2018/04/17(火) 23:55〜00:40 ブラタモリ「#37 京都・伏見」[解][字][再]

今日は 今 伏見稲荷大社というとこに来てます。はい。
有名なとこですね。
タモリさんはいらっしゃった事ありますか?
ないですね 初めてですよ。
でも ここは なんと…
まあ 土地の神様でもありますので
まずは ご挨拶をしないとね。
(笑い声)
ちょっと お参りしましょう。
はい どうぞ。
(笑い声)
(賽銭の入る音)
(かしわ手)
何か 今…
そうですね フフフッ。ただ それだけが…。
あぁ~!
これだ。
(2人)おぉ~。
一つ一つは結構でかいんだね。
おぉ~ でかいね!
こんなに でかいんだ。
あっ こっから
ちっちゃくなんだ。
ほんとだ ちっちゃい鳥居が。
この下をくぐれば願いがかなうという千本鳥居。
実は 全国の人たちが
奉納したものなんです。
お~ 出ました。
あっ… お~ 来ましたね。
お~ 来ましたね。

さあ 今日のお題です。ちょっと見当がつきませんね。
あっ?
え?
「伏見は“日本の首都”だった!?」。
確かに これ…
あっ!
おはようございます。
出たな。
どうも おはようございます。
京都の町歩きといえば
梅林秀行さん。
前回の嵐山に
引き続き→
4回目の登場。
タモリさんと息もぴったりです。
今…
今日はですね 変わった事を…。何で 脱がなきゃいけないの?
どうしたんですか?
こちらがですね…。
そんなのあるの。
これが京都盆地全体で。
フフフ… あっ
これがね!
梅林さんが
体で表現してくれたのは→
京都盆地です。
今 タモリさんがいる伏見稲荷は→
京都盆地の東側にある
東山連峰の→
一番南側にあります。

東山の裾。
そうですね。
ありますね。
安土城 滋賀県。
安土桃山時代は→
織田信長と豊臣秀吉の時代です。
信長の「安土」が滋賀県の安土城なら→
秀吉に当たる「桃山」とは
一体 何なんでしょう?
(梅林)こちらがですね…
この山がある辺り一面のピンク色の花が咲いてますね。
そうなんですよ。
あっ そのまんまだ。
なんと「桃山」とは
伏見の事なんです。
実は 天下を統一した秀吉は
伏見にお城を築きました。
城のあった場所を
後に「桃山」と呼んだんです。
京都の風景を描いた
「洛中洛外図屏風」。
伏見には 秀吉がつくった
巨大な伏見城が→
ちゃんと描かれています。
うんうん あります あります。あっ 大坂城のイメージが…。
あっ 逆だったの?
そうなんですよ。 むしろ…
豊臣秀吉という時代の中で。
見ていきたいと思います。行きましょう。
という事で 向かったのは→

伏見稲荷から南へ3km→
かつての伏見城があった
小高い山の上です。
実は 伏見城→
江戸時代に徳川幕府によって壊されてしまいました。
ところが…。
あっ。あれ?
「あれ?」っていう。
あれ?あれ? お城?
立派なものが見えますよね。
城 ありますよ。
これ 一体どういう事ですか?
はい 是非 是非…。
(笑い声)
でも 詳しい設計図とかいうのは残ってないわけでしょ?
もう全く。
これ イマジネーション不足じゃないかね。(笑い声)
実は この天守→
遊園地のシンボルとしてつくられたんです。
しかし遊園地は 13年前に閉園。
この建物だけが残されました。
なるほど。
これ 中で公開してんですか?
(梅林)
もう全く ふだんは非公開です。あ そうなの?
京都に住んでる僕らでも→
もう ここ10年 入った人はいないんじゃないかな。
なんか ほら
新しい廃虚みたいだよね。
そうですね。

(笑い声)
(タモリ 近江)おっ? 開いた。
という事で 今回の「ブラタモリ」舞台は 京都・伏見です。
伏見といえば もちろん伏見稲荷。
そして 名水が育む酒どころというイメージありませんか?
そんな伏見が
日本の首都だったって→
一体 どういう事なんでしょう?
タモリさんが ブラブラ歩いて解き明かします。
今日は 京都・伏見で「ブラタモリ」。
♪♪「ハロー ハロー お元気?」
♪♪「今夜 なにしてるの?」
♪♪「TVなんか 見てないで」
♪♪「どこかへ 一緒に行こう」
♪♪「だからもう I love you so」
♪♪「I’d love to be
back in your heart」
♪♪~
タモリさんいざ 天守に潜入です。
暗い。
おっ 真っ暗!
懐中電灯ありますか?
あっ どうぞ。
では これは階段ですか。
え?
閉園して13年 電気も来てません。
でも 最上階に行くと→
秀吉が伏見を首都にした理由が
よく分かるんです。
なるほど… お~。

よいしょ。
そうですね。
(梅林)そういうところですねぇ。
こんな事もあろうかと… ジャジャン。
天気のいい時の。
ご用意してまいりました~。
こういうふうな感じだな。
そこに 山の出っ張りがあって。
はい。
で これが伏見稲荷。
はい。
で 京都市街。
はい。
タモさん 残念でしたねぇ。
晴れると こんな感じ。
あっ 京都タワーも くっきり!
ここからは京都の中心部は もちろん→
京都盆地全体が見渡せます。
更に 40km離れた大阪まで。
当時は
大坂城も見えたんでしょうね。
そうです! 奈良です。
お~ すごいね 全部。
ですから…
絶好の場所と思いません?
これ よく分かるね。
これは でも あれだね→
地図上では実感し難い…
これを見るとね。
伏見が 首都にするには

絶好の場所だったという事が→
分かったところで 今度は→
伏見城が一体どんなお城だったのか→
見に行きましょう。
野球場ありますね。
今は野球場や その奥にもグラウンドが
あるような場所なんですよ。
あっ ここにいるわけですか。
そうなんですよ。
そうすると 本丸って
あの辺という事ですね。
そうです。 で 今ですね…
明治天皇陵といって…。あっ そうですか。
なんと伏見城の本丸は→
明治天皇陵の敷地の一部になっているんです。
でも よく見ると
当時のお城の形が→
そのまま残っているんです。
先ほどの洛中洛外図参照してみましょうか。
向きは 今 この向きで見ています。
これが その堀か。
そうです そうです。
この堀。
そこから こう
本丸に行くんだと。
そう タモリさんが
気付いたとおり→
地形図で見ても 堀の形が
残っています。
更に 本丸の左側にも なんだか

気になる地形がありますね。
すごいでしょ。
幅もあります。
なんと 秀吉がつくった堀。
この堀を間近で見ると→
伏見城が首都にふさわしい
城であった事がよく分かるんです。
早速 行ってみましょう。
ええ。 雨の日も 風の日も。
寒い日が多いですね。
これはね 今…
おぉ~。
わっ すごいな。
(梅林)人力ですね。
へぇ~。
(梅林)そうなんですよ。
(梅林)思わないでしょう。知らない方 多いでしょうね。
普通の谷かなと思ってるんだね。
この堀 幅は一番広い所で なんと…
江戸城最大の堀に
匹敵する巨大さです。
でも…
ですよね。
自然の地形を利用するのではなく
人力でつくった巨大な堀。
秀吉の権力を物語る痕跡です。
まさに天下人だからこそつくれた巨大な堀。
伏見城が首都にふさわしい
城である事の証拠ですね。
(梅林)あぁ~ ええ ええ。

おっしゃるとおりですね。
全部を?
好きなんですね。
…ぐらいでいいと思いますよ。
土木趣味がよく分かる。土木マニア・秀吉。
なるほど
そういう人だったんだよね。
行きましょう 行きましょう。
伏見城があった山から町へ下りてきた タモリさん。
城下町の端に当たる場所です。
土木マニア・秀吉は 首都の城下町をどうつくったんでしょう?
そうです 正面に。
あの…。
こんもりした丘が…。
あっ 見えてますね。 ほんとだ。
そこからは…
今 タモリさんがいるのはかつて低湿地だった場所。
そのため たくさんの人が住むには
適していません。
そこで秀吉は 伏見城に続く
山の斜面を城下町にしました。
とはいえ 斜面に町をつくるには→
土地を平らにしなければいけません。
大変な土木工事が
必要なんですが…。
なるほど その辺から。
(梅林)はい。 だんだん面白みが。
さあ 秀吉は斜面に
どう町をつくったのか。
よく分かる痕跡を

見に行きましょう。
こちらからの景色を
ご覧頂くと…。
あそこで…
城に向かう斜面には3本の道が横切っているんです。
平らな部分は 斜面につくられた
道だったんですね。
(梅林)せっかくなんで
この まっすぐな道…
正面に 1段目のうねりが
ちょっと こう→
平地になってるような
場所が見えてきましたね。
まず
1段目なんですけども…
まっすぐですよね。
そうなんですよ。
2本目に出てきました。
長いですよね。どこまでも どこまでも。
少し あそこが…
そう 上がってますね。おさらいすると→
この道 まっすぐなんですけども
路面は 実は うねっていますね。
斜面を横切ってつくられた
まっすぐな道。
どれも
路面が縦にうねっています。
山の斜面に道を通す場合→
普通なら なるべく等高線に沿ってつくります。
そのため 道は横にうねります。

しかし 道を無理やりまっすぐに通そうとすると…。
このように 縦に
うねりが生まれるんです。
つまり 路面の縦のうねりこそ→
土木マニア・秀吉が自然の地形に逆らって→
道をまっすぐに通した
証拠なんです。
(梅林)そこですよね ポイント 多分。
分かります?
そうなんですよ。
そこ すごく大事ですよね。
まっすぐ行きたいから。
だんだん 秀吉の性格というか…。見えてくるね。
秀吉は…
碁盤の目につくられた京の都にならったとも→
自らの権力を見せつけるために
土木工事を行ったとも→
言われています。
自然の地形に逆らってまで→
自分の思いどおりに
町づくりをした秀吉。
伏見をどうしても首都にしたい
という天下人のこだわりが→
よく分かりました。
秀吉は 伏見をどう首都にしていったのか。
次に タモリさんがやって来たのは
お城のすぐ近くの斜面。
この場所に 伏見が首都である
最大の痕跡があるんです。
お~。

お~。
(梅林)見えます?
あぁ 見えます。
あっ いいとこですね ここは。
おっ! 「桃11」。
桃山。
(梅林)はい。
あっ そうなんですか。
最高ですね。
「徳川21」とか書いてあるんです。
電柱は しょっちゅう見てた方がいいですよ。
電柱 注目ですね。
分かります 分かります!
そうですよね。 そうなんです。
そういう見方も…。
どんどん下がっていきましょうか。
分かりやすいですね。
斜面の町はいいね。
面白い! いい!
新しいですね。
でね こちら振り返って頂くと…。
そうですよ。 今ですね 僕らは…。
じゃ この角 更に ず~っと段差ものびてるんですけども。
こちらの角っこ。
この直線の角ですね。
で 更に… 右手にも→
ず~っと直線が続いている。続いてますね。
(梅林)
そうです そうです そうです!
斜面に平らな土地をつくる場合

ひな壇のように造成します。
段差が大きいという事は→
上に出来る敷地が広いという事を表します。
秀吉が斜面につくった
この広い敷地こそ→
伏見を首都にするために
欠かせないものでした。
何で こんな広い敷地を
つくったんでしょう。
その答えが 実は
現在の地名を見れば分かるんです。
「桃山毛利長門西町」。
(梅林)そうです。 振り返って 今度→
左側の電柱の照明
見てみましょうか。
(梅林)そうです。
この広い敷地 実は→
大名屋敷のために
つくられたんです。
古地図でも
伏見に全国の大名が→
集まっていた事が
分かります。
全国の大名を
伏見に住まわせて政治を行う。
まさに首都ですよね。
この制度 なんと江戸よりも先に→
伏見で行われていたんです。
今なお残る大きな段差と地名こそ→
伏見が首都である

最大の証拠なんです。
大名が住んでいた事が
分かる地名→
今でも
町の至る所に残っています。
伊達政宗も伏見にいたんですね。
これ珍しいね。 大名の名前が全部いまだに残ってんだね。
顔を合わせたというか 隣同士に
住むような事になったわけですね。
あっ そうなの。
という事は…。
この辺だ!
そうです そうです。
博多の結婚式 昔はね 必ず誰かが
槍と杯で あれを踊るんです。
こんな長い。 で 俺 一番…
見たのは中学ぐらいかな…。
こうやって持って
槍持って乗ってんだよ。
さすが福岡ですよね。
これから 「黒田節」披露するんだなって。
誰も変な顔してないで
「あぁ やるんだ」って感じでさ。
(笑い声)
ここで生まれたんだね。まさにここで生まれてるんですよ。
分かりました。
なるほど すごいね。
続いて
タモリさんが やって来たのは→
大名屋敷から山を下りた

城下町の一角です。
秀吉がつくった
首都・伏見からは→
さまざまな文化が
全国に広まりました。
その一つ…
食べ物? 伏見といやあ…
そうきましたか。
(笑い声)
何だろう? 伏見…。
お~! さすが女子ですね。
やって来たのは
なんと室町時代創業の老舗。
秀吉が大絶賛した食べ物って
何なんでしょう?
こんにちは。
(店員)いらっしゃいませ。
(近江 梅林)こんにちは。
(店員)いらっしゃいませ。
(梅林)厳重につくってるように…
マスクして 頭巾をかぶって。
(梅林)実は…。
なんと 秀吉が大絶賛した食べ物ようかんだったんです。
というわけで ようかんづくりを
早速 見せてもらいましょう。
(笑い声)
お邪魔します。あ~ すぐ裏なんですね。
こんにちは~。
(岡本)寒天と あんこをこうやって ずっと手で→
1時間ほど これで ずっと…。

へぇ~。
これに流し込むんですね。
で 冷えると固まると…。よろしくお願いします。
ようかんを切り分ける作業に
挑戦です。
タモさん 大丈夫ですか?
(笑い声)家では ありますよ。
購入したものは ありますよね。
切ったやつを また切る。
あ 端っこを。
(吉田)はい。 出やすいように。
あらら!
あららら。
こちらが あげるとこになるので
ちょっと深いめに。
ヘラを グッと
奥まで押し込んでもらって。
手前から グッと引っ張ったら
出てきます。
うそ…。
(笑い声)
かたい?
お~。あっ 出てきた。 出ました。
これ1寸です。
これが? はいはい…。
まあ こんなもんですよね。
(吉田)はい それで押して頂いて。
まっすぐ押す…。
はいはい… そうです。
はい。

あっ きれい。
(岡本)このように ようかん
つくらせてもろてます。→
ただ 当時ですね…
違うんですか。
蒸しようかんは 秀吉の時代
最高級の和菓子でした。
南蛮渡来の砂糖を使って
蒸し上げます。
でも 日もちが悪かったため
改良されて出来たのが→
こちらの 練りようかん。
江戸時代に なんとこのお店で生まれたんです。
お味見を頂ければと思いまして。
ありがとうございます。
う~ん。
おっ。(岡本)いかがですか?
練りようかんと違いますね。
(岡本)小麦と葛粉を使っております。
あっ 小麦 葛粉。
…というふうに言われております。
これは…
(岡本)ありがとうございます。この食感は いいですね。
おいしいですね。
おいしい。止まらなくなるかも…。
おいしい。
ありがとうございます。
続いて タモリさん 城下町を離れ→
宇治川の南側へ やって来ました。
土木マニア・秀吉が

伏見を首都にするために行った→
一大プロジェクトの痕跡があるんです。
おっ 広い町屋がありますね。(梅林)はい。
残ってんですね。
よく残ってますね。
(梅林)近江さん あのね…
初めてかもしれませんね。
(梅林)ちっちゃいおじさん
のってません?
ちっちゃいおじさん いる。
何ですか? あれ。
鍾馗さんって 京都では…。
あっ 鍾馗さんですか。
鍾馗さん?
魔よけですかね。
屋根の上の ちっちゃいおじさん
探して下さい。
いるでしょ? そうなんですよ。
あそこにも いました。
ちっちゃいおじさん
いっぱい いるんだ。
かわいいですね。
確かに かわいいなぁ…っていやいやいや→
おじさんは おじさんでも
秀吉さんの痕跡 探して下さ~い。
おもしろいな この通りは。
改めて 左右を見ながら 見ながら…。
おぉ~。
そうです。
これは何の段差だろう?

(梅林)反対側 見てみましょうか。
お~ かなりの段差。
あっ そこにも道がある。そうです。
そうなんです。
今 タモリさんたちが歩いた道→
周りの土地より
5mほど高い所にあります。
なんと この道
かつては この高さのまま→
4kmも
続いていました。
これこそ
秀吉の痕跡なんです。
でも どうして
周りよりも高いんでしょう?
不思議じゃないですか?
不思議ですね。 うん。
実はですね この辺り…
はい ジャン!
そうです。 昭和初期まで…。
はい そうなんです。
ほぉ~。
こちらは 秀吉が首都をつくる前の伏見の様子です。
伏見の南には
巨大な巨椋池があったため→
奈良と京都を結ぶ
街道は→
伏見の外側を
通っていました。
秀吉は

奈良からの物資を全て→
首都 伏見に集めたいと
考えました。
そこで 巨椋池に
太閤堤をつくり→
伏見に
直結させたんです。
ええ。
むちゃしてるでしょ?
今の言葉でいったら。
今 残っていたらねぇ…。
太閤堤をつくる事で 伏見を
陸上交通の拠点とした秀吉。
更に 巨椋池を挟んで→
離れていた宇治川と淀川を直結させました。
その結果
当時 日本で最も重要な→
商業都市 大坂と
伏見が水路で結ばれました。
伏見は 水陸両面から
物流の中心となり→
首都にふさわしい
都市となったのです。
僕はですね 実は…
…と思ってるんです。何だろう?
最後に それを感じる事ができる
場所に行きましょうか。
行きましょう 行きましょう。
行きましょう!
最後に向かったのは

伏見城の南側にある丘。
実は ここに 秀吉が伏見に築いた
最初のお城がありました。
この場所で
秀吉が伏見を首都にした→
もうひとつの理由が分かるんです。
どの辺にあったかっていうのが…
ただ…
その痕跡は あるんですか?
痕跡が こちらなんです。
えっ?
あれっ… こんにちは。
(梅林)こんにちは~。こんにちは。
(梅林)是非是非 間近で。
こんなとこに お店開いてたわけじゃないですよね。
よ~く見て下さい。
そうです!「金箔瓦」ってやつですね。
しゃちの…。
はい しゃちの破片とか。
これだけですか? 出てきたのは。
(小森)たくさん出てきてます。→
大阪城とかに負けんぐらい
数 出てきております。
じゃあ…
ところが この指月城大地震によって→
つくられてから僅か2年で
崩れてしまったんです。
焼けてないですよね。
実はね 恐らく…
伏見を詠んだ

この和歌にこそ→
指月城を失ったあとも
秀吉が伏見を首都にする事に→
こだわった思いが
込められているんです。
好き… 好きなんだよね。
好きだっていう。
何となく 感じてきましたよね。
うん。
豊臣秀吉が伏見で過ごしたのは
晩年の僅か5年間。
天下人が最後に愛した
伏見の風景とは→
一体
どんなものだったんでしょう?
あ~。
あぁ こういう風景だ。
ここに巨椋池が ず~っとあって
全部見えるというね。
巨椋池に やっぱり
舟浮かべたりしてたのかな。
(梅林)そうです そうです。
これ 景色すごいだろうな。
♪♪~
「伏見は“日本の首都”だった!?」という このお題ですね。
ほんのちょっとの
短い間でしたけども→
やっぱり首都だったですね。
首都だったんですね。
伏見が好きだったんだろうな

この眺めが。
どうしても ここに つくりたい。
ものすごい強引なところがある人なんだけども→
ちょっとは かわいいとこも
あるという人ですね。
(梅林)そうですね。
秀吉が…。
秀吉がつくった首都だったですね。
ええ。
♪♪「未来の あなたに」
♪♪「幸せを 贈る」
♪♪「記憶と 想い出を」
♪♪「花束に 添えて」
♪♪「ひとときの 夢を」
♪♪~
いや 知らないです。
ないね! へぇ~。
あっ ないわ!
全然 分かんないんですけど…。(笑い声)
あんな重い電車が通ってるでしょ。
ないんですよ 脚が。 橋脚が。脚がない…。
2018/04/17(火) 23:55〜00:40
NHK総合1・大阪
ブラタモリ「#37 京都・伏見」[解][字][再]

舞台は京都市の南に位置する伏見。千本鳥居で有名な伏見稲荷大社や酒どころとして知られる伏見が、実は「日本の首都」だった!?知られざる歴史にタモリさんが迫ります。

詳細情報
番組内容
今から400年以上前、「日本の首都」だったという伏見。実は伏見は、豊臣秀吉が愛してその晩年を過ごした場所。街のいたるところに、秀吉が残した都市計画の痕跡が残っています。住宅街に残るまっすぐな道路は、秀吉の首都建設にかけた情熱のたまもの?今も残る地名を見れば一目瞭然!おなじみのあの武将もこの武将も、みんな伏見に住んでいた!?そしてなぜかタモリさんがスイーツ作りに挑戦、一体「首都」となんの関係が?
出演者
【司会】タモリ,近江友里恵,【語り】草�g剛


ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化