2018/04/03(火) 00:30〜01:32 激レアさんを連れてきた。[字]

今週の『激レアさん』は…。
カメルーンのテレビ局で
革命を起こした→
スーパーディレクター。
6畳1間で黙々と作業する→
ミラーボール職人。
(弘中)なんと引きこもり状態になっちゃいます。
遠い国で 引きこもるなよ…。
本日の客員研究員さんをご紹介します。
小島瑠璃子さんと
高橋茂雄さんです。
よろしくお願い致します。
(2人)よろしくお願いします。
実はですね 今回→
テレビに関する激レアさんをご紹介するという事で→
とにもかくにも…。
いや ホント そうですよね。
そんな事ないですよ。
(小島)そんな事ないですよ。
大体 そんな事 言うねん。
毎日出てんな あんたとか言うねん。
(小島)そんな事ないですよね。
そんな事ないよ。
2人は[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
そうでしょうね。
本日の激レアさんは こちら。
♪♪~
よろしくお願いします。
(小島)クセのある靴下…。(高橋)ホンマやな。
今回は

テレビに関する激レアさんです。
テレビ?
そうだ 言ってた。
3人は 特に テレビにね→
たくさん ご出演されていらっしゃいますから→
もしかしたら オノさんと…。
おはようございます。(小島)おはようございます。
えっ? こんな 足元に特徴ある
スタッフおったら→
覚えてるけどな。
正解 発表します。本日の激レアさんは…。
えっ?
(高橋)何? バムン王国テレビ…。
バムン王国が知らない。
(高橋)なんですか? その…。
攻めましたね。
(高橋)ありそう。
ペイチャンネルでは
ないんですけれども…。
バムン王国テレビ?
はい。
ないよ。 えっ 国の名前でしょ?
ちゃんとした。
そうです。
バムン王国とはですね→
アフリカのカメルーンに
かつて存在した王国の事で→
その場所でつくられた
テレビ局の事を→
バムン王国テレビといいます。

ほう…。
そういう 日本にある
チャンネルとかじゃなくて→
ホンマに
国にあったチャンネルなの?
そうですよ。
そうです。えっ! …のエースディレクター?
そうです。
(若林・小島・高橋)へえ~!
いいか? 今日の激レアさんは→
カメルーンのテレビ局で→
ディレクターとして活躍していた
オノさんだ。
元テレビマンとして→
現地の技術支援にやってきたんだけど…。
ンジ 編集マンです。
特徴が…。
えっ! そうなの?
赴任した先は→
愛すべき
ゆるゆるスタッフたちが働く…。
そして…。
このままではいけないともんもんと考えるオノさん。
はい。 なんと…。
(小島・高橋)ええーっ!?
諦めなかったオノさんが→
最後に奇跡の番組を作り上げるぞ。
たった一人の日本人が生んだ→
カメルーン全土を巻き込む大逆転ドラマの開幕だ!
まずは オノさんが→

カメルーンを目指した理由と→
バムン王国テレビについて
研究していくぞ。
まず オノさんが どんな人物か
軽く説明しますね。
以前は NHK関連の
制作会社に勤めていた…。
はい はい はい。
へえ~。
これまでにはですね
NHKの朝の情報番組とか→
お化け番組
『おかあさんといっしょ』などを→
手がけていました。
お化け番組って久しぶりに聞いたね。
そんなオノさんが→
テレビマン人生 12年目に会社を辞めて→
青年海外協力隊で→
開発途上国のテレビ制作の支援活動に加わりました。
それで あんまり 海外で取材する
みたいな番組がなくて→
ちょっと鬱々としていたので→
途上国で働いてみたいな…いうふうに思って 志望しました。
そうなんです。
このオノさんが向かったのがカメルーンというわけなんですが。
どんな場所なのか→
映像で 皆さんにご紹介したいと思います。
ご覧ください。
「オノさんが赴任したのは→
日本から およそ1万3000キロ

アフリカ西部に位置する…」
「アフリカのどの辺か
わからんわ」
「首都から860キロ離れた
この田舎町に→
人口 およそ15万人が
暮らしています」
「標高1000メートルに
位置しているため→
夏でも 気候は涼しいといいます」
(小島)「行ってみたいです」
(小島)「民族っぽい」
(高橋)「ブブゼラ的なやつ」
「市民は歌とダンスが大好き」
「式典などの行事があればこのようにお祭り騒ぎになります」
「ここで 伝統的な風習も
色濃く残っています」
「こちらは 頭にニワトリをのせて→
体の不純物を取るという治療法です」
「えっ?」
「実は 今も呪いが信じられている→
ここフンバン市」
「これは その呪いを解くとされる伝統医療なんです」
(小島)「絶対
笑っちゃいけないやつですよね」
「笑っちゃダメよ これは」
(小島)「そうですよね」
「うん? 何してる?」
「うわ うわ うわ!」
(鳴き声)

(高橋)「なんか 景気ええな」「これで完了」
「伝統的文化が残る街
それがフンバン市です」
「へえ~!」
(小島)「へえ~!」
もっと街かと思ったら 結構[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
そうなんです。 新しい土地でね→
ここからテレビを作り出すんだ
という思いで はい…。
最初は情熱MAXだったんです。
やる気に満ちあふれていました。という事で ここで→
オノさんのやる気を
ちょっとわかりやすくですね→
この装置で…。
(高橋)おお… やる気。
手作り感ね。
(小島)手作り感がすごい。
はい。 やる気ゲージ。
こちら持ってきました。
今は100パーセントですね。
はい はい はい。
という事で オノさんの奮闘記
見ていきたいと思うんですが→
まずは…。
これから ずっと カメルーンと掛けていくんですね?
そうです。
カメルーン タテルーンです はい。
で オノさんが配属されたのが…。
はい 王国テレビです。
はあ~…。

かつて この地を治めていたバムン王国によって[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
へえ~。
で 王国テレビですからもちろん 王様が一番トップです。
はい。 その王様→
名前を ンボンボ・ンジョヤさんといいます。
いや~…。
しりとりが終わらん。(高橋)いけるな。
ねえ。 ンボンボ・ンジョヤ…。
はい。
(一同 笑い)
(小島)ホント そうなんですよ。
じゃあ ちょっと 画像で
見てみましょうか。 こちら。
(2人)ンボンボ・ンジョヤ?
はい。
この方です。
(高橋)いかついな。
むちゃくちゃ
いかついですね。
いかついわ~!
(小島)すごいな!
オノさん この方
どんな方なんですか?
優しいんだ?
(オノさん)スピーチなんかすると→
すごい優しい声で話す。
(小島・高橋)へえ~。で ちなみになんですが…。
ラビアトゥー・ンジョヤさん
といいます。
そうです そうです そうです。

この王国テレビ→
どんな番組を流しているのかと
いいますと… はい。
6時からニュースに始まって
ドキュメント 街頭インタビュー→
社会問題ディベート。
ディベート?
はい。 で 『マンバの時間』。
これ なんだと思いますか?
『マンバの時間』…。
楽器で ボンゴの仲間みたいな…。
踊るの? みんなで…。
それか→
『徹子の部屋』的な事じゃないの?
マンバっていう人がいて…。
オノさん。
(高橋)へえ~!マンバさんが おんのや!
『徹子の部屋』か!
人気キャスターがいるんですけど→
自分が取材してきたVTRを
流しながら 自分で解説をする。
カメルーンの池上さんだ。
(小島)ホントに池上さんだ。
(高橋)マンバさんにはまってる
こじるりみたいな人も→
いるんですよね?
(小島)やめて。
なるほどね。
で 他にはですね『街のインチキを暴け!!』。
(高橋)インチキを暴けって何?

どんなインチキを暴くの?
面白そう。
めっちゃ面白そう!
牛の不正取引をしている場面を
隠し撮りしてきて…。
おお~! あるんだ!
(小島)すごい!
…を やってたりもしましたね。
(小島)めちゃくちゃ面白そう!
何に入れて隠すの? カメラを…。
甕…。(小島)甕に こう…。
えっ! 隠し撮りもやってるんだ!
すごい!
この中だったら…。
(オノさん)えっと…。
それぞれ いいんですか?
それぞれ…。
ただ こういうふうに
番組欄がありますけど[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
えっ? 何? どういう事?
はい。 そうなんですよ。
日本の私たちからすると
この王国テレビ…。
(高橋)そうなんや?
オノさんがおっしゃったように→
このとおりに放送される事は
あまりなかった。
えっ?
(高橋)なんなん? それ。
ちょっとね 実態が

わからないと思いますので→
ここでですね
オノさんが滞在中に作った→
王国テレビの紹介VTRを
皆さんに見て頂きたいと思います。
はい。 ご覧ください どうぞ。
(オノさん)街の中心部のお城から歩いて3分の所に→
配属先があります。
こちらがテレビのスタジオです。
ここの一部屋が
スタジオとして使ってます。
今は編集作業をしています。
で ここに もう1個コンピューターがあります。
これが[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(オノさん)番組を ここに並べると→
その順番に流れていくと…。
だから[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(オノさん)っていう
そういうプログラミングのソフトです。
なので 大体 時間を合わせて
出すんですけど。
必ずしも
6時の番組が6時に出ない→
7時の番組が
7時に出ないっていう…。
(一同)へえ~。
はい。 どうですか?この王国テレビ ご覧になって。
他にも こちらご覧ください。
日本での番組制作で言うと→
企画にして 取材を経てから

構成台本を書きますよね。
で 撮影して 編集して→
ナレーション録りをして放送する。
この王国テレビ
こんなふうに作っていました。
思いつきから 撮影 編集です。
ああ~。
すぐ撮るんだね もう。
すぐ撮りに行っちゃうんですね。へえ~。
いきなり行っちゃうわけですね。
となるとどんなVTRに仕上がるのか→
こちらをご覧ください。
ゆるゆる バムン王国テレビ。
「この日の取材は→
地元で ヤシ酒を作り続けている職人さんから→
その作り方を
見せてもらうという内容です」
「頑固だもんね」
(小島)「ダメです 雑に行くと」
「スタッフは
専属リポーターのブラダリスと→
カメラマン オノさんです」
(高橋)「面白そう」
「オノさん 台本もないため→
何をするのかイマイチわかっていません」
(小島)「えっ?
採りに行きましょう?」
(高橋)「撮られるの好きなんやね」
「こちらのヤシ酒職人さん→
とても にこやかで

普通に対応してくれていますが→
アポは一切取っていません」
「いきなり もう 行って…」
「取材クルーは
ヤシ酒の採集を教えてもらい→
味を確かめるために
村へと持ち帰ります」
「しかし その取材も
ぶっつけ本番なので→
一番どうでもいい作業を
がっつり撮影し→
放送してしまいました」
「何を言っちゃって…」
「どうでもいい フィルター洗浄を
ひたすら実況したあと→
そのフィルターでお酒をこして
いよいよ味見」
「ハハハハハ…。
でも ちょっと面白い」
「うん いいんじゃないって…」
(高橋)「おいしいの?」
「飲まねえんかい」
(小島)「飲まない~」
「その後
このヤシ酒が卸されている→
村の居酒屋にも取材」
「こちらも もちろん一切アポを取っていないため→
突然のカメラにビックリ」
「全く会話が弾みません」
「ダメだよ これ。

歓迎されてないよ これ」
(小島)「そりゃあ いきなり来たら
ビックリするわ」
「そして なぜか
オノさんが座っています」
「全然なじんでないじゃん
オノさん」
「オノさんも内容は
あまり聞かされていないので→
話す事がありません」
「えっ? 何やってるの? これ」
(オノさん)「お酒ですね はい。
ヤシ酒を飲んでる…」
「全然盛り上がってない
飲み会だな」
(高橋)「つまみゼロで
飲んでるんですね?」
(オノさん)「そうですね」
「楽しそうな人1人もいないじゃん」
「解散しろ これ」
「このあと 特に 締めのコメントを撮るわけでもなく→
ヌルっと終わったそうです」
「なんだよ!」
最後のあれ なんなんですか?
(オノさん)最後は… あれは→
飲んでいるところを
多分 見せたくて…。
なんか 寂しいから[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
オノが入った方がいいんじゃないのって言われて。
ないね。

ある程度予想はしていたんですけど→
ここまで
何も動かないというか→
もう すごい めちゃくちゃだと…。
と思いながら。 ただ…。
そういう意味で…。
すごい 大変 ここから。(オノさん)はい。
しかし おっしゃっていたように
俄然[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
100パーセントです。 はい。
情熱MAXです。
いいか?
超テキトーな王国テレビだけど→
オノさんは まだまだ
やる気満々!
しかし このあと
自由奔放なスタッフたちの登場で→
オノさんの情熱が
削られていくぞ。
ここから… はい。
消えルーンになるの?はい。
ルーンでいってますね。
ルーンでいってます。
オノさんですね…。
なんと言ってもですね…。
ええ~!? そうなんや。
はい。
まず 最初にガッカリしたのが
王国テレビの責任者 局長です。
この局長は

スポンサーである王女が来ると→
やたら
ヘコヘコするんだそうです。
まあ でもさ…。
ごめんなさい。
どこもそうなんだね。
そうなんです。
という まさしくですね…。
(一同 笑い)
聞いた事ねえよ こんなの。
かなり 下には むちゃを言う…。
局長 やる気がないかといえば
そうではなく→
一日中 街をウロウロしては→
特ダネだ! と→
ブレッブレの謎の映像を
撮影してくるんだ。
そんな局長は置いておいて
現場のスタッフはどうかというと→
こっちも輪をかけて
ゆっるゆるだったぞ~!
私 スタッフの相関図を
作って参りました。
もう かなり個性的なメンバー
そろってます。
まず これが→
先ほどのね 局長ですね。 はい。
王様 ンボンボ・ンジョヤに
ペコペコするので…。
(一同 笑い)

わざわざめくって いらんわそんなの。
ンボペコか~! 局長。
で この下→
ンジ 編集マンです。
特徴が…。
えっ! そうなの?
最悪やな ンジ。
机の所に 大体 酒の…
ウイスキーの→
100ミリくらいの小分けの袋を
置いてあって…。
ガソリンなんです。
飲んだ方がいいんだ じゃあ→
編集に。
いいんですね。 そっちの方が…。
(小島)そういう事なんですね。
うわ~!
酔編集!
酔編集マン…。
はい。
そんなンジがいます。
続いて アブバカさん。
アブバカさんはディレクターです。この方はですね…。
(高橋)おるけどな 日本でもね。
(小島)わかる わかる。
要領が悪いので
どんな面倒な事も断れない。
そんな性格なんですね。
ですから…。
断れないんだ アブバカが。

さあ ここから→
王国テレビスタッフたちの
超マイペースぶりによって→
オノさんのライフゲージが
ゴリゴリに削られていくぞ~!
まず オノさんが
ぶち当たった問題が こちらです。
はい。
(高橋)これは困るね。
トップに立っている
局長なんですが→
この人
とにかく雑で→
計画性がない。
オノさんが衝撃を受けたのが→
こちらの新番組の告知です。
ご覧ください。
ハハッ!
(外国語)
(外国語)
「こちらは 新番組→
『ずっとしゃべってていいよ』の
告知CM」
「王国テレビ渾身の→
トークバラエティーだけあって→
地元のコメディアンを
起用しました」
「『ずっとしゃべってていいよ』…」
「この人は→
新聞を逆さまに読むという→

わかりにくい小ボケをかまして→
番組をPRしています」
(高橋)「ハハハ…!」
(外国語)
「全然 だって…」
「ダメだよ」
「最後は→
番組がスタートする日時を
しっかりと告知しています」
「ずっとしゃべってちゃダメ」
ちゃんと しっかり…。
この番組。
『ずっとしゃべってていいよ』。
しかしですね…→
予告したのに 放送なしでした。
(高橋)えーっ!? 1回も?
なんだよ それ!
(一同 笑い)
なんか やりたいなと思ったんでしょうね。
局長が?
局長が。
その次が…。
作る事はなかった…。
逆に あの3人…。
(小島)どうなのかな~?
それ わかんなかったですね
放送なかったから。
1回は やってほしかったな。
トーク番組は一番大変じゃない 腕が。
そうですね 確かに。

うん。わかる。
というような 局長の あまりにも
ダメっぷりを受けまして→
オノさんのやる気ゲージ… はい。
あっ そういうシステムなんだ。
(小島)ワイルド~!
70パーセントになりました。ああ~ 落ちたなあ。
落ちちゃったんですね。
こんな問題がありましたが→
オノさん[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
しかしさらに ふりかかってきました。
緑色問題?
なんなの?緑色問題。
台本もスケジュールも作らない
王国テレビ→
オノさんは それならとですね→
撮影方法を工夫する事にしたんですね。
日本のテレビでは定番の→
クロマキー合成を使う事をしたんですね。
いいですね。
なるほど。
オノさんは
ニュース番組で→
キャスターと現場の風景を
合成しようと思ったわけなんです。
で キャスターの方に→
緑色 絶対着てこないでくださいねと→
言っていたものの… はい。
(小島)なんで~?(高橋)なんでやねん。
緑 着てくんなって言ったやん

って言ったら→
「ごめん」はあるんですか?
(オノさん)「ごめん」はあるんです。
(高橋)へえ~。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]って言ってるのに…。
で 「ごめん」は
あるんや?
(オノさん)「ごめん」はある
「ごめん」はある…。
他の服ないんですか?
本番前に ちょっと変えるとか。
だから…。
(オノさん)ああ~。 でもね…。
抜けちゃうから。
結果…。
という事で
オノさんの心のやる気ゲージ…。
(高橋)いかれるで これ。
ああ やっぱり…。
結構 下がったね。
50パーセントにまでなりました。
(小島)下がっちゃった…。
(一同 笑い)(高橋)よう覚えてたな。
大丈夫… 大丈夫です。
大丈夫ですよね…。大丈夫 大丈夫 大丈夫。 はい。
さらに オノさんを
追い込んだ問題が こちら。
ああ~。
(高橋)へえ~。
インフラ設備が

整っていないんだそうですね。
しょっちゅう
停電するという事で…。
停電すると
パソコンが使えませんので→
編集がストップしてしまいます。
さらにですね 放送もストップしてしまうんです。
流れへんようになんねや?
そうなんです。
そして この時[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
それが…。
(高橋)それ オモロそうな…。
要領が悪いで おなじみの?そうです。 あの子です。
みんなに用事言われる
アブバカか?
なぜかといいますと→
王国テレビの放送は全て局内のパソコンから→
各地域に流れる仕組みに
なっているんですね。
つまり 電気が復旧しても[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(高橋)なるほどね。 そりゃそうや。
ですから
みんなが 会社 帰ったあとに→
電気が復旧したとなりますと→
夜[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(小島)かわいそう!
なるほど。
そんな時に 局長は決まって…。
するとですね アブバカは…。
(小島・高橋)ええーっ!?

マジで!?
えっ これ?
これです。
私だったら引っ越すわ。
(一同 笑い)
私がアブバカだったら。
オノさん これは…。
彼 もう すごく…。
かわいそうだよ。
彼は
傘を持っていなくて→
雨期で 雨が ずーっと もう
土砂降りの中を行くんです。
ボタン押すためだけに?
(オノさん)はい。
けなげやけど
アブバカもアホやな。
ホントですね。 行くかな…。
(オノさん)要領が悪いんで…。
けなげなんだよな…。
(高橋)傘買え まず。
という事で
オノさんのやる気ゲージ→
さらに下がります。
ああ もう やばいよ。(高橋)もうアカン。 もうアカンよ。
20パーセントにまでなりました。
(高橋)もう 虫の息やで。
オノさん なんとか
自分を奮い立たせようとします。
しかし

とどめの問題としては こちら。
よくない。
(高橋)質悪いね。
誰だ…?
ある日ですねオノさんが[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
そして 翌朝来て 見てみると
延長コードがなくなっていた。
もう 内部の人間の犯行でしょ
これは。
ですよね。
みんなに聞いて回りました。
すると…。
大本命 きた。
(高橋)酒飲み ンジ。
まあ それまでにも[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
もう 1人しか おらへんねん
容疑者が。
(オノさん)それで もう
取ったなと思うんですけど→
認めたりしないんですね。
こんな事がありましてオノさんのやる気ゲージ→
はい もう ついに…。
(高橋)あっ…。
(3人)ああー!
0パーセントになります。じゃあ もう…。
えっ…。
もしや…。
(小島)帰る? 日本に帰る?
オノさんですね なんと…。
引きこもり状態になります。

(小島)ええーっ!?
(小島)オノさん その選択?
遠い国で引きこもるなよ…。
とにかく…。
ラジオ…!
(小島)おっ 一緒だ!
そこで[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
まあ やっぱり→
もう少し 見えてない部分があるかなと思って。
へえ~!
(高橋)普通 もう 諦めるもんね。
そうですよね。
無理だって…。
ンボペコ ンジ アブバカ…。
逆アベンジャーズみたいなメンバー。
集まっても 何もできない。
より できなくなる…。
いいか?
遠い異国の地で引きこもったオノさんは→
ある事を思いついたぞ。
ここからは→
最後まで諦めなかったオノさんの
大逆転劇だ。
という事で…。
おお~! 立ち上がんのか。そうなんです。
このままではいけないと
もんもんと考えるオノさん。
これまでは→
王国テレビのメンバーに振り回されてきました。
では どうすればいいのか

考えた結果…。
はい オノさん→
日本流のやり方で番組を作ろうと思い立ちました。
構成をして取材をして やると。
しっかりした計画性のある番組をやろう→
というふうに思いまして…。
へえ~!
こうすれば
テレビ作りのノウハウも→
教えられるのではないか
というふうに思ったわけですね。
そこで企画したのが…。
いいよ!(高橋)いいやん いいやん。
早速 オノさんですね
こういう事をやりたいと→
このメンバーに
言ったわけなんですけれども…。
そんな中 今までキャラが薄くて→
この相関図には出てこなかったある人物が→
名乗りを上げてきました。
誰や? スペースあるよ。
(小島)誰 誰?
アロテイという子です。
どういう写真? これ。
(一同 笑い)
何してんの? アロテイ。
カメルーンの超テキトーなテレビ局で→
孤軍奮闘するオノさんに
このあと救世主が現れる!
でも その前に…。

みんな知ってるド派手なアレを孤独に作る→
激レアな仕事をご紹介!
〈やってきたのは東京都世田谷区にある→
こちらの庶民的なアパート〉
〈今回は なんとこのアパートでできる→
ド派手な仕事なんです〉
はい どうも。 こんにちは。(スタッフ)お願いします。
〈めっちゃ白いタオル似合ってる。
こちらが[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
〈私が 今回おすすめするお仕事
それは…〉
「えーっ! マジ?」
「ずるいよ。 ホントずるい」
〈その熱気あふれるフロアを
演出していたのが→
そう ミラーボール〉
〈実は [外:43856FD7C04A779E571FE24C47F02A6C]橋さんね→
今まで3000個ものミラーボールを
作ってはって…〉
〈弘中さんも よくご存じの→
あの番組のミラーボールも作ってるんですよ〉
〈どうですか? すごいでしょ?〉
「へえ~ 知らなかった」
〈そんな
[外:43856FD7C04A779E571FE24C47F02A6C]橋さんの仕事場はこちら〉
(高橋)こんな所で作ってんの?
1人で?
〈ウソみたいな地味な場所に
ミラーボール 干してるんです〉
〈ちなみに 今 これは

何をやっているかというと…〉
これはですね…。
〈このミラーボール回らなくなったっていう→
一番ベタな壊れ方で
運ばれてきたんですけど…〉
〈今 まさに
真ん中からパカッと→
開けようとしてるところ
なんですよ〉
(たたく音)
「ああやって たたいて…」
(若林・高橋)「ああ~!」
〈上には回転させるモーターと→
軸がついてて…〉
「こんなもんなんだねそうだよね」
〈はい こちら 下の部分は
なんにもないんですよ〉
〈めっちゃシンプルでしょ?
そこがいいですよね〉
〈で 故障の原因のベルトを
付け替けて…〉
(高橋)「部品 安め…」
〈しっかり回るか確認したあと…〉
〈剥がれにくくするために→
石膏を素手で塗って…〉
〈乾いたら
ミラーに付いた石膏を拭き取り→
カッターで余計な部分を削り
修理完了です〉
(小島)「大変ですね」

「これ 大変だね」
〈気づきました?
そう 実は これ→
全てが手作業なんです〉
〈まさに職人技〉
(小島)「大変だ」
〈他の部屋の住人の方→
まさか ミラーボール
ここで作ってると→
思ってないですよね?〉
「なんで あそこなのよ?」
〈[外:43856FD7C04A779E571FE24C47F02A6C]橋さんが→
22年前から始めたというこのお仕事〉
〈一番もうかったのは 90年代〉
〈しかも その時の年間の稼ぎがですよ…〉
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]っていうところだと思いますね。
〈どうですか?すごくないですか?〉
〈たった6畳の仕事場で→
高級外車 買えるくらい稼いじゃうんですよ!〉
〈そして
皆さんにおすすめするために→
お金 大好きなアンミカ→
今 どれぐらいもうかってるか聞いていいですか?〉
〈ジリ貧?〉
〈そう [外:43856FD7C04A779E571FE24C47F02A6C]橋さんゴリゴリに副業してるんですよ〉
〈このアパートも
[外:43856FD7C04A779E571FE24C47F02A6C]橋さん所有の物件なんです〉
なかなか
難しい話だよ。
はあ~…。

中が あんなふうになってるっていうのは→
初めて知りましたけど…。
空洞なんですね。
(小島)すごいシンプルな…。
あそこまで手作業だとは思わなかったな~。
だから
色んなディスコとかクラブとかで→
みんなを照らしてくれてるのは→
いわば 土地が照らしてくれてるって考えて…。
超テキトーな王国テレビでも
長編ドキュメンタリー制作。
孤軍奮闘するオノさんに
超個性的な新キャラが加わるぞ。
今まで キャラが薄くて→
この相関図には出てこなかったある人物が→
名乗りを上げてきました。
誰や?右下 空いてる。
そうなんです。
(高橋)スペースあるよ。
(小島)誰? 誰?
アロテイという子です。
(高橋)何してるの? アロテイ。
(小島)最近で一番面白い写真。
で このアロテイ
特徴 ハリウッドが大好き。
おっ よさそう なんか。
はい そうなんです。
アロテイとの会話で→
そのハリウッド好きがもろに露呈してきます。
何しようとしてるの? オノさん。

と聞きます。
すると オノさんは答えます。
王国テレビは駆け出しのテレビ局でしょ?
そんな僕らでも→
この局だけに とどまらない番組を作りたいんだ。
(高橋)他に行けるような…
打って出れるような…。
すると アロテイ。
えっ!? この局だけにとどまらない?
カメルーン全土か?
アフリカ全土か?
全世界なのか!?
ハリウッドー!
(スタッフの笑い)
はい という事でアロテイがですね…。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]してしまって
即オーケーを出しました。
やろうと。
ノリノリになった。
そうなんです。
で このオノさんが[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
どんなものかといいますと…。
男社会で自立する女性にスポットを当てた…。
元々 オノさんが
やりたかった事…?
(オノさん)そうですね。
現地で生活していて やっぱり古い習慣が残っているので→
女性が まあ どうしても
不利なところはありますね はい。
はい という事で…。

オノさんはですね…。
おお~!
ええ~!
(オノさん)本人が すごく
やりたがっていて→
こういうふうに やらせてみたら
成長するし→
本人もモチベーションが
高まるだろうという…。
そうですよね。
(小島)アロテイと頑張ろう。
そんなアロテイなんですが
ある事で…。
もうやめてくれ~。
アロテイだけは…。
(高橋)アロテイやってくれ~。
(小島)アロテイだけは…。
それが こちら。
(小島)何?
ええ~!?
それが いいとこじゃない。
オノさんにですね 演出を任された
アロテイはですね…。
という事で カメラが回るたびに
こう叫びます。
(高橋)腹立つな。
ドキュメンタリーやからそっと回しとかな。
アクション言うたら 構えて
えっ? 何? ってなって→
な な… なんか 撮ってる…

撮ってるやん! ってなるやん。
ドキュメンタリーとアクション。
さらにですねインタビュー撮影をしていると→
オノさんの周りで 何やら
パシャパシャ パシャパシャと→
オノさんをカメラで撮影している
音が聞こえるんですよ。
見るとですね アロテイが→
嬉しそうに 記念撮影をしていたという事なんですね。
これは[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(高橋)いずれ DVDになった時に→
特典映像で…→
入れるぞー!(小島)そうか。
(小島)アロテイ…。
しかし アロテイはですね この…。
例えば 女性たちの日常の様子を
紹介するために→
教室の掃除をしているシーンが
撮りたいなどとですね→
自発的に意見するように
なっていったわけなんですね。
しかし この撮影期間も
残りわずかとなった ある日…。
それが なんと…。
(高橋)何!? 演出家が?
捜しました オノさん。
そして 連絡つきました。
すると アロテイから
こんな返事がきました。
ええっ!?

たまたま そのフランスの映画制作会社が→
カメルーンの地元の映画監督を
育てようみたいな→
プロジェクトがあって。
彼は ひそかに応募して通ったので→
ごめんねって言って…。
なんやねん!
まず 撮り終えろや。
ですよね。
アロテイ抜けちゃいました。
しかしですね これが[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
アロテイの抜けた穴を
埋めるために→
他のスタッフにも
声をかけたオノさん。
その志に惹かれて
多くの人が参加してくれました。
編集の段階で
色々 手伝ってもらったりとか…。
はい 助けてもらいました。
さらにはですね→
最初は 苦々しく思っていた
局長もですね→
オノさんが
連日 頑張っている様子を見て…。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]と感心したそうなんですね。
そうですね はい。
そして いよいよ
約1年間の集大成…。
その映像を 皆さんに

ご覧頂きたいと思います。
こちらです。
(高橋)「うわうわ… めちゃくちゃちゃんとしてるやん」
「オノさんたちが取材したのは
犯罪に巻き込まれ→
心を閉ざしてしまった
女性たちの物語です」
「社会復帰を目指して
職業訓練所で奮闘する様子を→
描きました」
(高橋)「うーん」
「物語の中盤
あのアロテイ演出の掃除シーンが→
46秒も採用されたんです」
(高橋)「へえ~」
「オノさんたちは
このドキュメンタリーを通して→
たくましく
自立する女性たちの姿を→
伝えました」
「制作スタッフの名前が載るエンドロールには→
オノさんの他 アロテイの名前や→
ンジ アブバカの名前もしっかりと記載されました」
(小島)「私たちが はいはいって
なっちゃってる… なんか…」
(高橋)
「ああ~ ンジか… みたいな」
「こうして
王国テレビ史上まれに見る→
長尺の番組が完成したのです」

(高橋)へえ~!(拍手)
すごいですよね… はい。
(高橋)でも 優しいですね。
逃げたいうか 他へ行ってもうた
アロテイの映像も→
ちゃんと使ってあげて。
なんか そういう助け合いがあるというか…。
誰かが欠けたら
誰かがフォローをするみたいな→
そういうのが なんとなく こう[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
なるほど!ああ~。
ちょっと
文化が違うのかもしれないですね。
いいか?
王国テレビと力を合わせた→
長編ドキュメンタリーが→
ついに完成。
そして この番組が 最後に
すんごい快挙を成し遂げるぞ~!
そして いよいよ
物語 大詰めに向かいます。
快挙?
どういう事や?
…はい。
(小島)ドSなのかな?そうなのよ。
はい。 なんと…。
すごいやん!カメルーン全土に…。
カメルーンディレクターも
いよいよ大詰め!
オノさんが[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]

説明していきますと→
長編ドキュメンタリーが
王国テレビで放送されたあと→
カメルーンの国営テレビに
オノさんの姿がありました。
これは どういった思いが
あったんですか?
そうですね…
せっかく みんなで作った番組で→
クオリティーも良くできたので→
これを ぜひ放送して 多くの人に見てもらえるといいかなと…。
(高橋)すごいなあ。
すごーい!
そのお願いのかいがありまして…→
はい。 なんと…。
すごいやん!
カメルーン全土に流れたんですね。
(小島)すごいです。
一から作ったんですもんね。
という事で 2年の任期を経て→
日本に帰国したオノさんなんですね。
おお~!
へえ~!
壮絶。
最後にですね このドラマの[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
ハハハハ…!
(小島・高橋)ええーっ!?
あっ 行ったんすか?
弘中に研究してほしい激レアさん 大募集!
みんな

待ってるぞ!
最後にですね このドラマの[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(高橋)「どうなるんやろね?」
(高橋)「あっ 局長」
(小島)「局長ね」
(高橋)「へえ~!
フェイスブックって すごいな」
(オノさん)
「その後 仲良くなって」
「ああ よかった」
(高橋)「娘が結婚した」
(小島)「ハリウッド大好き」
「ディレクター」
「おっ! “追い続け”」
(小島)「何? 何?」
「おお~! 夢を追ってるよ」
(高橋)「ええっ!?」「へえ~ すごいじゃん!」
(小島)「基礎を教えてもらったんだ
オノさんから」
「いや 怪しいな」
(高橋)「ホンマかどうかは…」
「現実と区別ついてねえからな」
(高橋)「おお! アブバカ」(小島)「アブバカ」
「えーっ!?」
(高橋)「エースディレクターになった」
(小島)「もう スイッチを
入れに行ってないかい?」
(高橋)「はい ンジ。 酒飲むなよ」
(高橋)「おお おお おお おお…」
「ハハハハ…!」

(小島・高橋)「ええーっ!?」
(高橋)「あっ 行ったんすか?」
(オノさん)「行ったんですよ」
(小島)「ンジ いなくなってた?」
(オノさん)「いなくなっちゃった…」
いや~ すごい!
という事でね みんな成長していたわけなんです。
1人 クビになってましたやん。
確かにね 1人だけ ちょっとね→
いなくなっちゃった
そうなんですが。
さあ という事で
最終的なラベリングを→
オノさんにしたいと思います。
はい。
うーん… 色々あったなあ。
でも やっぱり→
テレビを信じてるんだね
オノさんは。
王国テレビ… オノDが入ってから
変わったらしいよの人で。
(高橋)はあ~!
(小島)そのとおりですね。
2018/04/03(火) 00:30〜01:32
ABCテレビ1
激レアさんを連れてきた。[字]

本日の激レアさんは「バムン王国テレビのエースディレクター」が登場!アフリカはカメルーンのテレビ局で働く激レアさん。日本では考えられない珍事件が連発するぞ!

詳細情報
◇番組内容
本日の激レアさん研究は…

【激レアさん�@】
バムン王国テレビのエースディレクター

【激レアさん�A】
6畳のアパートで1人もくもくと製造・修理をしているミラーボール屋さん
◇出演者
【研究員】若林正恭(オードリー)
【研究助手】弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)
【客員研究員】高橋茂雄(サバンナ)・小島瑠璃子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/geki_rare/


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