2018/03/18(日) 20:00〜20:45 西郷どん(11)「斉彬暗殺」[解][字][デ]

(斉彬)輿入れ先は→
徳川家定公。
まごう事なき 公方様じゃ。
<斉彬は 篤姫に→
嫁ぎ先が将軍家である事を言い渡し→
御台所としての厳しい教育を
受けさせていました>
(吉之助)チェスト いけ~!
<そうして斉彬は篤姫を御台所にするため→
徳川 十三代将軍
家定との対面を果たしたのです>
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守 斉彬にございます。
本日は お目通りがかない恐悦至極に存じまする。
(阿部)畏れながら
上様に新しき御台様を→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩より お迎えしてはと かねて
申し上げておりましたる一件→
お覚えにございますか?
(家定)うん。
ならば [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の姫との御婚儀→
話を進めてもよろしゅうございますな?
(カラスの鳴き声)
(カラスの鳴き声)
カア! カア!→
カア! カア!
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~

聞いておりますぞ[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守殿。
そなた様の姫君を御台様にと
働きかけておられるとか。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の丈夫な娘をという→
公方様のご意向をお受けしたまでの事。
ほう あの公方様が?
さよう。
ざれ言を申されますな。
公方様が まことにそのような事を望んでおられるはずがない。
分家の娘を御台所におし立て→
舅面をして公方様に近づく腹積もりであろう?
<島津斉彬と井伊直弼の対立。→
それは 次の将軍を巡る→
対立でした。→
彦根藩主 井伊直弼は→
血筋として
最も正統な紀州藩主→
徳川慶福を
推そうとしていました。→
一方 幕政を根本から
改革しようとする斉彬は→
養女 篤姫を家定の御台所とし→
そして 次の将軍に英邁の誉れ高い一橋慶喜を推挙しようと→
考えていました>
いや [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守殿が公方様の舅御になろうとは…。
恐ろしいのは
異国の船ばかりではありませぬな。
どちらの思いが強いのか
天命を待つのみかと存じまする。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守殿。

くれぐれも御身大切になされませ。
♪♪~
(篤姫)東 西郷!
おう!
(篤姫)西 虎寿丸様!(虎寿丸)おう!
(喜久)虎寿丸様。
(篤姫)見合って 見合って…。
(篤姫)始め!
はっ!
のこった のこった!
押しやんせ 押しやんせ!虎寿丸様!
まだまだ!
ん…!おっ! まだまだ!
(幾島)西郷の どあほっ。
あいがとございもした。
虎寿丸様 諦めてはいけませぬ。
今日こそ勝てます。
思いの強い方が勝ちますぞ。
さ… 西郷 もう一番…。
虎寿丸様!? 虎寿丸様!
(篤姫)虎寿丸様!?
虎寿丸様!
(篤姫)虎寿丸様!誰か 誰か!
虎寿丸様! 虎寿丸様!
虎寿丸様!
<数日後
虎寿丸は亡くなりました。→
斉彬は これで
5人の子を失ったのです>
(篤姫)虎寿丸様 ないごて…!

(すすり泣き)
明後日の
水戸様と越前守との宴…→
滞りなく進めよ。
(山田)殿 このような時に…。→
日を改められては?
何も言うな。
時がない。
(山田)はっ…。
<虎寿丸の死があって なお
斉彬は 日々迫りくる→
列強の脅威に立ち向かうため
働き続けたのです>
これは いつ試せるんだ?
はっ 今しばらく。急げ。
もっと技術者を増やしても構わん。
(一同)はっ!
♪♪~
姫様 手が止まっておいでですが。
虎寿丸様が お亡くなりになった
ばかりだというのに→
お父上は 悲しくないのだろうか?
姫様も お殿様のように→
はよう
お気持ちを切り替えあそばせ。
そなたには心がなかとな!?
姫様が何をおいても考えるべき事は→
恥じる事のない御台所となり
お世継ぎさんを産む事。
お忘れであらしゃいますか。

(大山)こげん突然 身まかられるちおかしか。
(俊斎)また お由羅… 呪いか?
(大山)どげんした?しっ。
人ん気配がした。
だいが聞いちょっか分からんど。気を付けんと。
<斉彬の父 斉興と お由羅は→
幕府の命で 江戸の高輪で隠居暮らしをしていました>
(由羅)頂戴致します。
≪斉興様 申し上げもす。
(斉興)今頃 何用じゃ? 入れ。
♪♪~
こいで 5人目か…。
(由羅)お気の毒に…。また私が呪い殺したなどと→
あらぬ疑いを
かけられるのでしょうね。
ああ 嫌だっ。
<江戸から知らせが届いた[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩では…>
(有馬)吉二郎。
(吉二郎)お由羅様は久光様を藩主にしようち→
まだ諦めちょらんとでごわんそか。
今度という今度は許さん!
(正助)今は まだ…→
待つ時でごわす。待ってなどおれっか!
(新八)お由羅の方のせいで
赤山先生は切腹→
正助さぁのお父上も
遠島処分のままじゃ!
(有馬)仇を討つ時じゃ 正助!
いかん どこ置いたけ全然 思い出せん。→
お~い 大久保!

文政7年の宝島の一件記録が どこかにあったち思っで→
探しちょってくれんか。
文政7年の記録でごわすか。
ないごて そげな古か記録など?
じゃっでよ…。
(小声で)殿の弟君が読みたかち
仰せじゃっで。
お任せを。
畏れながら お聞きしてもよかでございもすか?(久光)ん?
仰せつかりもした記録とは
我が藩… いえ 日の本が→
西洋の国と初めて戦った
記録でございもんそ。
ないごて 今
お調べになっとでございもすか?
エゲレス人が どげなふうに
戦ったのかを知りたか。
今後
異国との戦になるやもしれん。
少しでも多く
知識を蓄えておかんにゃならん。
見つからんか?
まだ 見当たりもはん。
もし よろしければ 明日にでん
お城に お届け致しもんそ。
いや 待つ。
畏れながら江戸では 虎寿丸様が→
突然に 身まかられたと
聞きもした。
城下士の中には

先年の騒動を思い出し→
暴挙に出かねん
勢いの者もおいもす。
こんままでは また多くの血が
流るっこつにないもす。
私は あなた様の御名を
傷つけたくあいもはん!
あなた様なら 必ずや立ち上がり
こん騒動を鎮められるち→
信じちょいもす!
お主…。
名は ないな?
はっ 名乗るほどの者では…。
じゃっどん あなた様への思いは
城下士一同 同じでございもす!
♪♪~
<江戸の[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩藩邸では斉彬が かねてより図っていた→
諸公との密談が
始まろうとしていました>
(山田)水戸様 一橋様の
お成りでございます。
(斉彬)これは これは
水戸様 一橋様。
今宵は ご足労を賜り
恐悦至極に存じまする。
何やら
内密の話との事じゃが。
まあまあ それは ゆるりと。
(慶喜)お主…。
そこの蘭方医 西郷 こっちに来い。

(慶永)おお 左内 既に一橋様にお目にかかっておったか。
(左内)いえ 顔見知りなど
もったいのうございます。
ただ擦れ違っただけの事。
どこで擦れ違うたのじゃ?江戸は広うございますから。
なあ?
はっ。
ハハハハ。 この左内
和漢の学は もちろんの事→
蘭語を読みこなし
政の是非を的確に判断し→
誤る事がございません。
(斉彬)おお!
(慶永)私の使い番として
信頼しております。
西郷も お許しだ 上がってこい。
はっ。
ならば 篤姫の輿入れは
公方様との間に世継ぎをもうけ→
いずれは [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩が幕府を
思いどおりにするなどという→
もくろみは みじんもない
という事じゃな? [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守殿。
めっそうもない事にござりまする。
とは申せ 万に一つでも→
その篤姫との間に
世継ぎができれば→
気も変わるというのが
親心というものではないのか?
御隠居様 ご心配なさらずとも

万に一つでも→
公方様に お世継ぎができるはずは
ございませぬ。
越前守殿。
そいは どげなっ…。
何も知らないんだな。
公方様は大うつけ世継ぎはつくれん。
ならば…
ないごて篤姫様を御台所に?
篤を公方様のお側に置くは→
跡継ぎは一橋慶喜様にとご推挙下さいますよう→
じきじきに働きかけるため。
(斉昭の笑い声)
うん 御一同の考え
よう分かった。
太平に安んじる この国は
異国から見れば赤子のようなもの。
たちまちに
のみ込まれてしまいまする。
すべからく 一橋様を先頭に
立ち上がらねば。→
この思い 御賛同頂けるという事で
よろしいかな?
(斉昭)いや 賛同も何も
我が子を次の将軍に推されて→
異を唱える親が
どこにあると申すのじゃ。
水戸を挙げて尽力致そう。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守様 これは めでたい!
改めて 我ら同志

祝いと固めの杯を!
よくもまあ めでたいなどと
勝手な事を申されますな。
慶喜 無礼であろう。
皆 そなたのために こうして…。
私のため? 誰が いつ
将軍になりたいなどと→
申しましたか?
俺は 将軍になどなりたくない!
そう申したはずだぞ 西郷!
はっ。
一橋様 お気持ちは
聞き及んでおりまする。 ですが→
我らとしても ここで
引き下がる訳にはまいりません。
日本国のため→
一橋様には 将軍の座におつき頂かねばならんのです。
悪いが… 私は そなたらが
思うておるような人物ではない。
メリケンやエゲレス そんな異国と
互角に渡り合うなど→
考えただけでも逃げ出したくなる。
それでようございます。
メンツや見えに こだわっていては
何も変わりません。
そう お考えあそばす一橋様にしか
この難局は乗り切れません。
我ら身命を賭して
お仕え致しまする。
将軍になれ 慶喜。

この父の命が聞けぬと申すか!
ここには どうやら
まともな父親は→
誰一人おらぬようじゃな。
何じゃと?
幼子が死んだというのに→
祝いの杯を交わしておる。
篤姫とかいう娘の行く末も
思いやられる。
何が日本国じゃ…。
俺は つきあいきれぬ!
♪♪~
ありがとよ。へい。
飲み直しじゃ。
畏れながらお聞きしたかこっがございもす。
公方様に
お世継ぎができんちゅうとは→
まことでございもすか?
殿!
殿!
(うめき声)
殿~! だいか!
だいか 殿が! 殿!
いったらいけもはんど 殿!
おい だいか~! お~い!
しっかりしてたもんせ 殿! 殿!
(喜久)殿。 殿!
♪♪~
父上!
父上に お預けした

私の命を使ってたもんせ…!
<藩主 斉彬が倒れ
藩邸内には動揺が広がりました>
南無不動明王 殿に降りかかっ
全ての邪をはらい→
殿を お救いやったもんせ!
不動明王 殿は日の本になくてはならん御方。
こん西郷吉之助の命に代え
殿を何とぞ お救いやったもんせ!
(真言を唱える声)
殿は 日の本になくてはならん御方じゃ。
(真言を唱える声)
殿を お救いやったもんせ!
お願い致しもす。
<斉彬は すんでのところで一命を取り留めました>
うっ…。
駄目だ。
あ… 見つからんのう。
お由羅の仕業なら→
呪いの痕跡があっはずじゃ。
おお 吉之助。 吉之助!
こげなお家の一大事に
ないをしよっとか。 探せ!
 回想 
虎寿丸様!
(篤姫)虎寿丸様!?
虎寿丸様!
しっかりしてたもんせ 殿!
♪♪~
<斉彬は 周囲の心配をよそに

再び働き始めました>
殿 お願いがございもす。
何じゃ?
毒が盛られちょっかもしれもはん。
疑いが晴れるまで→
そんお食事には お手をつけんよう
お願い致しもす。
(山田)殿。
毒ならば何者の仕業か必ずや突き止めもす。
ありがとうございました。
(ふき)西郷さぁ!今日は お一人ですか?
さあさあ どうぞ。
ふきどん あんお医者様は→
来ちょらんどかい?
は?あん 若か越前の。
ああ 奥で女子衆を診てます。
みんな 頭が痛いとか腰が痛いとか。
さ… 西郷さぁ?
いらっしゃいませ。
はいはい
みんな 先生は お忙しいんだよ。→
はい みんな 商売 商売。
≪(左内)また今度ゆっくり診ますから。
はい 戻って戻って。
え~!
ヒー様 盗み聞きなんて
お里が知れますよ。
いいんだよ。 いつもは
こっちが聞かれてるんだ。
でも 西郷さぁは

先生に大事なお話があるって。
静かにせい。
そうですか。 [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守様は3日間も眠り続けて…。
お付きの医師たちは
原因が分からんち申しちょいもす。
やっぱい 毒が盛られちょっじゃ
なかかち…。
(戸が開く音)
一橋様!ヒー様。
聞き捨てならぬ。
俺も危うく毒を食うところだったのか。
だから嫌だと言ったのだ。
うかつに目立てば→
こうやって
毒を盛られて寿命を縮める。
政なんてな
命知らずの物好きなやつらに→
任せておけばよいのだ! くそっ。
西郷殿 それで?はっ。
それは まさか…。
殿の御膳から拝借してきもした。
おいは 今
だいも信じちょいもはん。
たとえ藩医であろうとも。
橋本殿 恥を忍んで お願いしもす。
毒が盛られちょっかどうか
調べて頂けもはんか。
そいは ないを?
見ていて下さい。
やはり 砒素です。

砒素か!
鉱物である砒素は銀に反応します。
無味無臭の上 色もないため混入されても分かりません。
やっぱい 毒じゃったか!
つまり 毒味をされたあとに屋敷の何者かが… という事か。
砒素は 僅かでは症状は出にくい。
恐らく日々の食事に少しずつ盛られていたのでしょう。
そいなら 虎寿丸様も…!?
十分考えられます。たとえ僅かでも幼子では命取りに。
なんちな!
(左内)問題は 誰の仕業か→
という事ですね。
うあっ! な… 何じゃ!?
(しゃっくり)
部屋を間違えもした。
驚かせるな 酔っ払いが。
ちょっと待てそなた 酒のにおいがせぬが…。
うわっ…!
橋本殿!
西郷 行け!
そん言葉 [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の者じゃな?
何者じゃ!?
西郷殿!
だいの手先じゃ!?
まさか大殿様と お由羅の方様の…!?
あっ あ~っ…!
(悲鳴)
橋本殿! 橋本殿!
(悲鳴)
腕が! 腕が!

いいから あの男を早く!
頼みもす!
(悲鳴)
わいが~!
うわっ!
しもた…。
西郷様!
大丈夫 戻っちょけ。
本丸に乗り込んど。
あ~っ! おいは会うて下さるまで
ここに居座りもんで!
大殿様! 大殿様~!
西郷! 入れ。
大殿様が
お会いになっとの事じゃ。
(斉興)西郷吉之助 面を上げよ。
はっ。
(鳴き声)
お前が 西郷か。
はい。
そなたがいつ来るか いつ来るかと→
大殿様と話しておったところじゃ。
畏れながらお聞きしたかこっがございもす。
まあまあまあ 西郷 話は後じゃ。
苦しゅうない これへ。
はっ。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の菓子じゃ。
お前の働きは 余のところまでも
よう聞こえてきちょっど。
そん褒美ち思い

遠慮なく受け取れ。
さあ。
あいがとさげもす。
食え。
(由羅)どうした?
せっかく大殿様から賜った菓子を
食わぬと申すか?
それとも
食えぬ理由でもあるのか?
♪♪~
お前 わしらがそん菓子に毒を盛ったち→
疑っちょっとか?
毒? 毒ですと!?
まあ なんと恐ろしい事!
そげな事は…。(斉興)なら ないごて食わん?
お前が 何やら お由羅を疑って
嗅ぎ回っちょっとは→
筒抜けに分かっちょっ!
それを確かめたくて→
うれしそうに来たんでしょう?
畏れながら斉彬様の召し上がるもんから→
毒が見つかりもした。
だいの仕業でございもんそか。
私だと?
まあ… 怖い目!
大殿様 お聞きになりましたか?
確かに聞いた。
そなた 私を疑うからには→
私の仕業だという証拠の一つでもあるのであろうな?
証拠は そいはございもはん。

ございもはんどん…。
証拠など あるはずがない。
当然じゃ。 我らは毒など盛っておらぬゆえな!
確かに わしは
今でん 斉彬が憎か。
憎くて たまらん! じゃがな→
あいつを憎んじょっとはわしだけではなか。
ほかに山ほどおっど!
卑しき身の分際で 何の証拠もなくこい以上 わしらを疑うならば→
こちらとて容赦はせん!
(由羅)そうなれば 斉彬様とて無事では済みますまい。
よ~く覚えておきなさい。
(笑い声)
(笑い声)
二度と そん顔を見せんな!
(笑い声)
おお~ 回ったか!(一同)はっ。
このシリンダというやつが
やっかいだったんだろ?
(笑い声)
よ~し あとはいつ実用化できるかだな。
どれぐらいかかる?
あと半年は…。
西郷吉之助 まかり越しもした。
あとは鉄だな。
(山田)
殿 こんなに一度になさってはお体に障ります。→
医者は まだ安静にと!
西郷。
高輪の父のもとへ

行っておったそうじゃのう。
はっ。 大殿様から
お呼び出しがございもしたで。
皆 ご苦労であった。
下がってよい。(一同)はっ。
はっ。
この大バカ者!
この大事な時に
お前は何をしておるのじゃ!?
殿のお命を狙っちょ者を→
一刻もはよ探索せねばち…。
そんなくだらぬ事のために
お前を召し上げたのではない!
確かに… 確かに毒が
盛られちょったとでございもす!
殿のお命が 何より大事でござ…。
つまらん つまらん つまら~ん!
時がないのが分からんのか。
わしは 命など惜しゅうはない。
命に代えても
やらねばならぬ事があるのだ!
この国を変える。
この国を強うする。
殿! 殿…。
わしが なぜお前を側に置くか分かるか?
わしも お前と同じ
大バカ者だからだ。
民のために命を捨てられる。
そうだろう?
おいの命は…。

民のための国をそんな国をつくりたい。
のう… のう 西郷。
殿…。
<今宵は ここらでよかろかい。→
西郷どん チェスト 気張れ>
そうか。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守殿は持ち直したか。
(長野)はっ。 しかしながら
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守殿には 敵が多く→
方々から命を狙われております。
うん。
更に申し上げます。
一橋公は品川宿に入り浸り→
日がな一日
女の絵を描いております。
政を嫌い 将軍になる気は
なさそうにございます。
ほう。
♪♪「カライモ イブスキ サクラジマ」
えい! うっ…。
強うおなりあそばせ。
どげな事があろうとも 御台所に
なりたかとでございもすか?
そなたの まことの役目は…。
(幾島)恐ろしく。
運の強い。
死なない姫は どれじゃ?
篤姫様!
一緒に逃げておくれ。篤姫様。
行楽地として人気を博した

この地に→
吉之助にゆかりのある
目黒不動尊 瀧泉寺があります。
江戸時代には
徳川将軍家から庇護を受け→
その伽藍は
目黒御殿と称されるほど→
華麗を極めました。
目黒は 日帰りで行き来できる距離であった事から→
多くの人が訪れ
門前は 立ち並ぶ店で→
にぎわいを見せたといいます。
境内にある…
古くから水ごりの道場として
利用されていました。
嘉永7年 吉之助は
病に倒れた島津斉彬の回復を→
ここで祈願したと伝わっています。
その後 斉彬は無事に回復。
以降も
吉之助は目黒不動尊を信仰し→
明治に入ったあとも
祈願に訪れたといいます。
吉之助が心を寄せた
目黒不動尊は→
今も
多くの人の信仰を集めています。
2018/03/18(日) 20:00〜20:45
NHK総合1・大阪
西郷どん(11)「斉彬暗殺」[解][字][デ]

篤姫(北川景子)を御台所にし一橋慶喜(松田翔太)を将軍に擁立しようとする斉彬(渡辺謙)に井伊直弼(佐野史郎)は猛反発。そんなとき斉彬が病に倒れる。

詳細情報
番組内容
篤姫(北川景子)を将軍家に嫁がせ、一橋慶喜(松田翔太)を将軍に擁立しようとする斉彬(渡辺謙)に彦根藩主・井伊直弼(佐野史郎)は嫌悪感を露(あらわ)にする。そんなとき斉彬の世継ぎである虎寿丸が突然亡くなり、さらに斉彬まで病に倒れる。吉之助(鈴木亮平)は、その影に由羅(小柳ルミ子)と斉興(鹿賀丈史)の存在を疑い探索を始める。
出演者
【出演】鈴木亮平,瑛太,桜庭ななみ,北村有起哉,高橋光臣,渡部豪太,塚地武雅,水野久美,北川景子,小柳ルミ子,青木崇高,鹿賀丈史,平田満,渡辺謙,松田翔太,南野陽子,泉ピン子,佐野史郎ほか
原作・脚本
【原作】林真理子,【脚本】中園ミホ


ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – 時代劇