2018/04/06(金) 21:00〜22:54 金曜ロードSHOW!「るろうに剣心 伝説の最期編」超豪華キャストが集結[解][字][デ]

(サッシャ)<今夜の『金曜ロードSHOW!』は→
日本映画界を代表する
超豪華キャスト→
ここに集結!>
(カラスの鳴き声)

清十郎) なぜ まだここにいる?
村に行って助けを求めろと
言っただろう?

清十郎) まさか この墓 全て…。
俺が斬った野盗か…

お前を売ろうとした人買い達は?
人買いも 野盗も弔ってやるのか。
みんな
 死ねば同じただの骸だから。
坊ず
 名は?
心太

優し過ぎて→
剣客には そぐわんな。
お前は今日から→
剣心と名乗れ。
お前に
 俺の剣を教えてやる。
♪♪~
ここは…。


薫)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]剣心![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

方治)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]抜刀斎![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]キャ~![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
(志々雄)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]そんなもんか?伝説の人斬りの実力は→
その程度か…[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]うぅ~!![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
薫殿…!
(清十郎) ≪やっと目が覚めたか≫
師匠…

久しぶりだな
 バカ弟子。
あなたが拙者をここへ?
あの嵐の後 流木を拾いに行った。
まさか
 お前が落ちているとはな。
拙者の他には誰か…

そのおかしな刀が
落ちていただけだ。
何だ
 心中でも図ったのか?
どこの海岸ですか?
どの方角に行けば…!
無駄だ

お前は3日間
 眠っていた。
3日

 海にいては誰一人 助かるまい。
3日間…

何だ
 その顔…。
出会った頃と変わらんな

この世に起こる
悲劇を全て背負うつもりか?
夢を見ていました

あなたと出会った頃の夢を…

墓を…
 ただ墓を掘り続けていた。
無数の屍を前に…

ただ墓を…

師匠…
 お願いがあります。
飛天御剣流の奥義を
お教え願いたい!
何だと?
拙者には倒さねばならぬ相手がいる。
拙者の後を継ぎ
影の人斬りとなった→
志々雄真実が国を脅かしています

奴が国を取れば

多くの人が苦しむことになる。
志々雄を止めることは
拙者の使命。
時間がない

お願いします

いいだろう

よいしょ!
よいしょ~!
何だ?
あ? どうした?
いや
 聞こえねえか?地鳴りみてぇな音が…。
何だ
 あれ!
大変だ
 おい! 大変だ 大変だ!大変だ 大変だ…!

巡査) おい どうした?
黒船が!
 黒船が!

 寝ぼけたこと言ってんだ幕末の夢でも見たか?
どこか外国の船だろう?
だったら自分で見てみろよ!化け物みてぇな船だよ!

砲声)


飛弾音)

爆発音)
水だ
 水だ! 水 持って来い!
誰か~!
(爆発音)
キャ~!
(爆発音)

川路) 甲鉄艦の狙いが何なのか異国が後ろ盾になっていないか→
資金源
 黒幕 不平士族とのかかわり含め→
早急に調査しろ
。はい。
まさか志々雄じゃないだろうな

25年前
 この地を訪れたペリーは言ったそうだな。
恐怖に訴えるほうが→
友好に訴えるより多くの利点があると。

由美) はい。
方治
 上陸準備だ。
分かりました

国取りを開始するぞ!
(方治) 国取り開始だ~!


兵達) お~!

操) 許さない…!

蒼紫)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]うあ~っ![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]雷鳴[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
(操の声) 四乃森蒼紫!
もはや
 あの男は→
倒すべき私らの敵!
(清十郎)どうした もう終わりか?
飛天御剣流は自由の剣だ

人々を時代の苦難から
救うためのみに使い→
決して権力には与さず

だが
 お前は その教えを破り→
倒幕勢力に力を貸した

邪心か?
それとも野心か?
邪心でも野心でもない

あれは拙者なりに→
人々を苦難から救うため意を決してのこと!
♪♪~
♪♪~
♪♪~

♪♪~
うわ~!
 あ~っ!
ああっ!
何だ? こいつは。
この漁師が
海辺に打ち上げられている→
頬に十字傷がある男を見たと
。(漁師) 勘弁してくだせぇ!
ほう…

そりゃ
 本当かい?
はい…
 はい…。
なかなか
 しぶといじゃねえか。
<画面の敵を倒して
ポイント ゲット!>
これは
 これは…お待ちしておりました。
内務卿
 伊藤博文閣下直々とは 光栄の極み。
どうぞ

うまいもんだな

イギリス留学の賜物か

あんたも幕末の志士だったよな


何人
 殺した?
何人
 殺してその地位に上り詰めた?

阿部)貴様! 内務卿に対して無礼な!
ああ~っ!
何をしている!
おいおい
使い方を間違っちゃいけねえな。
ハハハ…


伊藤) 座れ!!
座れと…
 言っているんだ。
阿部内務少丞は
 持病により→
ここに来る直前に急死なさった

世間には
 そう伝えろ。
はい

お得意の手だな

政府にとってマズいことは
何でも闇に葬る。
それが政治というものだ


俺を焼いたのも政治ってわけか

[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]ハァ…
 ハァ…[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]うめき声[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
話にならんな。

高官) 何だ 貴様ら!
なるほど…

その政治とやらのおかげで→
俺の体の中の汗をかく組織はほぼ全滅しちまってな。
発汗による体温の調節が
できなくなり→
医者に言わせれば→
生きていられるはずのない高熱を宿すようになった。
いわば
 地獄の業火の残り火だ。

警官) うわ~っ!(銃声)
修羅だけが
生きる資格を有する強国。
それこそが地獄にふさわしい


兵) 殺せ! この犬公どもが!
分かってるな

俺達をいいように使ったのは

お前らだ。
俺達だと?
俺と→
人斬り抜刀斎だよ

命が惜しければ
 奴を捜し出して→
民衆の前で
 さらし首にしろ。
何だと!
お前ら維新政府は自らの悪行を隠蔽し→
この明治日本こそ理想の国だと
民衆を欺こうとしている。
そんなことが許されると思うか!
あいつと共に→
お前らの悪行の全てを
民の前に さらけ出せ。
♪♪~
(警官) この者 人斬り抜刀斎と呼ばれる大罪人なり。
緋村剣心と名を相改む

見つけ次第
警察署まで連絡するべし。

警官) 単身痩躯 赤毛の長髪左頬に十字傷あり。
近頃の騒ぎのもととなりし
国賊なり。
向後
 国情に大いなる混乱を招く恐れあり。
見つけ次第

警察署まで連絡するべし。

左之助)だから言わんこっちゃねえ!

弥彦) 貸してくれ。
おい
 だけど こうやって政府に指名手配されてるってことは→
無事だってことじゃねえのか?
何 言ってんだよ。

操) 緋村が… 生きて…。
そうだ
 生きてるってことだよ!きっと 薫も一緒だ!
でも
 どうして幕末の人斬りの件で今頃…。
こうしちゃいられねえ!
おい 弥彦 行くぞ!

弥彦) おい 行くって どこに?

左之助) 東京だよ! 神谷道場に決まってんだろ!
それ以外
 どこにあいつの行く当てがあんだよ?

女性) ごめんください。(操) はい。
どうした?
これは こちらのものでしょうか?
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]じっとして![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
これは…。


左之助) 薫!

弥彦) 薫! 薫!(左之助) ≪薫!≫
他の患者さんも
いらっしゃいますから!
すまねえ

薫!
(弥彦) 薫!

医師) ご家族の方ですか?

左之助)ああ そんなようなもんだ。

医師) 偶然 通りがかった漁船が見つけ ここに運んで来て…。

弥彦) 薫…。
よかった…
。(翁) 蒼紫…→
奴は
 どこだ?
京都の町は…
 無事か?

翁) そうか…。
もし
 緋村君が生きているなら→
足の向かうところは
 ただ1つ。
えっ?

なぜ陶芸の道を?
ん?
さぁな。
強いて言うなら→
自分のために作った器で→
自分のためだけの酒を飲む…

その程度のことだろ

なるほど

そういえば
 あなたはよく言っていた。
春は夜桜
 夏には星。
秋に満月
 冬には雪。
それをめでるだけで
酒は十分うまい。
それでも
 まずいなら→
それは自分自身の何かが
病んでいる証しだと。
俺からも1つ聞いていいか

その頬の傷

幕末→
京の都を震撼させた人斬り抜刀斎。
伝え聞く残虐さと

その頬の傷が→
俺の知ってるお前とは
どうにも結びつかなかった。
酒をたしなむようになったのは→
この傷をつけられた頃のこと。
何を飲んでも
血の味しかしなかった。
俺はもう
 人は斬りません。
その誓いが…→
そのおかしな刀になったわけか。
斬らずに…
 勝てる相手なのか?
今のままでは→
志々雄は おろか志々雄の手下にさえ勝てない。
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]強ければ生き
 弱ければ死ぬ[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]単純明快な真実だ[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
命を捨ててでも→
ここで奥義を会得しなくては…

愚かな…

ならば死ぬか?
今 ここで。

火箸を投げ捨てる音)
時間をやる

今のお前に欠けているものが

何なのか…。
そのバカな頭で証明してみせろ

もし
 それが分からぬなら…。
お前は
 ここで命を落とすことになる。
♪♪~
(清十郎)昨夜は一睡もできなかったか。
どうだ→
自分に欠けているものは見いだすことができたか?
いいえ

それが
 お前の限界か。
己に欠けているものが
見いだせぬままでは→
敵に勝つことなどできん

もし
 仮に勝つことができたとしても→
お前の
 その心の中にすみついた人斬りには→
打ち勝つことなどできん

お前は生涯苦しみ
 悩み→
孤独に
 さいなまれ→
また人を斬ることになる


ならば…

人斬り抜刀斎という化け物に…

引導をくれてやるのが→
師匠としての最後の務め。
♪♪~
♪♪~
《震えている…》
《恐れているのか師匠 比古清十郎を…》
♪♪~
《いや その背後にある絶対の死を…》
♪♪~
《恐れるな…》
《死への覚悟など→
幕末の動乱をくぐり抜けてすでに できているはず…》
命を捨てても…→
俺は 今こそ奥義を…。
うう~!
うあっ! ううっ!
ううっ!
《死ねない… 俺は まだ死ぬわけにはいかない!》
うう~っ!
やっと気付いたようだな。
人を斬り
幾多の命を奪って来たお前は→
その悔恨と罪悪感のあまり→
自分の命の重さから逃れようとする。
それを克服するためには→

今 お前が死への恐怖の合間に見いだした→
生きようとする意志が必要だ

生きようとする…
 意志…。
愛しき者や
 弱き者を→
己を犠牲にして守ったところで→
その者達の中には悲しみが残り→
本当の意味での幸せは訪れん

お前の命も
 一人の人間の命。
その重さが分かってこそ→
奥義への道は開ける。
俺の命…

その命は→
お前一人のためにあるのではない。
分かったのなら…

もう一度かかって来い

♪♪~
おい! おい おい!
おい…
 えっ?

弥彦) ≪薫! 薫!≫(左之助) ≪薫!≫
薫!

おい いたぞ!

左之助) えっ? あっ いた!(弥彦) 薫!

左之助) おい! おい! おい!
バカ野郎
 心配させやがって…。
そうだ
 バカ野郎 お前!

 お前 どんだけ心配させて…。
無理すんな
 大丈夫なんだな?
剣心が来てくれた

あぁ
 そうか そうか 剣心…け… 剣心?
どこだ?
 剣心…。
剣心!
 剣心!

弥彦)バカ そういうことじゃねえよ!
えっ?
夢でも何でもいいじゃねえか!
行くわよ


左之助)おい 行くって どこにだよ?
決まってるでしょ


東京よ

行くのか

時間がない

こうしてる間にも
志々雄一派は…。

清十郎) 奥義を得たからといってうぬぼれるなよ。
お前一人が全てを背負って
守り切れるほど→
明治って時代は
 軽くはないぞ。
はい


操) 緋村!
緋村!
操殿…。
心配したんよ!
どうして ここが…。
そんなことより安心して
薫さんは生きてるわ。

操)世の中は大変なことが起きてる。
志々雄は浦賀に姿を現し
政府を脅してる。
緋村

 手配されてるんだよ。
じいやが
 きっと志々雄が緋村を捜させているんやって。

清十郎) 早く行け。
生きようとする意志は→
何よりも強い。

清十郎) 約束しろ 剣心。
お前の
 その命→
決して無駄にはしないと

はい

師匠

お世話になりました

♪♪~
♪♪~
死ぬなよ

♪♪~
(操の声) 政府の連中は躍起になって緋村を捜してる。

黒尉) 緋村殿→
御庭番衆が江戸との行き来に
使ってた抜け道です。


白尉) これをお持ちください。
かたじけない

操殿
 翁殿に別れを。
分かった


操) じいや!
緋村が戻ったわよ!
かつて→
御庭番衆が東へ向かう時→
必ず この道を通った。
緋村君も
 ここを通る…。
そう思ったんじゃろう


翁) だが 緋村君は→
志々雄を倒すという→
大切な仕事がある。
お前に邪魔はさせん

その体で何ができる?
お前は 過去にとらわれておる。
その鎖を叩き切ってやる

うぅ…!
(操) ≪じいや!≫
じいや!

(黒尉) 翁!

操) じいや!
その十字傷…

お前が緋村抜刀斎だな

じいや!
 じいや!翁!
この時を俺は10年待った

江戸御庭番衆頭
 四乃森蒼紫。
最強の名に懸けて
貴様の首を頂戴する!
う~っ!
♪♪~

蒼紫) 抜け 抜刀斎。
そうだ
 これで存分に戦える。

翁) 緋村君…。
蒼紫を殺してくれ…

え…


翁) 操のためじゃ…。
そして

 蒼紫自身のため…。
じいや…

そうだ
 殺せ。
俺を殺してみろ


翁) 死なせてやってくれ…。
終わらせてやってくれ…

四乃森蒼紫

お主
 操殿の慕う御頭ではなかったのか?
なぜ修羅に自らをおとしめる?
お前を倒して最強という名を手にするためなら→
俺は修羅にでも何にでも
変わってみせる!
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
お前は もう→
私らの御頭じゃ
 ない!
邪魔をするな!
操殿!
立て

 人斬り抜刀斎。
幕末最強とうたわれた
 お前…。
俺は
 お前を倒すために全てを捨てて来た。
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
蒼紫

お主が過去に
どれだけの傷を負い→
どれだけの思いを背負って
生きて来たのか→
拙者には分からぬ

だが
 目の前にあるものから目を背け→
大切なものを欠いた
今のお主の剣では→
拙者は倒せんよ

うお~っ!
う~!
蒼紫様!
(蒼紫)この戦いを終わらせねば…→
俺は前に進めぬ…

お主が大切なものを

取り戻した時に→
それでもまだ最強の称号が
欲しいというのなら→
拙者は
 いつでも相手になるでござるよ。
ぐあ~っ!!
(黒尉) お嬢! 翁が!
じいや…

じいや!
 じいや!
翁殿…


黒尉) 先を急いでください!
我々のために
足を止めてる場合ではない!

操) じいや!
翁の願いを
無駄にしないためにも…!
日本の未来は→
あなたの その剣に!

操) 緋村 行って…。
早う!
行け~!!
♪♪~
♪♪~
♪♪~

[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]「剣は人を殺すための道具にあらず」[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]ん?[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]人を活かす剣を理想とする神谷活心流が→
殺人剣に汚されるとは…[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]人を活かす剣…[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

恵) やっぱり剣さんにはそっちのほうが よく似合うわ。
薫殿と弥彦を頼む


呼び子の音)

警官) 緋村抜刀斎 神妙にしろ!(警官) 神妙にしろ!
この道場は
 すでに警官によって囲まれている!
お前は
 どこにも逃げられない!おとなしくお縄につけ!

警官達) つけ!

由美) いよいよ… ですね。
いつにも増して
 お体が熱い。
ああ


方治) 1つ よろしいでしょうか。
何だ?
(方治) 人の体は汗をかくことで→
自分の体温を下げる機能を

持っている。
ですが
志々雄様は火傷のせいで…。
何分だ?
何分なら持つ?
医者によると15分が限界です

自ら剣を取っての戦いは
避けられたほうが…。
ハハハ…
 ハハ…。
15分か

十分過ぎるな

ハハハ…


ノック)

警官) ≪失礼いたします≫
♪♪~
伊藤さん…。

伊藤) もう少し時間を稼いでくれると思ったがな。
悪いが
 緋村→
お前には
いけにえになってもらうぞ。
初めから

 そのつもりでござろう何をいまさら…。

伊藤)人斬り時代のお前の罪業が→
明治政府の手によるものと
流布したら→
間違いなく政府の威光は
がた落ちになる。
それが
 奴の狙いだ。

川路) 人心を味方につけ→
強大な武力で
一気に東京に攻め込んで来る。
もはや全面戦争しかない

だが
 今戦ったら首都東京に大きな被害が出る。
伊藤さん

拙者が黙って殺されると思うか?
志々雄に近づきさえすれば勝機はある。
なるほど
 面白い。
やれるもんなら
 やってみろ。
♪♪~
ふざけんじゃねえぞ!
こんなの
 江戸時代の市中引き回しじゃねえか!
何が新政府だ

 この野郎!
浦賀に行かなきゃ…
ほら 急ぐわよ!
下げ!
 下げ…!
≪縄をしっかり持て!≫
下げ…!
下げ!
 下げ…!
≪道を空けろ!≫
≪下がれ!≫
♪♪~
≪死んじまえ!≫
≪しっかり罪を償え!≫
≪人殺し!≫
♪♪~
≪死んじまえ! 人斬り!≫≪何人 殺したんだ!≫

左之助) 剣心! おい!剣心!
どけ!
 剣心!剣心!

警官) 道を空けろ!

警官) 下がれ 下がれ!
≪死んじまえ!
 人斬り!≫≪人斬り!≫
志々雄は
 どこだ?
お前の最期は

 志々雄様に代わって俺が見届けてやる。
志々雄に伝えておけ
先に地獄で待ってるとな。
どこまで虚勢が続くか…
 な。

左之助) 剣心! どけ! どけ!
おい!
 剣心!
剣心!
 ちょっと!

左之助) 剣心!(弥彦) 剣心!

この者 文久三 亥の年以来→
天下の形勢に乗じ
幕末維新の騒乱に紛れ→
重き人命を絶つこと
 数多に及び→
その非道かつ
残忍なる振る舞い…」。
どうした!
≪早く言え!≫
≪おい
 早く言え!≫
よこせ


緋村抜刀斎。
その非道かつ

残忍なる振る舞いは→
新時代になったからといって
決して許されるものではない」。

観衆) そうだ そうだ!(左之助) うるせぇな!

以下 抜刀斎に…」。
いや…

明治新政府に殺害された→
罪もなき者達の名を読み上げる!

観衆のざわめき)

國事御用掛 姉小路實安。
彦根藩藩士
 伊本忠ノ進→
秋月[外:A3785FD94F13646623554B180D08AC77]馬
 [外:87D2B97034CF680CD86BC7FE7C500D93]戸太郎。
大垣藩藩士
 戸田五右衞門→
上保岩藏

庄内藩藩士
 牧野仁志。
伏見奉行
 与力 瀧川正彦→
同心
 井上影弘。
京都所司代

 重倉十兵衞ならびに→
京都見廻組出雲守組
 [外:D91C5A40619510B21610F523F9434269]里明良」。

幕臣)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]世の中が こんな時に祝言を挙げるとはな![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

[外:D91C5A40619510B21610F523F9434269]里)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]申し訳ない[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

方治) 犠牲者の中には将来を約束された若者も含まれ→
その所業は残忍極まりない!
以上の罪業をもって→
この者を
斬首刑に処するものとする!

[外:D91C5A40619510B21610F523F9434269]里)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]し… 死にたくない…[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]俺には大事な人がいる…[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]俺は死ぬわけにはいかないんだ![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]うわぁ~![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]死ねない… 死ねない…[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

清十郎)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]己に欠けているものが見いだせぬままでは→
お前の
 その心の中にすみついた人斬りには→
打ち勝つことなどできん[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]泣き声[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

清十郎)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]お前は生涯 悩み 苦しみ→
孤独に
 さいなまれ→
また人を斬ることになる[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]俺はもう二度と 人は斬らない[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

観衆のやじ)

方治) 伝説の→
最後だ!
(左之助) おい 待て待て! おい!剣心!
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]もう二度と…[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
(清十郎)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]お前の命も 一人の人間の命[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

恵)[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]人を活かす前に→
自分を生かすことを考えて[外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]
[外:12A2C7156DA32FC972B5A451BB87B813]決して![外:E67210B0DA0161D36B79E8C9BE6A9D0C]

左之助) 待ってくれ!やめて~!
あ~っ!
(斎藤) 茶番は終わりだ!

高野) 緋村さん!
そんな子供だましの刀で
何ができる。
子供だましではござらんよ

不殺の誓い…

逆刃刀だ

行くぞ
。ああ。
緊急事態だ!

 のろしを上げろ!
こちらへ!
(志々雄の手下)のろしだ~! 全員 配置につけ!

銃声)うぉ~! 愚民ども!

左之助) お~りゃ~!
あ~っ!
♪♪~

左之助) 剣心!
左之…
。ハラハラさせんじゃねえよ!
薫殿と弥彦は?
あいつらなら無事だ 安心しろ。
♪♪~
(左之助) 剣心!

左之助)あいつに乗り込もうってのか。
ああ

♪♪~
出せ~!
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
≪奥へ進め!≫
≪発射 用意!≫
♪♪~

どこだ!

警官) うおっ…!おい! 大丈夫か!
しっかりしろ!
 おい…!

念仏)
何やっちゃってくれてんだよ
。(安慈) ぬあぁ!
♪♪~
(宗次郎)お久しぶりです 緋村さんご無事で何よりです。
あいにく
 ゆるりと会話を楽しんでいる余裕はない。
せっかちだなぁ

志々雄はどこだ?
あなたでは倒せませんよ。
あの人は怪物ですから

♪♪~
♪♪~
くっ!
 うっ…。
前より速くなったみたいですね

あなたが修行で
腕を上げて来てくれたのなら…。
こちらも
 礼を尽くさないと。


安慈) うぅ!

念仏)
勝手に殺すなよ
 クソ坊ず!
おりゃ~!
♪♪~

宗次郎) あっ! うっ!
あれ?
♪♪~
ハァ
 ハァ ハァ…。
あれ?
あれ? おかしいな…。
強さだけでは生きては行けぬ

イライラするなぁ!
しょせん この世は弱肉強食。
強ければ生き
弱ければ死ぬだけだ!
ああっ!
 うっ!
強ければ生き…

ああっ!
強け…。
弱ければ死ぬ…

強ければ生き…

 弱ければ死ぬ…。
それだけだ!
勝負は ついたようだな。
僕が…
 僕が間違ってたのか…。
いや…
 勝負に勝ったほう→
つまり
 強い者が正しいというのは志々雄の理屈。
一度や二度の戦いで
真実の答えが出るくらいなら→
誰も生き方を間違ったりはせん

真実の答えは
 お主自身が→
これからの人生の中で
見いだすでござるよ。
あぁ…
 あ~っ!!
あ~っ!!
あ~っ!!
あ~っ!!
あ~っ!!

左之助) こちょこちょこちょ…。(安慈) アハハ…。
こちょこちょこちょ
こちょこちょこちょ…。
おらっ!
(左之助) 金玉!うぅ! ぐうっ…!


左之助) あばよ!
楽しかったぜ

ちゃんと鍛えとけ…


被弾音)
何だ!?
(指揮官) 続けて撃て~!(警官) 放て~!
♪♪~
(川路)ちょっと待て! まだ早いぞ!誰が撃てと言った!

警官) 弾を運べ!(警官) 早くしろ!

川路)緋村達が まだ中にいるんだぞ!

指揮官) 続けて撃て~!(警官) 放て~!
もしや…

伊藤様の命令か!
≪急げ! 急げ!≫

機銃音)うお~! あ~っ!

機銃音)うぉ~! うぉ~…!
方治

邪魔だ



方治) はい!
ようやく会えたな
 先輩。
待たせたな

満身創痍か…

そんな体で俺と戦うつもりか

姿をいうなら
 お主も似たようなものでござろう。
フッ…

減らず口を叩けるのも
いつまでかな。
<画面の敵を倒して
ポイント ゲット!>
決着をつけるぞ

♪♪~
そんなもんかよ 先輩。
ハハっ!
♪♪~
♪♪~
うあ~!♪♪~うっ…!
♪♪~
ぐわぁ~~~!!
うりゃ~!
あぁ… 素晴らしい!
プッ!

 プッ!
おいおい…
もう終わりじゃねえだろうな。
♪♪~
あ~ ハハハ…。
斎藤さんか
 久しぶりだな。
懲りずに
 やられに来たか。
手負い一人
 片付けたぐらいでいい気になるな。
ハハ…
さ~てと 何を見せてくれるかな。
♪♪~
(方治) 効かぬ 効かぬ!
そんなもの
 志々雄様にはまるで効かぬわ!
これで最後にしてやる

これか…

残念だったな
 斎藤さんよ。

左之助) お~い!
あいつか!
 志々雄!
ちょっと
 方治! 何とかして!


方治)貴様ごとき この私で十分…。

左之助) どけ!うわあっ!
お~~っ!
おらっ!
邪魔だ!
何だ お前は。
ハハ…
 効かねえよ おら!
とりゃ~!
何者だ お前!
立てよ

う~!
お前では相手にならん!
♪♪~
だらしねえなぁ。
寄ってたかって
 そんなもんか。
無理すんなよ
 先輩。
そろそろ終わりにしてやるよ


蒼紫) うぅ~!
抜刀斎は俺が倒す

《蒼紫…》
誰にも邪魔はさせん!
♪♪~

おらぁ~!うわ~っ!

左之助) 剣心!
何だ
 てめぇは。
邪魔だ!
 どけ おら!
死ね!
邪魔だ!
♪♪~
♪♪~

左之助) うりゃ~!
邪魔だ!
 どけ!
どけ!
 おら!
うっ!
 あ~っ!
貴様!
(爆発音)
チクショ~!
俺らもろとも 海に沈める気か!
♪♪~
♪♪~雑魚どもが!
♪♪~
(左之助) 剣心! どけ~!
貴様!
♪♪~
効かねえな!

おりゃ~!(左之助) うおっ! うおぉ…!
おらっ!
死ね! うぅ~!
ぐあ~っ!
この俺の灼熱と化した血肉を…。
ハァ
 ハァ… もっと熱く…。
もっと楽しませろ~!!
ううっ!
うっ…
 うぅ…。
駄目だわ
 これ以上 戦うのは…。

由美) 志々雄様!
志々雄様!
ハァ ハァ…。
もうやめて!
これ以上は もう無理よ!
これ以上
 志々雄様を苦しめないで!
お願い…


刀で刺す音)
油断したな

まだ戦いは終わっちゃいねえよ

ううっ…!

貴様… そこまでして…。
愛する人を裏切ってまで…!
てめぇの物差しで測るんじゃねえよ。

由美) うれしい…。
初めて…→
戦いの…→
お役に…
 立てた…。
先に地獄で待ってろ

けっ…
 剣心…。
もう
 よい。
こやつとは
 拙者が決着をつける。
かかって来い!
あぁぁぁ…!うあぁ!
♪♪~
♪♪~
♪♪~
立てよ…。
おい…

立ってみろよ!
ぐうぅ…!
♪♪~
うあ~~っ!!あ~~っ!!
♪♪~

♪♪~
志々雄…

もう
 お前や拙者のような→
人斬りの生きる時代は
終わったんだ。
終わっちゃいねえな…

俺が
 この無限刃を手にしている限り…。
う~!
ううっ!
う~…

終わったんだ…

拙者が
この逆刃刀を手にした時に…。
さぁ…
 最終局面だ。
♪♪~
イヤァ~!
飛天御剣流
 奥義→
天翔龍閃

ハハハハ…

ハハハハハ…


ハハハハ…

忘れるな
 緋村…。
時代が
 お前を選んだだけだ!
ハァ…
 ハァ…。
俺は負けちゃいねえ…

ハァ
 ハァ ハァ ハァ…。
あぁ…
 あぁ…!
久しぶりに楽しい戦いだったぜ…

こんなに楽しいのは
幕末以来だが…→
この先
国取りが控えてるんでな…。
これ以上
遊んでやる暇は… ねえ…。
♪♪~
地獄で会おうぜ…。
抜刀斎…

フハハハ…
 ハハハ…。
ハハハハハ…!

ハ… ハハハハハ…!

叫び声)
ハハハ…
 ハハハハ…!
ハハハハ…!
ハハハハ…!
志々雄真実…

ハハハハ…

さらばだ

ハハハハ…

ハハハ…
 ハハハハ…。
♪♪~
♪♪~
♪♪~
剣心!
剣心…
。(弥彦) おい 大丈夫か?
弥彦…
。よかった…。
無事でよかった…


操) 蒼紫様!


爆発音)
♪♪~
♪♪~
♪♪~
(呼び子の音)
ご苦労だったな
 無事で何よりだ。
何だと
 このヒゲ野郎!俺達は おめぇらのために→
戦ったんじゃねえぞ!
左之。
志々雄は逝った
 満足でござろう。
そうか
 志々雄は死んだか。
これで安泰だな
 川路。
はい

抜刀斎は死んだ!
幕末の亡霊と共に。
緋村…
 剣心→
…といったか

侍達に
 敬礼!
♪♪~
♪♪~
剣心…


帰ろう

♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~

稽古の声)

鳥のさえずり)
季節が巡って行くわ

剣心が抜刀斎だった時間は→
どんどん遠ざかって行く。

鐘の音)
その葉が一番美しい

こうやって生きて行くでござるよ

生きて

新しい時代を

薫殿

共に見守ってくださらぬか

えっ?

♪♪~
2018/04/06(金) 21:00〜22:54
読売テレビ1
金曜ロードSHOW!「るろうに剣心 伝説の最期編」超豪華キャストが集結[解][字][デ]

超豪華俳優陣が集結しシリーズ累計125億超の興収を記録した超大作の完結編。これぞアクション・エンターテインメントの究極!日本映画史に残る壮絶なラストは必見!

詳細情報
出演者
<緋村剣心>佐藤健
<神谷薫>武井咲
<四乃森蒼紫>伊勢谷友介
<相楽左之助>青木崇高
<高荷恵>蒼井優
<瀬田宗次郎>神木隆之介
<巻町操>土屋太鳳
<翁/柏崎念至>田中泯
<伊藤博文>小澤征悦
<佐渡島方治>滝藤賢一
<駒形由美>高橋メアリージュン
<謎の男>福山雅治
<斎藤一>江口洋介
<志々雄真実>藤原竜也
番組内容
幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられ、今は流浪人として生きる剣心は日本征服を企む“影の人斬り”志々雄の野望を止めようと奮闘していた。志々雄との戦いの最中、海に落とされた薫を救おうと海に飛び込んだ剣心は謎の男に助けられる。その男こそ剣心の師匠だった。今の自分では志々雄を倒せないと悟った剣心は、自らの命を捨てても志々雄を倒す力を身につけなければと奥義を伝授してもらおうとするが・・・
監督・演出
【監督・脚本】
大友啓史(「ミュージアム」、「3月のライオン」)
原作・脚本
【原作】
「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」和月伸宏(集英社)
音楽
佐藤直紀
おしらせ
▽放送中は特別デジタル企画を実施!放送中にdボタンをチェック!期間限定で「近江牛すき焼きセット」が当たるチャンス★
▽金曜ロードSHOW!公式ホームページ『金曜ロードシネマクラブ』では「みたい映画アンケート」や「スタンリーくじ」など、楽しいコンテンツが盛りだくさん☆
詳しくは「金曜ロード」で検索!


ジャンル :
映画 – その他
映画 – 邦画