炒め」。
まずはチンゲンサイをひと口大に
切っておきます。
茎羽は根元を残しておくとバラバラになりません。
そしてこちらが、徳島名物“フィ
ッシュカツ”。
魚のすり身にパン粉をまぶして揚
げたもので、
カレー風味が特徴。
それをひと口大に切っておきます。
次に、サラダ油でニンニクを炒め、フィッシュカツを投入。
サッと火を通したら、一旦取り出しておきます。
今度は、チンゲンサイを茎の部分
から
先に炒めていき、
次に葉の部分を投入。
酒、塩、コショウで味付けし、
フィッシュカツを加え、
サッと混ぜれば、できあがり。
家族み~んな大好きな、
「チンゲンサイとフィッシュカツ
炒め」。
ご当地名物を使った相性ピッタリ
の一品です。
◆いただきます。
うまいわ!
めっちゃおいしい。
これ、チンゲンサイ、
火を通しても
全然歯ごたえ変わらないですね。その油っぽいところを
全部チンゲンサイが
流してくれる。
後味が。
◆すごい!フィッシュカツから出る味が。
◆お好み焼きに…。
◆入れているんですか。
◆やりますわ、今度。
◆ぜひ。
◆ほんまや、
カツ玉ねえ。
きょうの主役はチンゲンサイなん
で。
◆この後も、
チンゲンサイを使ったアイデア料
理のレシピを大公開!
今夜のおかずにぜひどうぞ!
◆徳島県阿南市の名産、
栄養満点の緑黄色野菜“チンゲンサイ”。
そんなチンゲンサイのアイデア料
理を求めてやってきた石田さん。
農家兼ミュージシャンという
奥さん自慢の料理、2品目は?
◆次はチンゲンサイの浅漬けです。
◆お漬物!?
◆産地ならではのアイデア料理、
「チンゲンサイの浅漬け」。
まずは、チンゲンサイを細めに切
り、
サッと水洗いします。
水をよく切ってから袋に入れて、
塩と、梅昆布茶の粉末を入れ、
よく振って全体に馴染ませます。
そのまま、2時間から半日おけば、
できあがり。
炒りゴマをふりかけた
「チンゲンサイの浅漬け」。
シャキシャキ感がクセになる一品
です。
◆いただきます。
あっ、これはうまいわ!
◆いけますか。
◆歯ごたえがしっかりしてるから、
あと、水分が多いからなじみやす
いんでしょうね。
ああ~、ご飯がなあ~。
◆ご飯あります。
◆幸せやでぇ~。
うわあ、
うまいわ。
野菜のうまみね。
ファーマーズの歌、聞きたいな。
◆いいですか。
◆ごちそうさまでした。
◆とっても楽しい國森さん一家とお別れし、
紹介してもらった増田さんのお宅
を目指します。
◆うわあ、
これや。
すごい立派!
こういう感じですね、
何か。
すいませ~ん。
増田さん…。
お~。
◆こんにちは。
◆すいません、石田と申します。
◆友達の…。
◆びっくりした。
お友達の?
お名前は?
◆谷彦江といいます。
◆谷彦江さん?
おうちは新築?
◆いえ、
6年ぐらいになります。
建て直したんですけどね。
◆わんちゃんにご挨拶させてもら
って。
◆雑種犬で。
◆お名前は何ですか。
彦江さんですか。
◆ガッツといいます。
ガッツ石松さんの
ガッツとつけまして…。ガッツといいます。
◆仲良し2人組の奥さんがつくる
チンゲンサイ料理は?
超簡単なアイデア料理、
「チンゲンサイのマヨチーズ焼き
」。
まずは、チンゲンサイを1~2セ
ンチの幅で切り、
茎の部分から先に炒めます。
細く切ったハムを加え、
チンゲンサイの葉を投入。
塩コショウをふりサッと炒めたら、
耐熱皿に移しておきます。
次に、マヨネーズと牛乳を混ぜ合
わせ、
具材にかけて、
スライスチーズをのせて、
パン粉を振ったら、
あとはトースターでおよそ10分。
焦げ目がつけば、できあがり。
マヨネーズとチーズの香りが食欲をそそる、
「チンゲンサイのマヨチーズ焼き
」です。
◆いただきます。
うまいなあ~。
おいしいなあ~。
チンゲンサイというのは
歯ごたえがシャキシャキと、
チーズとマヨネーズ、
ハムの脂の角を取ってくれるの。
まろやかになるねん。でも、やっぱり後味がさっぱりす
るわ。
水分が多いから。
◆もう一品は、アイデア抜群「チ
ンゲンサイの肉団子包み」。
まずチンゲンサイの根元を切り落
とし、
葉をバラバラにして、
サッと湯がいておきます。
次に、豚ミンチと刻みネギを合わ
せ、
しょうゆ、酒、塩コショウで味付
けをし、
よく混ぜ合わせたら…
ひと口大に分けておきます。
先ほど湯がいたチンゲンサイを広
げ、
肉団子をのせてクルクルと巻いて
いきます。
そこにゴマ油をかけて、
電子レンジで8分ほど加熱すれば…、
できあがり。
うまみを閉じ込めた「チンゲンサイの肉団子包み」。
熱々のうちに召し上がれ。
◆いただきます。
ミンチに負けないですねえ、
◆そうですね。◆チンゲンサイが。
ちゃんとシャキシャキとした歯ご
たえと
豚ミンチの脂を、見たまんまやけ
ど、包み込んでいる感じがするか
ら、本当にまろやかになる。
◆主人はアルコールにちょうどい
いと、アテに。
◆ああ、
アテにもいい。
これ
大人の人やったら、
ちょっとからしをつけてもうまいし、ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
◆どうも、
ありがとうございました。
◆チンゲンサイ料理に大満足の石
田さん。
次に紹介してもらったのは、
カフェを営む吉積さん。
一体、どんなアイデア料理と出会えるのでしょう?
◆ここか!
かっちょええなあ~。
こんにちは。
すいません、
増田さんのご紹介でやってきた
やってきた石田といいますが、
吉積さんは。
すいません、
格好ええな、吉積さん、すいませ
~ん。
お邪魔します。
うわあ、
また格好ええ夫婦。
奥さんで?
◆はい。
◆こちらは何年ぐらいやってるんですか。
◆9年目です。
◆9年目。
生まれも育ちもこちら阿南市で。
◆もう家が…。◆あっ、
ご実家?
◆ご主人の実家を改装したカフェを切り盛りする奥さん。
そのご主人は農家をしながら
カフェも手伝っているのだそう。
そんな奥さんがつくる
オススメのチンゲンサイ料理は?
やさしい味わいの「チンゲンサイ
ポタージュ」。
まずは、チンゲンサイをサッと塩
茹でし、
取り出して水気を切っておきます。
鍋にバターをひき、
スライスした玉ねぎと、ニンジン
を炒め、
水を加えて、コンソメを投入。
少し煮込んだら、
牛乳、塩、黒コショウを加え、
冷ましておきます。
それをミキサーに移し、
塩ゆでしたチンゲンサイを加えたら、
スイッチオン!
鍋に戻して、火にかけ、
最後に生クリームを加えれば、
できあがり。
クルトンとパセリをトッピングし
た
「チンゲンサイポタージュ」です。
◆いただきます。
これはおいしいわ。
これはしっかり甘いですけれども、
自然な甘さやけど、ちゃんとチン
ゲンサイの
うまみが出てますね、香り、
苦みの部分というか、
うっすらやけども。
◆多分離乳食とか、よさそうなの
で。
◆じゃあ、お店自体も割と
料理というか、出してるのは、
メニューは
自然食にこだわってる感じ?
◆できるだけ主人がつくった野菜を
メーンでできるだけ…。
◆チンゲンサイもつくっていらっ
しゃるんですか。
◆つくってないです。
メインはミニトマトです。
◆チンゲンサイは情熱カンパニーに任せて。
◆そうそう。
◆任せててという話や。
割とネットワークができ上がって
るんですね。
阿南市の中で
みんなで盛り上げていこうというのが。
◆もう一品は、とってもヘルシー
「チンゲンサイの和風パスタ」。
まずチンゲンサイはひと口大に切
っておきます。
オリーブオイルで、
刻んだニンニクと、玉ねぎを炒め、
ベーコンを投入、
そこにチンゲンサイの茎の部分、
葉の部分の順に炒め、
酒を加えます。
次に、市販のめんつゆ、しょうゆ、
バター、黒コショウ、ミニトマトを加え
全体に馴染ませたところで、
茹でたパスタを投入、
さらに茹で汁を加え、混ぜ合わせ
れば、
できあがり。
炒りごまをふりかけた「チンゲンサイの和風パスタ」。
彩り鮮やかな一品です。
◆いただきます。
うまいわ!
おいしいなあ~。
◆ちょっと今回は家庭的に、
めんつゆを使ったんですよ。楽やなと思って。
◆なるほど、
だから、割と口なじみのある味なんですね。
その中でプチトマトが入ってます
けど、ミニトマト。
これがご主人さんがつくってるプ
チトマト。
色もええし。
別で食いますわ。
うまい。
うまい。
野菜もいっぱいとれるし。
とまらんなあ、これ。
ごちそうさまでした。
◆いやあ~、おいしかったですね。
チンゲンサイ料理。
◆今週も女と男さんがお料理を持ってきてくれましたよ。
きょうは、な~に?
◆きょう、僕たちが持ってきた「産ごち」のメニューは?
◆きょうはチンゲンサイをいっぱ
い食べるお祭りですね。
まさにチンゲンサイです。
チンゲンサイのマヨネーズ焼きで~す。
◆どうぞお祭りということで、
どうぞ。
でも、実は僕、シルクさんの
年齢を知っているんですよ~。
シルクさんの年齢はチンゲンサイ
です!
◆そうです。
わからんけど。
◆先に頭を丸めておきました。
◆頭、三角やで。◆それでは、チンゲンサイの
これがマヨネーズ焼きですね。
◆いただきます。
◆どうぞ、
お食べください。
水分がたっぷりで、
火を通してもしっかり食感が残っていますし、
当然火を通して、
脂のもんとも
相性ばっちりですし。
◆おいしい。
◆うまいなあ~。
◆ちゃんとシャキシャキするでし
ょう?
◆めちゃめちゃおいしい。
◆あと水分がたっぷりなんで、
本当に脂の角を取ってくれるとい
うか、まろやかになるんですよ。
◆何でこのシャキシャキ感が最後まで
残っているんだろうね。
強いね。
◆あと、浅漬けも簡単ですし、
あれ何で気づかへんかったのかなと思って。
2時間もあれば
栄養満点なんですよ。
緑黄色野菜でございますから。
◆体にもよさそうやもんなあ。
◆どうですか。
◆くせがないですね。
◆苦みが全然ないんですよ。
独特の香りはあるんですけれども。
◆野菜の苦みないわ。
◆ぜひ、チンゲンサイ料理、
試してみてください。
◆石田靖さん、ありがとうござい
ました。
◆ここで番組からお知らせです。
土曜日、朝10時55分は、
「よ~いドン!サタデー」をお送
りします!
すっきり♪お悩みウーマンは、
春の新生活を
助ける、断捨離テクニック!
物が増えがちなキッチンを、
格段に使いやすくする方法や、
クローゼットを簡単に整理できる
裏ワザなど
誰でもすぐに実践できる
お片付け術を伝授します!
毎週土曜日、朝10時55分から
は
「よ~いドン!サタデー」!!
ぜひ、ごらんください!!続いては「いっちゃん高いもんハ
ウマッチ」です。
どうぞ!
◆今週は神戸ハーバーランドから
お送りします。
ショッピング、グルメ、アミュー
ズメント、
全てそろってます。
観光スポットですね。
ちょっといろいろ回ってみましょ
うか。
◆先、ちょっと行っておいてくだ
さい。
◆何で?
◆僕これをしてから行くんで。◆何でやねん。
それしてから行くって、何でやね
ん!
◆本日かまいたちが訪れるのは
JR神戸駅からすぐの
地下商店街デュオこうべにある
ザ・ブロッサムズ。
老舗の金物メーカーが手がける
「刃物のある上質な暮らし」を提
案する
日用雑貨のお店です。
◆この辺が、
言うたら、
生活になじみ深いというか…。
◆そうですね。
◆体温で切るバターナイフ。
◆これは熱伝導率がすごく
高い素材を使ってるので、体温の
熱がそのままバターに伝わって、
すっと溶けてしまうという。
◆バターって切りにくいですやん。
◆いつも使ってはるんですか?
◆そうですね。
毎朝
パンに塗ってます。
◆パン派なんですね?
◆パン派です。◆このあたりは何ですか。
◆鹿の角になりまして。
◆マジの!?
◆マジのやつです。
道具をつくるメーカーとして、
ものづくりを多くの人に楽しんで
いただきたいなという思いで、
こういった素材なんかも
ご用意してるんです。僕らこれを使って、
2018/02/26(月) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン![字]【国宝京の技が光る黒染めでヒット生み出す女社長▽チンゲン菜の料理】
国宝・京の技が光る黒染めでヒット生み出す女社長▽栄養満点チンゲン菜、奥様直伝アイデア料理▽貝のうまみ凝縮した大阪の鶏がらラーメン
詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「ロザンのうんちくん」「あいLOVE田舎暮らし」「スゴ腕ワーカー」「いっちゃん高いもん HOW MUCH!?」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ごきげんなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
未知やすえ
【レギュラーパーソナリティー】
円広志
【パネラー】
サバンナ
石田靖
シルク
【進行】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
【アシスタント】
女と男
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
情報/ワイドショー – その他