♪♪~
(
竹内) <自然がテーマの科学者達が…>
<…を目指す長期実験企画>
<それが 『目がテン!』…>
<それが…>
<放置され 暗く荒れ果てた里山から 木を切り出し→
光が差し込む美しい里山へ>
<ようやく その…>
<悩ましいのが切り出した木の
使い道>
<そこで
新しい科学者が登場!>
<春のかがくの里
一気に動きだしますよ>
里山再生
ついに始まりましたね。
(
渡辺) ついにですね。ただ これ 大変ですよ。
大変ですか
。イメージ映像まで行くのには→
ホント大変ですよ
これは。あれはキレイでしたけど。
大丈夫ですかね?
そうですね。
(
佐藤) どっこらせ。あれ?
よっしゃ~
まず仕事を始めるっぺ。
♪~
♪~ チャカチャンチャン
♪~
♪~ チャンチャンシャン
♪~
♪~ チャンチャンシャン
♪~
うるせぇよ!キャ~!
いい音したよ
今の。
うるせぇ
何やってんの。
「
わぁ~」じゃないよ何やってんの? 一体。
私
佐藤真知子今日からですね→
『
目がテン!』新レギュラーに昇格しました!
素晴らしい!
明るくていいわ このコは。
さて所さん
春を迎えたかがくの里ですが→
畑で去年取れた
ある作物を使って面白い食材を作ったみたいです。
(
笑い)説得力ないですか?
<農業の専門家
高橋先生が→
今年の栽培計画を
考えてくれました>
(
高橋先生) 案として考えました。
(
阿部) なるほど!
すごい
「トマト キュウリ ナス」って書いてありますけど。
(
高橋先生) そうですね。
<去年までは
週末だけの家庭菜園でも参考になるように→
週1度の手入れで育てられる
イモやマメが中心>
<今年取り組む
トマト キュウリ ナスは…>
<となると
やっぱり…>
そうですね
。
<人気の夏野菜作り→
結構 ベランダ菜園でもマネできるみたい>
<楽しみ!>
<他にも… えっ?スイカにも初挑戦!>
<夏が待ち遠しいですね>
<でも その前に>
<実は…>
<煎って マメまきをしたり>
<茹でて
お豆腐を作ったり>
<そうそう
調理科学の専門家→
露久保先生にお願いして→
ミソも仕込んじゃいました>
<今年の収穫祭の頃
食べ頃になるそうですよ>
<こんな感じで
いろいろ使ってはいますが→
生のまま保存してある大豆は
まだたくさん>
<他に使い道ないんでしょうか>
<すると…>
そうすると…
。
そういうところですかね
。
モヤシなんか
行けるかもしれないですよね。
え~
そうなんですか。
<そもそも
モヤシとは…>
<よくスーパーで見かける
モヤシは→
緑豆というマメから
作られていますが…>
<大豆を発芽させたものも
大豆モヤシとして売っています>
<露久保先生に
やり方を教えてもらい→
モヤシ作りに挑戦です>
<確かにマメが大きく膨らんでますね>
<ここで
ネットが役に立つんですね>
<さらに
段ボールの中に瓶を入れ真っ暗にして育てるんです>
<日に当たると
芽が緑色になって→
かたくなっちゃうんですって>
<あとは 芽が出るのを待つだけ>
<と言いたいところですが…>
<空調が効いた部屋に置くのがポイント>
<露久保先生によると→
そろそろ芽が出始めているはずとのことですが…>
う~ん…
あっ でもこれとか どうですか?
これ…
あれ!
(
阿部) 見えます?(露久保先生) 見えます 見えます。
(
阿部) 出てますよね。
(
露久保先生) そうですね。
おっ!
大豆…。
<ホントだ!
モヤシらしくなって来ました>
<実は
大豆から新芽が出てモヤシになると→
ある栄養素が
増えるんですって!>
<それは…>
(露久保先生)大豆のマメの時よりも→
大豆モヤシになった時のほうが…
。
<ヒョロ~っとしてるけど
モヤシは栄養豊富なんですね>
<そして…>
(阿部) 結構…。
(
阿部) これだったら…。
(
露久保先生) 大丈夫です。
<そこで…>
(露久保先生) それでは これで…。
完成!
<去年 里で取れた ゆうだい21という品種のお米を炊いて…>
<うわっ!
シンプルだけどおいしそう!>
<自家製モヤシのお味は?>
うん!
<ホントに大豆って
万能選手なんですね>
モヤシ出来ましたね
。
これ
お家でもできたらいいじゃないですか。
そうですね
できましたね。
そして本日は
里の大豆で作ったモヤシをスタジオに→
準備しました
。
1週間かけて作ったモヤシが
こちらです!
あら!
随分VTRよりも伸びてるじゃない こっちのほうが。
そうですよね!
現実に見ると おいしそうね!おいしそうですよね!
あとマメが
随分 緑 緑してるもんだね。
でも
これでも もちろん→
十分食べられる
ということなんですよね。
今日はですね
阿部さんが作ったように→
同じく
こちら モヤシナムルご用意いたしました。
これ何かさ
お家で育てた感が出てるよね。
出てますね
。自家製感がすごい伝わって来ます。
店先になかなかないよね
これは。いいじゃないですか。
いただきます
。
あっ!
おいしいね。おっ!
いきなり
おいしい。そうですか。
でもね
モヤシを食べてる感じじゃないんだよ。
どういうことですか?
水気が足んない感じの…根っこ食べてるような。
歯応えが
しっかりあるという。
でも
すごく おいしい。さぁ所さん 続いてはですね→
念願のビッグプロジェクトの
里山再生です。
佐藤君
これ置けってことだね?
すいません!
はい。
<今から2年前の5月>
<かがくの里では 予期しない大事件が起こりました>
<大事な…>
<その犯人は 里に侵入した…>
<その原因を野生動物の専門家
山本先生は→
こう語っていました>
<確かにかがくの里の裏にある山は→
手入れされておらず
荒れ放題のままでした>
<そこで…>
<阿部さんが通っていたのは…>
<里山整備に必要な技術を
習得するため→
講習で
みっちり学んだんです>
<そして
その年の収穫祭では…>
<所さんにヒノキを
切っていただき 華々しく…>
<収穫祭の直後
阿部さんが…>
<山仕事が
できない状態に>
<いよいよ
3年越しの…>
お願いします。
<協力していただくのは地元森林組合の皆さん>
<でも どこから手を付ければ
いいんでしょう?>
まず道を造るということですね。
<里山整備の第一歩は密集した木を切って 間引く→
間伐という作業>
<そして…>
<造るのは
木を運ぶ運搬機が行き来する→
横幅2mの道>
<結構 大変そう>
<まずは道にかかっている
邪魔な木を切ります>
<ピンクのテープが
切る木の目印です>
<腰も癒えて
ようやく踏みだす第一歩>
<阿部さん 頑張って!>
<まず倒したい方向に合わせて→
受け口といわれる 三角形の
切り込みを入れるんですが→
ここが最大のポイント>
<倒れる方向は→
この受け口の向きで
決まっちゃうんですって>
<続いて受け口の裏に
チェーンソーを入れて…>
<最後に
くさびを打ち込んで行きます>
<さぁ
狙いの方向に倒せるかな?>
(スタジオ:所) はねるからね。
(阿部) うわっ 行った。
うわ~!
<うわぁ 大迫力!>
(阿部) すごっ!
うわっ!
(中野さん) そうですね。
<狙いは あと1m左>
分かりました。
<経験が ものを言う伐採の作業>
<今度は うまく行くかな?>
(阿部) お~! うわっ!
<お~! 今度は狙い通り>
<こうして目印を付けた木を全て切り倒したら→
今度は重機で…>
(阿部) うわ~ 行った~!
<木材を運び出すための道造り>
<少しずつ 少しずつ>
<そして…>
<木が密集する荒れた山に…>
<見事な一本道が
出来ていました>
(スタジオ:佐藤) ホントだ!
<木を切ったことで 早くも日の光が差し込むように>
<期待が膨らみます>
やっぱプロはすごいですね。
立派な道が出来たじゃないですか
あれだけで全然違うもんね。
日の光が
しっかり入ってましたね。
ああやって
どんどん どんどん入って行って→
どんどん どんどん出来るという。
ただね 大変ですよ この後。
阿部君も いいですねって
言ってるけど→
腰 ダメだから あいつ。
いや~。
でも阿部さん自身はですね…。
…と意気込んでるそうですよ。今度 うちら収穫祭に行くじゃん。
その時に阿部君の活躍が
どのくらいのものかな?
さぁ所さん 実はですね
作業道を造るために→
かなりたくさんの丸太が
出たそうなんですね。
出るね あれね。
これからも里山整備で→
たくさんの丸太が出る
ということなんですが→
その出た木材を有効利用
やっぱしたいですよね。
何に使う?
それをですね 阿部さんが調査して来てくれました。
<作業道を造る時
たくさん出たのが…>
<この太くて…>
<取りあえず地元の製材所にお願いして→
保存してあるんですが
何に使えばいいんでしょう?>
<そこで
阿部さんが向かったのは…>
<ここに 木材の利用法を
研究する方がいるそうで…>
失礼します… あっ。
はじめましてよろしくお願いします。
阿部と申します。
村田と申します。
<こちらが 木材利用の専門家…>
<でも 大学の研究室なのに…>
♪~(阿部) あの…。
♪~来て早々なんですけど…。
♪~
♪~(笑い)
♪~
(阿部)♪~よかった 安心しました。
<バンドサークルの
部室のようですが→
エレキギターを作るのが
れっきとした研究なんですって>
<どういうこと?>
まぁ ギターですね…。
この場合 これまでは大体…。
ギターが ほとんどなんですけどもそれを…。
…での試作品です。
<実は日本は国土のおよそ7割が森林という→
世界でも指折りの森林大国>
<でも 豊かな森に恵まれているのに→
現在 国産の木材は3割程度で→
あとは輸入材が占めています>
<その研究の一環として…>
<…と取り組んだのが>
とにかく…。
どれですか?
(前川さん) こちらですね。
<通常 エレキギターは…>
<…の3つから出来ています>
<中でも…>
<現在 ギターのネックには…>
<先生は ネックに使える硬い木はないか探し続け→
日本の木の中から…>
<それが!>
(阿部) ダケカンバ?
ダケカンバ。
<その強度や特性が→
ほぼメイプルと同じことが分かったんです>
<この発見により オール…>
<…が ついに実現>
<…で出来ています>
…って 3つありまして。
そんなに用途が…。
(阿部)あまり使えないと思われてた…。
(阿部) 木なんですね。
そうです。
<つまり先生は これまで…>
<ギターという…>
<ならば先生に かがくの里の
裏山から出る木材の→
ステキな使い方
見つけてもらいましょう!>
<…が明らかに!>
<間伐作業で出る木材の利用法を調べるため→
木材利用の専門家 村田先生と→
樹木の種類に詳しい京都府立大学の→
糟谷先生の2人が
かがくの里の裏山を調査>
(村田先生) そうですね。
<硬くて丈夫なシラカシの用途は…>
(阿部) 木刀。
<あ~!あの木刀に使われる木なんだ>
(糟谷先生) これは…。
(阿部) ホオノキ。
<飛騨高山地方の
郷土料理…>
<…に この木の葉っぱが
使われていますが→
木材としては?>
え~! そうなんですか?
違いが…。
<試合で使われるバットは→
アオダモやメイプルという
硬い木>
<でも コントロールが必要な
ノックバットは→
少し軟らかいホオノキが
使われるんですって>
ヤマザクラも 直径30cmぐらいのが
2本ありましたんで。
(村田先生) サクラ材っていうのは高級材ですから…。
<お~!家具 作れちゃうんですか?>
<そして…>
これを うまく組み合わせれば…。
…が できるんじゃないかなと
思いますね。
<え? アコギ作れるの?
すごい!>
<かがくの里の裏山は→
可能性いっぱいの宝の山だったんです>
うまく行けば これ
無駄にならないね。
ただ アコースティックってねぇ?
できるのかな~? ホントに。
まぁ 聴いてみたいよね
どんな音がするのかな?ってね。
ぜひ お持ちください。
はいはいはい…。
一応 これ 音もつながってまして。
どれでしょう? スイッチ。えっと これですかね?
♪~うわ…。
いいんじゃない?♪~カッケェ。
♪~
(笑い)
すごい! すごい!
(拍手)
いいんじゃない?
うわ~ ありがとうございます。
(拍手)
さぁ 次回は何ですか?はい 次回は巨木の科学です。
実は今
ブームを巻き起こしている巨木。
巨木を巡るバスツアーに参加し
その魅力を徹底解明。
さらに 神社のご神木→
高さ45mもある杉の高所診断に密着。
そこで目にした 驚きの光景とは?
ごきげんよう また次回。
2018/04/22(日) 09:55〜10:25
読売テレビ1
所さんの目がテン!かがくの里を大伐採[字]
かがくの里・里山再生▽3年間、放置された荒れ放題の里山を伐採!▽伐り出した木も無駄にせず○○に有効利用▽家でもマネできる人気の夏野菜栽培…実はモヤシが凄いんです
詳細情報
出演者
【MC】
所ジョージ
【実験プレゼンター】
渡辺裕太
佐藤真知子(日本テレビアナウンサー)
【かがくの里専任プレゼンター】
阿部健一(セバスチャン)
【ナレーター】
竹内結子
番組内容
未来に繋がる楽しい田舎暮らしを目指す「かがくの里」でビッグプロジェクト!荒れ放題の裏山から畑にイノシシが侵入…裏山大伐採で里を守る「里山再生」スタート▽阿部のチェーンソーが唸り劇的変化!▽伐採した木も無駄にせず○○に有効活用▽家でもマネ出来るモヤシ栽培…モヤシは万能食材だった!
音楽
【新エンディングテーマ】
「未来」所ジョージ
番組ホームページ
http://www.ntv.co.jp/megaten
おしらせ
※日本テレビ、2018年4月8日放送分です。
ジャンル :
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