(慶喜)今の幕府でこの世の太平が守られると→
本気で信じてるのか?
(大声で)この大バカ者!
分かった 俺が将軍になろう。
(吉之助)一橋様…!
<一橋慶喜は ついに
次期将軍となる決意をしました。→
吉之助たちは 急ぎ京へ向かい→
将軍継承に関する詔を賜るべく朝廷へ働きかけました>
(近衛)喜びなはれ。
ついに ついに! 天子様から→
幕府に詔が下されます。
ついにでございもすか!
(左内)ついに慶喜様が
将軍となられるのですね!
いや~ ほんまに苦労したわ。
なあ 月照さん。
(月照)ただ この写しによると→
「世子は 英傑 人望 年長の→
三件をそなえたものを選ぶべし」と
記され→
一橋慶喜様をとは
書かれておりません。
あ… じゃっどん この年長ちゅう
お言葉が指すのは→
紀州の慶福様ではなく
明らかに一橋様でございもす。
はい。 この詔が下されれば→
幕府が次の将軍を一橋様にするのは→
必定にございます!
これで この国も朝廷も安泰や。
(笑い声)
「君がため法のためには露の命→
只この時ぞ捨て所なる」。
露の命か…。 皆さんも命は 大事にお使いなされや。
(2人)はっ!
<将軍継承が一橋派に傾いた事を受け→
斉彬は 列強と対峙するため→
軍事力の強化をより一層 推し進めたのです>
前列 膝台 構え!
後列 立ち撃ち 構え!
狙え~。
(斉彬)撃て!
(銃声)
撃ち方やめ! 狙え!
(銃声)
遅い遅い遅い!
(左内)やりましたな 吉之助殿!
殿が どれほどお喜びにならるっか!
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
<次期将軍の事で思いを一つにした篤姫と家定は→
穏やかな日々を過ごしていました>
回想 (家定)姫も ずっと息災でいられるという事か。
(篤姫)はい 一橋様ならば。
一橋にする。 余の次は 一橋じゃ。
上様。
不思議な絵を お描きですね。
春なのに
柿の実がなっております。
上様の目には
お見えになるのですか?
秋になったら 甘い実がつく。
それが見える。
上様は 柿がお好きなのですね。
うん。 御台にも食べさせたい。
うれしゅうございます。
私も柿が大好きです。
そうか! 秋になったら→
御台と甘い柿を食べよう。
そうじゃ…。
幾島 [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩からたる柿を取り寄せよ。
(幾島)それは よきお考え。
たる柿なら 秋まで待たずとも→
甘い柿が召し上がれます。
うう…。
上様?
苦しい…。
上様!? 誰か!
すぐに医師を!はっ!
上様… 上様!
<家定は 持病のかっけが悪化し→
予断を許さない状態となりました>
♪♪~
(井伊)上様。
折り入って お考えを伺いたき儀がございます。
上様。
上様!
筆と紙を…。
はっ。 急ぎ 筆と紙を!
上様 よもや遺書を
お書きあそばされますか?
下がれ!
は?
この井伊が おつかえ致す。
不肖 井伊掃部頭→
徳川宗家の御為 一身をなげうち→
幕政を取りしきる所存にございますゆえ→
そのように一筆 お定め頂ければ。
それから もう一つ次の公方様は…。
(小声で)慶福様と
書き残して頂きたく…。
これは…。
これを御台に食べさせてくれ。
柿…。
ご安心なされませ。この井伊が必ず。
≪(家定)頼む!
お心安んじられませ。
<そして 突然→
井伊直弼は大老に就任したのです。→
大老とは 老中の上に置かれた
幕府の最高職。→
井伊は
最高権力者となったのです>
上様は この井伊に
一切の政務を お任せになられた。
まず メリケンとの通商条約じゃが
朝廷の勅許が得られず→
一刻の猶予もなき今は致し方ない。
ハリスの要求を受け入れ→
戦にならぬ道を第一とする。
(斉昭)朝廷をむげにし奉る所存か!?
そのような事 許されんぞ!
更に 先年より将軍継嗣について意見する大名もあるが→
上様の仰せにより 次代将軍は…→
慶福様と定める。
慶福様と定める。
(一同)ははっ。
(慶永)いや しかし
朝廷からの勅命には…!
上意である。
(近衛)いかん! いかん いかん!
ああ~ もういかん!
これで おしまいや。→
打つ手なしや…。
畏れ多くも 詔が書き換えられてしもたんです。
まさか 年長の二文字が
消されたのですか!?
(月照)さようです。 そのせいで→
幼い紀州様がお世継ぎにおなりあそばしても→
詔に背いた事にはなりませんのや。
そげなこつ…でくっとでごわすか?
彦根の手ぇの者が
九条関白に近づいとったんや!
万事休す…。
急ぎ [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に戻りもす。
(左内)吉之助殿。
♪♪~
(本寿院)跡継ぎは 紀州の慶福様と
上様がおっしゃったのじゃな。
(井伊)はい。
(本寿院)それはよかろう。(篤姫)そんなはずは…。
上様は 次は一橋様にと仰せに。
それは 上様のざれ言にございましょう。
掃部頭…。
そなた もしや ご病気で苦しんでおられる上様に→
無理強いして迫ったのか!?
(井伊)いえいえ→
全ては 上様のご意志のまま。
(幾島)御台様。
近習が聞いておったそうです。
上様が掃部頭殿に→
「頼む」と確かに言われたと。
ならば その上様が書かれた遺書とやらを→
ここに持ってまいれ。
それはなりませぬ。上様が拙者にと託されたもの。
いかに御台所様…。
(大声で)出過ぎるでない!
ははっ。
(歌橋)ささ こちらにございます。
紀州の慶福にございます。→
御台様 公方様が一日も早くご本復あそばされますよう→
お祈りしております。
かたじけのうございます。
(本寿院)慶福様
大きゅうなられましたの。→
こちらに おじゃれ。
(慶福)はい。
(本寿院)よう来られましたのう。
お見舞いにも参られぬ一橋様とは大層な違いでございますな。
(笑い声)
(笑い声)
♪♪~
(2人)エッホ エッホ…。
何だ ありゃあ。
♪♪~
うっ…。
ん… あっ…。
回想
おいには 殿の夢が果てしなくてとても ついていけもはん。
夢じゃねえ。
もう そこまで来てる。
♪♪~
(関)殿! 西郷にございもす!
(山田)おおっ!
殿!
西郷。
ただいま 戻りもした!
次の公方様は…。
情けない格好じゃのう。
ご苦労であった。
殿…。
もうよい。
殿!殿!もうよい!殿~!
お殿様ではなかか?
お殿様!?お殿様じゃ!
♪♪~
ハッ。
殿~!
♪♪~
(いななき)
殿…!
殿。
おいは どこまでも… どこまでも殿についてまいりもす!
小さか頃 ここで
お言葉をかけて頂いた→
あん時から おいは
そげん 心に決めちょいもす!
回想
メソメソするなこのやっせんぼ!
死んではならぬ。
江戸からの書状によると井伊は 集成館にも目をつけ→
近々 ご公儀から
工場廃止の命が下るそうだ。
なんと…。
夢は砕けた。
この国の仕組みを変える。
この国を強くする。
異国から この美しい国を守る。
そして この国の全ての民を豊かにする。
だが…
天は わしに味方せなんだ。
ここに来る途中
汗にまみれる百姓たちを見た。
農業こそ
この国を支える礎なのだと→
かつて わしは
ある者に教えられた。
全ての民が
たらふく米が食える国。
それこそが 異国にも負けぬ
強い国をつくるのだと。
西郷。
今日限り 庭方の役目を解く。
殿…。
(いななき)
♪♪~
(琴)また持ってくっで。(鷹)姉さぁ いつもあいがとな。
(琴)兄さぁ?
兄さぁ! どげんしやったとな!?
みんな!
兄さぁが お帰りにないもした。→
さあ 長旅で お疲れでごわんそ。
(一同)兄さぁ!
(きみ)あ~ 今度は
また 随分 はよ帰って…。
いまじゃった。
(吉二郎)兄さぁないがあったとでごわすか?
(琴)兄さぁ?
すまん。 殿からお役を解かれてしもうた。
(熊吉)またまた
そげなご冗談を…。
(笑い声)
ほんのこて 申し訳なか…!
♪♪~
正助どん。
(正助)
一体 ないをしでかしたとか?
おいは
ないをしちょったとじゃ…。
江戸や京を駆けずり回って→
殿のお役に立っちょっち自分では思っちょった…。
じゃっどん
ないの役にも立てなかった。
万策尽きた。
(すすり泣き)
やっせんぼ。
万策尽きたち そげなもんやっせんぼの言い訳じゃが。
たかが
一つや二つの策が破れたっち→
おめおめ引き下がる
吉之助さぁではなかどが。
小さか頃から
みんなが無理っちゅうこつを→
吉之助さぁだけは諦めんかった。
だいも考えられん→
とんでもなかこつをやる
男じゃった。
女子の気持ちが分からんちゅうて
女子の格好をし→
殿に無礼極まりない
怒りの文を送りつけ→
藩主の座につかれるよう
背中を押した。
そいは そん時じゃったで
できたこっじゃ。
んにゃ! 今も できんはずはなか。
御前相撲で殿を投げつけ周りは凍りついた。 じゃっどん→
そいが おいの謹慎を解く
きっかけを作り→
江戸で自ら 殿のお庭方に
なるこつに結び付けた。
全て 吉之助さぁだから
やれたこっじゃ。
やれるはずのなかこつを
やり抜いてきたんじゃなかか。
そいが おいの知っちょっ…→
西郷吉之助っちゅう男じゃ。
♪♪~
(きみ)ごちそうさまでした。
♪♪~
(信吾)ごちそうさまでごわした。
(鷹)信吾 かつお節。 はい。
あいがとさげもす。兄さぁは?
おいはよか。
はい。
(吉二郎)鷹 おはんも食べんね。
はい。
うまか!
(安)姉さぁ あいがとな。ううん よかよか。
(安)ばあ様 さ湯は?
(きみ)あっ あいがとな。
♪♪~
「わが行ひにせずばかひなし」。
(一同)
「わが行ひにせずばかひなし」。
見合って見合って… はっけよい!
♪♪~
<江戸では
将軍継承に勝利した井伊大老が→
幕府を意のままに
動かし始めていました>
畏れながら
上様のお形見でございます。
お形見?
上様が身まかられた!?
♪♪~
上様…。
(涙声で)上様!
<家定の死が公表されたのは亡くなってから ひとつき後。→
それは 家定の名で
アメリカとの条約締結と→
次期将軍が慶福と発表された
直後という→
実に絶妙な時でありました。→
将軍継承争いは 南紀派の勝利で幕を閉じたのです>
♪♪~
回想 (斉彬)集成館で作らせているのは→
なにも 鉄や軍艦
大砲だけじゃない。→
新しい技術を身につけた
職人たちが育ち→
金を稼ぐようになる。→
便利な農具で百姓たちは多くを実らせ→
商人たちは それをもって
交易を広げていく。→
皆が豊かになる。
皆が豊かに…。暮らしが豊かになれば→
民は皆 前を向く。
国は自然と まとまる。
回想
おいには殿の夢が果てしなくて→
とても ついていけもはん。
夢じゃねえ。
もう そこまで来てる。
♪♪~
回想
みんなが無理っちゅうこつを→
吉之助さぁだけは諦めんかった。
だいも考えられん→
とんでもなかこつをやる
男じゃった。
回想
やれるはずのなかこつをやり抜いてきたんじゃなかか。
回想
そいが おいの知っちょっ…→
西郷吉之助っちゅう男じゃ。
≪(山田)下がれ下がれ下がれ!
≪(うなり声)
西郷 西郷! 西郷! 西郷!殿に お目通りさせてくいやんせ。
黙れ。 お主は もう
お庭方でも何でもないのだ。殿!
西郷でございもす! 殿!
はなせ!
ないをしちょっとか!
殿~!
殿~!
殿…。
殿!
控えよ。
(斉彬)はなしてやれ。
(一同)はっ。
(斉彬)どうした? 西郷。
殿!
兵を挙げてたもんせ。
こんままでは異国に のみ込まれてしまいもす。
そげんなる前に 殿が立ち上がり
こん国を守ってたもんせ!
バカを申すな。
今 江戸へ兵を送れば 大戦となる。
戦ともなれば国は乱れ
それこそ異国の格好の餌食となる。
戦をすっために
兵を出すっとではございもはん。
向かうは 江戸ではなく→
京。(山田)なんと!?
天子様のお膝元である京にて
馬ぞろえをし→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の兵と殿のお姿をもって
我らの決意を示すっとでごわす。
天子様の詔を改めて頂き→
幕府に改革を迫ると?
そんとおりでございもす。
(関)殿 どのような詔を賜っとでございもすか?
幕府は 政を一新せよ。
これよりは→
幕府 朝廷 共に手を取り 異国に
立ち向かえる国をつくれと!
鍛え上げた我ら[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の兵は
今や 日の本一。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩が 天子様の御名のもとに
立ち上がれば→
間違いなく諸藩の者たちも…。
井伊の独裁に不満を抱く者は多い。
その者たちの思いを集め
幕府に迫れば…!戦にならず→
こん国の政を改められもす!
(山田)殿 畏れながらお気は確かでございますか!?→
そのような無謀な策に乗って
天子様を動かし奉ろうなどと…!
(笑い声)
西郷! よう言うた。
(笑い声)
まさか あのやっせんぼに言われて腹が決まるとはな。
(笑い声)
(斉彬)泣くな!はい!
西郷!
はっ。今すぐ京へ戻れ。
道中 我らと思いを同じゅうする
諸藩に告げよ。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩が兵を挙げ 京へ上るとな!
京へ着いたら→
近衛様を通じて
すぐに天子様にも申し上げよ。
はい。
支度ができ次第→
わしも すぐに後を追う。
京で会おう!
はっ!
西郷!
♪♪~
今から…→
お前は わしになれ。
はっ。
♪♪~
(大山)ついに殿が兵を動かさるっとか。
(有馬)戦じゃ 戦! もう今から
武者震いが止まらん! うわ~!
(大山)おっ 有馬。
武者震いじゃのうて→
怖くて震えちょっとじゃなかか?
(有馬)ないを言うちょっとか。
そいは こいじゃ!
しっかりせんか 新八!(大山)こんやっせんぼが。
おはんら! 騒ぎ過ぎじゃ。
戦になっかどうかは→
京に行ってみらんにゃ
分からんどが。
正助どん 京に着いたら
必ず便りをすっで→
待っちょってくいやい。
おはんら!
そん時が来たら頼んど!
(一同)おお!
<吉之助は
再び 京へやって来ました>
おいしょ~!
また来るわ。≪おおきに。
(鍵屋直助)
西郷はん 毎度おおきに。
来ちょっか?
はい お二階におそろいです。
茶を頼む。
へえ。
(2人)わっ!
(お虎)西郷はん! おこしやす。
お虎どん また世話になっで。
へえ。
(鍵屋)お虎。
はい。
「おこしやす」は 一見さん。
西郷はんは お得意はんやから→
「おいでやす」でいいんや。
はい。
それは
よう御決心なさいましたなぁ。→
西郷様も
よう島津様を動かされました。
はっ。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守様の御出陣に→
井伊大老の顔色は一変しますよ。
はい。
こちらどす。
(お虎)失礼します。お客様が お越しどす。
俊斎どん!
(俊斎)吉之助さぁ。
ないごて おはんが京におっとな?
江戸におっとばかり。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩のおっかさぁが 病で倒れた。
えっ!
…ち言うて 上役に嘘をついて
江戸の藩邸を出てきたとじゃ!
紛らわし。
こげな時に 江戸でじっとしていられるか!→
お殿様が御出陣なさるち聞いて→
居ても立っても居られんで飛んできたとじゃ!
撃て~!
(砲撃音)
頭~ 右!
どうした どうした!? [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩隼人!下を向くな!
胸を張れ!
おい 着いたぞ!
(お虎)ああっ! あっ…!
おお~っ!
おおきに。
気を付けてくいやんせ。へえ。
おはんも気を付けんと。
申し訳ございもはん。
おいしょ~! おはんら気張れ!
もうすぐじゃ!
もうすぐ殿が
京に上ってこらるっど!
(一同)おお!
丁寧に丁寧に!
こいを頼む。
分かいもした。
殿 お待ちしちょいもす。
次。銃隊 前へ!
前列 膝台 構え。
後列 立ち撃ち 構え。
狙え!
撃て。撃て~!
(銃声)
撃て。撃て~!
(銃声)
撃て!
(砲撃音)
撃て!
撃て~!
<安政5年7月16日。→
島津斉彬様は
この世を去られました>
撃て~!
<あまりに突然な→
そして 心を残しての
ご最期でございました>
行かねばならぬ…
西郷が待っておる。
西郷… 西郷。
西郷…。
<今宵は ここらでよかろかい>
生きるんや。生きて [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守様になりなされ!
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩守は もうおらんのだ。
御用である!
(近衛)今度の大老さんを
甘う見たら あきません!
(ふき)待ってる。
ここでヒー様を待ってる。
僕は まだ
何一つとして諦めてはいません。
御一同
まだ終わっちょいもはん!
甲突川の河口 天保山の一帯は→
洋式砲術や騎兵などの訓練が行われた所です。
3,000人の兵を率いて
上洛を計画した斉彬は→
軍事訓練を視察した後 病に倒れ
8日後に息を引き取りました。
斉彬が埋葬された福昌寺は
島津家の菩提寺です。
最盛期には 1,500人以上もの
僧侶がいたといいます。
明治の廃仏毀釈によって
寺はなくなりましたが→
今も 歴代の藩主たちが
静かに眠っています。
斉彬は 死後 朝廷から照國大明神
という神号を与えられ→
以来 鹿児島市内の照國神社に
祭られています。
志半ばで倒れた希代の名君 斉彬。
その熱い思いは 西郷へと受け継がれていく事となるのです。
2018/04/28(土) 13:05〜13:50
NHK総合1・大阪
西郷どん(15)「殿の死」[解][字][デ][再]
将軍家定(又吉直樹)が病に倒れ、井伊直弼(佐野史郎)は次期将軍を慶福と決める。吉之助(鈴木亮平)は薩摩に戻り、斉彬(渡辺謙)に談判。薩摩軍の上洛計画が始動する。
詳細情報
番組内容
篤姫(北川景子)と将軍家定(又吉直樹)は仲睦(むつ)まじい日々を過ごしていたが、突然家定が病に倒れる。それに乗じ井伊直弼(佐野史郎)が大老職に就き、次期将軍は紀州の慶福と決まる。吉之助(鈴木亮平)は急ぎ薩摩に戻り、斉彬(渡辺謙)に報告するが、斉彬は万策尽きたと告げ吉之助を役目から解いてしまう。落胆するばかりの吉之助に正助(瑛太)は激昂。やがて斉彬は薩摩軍を率いて京を目指す上洛計画を始動する。
出演者
【出演】鈴木亮平,瑛太,桜庭ななみ,北村有起哉,高橋光臣,渡部豪太,堀井新太,増田修一朗,塚地武雅,水野久美,北川景子,渡辺謙,松田翔太,又吉直樹,風間俊介,尾上菊之助,泉ピン子,【語り】西田敏行
原作・脚本
【原作】林真理子,【脚本】中園ミホ
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – 時代劇