2018/05/13(日) 13:59〜14:54 マルコポロリ![字]【清塚信也の母は超スパルタ!天才を育てる爆笑(秘)教育術】

♪♪~(ピアノの演奏)
♪♪~
(ナレーション)<甘いマスクと華麗なテクニックから→
クラシック界の貴公子として
大ブレーク!>
<マルチな才能を見せつける→
現在 注目度ナンバーワンの→
天才ピアニスト 清塚信也。>
♪♪~(ヴァイオリンの演奏)
♪♪~
< あの世界的指揮者 小澤征爾が→
家に遊びに来ていたという→
超セレブな名門音楽一族に生まれ…。>
<天才ヴァイオリニスト→

鷲見恵理子。>
<本日 そんな2人の→
ぶっ飛び素顔が明らかに!>
(東野)さあ 本日のゲストは
世界的な音楽家 お二人。
まずは ピアニストの
清塚信也さん。
そして ヴァイオリニストの
鷲見恵理子さんです。
よろしくお願いします。
(中島)よろしくお願いいたします。
多分 あの~
知らずに来たと思うんですけど→
多分 これ

間違いやと思うんですよね。
清塚さんに至っては うちの…

足りないですよね。(清塚)ちっちゃいやつ。
それを本番5分前に
黙~って そこに座ってるから→
あんまり こっちが
見られへんな思て。
で 鷲見さんっていう方は
すごい方でございまして。
ご自身でも…
(鷲見)そうですね。 あははは。
でも…
うふふ。
今のおしゃべり聞いてたら→
あっ…
(てつじ)お育ちがね。
っていうのは もうわかります。
僕が学生のころとかから もう…
僕は全然…
こういう方を…
という事ですね。
ここは ここで もうね
言っちゃあ 普通の家で。
なぜか…
(笑い)
まずは
この清塚さんでございますけど→
5歳から
本格的にピアノを始めまして→
国内外の賞を受賞。
でも やっぱり クラシック盛り上げるという使命感があったから→
「のだめカンタービレ」の

玉木さんの吹き替えとか→
「龍馬伝」で俳優デビュー。
ただ 実際やってこれで終わってるという事は→
多分 これ…
あははは!ちょっとずつやっておられます。
こっちですよね。 鷲見恵理子さん。
ヴァイオリニストでございまして。
祖父は 日本ヴァイオリン界の父。
生後7日目ヴァイオリンを握って→
14歳で アメリカの名門
ジュリアード音楽院。
イタリアでは宮廷貴族に愛されて。
何なんですか?
海外の 特に…
っていうのがもう 伝統的な習わしで。
パトロンというか
そういう事ですよね。
で 12年間
パーティーで演奏する日々を送り→
昨年 ○○をしていた事が発覚。
何か。 こちら。
居酒屋「鳥貴族」で
バイトしてた事が発覚。
(せいや)どういう事ですか?
(てつじ)何してるんすか?
その辺は
また後ほどVTRでございますし。
で 今回は 特別に→
清塚さん これ いいんですか?
(一同)ええっ?

この場で作るから。(せいや)即興で?
はい じゃ…
2つずつお願いしてもいいですか。
じゃ…
ヨですか?いや ない…。
(てつじ)ドレミファソラシドや
言うてるのに。
(昴生)ヨ ないんか。
あっ じゃ…。
(昴生)
ドレミファソラシドの中で はい。
あはははは!
(昴生)怖っ!→
ちょっと待って。
もう バラエティー慣れし過ぎてるやん。
2つ2つ言うて。
ドレミファソラシド。
ドとミ。
ドとミ。 じゃ 僕…
♪♪~(ラの音)
(昴生)もう1個。 じゃ…
バーン!
あはははは!
あははは。
(てつじ)何やねんな。
(昴生)申し訳ございません。
(亜生)うちの兄が。
ドとミと何?
ラと じゃ…
じゃ…。

♪♪~(ドミラシの音で)
これですね。
はい。 じゃ 僕が→
「ミキの漫才です。
どうぞ」で。
(亜生)すごい。 マジっすか?
いや これはもう。
じゃ スタンバイしてね。
(せいや)すごいな。
さあ それでは ミキでございます。
どうぞ。
♪♪~(悲しげな曲調で)
(あいはら)かっこええ。♪♪~
♪♪~
(てつじ)むちゃくちゃかっこええやん。♪♪~
♪♪~
ははははは。
(悲しげに)
あかんやろ。 あかんやろ!
(昴生)あかんよ!
あかんよ こんなん。→
元気いっぱいで出てきたいんです。
でも こんなのお手の物でございますからねよろしくお願いします。
そして 鷲見さんでございますけど
ちょっとね 今日。
こんなんいいんですか? もう。
これ ちなみに何というヴァイオリンの種類とか何か。
これは
グァルネリウスという種類で。
1686年。

(中島)1600?
そうですね。
バッハと同い年。(昴生)ええっ!
ぐらいですね。
なんぼ なんぼ なんぼ。
そうじゃないねんて。
楽器の…
(せいや)ちょっと失礼を承知で。
俺も 聞くのも恥ずかしいからじゃあ 代表して聞いたら?
すいません。
(あいはら)超一流!?
ちょっと…
ぼんやり言いたいのよ。
それぐらいで
勘弁してくださいねっていう。
わかってます。 大丈夫です。
ありがとうございます。
<信也がピアノを始めたのは
5歳のころ。>
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ!(アラームの音)
はい!
≫早く起きなさい! 起きて。
<2歳上の姉と共に朝5時に起こされ…。>
<ピアノの前に座る事から→
一日が始まる。>
ふぁ~っ。
< それが母の口癖だった。>
<更に…。>
♪♪~
<半ば 洗脳に近い叱咤激励で→

信也は ピアノを始めた瞬間から→
プロピアニストになる事を
宿命づけられていた。>
< ただ
清塚家が特殊だったのは…。>
<母がプロのピアニストでも
何でもなく→
ピアニストに憧れただけ→
という ド素人だった事。>
< それでも
母の情熱は すさまじく。>
≪ピンポン ピンポン(インターホンの音)
≫♪♪~
すいません。
<防音設備もないマンション住まいのため→
近隣住民から
苦情が出る事も しばしば。>
何時だと
思ってるんですか?
<息子をプロにするためならば
ケンカも上等!の母。>
< そして
翌日には ご近所の人に→
信也は頭を下げに回るのが
常だった。>
信也!
は~い。
<学校の勉強よりも
ピアノの練習を優先。>
< それが

清塚家の教育方針だった。>
<更に…。>
信也。
は~い。
<家では…。>
あぁ~。
これ みんな やるんですか?ピアニスト。
< こうして 母の圧力と
名門教室の指導を受けた信也は→
コンクールに出場すれば
必ず賞を獲得するなど→
才能が開花。>
<中学生では 既に→
ピアニストの有望株として
知られた存在となっていた信也は→
プロへの登竜門と呼ばれる…>
<母親の支配から逃げるように…>
<1人 腕を磨いた。>
♪♪~
< そして 帰国後は…。>
(心の声)≪よし!≫
あっ すいません。
これが偉いですよね。
< なんと 1人…>
<芸能事務所や映画制作会社などに→
自らを売り込んだのだった。>
映画音楽もできるんですよ。わかりました わかりました。
♪♪~
< そんなかいあってかドラマ「のだめカンタービレ」の→
演奏部分の吹き替えを担当し→

一躍 脚光を浴びる。>
< その後
ピアニストとしての活動以外にも→
映画やドラマの
音楽監修などを務めるなど→
幅広く活動。>
<更には 俳優業にも進出しマルチな才能を発揮。>
< そして
今ではピアニストとして→
テレビに出演する機会も増え→
すっかり人気者に。>
< しかし…。>
はい。
はい。
はい。ありがとうございます。
< いまだに漢字は ほぼ書けず→
1人で電車に乗ったり→
銀行に行ったりが
できないなど…。>
<今になって
回ってきているという。>
さあ もうほんとに 常軌を逸する
お母さんの…。 執念ですよね。
どうしても お母さんが
音楽家になってほしかった?
そうですね。 自分が
やらせてもらえなかったというのが→
コンプレックスだったみたいで。
うんうん。
ええ~ 5歳から

もうプロになれと。
(八光)ふふふっ 初めて聞いた。
と 口癖のように。そうですね。
それを
ず~っと 僕らに言っていて。
って ず~っと僕らに。
ほぼ 半ば洗脳のように言って。そうですね。
ちょっとでも
練習 嫌がるそぶり見せたら…
(粗品)怖い 怖い。
(てつじ)怖い 怖い 怖い。
(あいはら)すごいなぁ。
ほんとに。
僕らは もうほんとに心から…
って ずっと思ってたんですけど。
でも 言い返せない?
言い返せないです。怖すぎて 言い返せなくて。
で ちょっと…
お母さんが…
(八光)えっ?
(てつじ)早いですって。
(あいはら)
笑う量が決まってるわけですね。
(てつじ)小学生の話ですよね。
(あいはら)貯金みたいなもんで。
今 笑ってるもん。
これは 人生の前半我慢したから。
笑わない方がいいですね。
笑わない方がいい。
(笑い)

ええ~ 小学校は1日6時間以上は練習。
6年生から中1は
1日10時間以上。そうです。
学校に行かなくていいっていう→
お母さんの考え方なんでしょ?そうなんです。
音楽は満点?
それ以外は1?
じゃないですかね ほとんど。
小学校の時は…
わからなかったですね。
何のルールですか?割り算とかのルールがわかんなかった。
(てつじ)「ルール」。
掛け算を逆にするとかいう。
たまに授業に行く。
別に 休んで こうやってたらお母さんは ニコニコしてるんでしょ?
そうです。
体育も もちろん。
ドッジボールとかも
絶対 ダメじゃないですか。 指。
だから
休まないといけないんですけど。
でも…
どうしても やりたいから素人だっていう事をいい事に→
「野球の
ボールを投げる あの瞬間が→
すごい
鍵盤に似てんだよね」とか言って。
(てつじ)そっくりだと。
でも 友達と遊ぶ時間があんねやったら→
ほんなら もう1時間でも

10分でも 1分でも→
ピアノの前に座って
練習しなさいと。
そうです。
(笑い)
「見てごらん」ってカーテン開けて→
「あいつも こいつもあいつも→
全員 不幸になるのよ」。
(粗品)口 悪い。
ムカつきますね
今 思っても ほんとに。
いや でも
それだけ 必死で。
そのころ プロの人に
教えてもらうんは…。
高いでしょ?
1時間とか2時間。めちゃくちゃ高いです。
どれぐらい かかるんですか?
いちばん高いのだったら→
もう ほんとに…
(ほんこん)ええっ!(粗品)うわ~。
じゃあ それは もちろん
お母さんも ずっと聞いて→
見てるわけですか?
もう レッスンで母も お金を全部出してやってるわけですから→
もう 僕が
答えられなかったりとかしていると→
後ろで…。
すっげぇ言ってくるんですよ。
もう途中から 小声でもなくて…

(笑い)
(てつじ)どんなレッスンやねん。
「家では 信也」…。
(八光)ははは。
(昴生)怖い。 語尾が怖い。
すげぇなぁ。
だから 愛情でございますけども。
刃向かったり…
1回だけ家出をした事があって。
全ての苦しみは
耐えたんですけど→
ゲームがものすごく好きで。
で ある時…
って言うんですよ。
で どうしても やりたいから…
ええっ!
お宅に…
僕1人になるんで。
(あいはら)おっ チャンスや。
そこで…
(てつじ)どんな怒られ方したんや。
トラウマなるぐらい?
トラウマになる。
でも それはもう
さすがに許せないって言って 家出して。
冬だったんで…
って 追いかけられてもう ほんとに捕まって。
で 家 帰って 母親が…
さすがに心に響いたのかなと。
やり過ぎたかなと

思ってるのかなと思って→
こう 走ってきて
ちょっと手を広げたから→
抱きつくのかな
と思ったら→
パーン!
ははははは!
(てつじ)
怖っ! とんでもないトラップや。
(てつじ)いやいや。 まだ言う?
まだ言うてるんすね。
すごいですよ。
(あいはら)徹底してる。
いやもう 徹底してるから。
だって コンテストコンクールで→
まっ いい成績
取るじゃないですか。
でも たまには
いい成績じゃない場合もあるんでしょ?
はい。
そん時は お母さんは?
母は もう ほんとに
作り物みたいな…
下を向いてて 毎日。
それで…
「そろそろ ご飯は?」
って言ったら→
もう 何かほんとに「はあっ」…。
みたいな事 言いながら。
(粗品)

ほんまに母ちゃんすか?(せいや)怖い 怖い。
(あいはら)
そこまでせなあかんのですね。そこまでやった結果…。
(八光)はははは すごいな。
で 高校は 首席って事は→
ピアノ部門で1位って事ですか?
まあ そうです。点数とか成績が はい。
(あいはら)そこまでならな
あかんねんな。で 大学は→
ロシア・モスクワの名門→
モスクワ音楽院に留学。
これ なぜ
モスクワ音楽院に決めたんですか?
もう そういう母…
逃げたかった。じゃあ もう→
お母さんが
褒めてくれた事っていうのは→
どういう時に
褒めてくれたんですか?
それとか まあ あとは 先生…
レッスンで→
「ああ これだったら
コンクール いい結果 取れるかもね」とかって言われた時。
母は そういう母でしたけど
でも…
どんなふうに褒めるんですか?
いや もう…
みたいな事を。
「信也は天才。→
やればできるんだから」。

みたいな事ず~っと言ってたんですけど。
(あいはら)実際そうやったんやもんな。
いや~。
あまり
人には勧めれないけども→
結果 それで
いうたら→
成果を どんどん どんどん
出していき→
国内外の賞を多く受賞し→
なおかつ ご自身でもいろいろ売り込みにかけて→
「のだめカンタービレ」で
玉木さんとかの吹き替えとか→
音楽のドラマの
ピアノテーマとか監修とか。
あと ご自身が
俳優デビューもされてるから。
まあでも ほんと二十歳
ぐらいのころから→
自分で営業して
回ってはいたんですが…。
それが…
二十歳の誕生日の朝にそれこそ すごい。
忘れもしないんですけども
大ゲンカするぐらい→
母が「そういう事は やめて」と。
「そのために頑張ったのに→
そういう」…
「そういうとこ」…
みたいな事を言うんで。

初めてかな 母と ほんとに。
刃向かった。
刃向かって→
「いや 違う。
音楽というのは ほんとに→
ポップな存在じゃなきゃ
いけないし→
やっぱり
人だかりの出来るところに→
音楽が行かないと
いけないんだ」って言って。
「今のクラシックは
マイノリティーだから」→
っていうのを言って
大ゲンカして→
それでも反対し 反対し。
でもそれを押し切って 僕は今 ここにいるんですけど。
こないだ
ある有名なドキュメンタリー番組追いかけてもらって→
うちまで来て
母の取材をしてる時に→
「お子さんは こういうね
クラシックだけじゃなく→
映画とかドラマとか
そういうところでも→
活躍なさってますが どうですか」→
って言ったら…。
ははははは!
(あいはら)そこも込みで教えてたと。
うれしいんですよ。

ドキュメンタリーで追っかけるぐらいの→
ピアニストになった
っていうのが やっぱり。
お母さんには…
(てつじ)あかんでしょ。オープニングの あの→
きったない きったない
キーボード。
ほんまに…
(八光)はははは!ありがたい限りですけど。
で ええ~
あれだけ口癖のように→
「ピアノで食べていけるのは
天国のような世界だ」と言っていたのに→
息子に対する対応と
孫に対する対応がお母さん 違いますか?
ほんとに違うんですね。
「塾とか習い事とかやらせようかな」って→
母に連絡したんです。
で 行かせようかなと思ったら…。
(笑い)
(あいはら)真逆やからね。
(てつじ)入れ代わったんかな思た。
どうなってん。
でも 言うじゃないですか。
「いやいや 俺とか姉に→
どんな事したか覚えてんのか」
とか言うじゃないですか。
「どうしたの?
俺たちは何だったんだ」→
って言ったら…

(昴生)間違い。
(ほんこん)間違えた。
間違えたって言ったんです。
ただ
その反動でございますか→
ええ~ ほぼ ほぼ。 これ…
…の漢字を書けるんですか?
それも わかんないです。
ちょっと わかんない。
だから たまに
レストラン 喫茶店の…
結構。
いや そんなのは全然わかんないです。 もう…
何となく。
(ほんこん)そういう事を お母さん…
あっ もう知ってます。
ははははは!(昴生)大人が出来上がってる。
(ほんこん)
いや ちょっと怪しいですね。8… 7 8ぐらいから。
7でしょ? やっぱり。
「7×7」は…
(笑い)
合ってます 合ってます。
ええ~ で…
今は多分 大丈夫ですけど→
当時は…
(中島)えっ?えっ?
わかるでしょ?
うちに関しては…
火がね 何かこう…

(昴生)わかりますよ。
また さっきの。
(亜生)それだけは。(せいや)怖い 怖い。
何か僕に対しては
やたらきついな。
♪♪~
♪♪~
<世界を舞台に
活躍する…>
♪♪~
<音楽界では言わずと知れた超一流アーティストの彼女が→
昨年 大衆居酒屋で→
アルバイト生活を送っていたという→
仰天の事実が発覚。>
<華麗なる音楽一家に育った彼女に→
一体 何があったのか?>
これはこれで大変なんやろな人生。
<日本を代表する…>
<祖父は日本ヴァイオリン界の開祖→
鷲見三郎で→
日本でヴァイオリンを習う人は→
鷲見三郎が作った教本を見て
練習するというほどの人物。>
< そんな華麗なるヴァイオリン一族に
生まれた恵理子が→
初めてヴァイオリンを手にしたのは
生後7日目。>
<3歳から本格的に
祖父 そして両親から→
ヴァイオリンの

英才教育を受けるように。>
< まさに ヴァイオリニストになるために
生まれてきたと言っても→
過言ではない…>
えっ?
えっ?
えっ…
<物心付いた時から→
そばにヴァイオリンがあった恵理子にとって…。>
< まさに浮世離れした生活を
送っていた。>
< その後
中学2年生の時に渡米し→
音楽の名門校に通った恵理子は→
恵まれた環境で 才能を開花させ→
イタリアを中心に活動。>
恵理子 すごいな。
<世界的ヴァイオリニストとして
活躍していた鷲見恵理子に→
転機が訪れたのは36歳の時。>
<更に…>
< それまで 何不自由なく
暮らしてきた恵理子は→
突如 不安に襲われる。>
怖い 怖い 怖い。
<超が付くほどの
箱入り娘だった恵理子が→
導き出した答えは…>
41歳…。
< そして。>

≪あら?≫
<意を決して
恵理子が面接に訪れたお店。>
< それこそが焼き鳥のチェーン店
「鳥貴族」だった。>
ああ~ どうも どうも。
じゃあ こちらへ。
< もちろん 貴族が
働いているわけはないのだが。>
え~っと…
あっ はい。
はい。
<人生で初めて書いた履歴書には→
ヴァイオリニストとしての経歴と→
貴族の前で演奏した経験をびっしりと記した。>
何しに来たんや。
ははははっ。
何をしたいんや。
はぁ~。
これは もう 冗談やと思うよな。
はぁ…。
<面接の結果。>
<恵理子は 見事…>
< あとで聞くと→
食えなくなった音楽家がバイトに来たと思い→
たまたま 音楽好きだった店長が→
人助けのつもりで採用したのだという。>
<恵理子に与えられた仕事は…>
厨房… 厨房の方なんですよ。
<エプロンを身にまとい→

肉を切ったりつくねをこねたりするのが→
主な作業だった。>
<恵理子にとっては何もかもが未知なる世界で→
とても新鮮だった。>
<初めて給料が振り込まれた時には。>
<音楽家としては
味わえない経験に 心躍った。>
< そんな ある日…>
ああ~。
< なんと 世界屈指の
ヴァイオリニストから→
セッションのお誘いを受けた
恵理子。>
< しかし その日は
アルバイトが入っている日。>
(てつじ)怖い 怖い 怖い。
<セッションか 仕込みか→
世界でも類を見ない
ダブルブッキングに→
思い悩んだ恵理子は…。>
答え1つよ。
はははっ。
<早速 店長に相談。 すると…。>
店長に相談。
(てつじ)相談するんかい。
よろしいんですか?
<店長の粋な計らいで→
恵理子は無事にセッションを
やり遂げる事ができたのだった。>
< こうして9カ月間→

アルバイトに奮闘していた恵理子であったが…。>
鷲見さん。
よろしいんですか?
<恵理子が
新たに任されたのは…>
< しかし
硬いなんこつを串に刺すには→
コツが必要で→
失敗すると指にケガをしてしまう可能性も。>
<世界的ヴァイオリニストにとって…。>
<結局 恵理子はなんこつの壁にぶち当たり→
アルバイトを
撤退する事を→
決めたのであった。>
< それでも。>
はははははっ!
<姫様は ご満悦だった。>
♪♪~
<更に うれしい効果も。>
≪あら?≫
<仕込み作業のおかげで指先に力がつき→
ヴァイオリンが 快適に
弾けるようになったという。>
< こうして 鷲見恵理子は…>
<遂げたのであった。>
いや すばらしい~。
(せいや)おもろい。
ちょっとね
今 公開の映画 面白いですね。
(笑い)

(てつじ)「鳥貴族」って映画ですね「鳥貴族」。
上質のコメディみたいな感じ
ですけど。
間違いじゃないですか?
あっ 全く。
変わってらっしゃる。
(中島)すごい。
音楽の超名門
鷲見家でございます。
おじい様の
門下生ですもんね。
まあ そうですね。
すげぇなぁ。
ええ~ そしてですね…
と ございます。数百本以上あって。
さっきの高いってやつは。
(八光)あっ。
弓は また…
(一同)ええ~っ。ものによっては それぐらいします。
特に 私が持ってたのは…
ナポレオン!弓なので→
マークが ちゃんと入ってるので
何となく…。
恵理子様のは
ナポレオンのマークが入ってる。
そうですね。
王冠の部分のマークが付いてるので。
ええ~ で… お生まれになって。
生後7日目で自宅ベッドには→
おじい様のヴァイオリンを

持って 握らせたと。
で それから
レッスンが当たり前のように始まるんですけど。
そこは もう
清塚さんの家のようなスパルタじゃなくて→
自然と音楽が好きになるような
環境だったんですか。
そうですね。
子供の時は うちの祖父は 特に…
だから 私の宝物が入った
おっきな おもちゃ箱に→
好きなお人形さんとか
おもちゃを全部。それで その上に→
ちょこんとヴァイオリンを
いつも頂上に載っけて。なるほど。
それで 自分も
その中に入って遊んでたり。
えっ?
ははははっ!
笑ってるよ。
あんまり…。
大体 笑ってる。
笑ってましたね。
清塚さんだけやで 笑ってないの。
笑いたかったですね。
あとね…
どうしても 恵理子様は→
「はいはい
おじい様が あれだもんね」→
「お父様が あれだもんね」

っていうて→
そういう えこひいきみたいな目で
見られたりもしたんですか?
まあ ちょっとありましたね。
ええ~。
あの~ すごい…
家族が そういうふうな環境のところに→
生まれてしまったなとは。
ふふふっ。
嫌だなと思う時も
あったんですか?
まあ 多少なり。
いや 思いますよね。
で なおかつ 14歳で…。
八光君 娘が14歳でアメリカの学校に留学ですよ。
うわ~ ちょっと…。
寂しかったりもするし。
…やし
ちょっと早い気がして→
心配なってしまいますね
親としては。
まあ…。
6万。 はははっ。(あいはら)現実。
え~ 恵理子様でございますけど→
両親から…
(八光)うわ~!
(昴生)ええ~っ!
プラス… ごめんなさい。
住んでました。いや いろいろ まあ…。
もちろん…

あと そこから海外 更に→
ジュリアードから
ちょっと ロンドンとか→
また よりいいレッスンを
受けるために→
先生のところに
レッスン行くので…
もちろん それは…。
同じシステムって事で。
じゃあ もう100万もらって
お手伝いさんがいてるって→
考えたら 嫉妬しかないでしょ?
(笑い)
いや そら お互いね→
こればっかりはしょうがないんですよ。
私 ニューヨーク時代は…。
普通 先生は朝9時に来て5時には帰るんですけれども→
私の先生は…
別に…
(笑い)
恵理子様も苦労してるんです と。
えっ…
(笑い)
(てつじ)気になりますよね。
(亜生)いいですやん。
(ほんこん)気になるやん。
やっぱヴァイオリン弾いてる人かっこええやん。→
ちょっと…
(あいはら)
なるほど。 恵理子様。

(八光)聞きたいです。 聞かしてください。
もう 聞きません。
(てつじ)どんな人かだけ。
もう無理です。
申し訳ございません。
(笑い)
何せ何せ すごい方ですから。
え~っと 19歳で→
ヴァイオリニストの登竜門であるイタリアの…
(てつじ)ほんまに あるんすか?
ほんまに あるんですよね?ええ。
フルチンのおっさんが
銅像で こう… ってイメージしか。
チンチン こうやってる…。
(八光)ははははっ。(てつじ)ヌード言うてください。
すいません。 すいません。
ええ~ でイタリア宮廷貴族に愛されって事でございます。
パーティー等で演奏。
12年間イタリア生活を堪能して→
いよいよ帰国。
当時 36歳でした。
その時に 振り返ったら→
自分は ヴァイオリンしかやってへんと焦ったので→
さあ どうしよう で→
アルバイトだと思ったんですか。
まあ もともと…
それまで ずっと…。 まあ…
いや それは…
(ほんこん)誰や お前。恵理子様は しなくていいんです。
日本 帰ってきて

恵理子様はタブレットで…。
検索しました。
(八光)ははっ!(てつじ)奇跡ですよ。
で 「貴族… あっ ここだ」と。
はい。
そうですね。 やはり こう…。
ははははっ!(あいはら)これは ほんま新喜劇で…。
ほんまは
コメディの発想ですけどね。
知らなかったから。
恵理子様が行った…
ん~ まあ あの~。
ですけれども。(粗品)そら そうですよ。
もちろん…
何か ちょっとそういうふうな事も意識されてるのかなって。
こう シャンデリアがあって
ギャルソンさんが いそうな→
隠れ家的サロンがあるような気が。
サロンであり→
たまに「ヘイ恵理子 1曲弾いてよ」
みたいなんなったら→
お客さんの前で
ちょっと弾けるみたいな感じで。
(八光)はははっ 共通点ね。
(てつじ)「鳥貴族」やいうてんねん。
はははははっ。
ええ~。
(あいはら)そうでしょうねぇ。
そら そうですよ。
(てつじ)どのタイミングで

「この貴族じゃない」って…。
まず 最初にね
履歴書 持っていきました。
営業時間前
当然 店内 薄暗いから→
何か シャンデリアもないし
ちょっとイメージ違うなと思ったけど…。
とは 思ってましたよね?
はい 思ってました。
(あいはら)でっかい冷蔵庫しか
ないでしょ。
でも 恵理子さんは…
最後まで…
(あいはら)そら そうや。
(てつじ)そら そうです。
ただ…
いいですか?恵理子さんいわく→
大きく3つの業務があります。
ちょっと 恵理子さん教えてもらっていいですか?まず お肉の切り出し。
あの~
モモ貴族っていわれる大看板メニューがありまして。
お肉が2キロ入ったのが
6箱ぐらい届くんですね。
それで あの~→
バッて その袋を切り裂いたところから→
次にタイマーを押さなきゃ
いけないんですね。
それで その
決められたモデルのように→
で しかも

決められたグラム数。
1グラムでも
狂わないように 必死に。
ミウラ店長 厳しいんでしょ。
そうですね。
ほんと後ろから
「何か1グラム多い気がするな」とか言って→
横のネギのとこ ちょんと切って。
あの… 必死に。
(てつじ)何の話なんですか。
それが でも すごく後には。
ハンドパワーアップ
エクササイズと思い込ませて→
ただ ひたすら
自分の糧になるともう ほんとに必死に。
こしょうと ひき肉を
混ぜて もみ 丸める。
そうですね。 これも
ほんとに汗かきながら必死に。
空気が やっぱり こう…。
はははははっ。パ~ンって。
(てつじ)爆発する。
(ほんこん)何の話や。
割れちゃうんでね。
(てつじ)爆発するんすか?
パ~ンって。
空気 出さなあかんねん。
むらがなくできるっていうのが
「鳥貴族」のポリシーで→
焼く時に

一切 時間の無駄もなく→
お客様に提供するっていう
そのポリシーが→
守れるように
ならなきゃいけないという。
恵理子様は…
これやっぱり うれしかったですか?
うれしかったです。
やっぱり 定期的に。
20日ぐらいだったかな。
もう その日前後はそわそわ うきうきで。
銀行 行って
ああ やった~みたいな。
ただ 9カ月目に
悲しい事が起こります。
なんこつの串打ち作業。
でも やっぱり悩みました?辞めるか辞めないか。
すごく悩みました。
やっぱり もう あの…。
やっぱり 上達 それなりはしてて
スピードとかもアップしてて。
それで できる事とか いろいろ
鶏の部位の勉強とかもできて→
すごく料理に対する
愛着が生まれてきて。
プロの
ヴァイオリニストとして→
命よりも重い指先に→
ケガを負うリスクがあるので→
ミウラ店長に

「辞めさせてください」。
店長は何て言いました?
「残念ですけれどもお気持ちはわかります。→
音楽の方に どうぞ これから
活動 専念されて→
更に ご活躍ください」と→
すごく温かいお言葉をいつも頂いてました。
駅前の「鳥貴族」見たら 「あっ」。
行く事とかあるんですか?
先日も…
はははははっ!
(てつじ)鷲見さんを囲んで「鳥貴族」。
貴族の音楽に通ずる道の会とか→
あと…
友達から連絡が来るようになりました。
友達 集めて
「鳥貴族」行っても→
「これは」…
「厨房は すごい苦労してんのよ」って説明できますもんね。
はい。
(てつじ)つくねは爆発する。
で 結果 おのずと…
ジムとかで よく 二の腕とかこういうのはできるけど→
指だけを
その部分だけ鍛えるって→
今 思えば
ほんと この時期だけ集中して できたので→
指のトレーニング
指トレーニングジムに行ってたような。
アドバイスとして…。

(てつじ)ははははは!(粗品)むちゃくちゃか!
「あなた
ちょっと 指先 力ないね。→
あの… 駅前支店→
厨房 入ってみれば?」。
そうです はい はい。
「なんこつは辞めなさい」と。
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
(拍手)
ありがとうございました。
すばらしい~!
いや~
どうもありがとうございます。
♪♪~
(せいや・粗品)どうも~!
もうちょっと
早よ来てくれへんかな。
♪♪~(悲しげな曲調で)
<番組前半 清塚さんに→
即興で ミキの出囃子を
作ってもらうも…。>
どうも…。

(2人)ミキです。
あかんやろ!
< という事で…>
ちょっと どういう芸風か
ちょっとアピールしたら。 霜降り。
(せいや)せっ せっ せいや!
せっ せっ せいや!
何なんじゃ そりゃ。 せっ せっ…。
いやいや…。
♪♪~(ミキの即興出囃子)
悲しい 悲しい。悲しいねん。
悲しい。 悲しいねん。
「せっ せっ せいや」じゃないねん。
(せいや)スベってから
あの曲 聴きたくないですよ。→
東野さんに止められて→
あの曲 聴いたら僕 一生 ボケれないです。
ボケられへん。
楽しいやつ 勢いあるやつ。
音を決めていただいて。
音2つ言うて。 2つずつ。
ドとシで じゃあ。
じゃあ ミとラで。
♪♪~(ドシミラの音で)
(せいや)一瞬ですごいな。
それでは いきましょう。
霜降り明星です。 どうぞ!
♪♪~(楽しげな曲調で)
♪♪~
(せいや・粗品)どうも~!

どうも!ちょっと待って ちょっと待って。
(粗品)お願いします。
ちょっと待って。
もうちょっと
早よ来てくれへんかな。
舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」で
音楽を担当→
そして
舞台上で演奏させていただきます。
純愛物語の名作に
僕の音楽も加わり→
エンターテインメント性あふれる
冒険活劇として→
どなたでも楽しんでいただける→
作品となっております。是非お越しください。
2018/05/13(日) 13:59〜14:54
関西テレビ1
マルコポロリ![字]【清塚信也の母は超スパルタ!天才を育てる爆笑(秘)教育術】

清塚信也の母は超スパルタ!天才を育てる爆笑(秘)教育術

詳細情報
番組内容
『クラシック界の貴公子』と呼ばれ、俳優業・音楽監修・ドラマの吹き替えなどマルチな才能を見せつける注目度ナンバー1の天才ピアニスト・清塚信也!
祖父は日本ヴァイオリン界の開祖・鷲見三郎。
超セレブな名門音楽一族に生まれた天才ヴァイオリニスト・鷲見恵理子!
そんな二人の天才音楽家たちは…何もかもぶっ飛んでいた!?
さらに今回限りの特別アレンジでスペシャルセッションも!

清塚信也…スパルタ母の英才教育
番組内容2
◆名家生まれの鷲見に敵意むき出し!?「こういう人を打ちのめすために…」
◆ブレイク中の若手・ミキの出囃子を即興披露
◆もはや洗脳!?小学生の信也少年に「笑うな!」強烈セリフを発したスパルタ母の真意
◆“学校を休むとホメられる”!?ピアノに向き合ったツケは“●●が言えない”“■■が書けない”
◆ゲームをしていたことを怒られ家出…帰ってきた信也にスパルタ母は

鷲見恵理子…超セレブが居酒屋バイト!?
番組内容3
◆1686年製の超高級ヴァイオリンを持参…お値段まさかの“超一流の●●の年俸”レベル
◆日本人ヴァイオリニストは全員祖父の門下生!?名門音楽一家に生まれた恵理子のトンデモ経歴
◆居酒屋“鳥貴族”でアルバイト…衝撃の就業理由に芸人総ツッコミ
◆まるで“青春の日々”!?業務内容をマイペースに語るお嬢様
◆鳥貴族でのバイトがまさかの効果をもたらした!?ついには生徒をバイトに勧誘!?
出演者
【司会】
東野幸治
【アシスタント】
中島めぐみ(関西テレビアナウンサー)
【芸人リポーター】
ほんこん 
メッセンジャーあいはら
シャンプーハット 
月亭八光 
ミキ 
霜降り明星
【ゲスト】
清塚信也(ピアニスト) 
鷲見恵理子(ヴァイオリニスト)


ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – トークバラエティ