2018/06/08(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝さんパティシエと年上彼女の過酷な趣味▽ミシュラン天ぷら職人】

◆きょうも始まりました「よ~いドン!」
「となりの人間国宝さん」は、
京都・西京極駅周辺をぶらり。
女性にモテたいだけで
パティシエを始めた男性が
年上彼女をゲットするきっかけと
なった
ある意外な共通の趣味とは?
「おしえて!スゴ腕ワーカー」は、
ミシュラン天ぷら料理人。
とことん“揚げ方”にこだわり、
7年連続でミシュラン二つ星に輝

天ぷらを生み出す、

唯一無二の職人技とは!
家庭でマネできる揚げ方の
極意も公開します!
きょうも元気に、よ~いドン!
◆京都市右京区に位置する阪急・西京極駅。
駅近くの総合運動公園では、
野球の試合や陸上の大会などが開かれます。
それでは、きょうも
ぶらり歩きのはじまりはじまり~
◆こんにちは。
◆どこ行きはるんですか?
◆何も決めてないんです。
何かお勧めありますか。◆お勧め?
この辺、あんまりね…。

◆このあたり…。
◆まだそこに出た、角っこに、

パン屋さん…、ケーキ屋さんがあるんですよ。
そこに玉子サンドというのが
おいしいということで。何度かいただいたことがあるんで
す。
◆もうこちらにお住まいになって長いんですか。
◆もうずっとです。
◆お姉様は?
◆お姉様はお嫁に来たんです。
◆長男が国会議員と。
◆そうですの!?
ええ~っ! すごいじゃないです
か、それ。

◆親子3代続いてですね。
◆すごい。
そうですか。
◆主人と…、主人は亡くなったん
ですけど、今…。
◆その嫁に来た奥様はどこで知り
合われたんですか。
◆大学の集まりがあって…。
◆そうですか。
◆卒業してから。
◆政治関係のお仕事で言いますと、
最近、よく週刊誌とかでいろんな
問題があるじゃないです
か。
ああいうのって
注意したりするんですか。
ご主人に
気ぃつけやって。

◆それはもう重々。
◆ちょっとしたことでも問題にな
って、
仕事がなくなりますしね…。
◆お母さん、
何て声をかけるんですか。
◆子供に?気をつけてよって、大丈夫ですか
って。
◆大丈夫言ってました?
◆そんなんわかってる!って。
◆よかったわ。
今気をつけてなね、あかん時代で
すから。
気をつけなあきません。
◆一番、それが怖いみたいやね。
◆お母さんのご主人は大丈夫でし
たか。
◆大丈夫でした。
多分ね。
◆おっ、
京都小川珈琲本店やって。
ここなんや、小川珈琲って。
こんにちは。爽やかですね。
就職活動?
◆今から。
◆何を目指してるんですか、
就職は。
どこを目指してるんですか。
◆いろいろ、メーカー。
◆メーカー?

今から、どちらへ?
◆今からそこの会社に行ってきま
す。
◆自信のほどはどうでしょうか?
◆頑張ります。
◆これで、もし
これで決まったら
あと大学はゆっくり遊ぶだけとい
うこと?
◆まあ、きょうだけじゃないです
けど、きょう2次面接で。
◆2次面接で。
何社ぐらい受けるんですか。
◆結構、受けてますよ。
10社ぐらい。
◆手応えとしては、何個ぐらいい
けそう?
◆5個ぐらい。
◆すごい。
優秀やわ。
何系のメーカー?
◆電気系。
これから明るい町をつくってくだ
さい。
◆ありがとうございます。
小川珈琲…。
あっ、会社やけど、
喫茶店もあんのか、これ。
ちょっと行かせてもらおうか。せっかくやしね。
こんにちは。

関西テレビの「よ~いドン!」という番組なんですけども、
いいですか、お邪魔させてもらっ
ても。
すいません。
ここは本社ですか。
◆小川珈琲の本社で。
◆本店になります。◆ちょっと、
何がええかな。
これは?何ですか、これ。
ラテアートチャンピオン?
衛藤さん。◆日本チャンピオンになりまして。
◆日本チャンピオン?
しかも5位も7位もいてますやんか。
◆本店から。
◆ここにいてるんですか、
みんな。
優秀!
衛藤さんがつくるやつを
飲めたりできるんですか。◆飲んでいただけます。
◆うわっ、うれしい!
ちょっとほんなら…。
◆カプチーノにミルクで絵を描く
ラテアートの大会で
去年、日本チャンピオンに輝いた
衛藤さん。
その技を披露していただきました。
◆色が白いですね。
もう外に出んと、
練習ばっかりしてるんでしょう。◆白さが際立っているんですよ。
◆新鮮なうちにつくらないといけ

ないんで、
スグに注ぎ始めますね。
◆お願いします。
大会と今とどっちが緊張してます

◆まだここのほうが、ホームでや
っているので。
◆大会はやっぱり。
◆大会はアウェーなので…。
これが白馬のデザインです。
◆すごい、すごい、馬や!
◆縁起ええわ。
今週は当たりそうや。
ありがとうございます。
いただきます。こちらから。
◆結構、ぱっとつくって、
できるものなんですけど、どうでしょう。
◆おいしい!
◆ありがとうございます。
何より、つくりたてが一番おいし
いので、
ぜひ、今、飲んでいただきたいな
というふうに。
◆なるほどね。
それって、小川珈琲に入るときに、
そういうのをやりたいから入るん
ですか。
それとも、普通に入って、やって
いるうちに、
おまえ、いけるでってなって…?

◆もともと大阪のそういう飲食の専門学校に行ってたんですね。
そこで
コーヒーをメーンで
いっぱい学んでいく中で、もっと
コーヒーのことをやりたくなって、
やりたくなって、
大会とか、すごく楽しくて、
成長できるいいものだと思ったん
で、
大会に出ることも視野に入れて、
このコーヒー会社を選んだような
感じですかね、僕は。
◆なるほどね。
もとから既に夢がかなってしまっ
たじゃないですか、いきなり。
チャンピオンという。
◆何ですけど、僕の一番の夢はや
っぱり世界チャンピオンを目指し
ていて、まだこれは今通過点とい
うか。
◆僕もまあ、昭和の人間として、
唯一できるアドバイスとしたら、
太陽の光を浴びて。
太陽のパワーってすごいらしいで
すよ。
◆もっと焼けたほうがいい?
◆1回休みの日に公園に行って、
2時間ほど横になってください。
草むらで。
◆ちょっとぐらい光合成をしたほ

うが…。
◆光合成せな、だめですね。
◆おはようございまーす。
きょうも始まりました「よ~いド
ン!」。
金曜日は、羽野晶紀さんとご一緒
です。
よろしくお願いします。
きょうの「となりの人間国宝さん
」は、きのうに続いて西京極駅で
す。
◆あそこの本店なんですけど、
やっぱり今まで歴代のチャンピオンも
数々出てるんですよ。
すごいエリートの集団です。
◆あれ、どないしてやってんねや
ろうなあ~。
完成を頭の中に入れて、こうやる
のかなあ。
どうしてるんだろうね。
馬ができるなんて。◆そうなんですよ。
今、簡単に見てましたけど、
よう考えたら、すごい話ですよ。
ミルクを適当というか、
もう流し込んでこれでこの形ができるという。
◆馬になるって…。
◆ムース状のミルクが
最初は下にコーヒーを入れてはっ
たんの?
だから、あの分量が浮かんでこな

あかんわけよ。
それを計算しながら…。
◆1回沈んで浮かんでくるの。
◆芸術家としては、どう?
鰻さん、今のは。
◆いや、僕もできそうですね…。
◆できるわ。
◆芸術家なんですよ。
◆そんなすごいアーティストやったん?
◆ぜひ、本店、中でコーヒーもで
きたりしますので、
ぜひとも行っていただきたいと思
います。
それでは、続きごらんください。
どうぞ。
◆駅伝発祥の地やって、
ここ。
へええ~、そうなんや。
野口みずきさん。
高橋尚子さん!
有森裕子さん。
すごいなあ~。
それでここで
走ったりできるわけですね。
こういう…。広いもんなあ、ここ。
町なかでありながら、
こういう公園があるのがすてきやね。
こんにちは。
楽チンやねえ。
こんにちは。

いいね。
どこに行くんですか、今から。
◆おうちに帰る。
◆おうちに帰るの。
後ろから押してくれたら楽やね。全然。
何歳ですか。
◆5歳!
◆5歳ですか。
ハイタッチ。ハイタッチ。
はい、タッチ!
◆もういい。
諦めるの、早いなあ。
何してきたんですか、ここ。
◆幼稚園の迎えの帰りに。
◆幼稚園のお迎えで。◆うん。
◆優しい?
けんかしないですか。
◆する。
戦い。
◆どっちが勝つの?
◆僕!
◆お兄ちゃん、強い?
お兄ちゃん、
優しくしてあげてね、
弟にも。じゃあね。
ああ、強~い!
じゃあ、お兄ちゃん。
◆いい…。
ごめん、お兄ちゃん。
ありがとう。ほんなら、バイバイ。

やられた~!
はやなったな、
さっきより。
やられた~!
じゃあねえ~。
バイバイ。
ご苦労さまです。
運転手さんですか?
◆はい。
◆「よ~いドン!」という番組で
…。
◆知ってる。
◆珍しいですね、
女性ドライバーさんは。
大変じゃないですか。◆そうですかね。
◆待ってる間は、こうやってきれ
いに。
これは女性やからきれいにしてる
んですか、
それとも、男性のドライバーさん
もやりはるんですか。
◆みんな、やってますね。
◆みんな、やるんですか。
きょうは何を?
どういう集まりで。◆きょうは大阪ガスの野球で。
◆今、やっているんですか。
◆はい。
◆強いんですか、大阪ガス。
◆強いですね。
◆そら、そうですよね。

結構、大阪ガスからプロに行ったりも。
今、有力な選手で言うと。
◆わからないです。
すいません。
◆今はどちらが勝ってるんですか。
◆知らないです。
行こうかなと思ったら
ちょうどいいお天気になったので。◆それはそうですよ。
それは任せておきます。勝つことを願っておきます。
どことですか。
大阪ガスと?
◆知らないです…。
◆いいんです。
◆ハロー。
ジャパニーズ、
オーケー?
ちょっとだけ?
ウエア フロム?
◆ロシア。◆モンゴル。
◆モンゴル!
留学生?
留学生。
ハウ・ロング・ステイ?
3カ月ね。
日本はどうですか。
◆きれいです。
きれいとおもしろいです。
◆バスケット、やるの?
ユー、シュート。ワンチャンス。
ジャパニーズ、オールピープル、

ユー・ルック・ナウ。◆ノー!
よっしゃー!
イエ~イ!
イエーイ!
ユー・ラストチャレンジ。
残念…。
センキュー。
グッバイ。
グッドバイ。ありがとう。
◆日本一の卵サンドやって。
あっ、“卵サンドを目指してます”か。
でも、ええ看板やな。
目指してんねやったら、日本一近い気もするもんな、これ。
言い切ってないあたり、もう…。
こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」と
いう番組なんですけども、
お邪魔させてもらってもいいです
か。
◆どうぞ。
◆あっ、ケーキ屋さんですか。
◆ケーキ屋です。
◆卵サンドというのは…。◆卵サンドもやっています。
カフェとケーキ屋をしてて。
◆日本で
今、1位なんです。
妄想の中ではね。
◆妄想の中で。
何年目で1位でしょうか。
◆3日目で1位。

相当ですね。
ほんなら、
卵サンド、もらおうかなあ。◆本業はケーキ屋さんですが、
地元ではランチもおいしいことで
有名なお店「ニコル」。
日本一を目指しているという自慢

「出し巻きサンドイッチ」をいた
だきました。
◆歩いてたら、
あそこの真っすぐ行ったところの卵サンドって言ってたんですよ。
ここのことですよね?
◆多分、間違いないですね。
◆ぷるんぷるんや!
おいしい。
◆出し巻きで
昆布とカツオ、シイタケからだしを取って
とってつくってます。
◆うまっ。
◆日本で何番目ぐらいですか。
◆正直、日本、
ベスト10には入ると思います。
◆よかったです。
◆正直。
◆ベスト10ということは、
1位の可能性は十分あります。
◆間違いないですね。
ここのオーナーさん。
◆つくっているのは、僕と
スタッフがつくってる形ですね。

◆ということは、
パティシエですか。
◆パティシエになります。
◆イメージとしては、モテますよ
ね?
◆基本モテますね。
やっぱり食いつきが違うというか。
◆合コンとかに行っても、パティ
シエというだけで、
えっ?となりますよね。
◆「食べたい」と言われるんで、
僕のことかな?って…。
◆何を言うてるんですか、爽やか
な顔して。
ちゃらいですね。
◆結構ちゃらいかもしれないです。◆彼女は何人ぐらい?
◆そこは真面目で…。
◆そういうお食事会に行って、
それで口説いて
落としたことはありますか。
◆口説いて落としたことはないん
ですね。
◆何でなんですか。
◆意外と奥手でね。
◆もともとパティシエになったきっかけは。
◆女の子がすごく苦手やったんで
すよ。
学校の紹介の本を見たときに、
女性の生徒の数が余りにも多くて、
あっ、ここに行ったら女性に強く

なれるんちゃうかと。
女性と接せれるんちゃうかと、
不純な気持ちから、
お菓子の道に。
◆それだから、言ってることとやってることが違うんですけど、
苦手じゃないですよ。
奥手かもしれないですけど、
女性が好きというのは間違いなく。◆そこは間違いない。
むっつりかもしれない、結構。
◆むっつりですよ。
パティシエをきわめていく人間からしたら、
何ちゅう不純なことですやん。
◆間違いないですね。
そのケーキの学校に行くことで、
ケーキをつくることで、
すごいみんなが喜んでくれて、
ある意味、自分に武器ができたっ
ていう
感覚があって。
◆もう武器と言ってしまってます
ね。
◆でもね、それぐらい自信がある
んです。
武器にすることによって女の子を
喜ばす。
そしたら喜ばすにはもっと技術を
上げなければいけない、
もっといいものをつくろうとする、もっと女の子が喜ぶ、もっといい
ものをつくるという、すごいスパイラルができてきて、
僕は28歳でケーキ屋の

独立に成功したんです、早くも。◆すごい。
よっぽど欲があったんや、
それ。◆欲があり過ぎでね。
◆こんな時代やから、
また女性と何かあったら、
言われますけど、芸人は
本来、何かというと、人を笑わせたいということよりも、やっぱり
何かというと、モテたいか、
お金か、どっちで入るんですよ。
金もないのに合コンばっかりやっ

腕を上げていくというね。
◆似てるところがありますね、芸人さんと。
◆似てるわ。
一緒やわ、これ。
不純やわ~。
◆パティシエになった経緯はとても不純ですが、
何せ、奥手で初めて彼女ができた
のは
20歳になってからという堀口さ
ん。
女の子と付き合うことができなか
った理由。
それは10代のころ、
あるコンプレックスに
悩まされていたからだそうです。
◆太ったんちゃう?と言われて、
というか、
気づかんかった自分もバカなんですけど、
体重をはかったら、100近くま

で行ってて…。
◆一番太っているときの
コンプレックスもあったんですか。◆コンプレックスは今でも持って
います。
今でも太っていると思っているん
で。
◆今は体重はどうですか。
◆今は70キロぐらいなんです。
◆今なんか、ガリガリですよ。
◆と言われるんですけど、自分で
自覚がないんですよ。
◆そう思ったら、パティシエなん
かやってたら太ったりしないんで
すか。
◆ここ目問題。
◆油断するとスグに体重が
100キログラムに
戻ってしまう堀口さん。
実はダイエットで、あることを始めてから
今の体重をキープできるようにな
ったそうです。
さて、それは一体?
◆シュッとしてて、
男前の方ですけれども、
やっぱり体重が100キロ超えているときもあったんです。
◆ほな、30キロ以上、落とした
ということやね?
◆そうです。
ここなんですが、何をして
体重を落としたかというダイエッ

ト方法でございます。
円さん、わかりますでしょうか。
◆30キロ落として。
◆結構なもんですよ。
◆すごいですよね。
だから、先ほどちょっとVTR見
てて、妄想するとか、言うてたじ
ゃないですか。
それやと思うんですよ。
だから、きれいな女性を見ると、
すぐにちょこっと恋をする。
◆なるほど。
◆チョコ…、ちょこっと恋をするという、
オカシな行動。
◆おかし(お菓子)な行動!
◆ダイエットでシュッとなるんじ
ゃないですか。
◆なるほど。
すばらしい。
◆体がシュッとなるのは。
チョコっとの恋がおかしな行動…。
◆2ポイント獲得しております。
◆いいなあ。
◆ありがとうございました。
◆いただきました、すいません。
◆さあ、鰻さん、お願いします。
◆よく見てたらわかりました。
エプロンにひらひら感がなかった
んですよ。
◆普通、エプロンというと大体、

ひらひらですね。
◆そうかなあ?
◆本来は。◆本来は百発百中、ひらひらなん
ですけど、あれは鉛でできていま
す。
エプロンが。
重たいから、それで動くとよりダ
イエットになる。
◆鉛で重たくて、なるほど。
すごくいい答えが出ました。
◆1ポイント。
羽野さん。
◆VTRにもありました。
女の子が好きなわけですよね。
そして、日本一の卵サンドでしょう?
ということは、いつも、例えば電
車に乗ったりとかしたら、
タイプの女の子を見つけて、
その女の子を2人見つけて、間にサンドされるように。
◆なるほど。
◆電車に乗る。◆電車に乗りながら、
きれいな女性にサンドされる。
1ポイント差し上げたいと思います。
◆回答としては、どういうことな
んですか?
◆欲求不満やねん、
羽野さんは。
◆どういう回答なんですか。
◆回答されてサンドされるんやんか。
◆おまえ、鉛のエプロンでようそ

んなこと言うな。
◆まだちょっとダイエットには。
◆すごいお答えでした。
橋本さん。
正規軍は4ポイントです。
◆俺1人、孤軍奮闘で戦っている
んですか!?
俺1人だけ…。
◆さあ、4ポイントを
超えることができるでしょうか。
◆毎回こういう問題って、
VTRに答えが出てると。
Vをちゃんと見ろと。最初、
ケーキ屋さんですか?
「シフォンケーキ」って書いてあったんですよ。
◆よう見てるわ。
◆だからダイエット、そういう本
を書いたんじゃないですか。
体が資本(シフォン)というダイエット…。
◆なるほど。
◆これ、ポイントどうなるんです
か。
◆えっ、1ポイントです。
◆そうしたら、俺、絶対負けます
やん!
◆4対1。
◆俺のマックス1しかない。
◆正規軍の勝利!
それでは、正解をごらんください。
どうぞ。

◆ダイエットして、走っとったん
ですね、ジョギングをしてて、
6年ほど前に
京都マラソンに挑戦して、そこか
らマラソンにはまって、
きのうも走って、
もう週に3回、4回は、走る。◆どれぐらい走るんですか。
◆基本、
10キロ最低で、長かったら
50~60キロ走る形で…。
◆何キロ?◆5、60キロ走るんですか。
気持ち悪。
◆変態ですね。◆それでも足りないんですよ。
試合がどうしても
100キロの大会、ウルトラマラソンになるんですけど…。
◆変態ですね。
どれぐらいで走るんですか、100キロ。
◆基本、11時間ぐらいでは。
◆早いですよ、11時間いうたら。
今は不純な気持ちはないんですか。
◆今は、不純はないですね。
◆例えば、女の子と
この体形を維持して、女の子と遊びたいと。
◆今は、ないですね。
◆彼女は何をしてるんですか。
◆彼女はね、
この店で働いてくれているんですよ。
お手伝いして。
◆店の人に手出してますやんか。
◆違うんですよ。

◆何が?
◆ランニングから始まっているん
ですよ。
マラソン好きな人、ぜひ一緒に走
りませんかというのを書いてたん
です。
それをうちの彼女さんが見て、
走り始めたばっかりやったんで、
ぜひ相談しようと思って、僕に声
をかけてくれて、
うちの彼女、変態かわかりませんけど、
100キロマラソン、走るんです
よ。
◆変態やなあ~、それ!
◆2014年に4月5月6月って、
100キロ走って。
◆3カ月連続で?
◆毎月。
9月に毎週あったんです、
100キロマラソンが。
◆ええっ!?
何、それ!
◆ノリで。
ほんで、終わって、告白したら、
いいですよということで、お客さんからつながったと…。
◆きょうはいてるんですか。
◆きょういてます。
◆どこにいてるんですか。
◆はい。
◆ちょっと来てください、

彼女。
走りたいというのがあったのか、
それとも、ちょっと男前ですやん、正直。
それもあったのか、どっちですか。◆最初ね、
ゲイやと思ってたんですよ。実は。
◆さっきからね、
半分、あるかもしれないですよ。
さっきから確かにエピソードを聞
いてたら、
ホンマやわ。
二十歳のときに初めてつき合ったのは男性ですか、
女性ですか。
◆女性です。
◆フェイスブックの
最初でフェイスブックでつながって、
プロフィール見たときに、恋愛対
象が男性ってなってたんで
す。
◆えっ!?
ゲイですやん。
◆ありましたわ。
◆どういうことですか。
◆間違いで。
◆恋愛対象…。
◆自他ともに認める…。◆安心やわ。
◆そうなんです。
すごい年も上なんで…。◆お幾つですか。
◆今年、48になるんですよ。
◆10上!?
◆僕、今年、

39になるんで、9個上です。◆もう一緒や!
ええ~っ!
◆一緒にマラソンを走ったことがキッカケでお付き合いが始まった
2人。
走行距離100キロメートルという
過酷なウルトラマラソンを
何度も完走して喜びを
分かち合ってきました。
◆やめたいなと思ったことはないですか、
走ってる最中。
◆走ってる最中にやめたい…、
しんどいとかはありますけど、
この間の大会も途中で足が痛くなって、
あと10キロのところでリタイア
してしまって。
◆10キロか。
◆108キロまで走ったんです。
◆何キロのに参加してるんですか

2人とも、僕の想定内から
出ていくのやめてくださいよ。こっちはもう、
100キロマラソン前提でしゃべ
ってますやん。
90キロでリタイアと思いますや
んか。
何キロマラソンやったんですか。
◆それは118キロやったんです。
◆やめてくださいよ!
そのときどうしたんですか。
◆僕はリタイアのメールが来たと

きに…。
◆一緒に走ってなかったんですか。◆先、行っちゃうんです。
◆そこは不純やわ。感動するには、
2人で走って、お互いに苦しい、
足の痛いときに
俺はゴールできた、
あなたがいてくれたからという
感動をしたいのに、何で先に行く
んですか。
めちゃくちゃや、さっきから。
◆その辺は結構、お互いに…。
◆シビアやわ~!
◆私も置いていくんで。
◆シビアやわ、2人とも。
どうしたいんですか。もとの不純なんは知ってました?
パティシエになったん。
◆女の子にモテたいから?◆これから心配になったりしませ
ん?
◆そうなったときは、そうなった
ときで。
悲しくはなると思うんですけど、
絶対に幸せになってほしいので。
◆ええ女やな。
ええ女ですやんか。
これから幸せになっていただきたいと思います。
ぜひ、これもらってください。
「となりの人間国宝さん」に
認定さしていただきます。
◆すごい。
◆100キロ以上走る

ウルトラマラソンが趣味のまさにウルトラカップル。
マラソンのときはバラバラに走り
ますが、
恋は二人三脚。
協力し合って金メダルを目指します。
◆何かこうしてほしいなとか。
◆寝起きだけ、
よくなれば…。
◆寝起き、悪い?
◆悪いです。
◆寝るのが大好きです。◆100キロ走らないで寝たらい
いじゃないですか。
◆100キロ、
寝るんですよ。
◆1回、寝るんですか。
◆途中で10分ぐらい、真剣に。
◆えっ!?◆起きなあかんでって言って、
声をかけて、また行くんです、
私。
◆恐れ入りました!
◆いろんな人がいてると思いますが、
多いときは
毎週、100キロマラソンですって。
いろんな地域で
100キロマラソン。
118キロマラソンというのは、
富士五湖マラソンといって、富士山の周りの湖を
くるくる回るという。
そんなマラソンがあったりとか。◆走り終わった後、2人で
テンション、上がってるんやろう

ね。
あと連帯感というか。
できるんやろうな。
◆ああいうコスプレをしながらや
から、
超プロフェッショナルです。
行ききった、
もう1個上の段階の人ですね。
◆よう、いてるもん。マラソンで
◆ちなみに、
あさって、
10日ですが、
高野山の竜神温泉
ウルトラマラソンというのに予定
やそうですから、
また見かけたら声をかけてあげて
ください。
10日はお休みさせていただきま
す。
◆また、ぬいぐるみみたいなん、
かぶって…。
◆じゃないですか。
◆あんなん、絶対不利やん。
何でそんなことするんやろう。
◆不思議です。
◆楽しいんでしょうね。
◆楽しいんかな。
◆それが縁でおつき合いされて、
9歳年上のお姉さんなんですが、
今おつき合いされてるということ

です。
中学生ぐらいのころに
体重が100キロまで行かれて、それを今でも気にしてるから、
めちゃくちゃええ体形じゃないで
すか。
正直。
抜群の
スタイルですが、今でも
不安があるみたいですね。
◆またあの体型に戻るんちゃうか
という不安やね。
◆基本的には、ほとんど毎日走っ
ておられるみたいです。
週3~4回。
最低10キロ、時間があれば、
50から60キロ、練習です。
◆何かにやにやしてるけど、
マラソンで何かあった。
◆ないです。
ちょっと痩せたいなと思って。
シンプルに走りたいな…。
永遠にシュッとせえへんなと思っ
て。
◆そして、お土産でございます。
キッチン&ケーキ ニコルさんの
出し巻き厚焼き玉子サンド。
◆これで700円なん?◆700円です。
◆すごい安いやん。
◆いろいろ
出し巻き、どうですか。

日本一を想定しながらつくっておりますが。
おいしいでしょう?
◆めっちゃうま~い!
◆昆布とカツオの合わせだし、
そして生クリームが入って。
◆めっちゃうまい。
◆やわらかいでしょう、また、
ふわふわで。
◆だしがきいているなあ。
◆うまいわ。
◆絶妙ですね。
◆あのあたりでも評判でして、
だから、最初のほうに
卵サンドの店は、
やっぱりここでした。ここのことを言うてました。
◆出しきいてるわ。
◆一番人気の
ケーキ屋さんなんですが、こうい
うのも出しておられるということ
で。
◆きょうも来てよかったな。
◆来てよかった。
皆さん、ちゃんと来てくださいね。
ということで、西京極駅でござい
ました。
ありがとうございました。
◆八光さん、ありがとうございま
した。
続いては、「本日のオススメ3」
です。

皆さん、メモの用意をしてごらん
ください。
どうぞ!
◆本日のプロは
イル ルォーゴ ディ タケウチ
オーナーシェフ・竹内啓二さん
イタリアンの名店、
ポンテベッキオで腕を磨き、
2010年にオープンしたお店は、
ミシュランガイドの調査員お勧め
の店に与えられる
ビブグルマンに2014年から
4年間連続で掲載される人気店。
肉バルやワイン専門店も展開する
大注目の若手シェフ、竹内さんの
お勧めは?
◆本日は、
人気店で味わう、
お値打ちパスタランチを
3つ、ご紹介いたします。
◆まず1つ目のお勧めは、
北新地のビルの
6階。
落ちついた雰囲気で
イタリアンを楽しめるお店、
クラッティーニ。
◆キタ新地の堂島レジャービルにあります
あります。
隠れ家的な雰囲気のお店で、
お昼はOLさんやサラリーマンで

人気です。
◆お勧めは、本格的な
パスタとボリューム満点のメイン料理が同時に楽しめる
ランチプレート。
ボローニャ地方の伝統的なソーセージである
モルタデッラをジューシーに焼き
上げた後、
トマトソースと枝豆を加え、
パスタを合わせます。
仕上げに、リコッタチーズを
入れるのがおいしさの秘訣なんだとか。
◆リコッタチーズは
イタリアのフレッシュチーズの一種で
さっぱりとして、ほんのりとした
甘みがあるのが特徴です。モルタデッラと
トマトでつくられたしっかりとし
た味わいの
ソースにリコッタチーズを
とかしこんでいるので、
まろやかにし上がっています。
◆1日、香草に漬け込んだ
チキンのグリルもついて、
何と、このお値段!
これは、お値打ちですね。
◆2つ目のお勧めは、
大阪市西区
靱公園の近くにある
クッカーニャ。
◆靱公園
北側にあるシチリア料理専門店で

す。
店内はシチリアの雰囲気で
明るく陽気な空間です。◆こちらでのお勧めは、
シチリア風のカルボナーラ。
◆普通はベーコンが
入ってるんですが、こちらはアン
チョビ、
トマト、バジルが入っているカル
ボナーラになっています。
◆生クリームを
使用せず、
卵とチーズだけで
仕上げることで、より濃厚で
まろやかなソースが完成。
そこに
アンチョビが加わることで、
コクがプラスされます。
◆チーズと卵の
濃厚なソースの中にトマトの酸味と
バジルの香りを感じられるこれか
らの季節に
ぴったりな
爽やかなパスタになっています。
日がわりの前菜もボリューム満点
で、
シェフが一つ一つこだわってつく
られています。
◆日がわりの前菜もついて
大満足のパスタランチ。
これは行くしかないですね。

◆3つ目のお勧めは、
土佐堀通を入ってすぐ。
すぐ、
レトロなビルの中にあるトラット
リア アル ソード。
◆イタリアを代表する
食材の宝庫、
エミリア・ロマーニャ州の
郷土料理にこだわるお店です。店内は、シェフが
イタリアで買い付けてきた雑貨が
飾られていて、現地さながらの
雰囲気です。
◆お勧めは、
シェフのこだわりが詰まったこち
らのパスタ。
◆タリアテッレはリボン状の細い
パスタです。
お店で毎日、手打ちされているの
で、もちもちの食感です。
モッツアレラチーズは、ミルクの
風味が強くて、
しかし、さっぱりしていて、
トマトソースのおいしさを最大限に引き出してくれます。
トマトのフレッシュさ、チーズの
クリーミーさは
絶妙です。
モッツアレラチーズ、
トマトソース、ニンニクで仕上げ

シンプルな味ですが、その3つの

バランスが
とてもよく味わい深い一品になっ
ています。
◆もちもち食感のパスタで、
トマトのうまみがぎゅっと詰まったソースが
よ~く絡んだ一品。
熱々をご賞味あれ。
◆皆さんもぜひご利用ください。
以上「本日のオススメ3」でした。
続いては「おしえて! スゴ腕ワ
ーカー」です。
銀シャリのお二人、よろしくお願
いします。
◆よろしくお願いします。
というわけで、今回のスゴ腕ワー
カーさんはこちらでございます。
きました。
こちらでございます。
ミシュラン天ぷら料理人でございます。
◆天ぷらかあ。
◆そうなんです。
◆二つ星!
◆世界も認める天ぷら料理人に密着しました。
◆全然ちゃうわ、天ぷら。
◆また、家庭でもすぐにできる失
敗しない天ぷらの揚げ方も教えて
いただきましたということでござ
います。
それでは、ミシュラン、天ぷら料
理人のスゴ腕な仕事、どうぞ!

◆世界に認められる「天ぷら料理
店」が
ここ大阪にあります。
ミシュランガイドに
7年連続で「二つ星の店」として
掲載。
単純に見えて奥が深い
「天ぷら料理」の新境地を開く人
物が
今回のスゴ腕ワーカーです。
「長く日本料理にたずさわり得た経験」と
「斬新なアイデア」!
仕入れから調理に至るまで
妥協を許さないスタイルで
唯一無二の「天ぷら」をつくるプロフェッショナルに密着しまし
た!
◆というわけで、
吹田市にやってまいりました。
今回のスゴ腕ワーカーさんは、
ミシュラン天ぷら料理人というこ
とでございますけれども。
◆ミシュランですか。
◆これはちょっとわかりやすいで
すかね。
◆これはもう簡単よ!
◆天ぷら料理人と言うてますから
ね。
◆わかってもうたと。
大将を予想しました。
◆確かに似てる、似てない大事ね。◆これであってほしい。

こちらですね。もう天ぷらです。
◆すごいな。
◆天ぷらリーゼント。
◆リーゼントやったんですよ。
ただ、揚げていくうちに衣がつき、
油が乗り、
だんだん天ぷらになったと。◆おまえピンチになると、
髪型に逃げる癖があるなあ。
気づいてるぞ。◆やめろって。
あんまり言うなや。
シリーズもあるけど、髪型シリー
ズ。
◆これがほんまのからっと揚げてて、
刈り上げって。
◆出たっ!
すごいっすよ。
橋本さんが、皆さん、うまいこと
言いました~!
◆恥ずかしいです。
◆格式高いお店にお邪魔するのに、こんな2人で、やや不安…
◆ここじゃないですか。◆これか。
ほんまや。
◆急にあらわれました。
◆確かにすごいな。
◆落ちついた感じで…。
◆こちらがミシュランガイドに
7年連続、二つ星で掲載されてい

天ぷらの名店
「旬彩天(シュンサイテン)つち

や」。
◆失礼します。
とんでもないですよ、
格式が…。
お庭もきれいですよ。これはすごいな。
一歩入ったら、
もう別世界…。
◆あの方でしょうかね。
すいません。天ぷら料理人の
土阪さんでしょうか。
◆はい、そうです。◆お願いします。
◆うわあ~、おいしそう! もう。
◆こちらが今回のスゴ腕ワーカー、「つちや」の主人、天ぷら料理
人の
土阪幸彦(つちさかゆきひこ)さ
ん。
◆橋本さん、
今回当たってるんちゃう?
◆恥ずかしいわ。
◆しまい込んでるんちゃうかな、
帽子に。僕ね、天ぷら料理なんで、
こういう感じのへアスタイルなん
かなと思ったら、
天ぷらリーゼントの。
1回だけ、帽子、とってもらっていいですか。
◆きょうはそれじゃないですね。
◆空間をゆったり広々と使った店内は
カウンター11席と、
小上がりのお部屋1つ。
この店に憧れ国内のみならず、

海外からもお客さんが訪れます。
◆場所が
駅から駅から歩いて10分、
15分ぐらいで、
ちょっと遠いっちゃ遠いかな。
◆理由はあったりするんですか。
◆もともと駅から10分、15分歩いていただく距離を
私、探しておりまして…。
◆そもそも、そういう探し方を。
探し方を。
◆ですから、
800メートル離れること、
1キロ離れないこと、というのがテーマにございまして、お店選び
を…。
◆それには理由がありますか。だっておなかすかせて
食べてほしいみたいなことですか。歩いてきて。
◆20点ぐらい、正解ですね。
◆安直やねん。
◆おっしゃるように、
ご到着いただくまでの
ワクワク感という時間も重要だと思うんですよね。
あとは、ちょっと離れさしていた
だくことで、非日常的な空間の演
出だとか、特別な日にお使いいた
だけるお店にしたいだとか、
そういうことでございます。
◆「旬」の食材を使い、
季節の「彩」を大切にした「日本
料理」でも
「単なる天ぷら」でもない、

その両面の良い部分を持つ天ぷら
料理店。
◆こちらは何ですか。
◆まずは、先付でございます。
◆こんなんが出てくるんですね。
天ぷら屋さんというより、
割烹や、もう…。
◆確かにな。
◆うまっ。
◆とんでもなくうまい。
◆これからのお食事への高揚感を高めていただくための
要素もございますのでね、しっか
りとご用意させていただいてます。
◆このオープニングでこんなんさ
れたら、
芸人で言うたら、
こんな爆笑をとられたらたまったもんじゃない。
◆確かにな。
これ簡単には出せない味ですね。
◆ありがとうございます。
◆そら、そうやろ。
◆これ、奥深いわ。
◆独立する前は10年間、日本料理店の料理長を務めた土阪
さん。
美しい和食と天ぷらを組み合わせ

コース料理を提供しています。
◆これ、中に何かあるんですか。
おー、出た。
◆お寿司でございますね。

しかも、お寿司のご飯を
潰しております。
シャリがソース状になっておりま
す。
◆これがシャリなんですか。◆そうです。
白いご飯がシャリです。
◆ソース状になってかかってるん
ですか。
◆かかってます。
◆こんなことになってるんですか、
寿司って。いただきます。
◆お寿司だわ。
◆ちょっと酢を入れてますよね?◆酢飯ですのでね。
◆先付、前菜、そして季節のお造
り。
その後に満を持して登場するのが
「天ぷら」です。
◆出ました。
◆天草のクルマエビでございます。
◆これは、
メインスターじゃないですか、
クルマエビなんていうのは。
◆1発目で出てくるものなんですか。
◆エビの天ぷらは天ぷら屋にとり
まして、
名刺がわりだと思っております。
このエビを召し上がっていただくと、この天ぷら屋は
どういうネタを使っているのか、
この料理人さんはどういう腕で揚げるのか、
全て詰まったものになりますので、一番最初に

揚げさせていただくようにしております。
◆選びぬいた3種類の塩、
お好みでいただきます。
◆きれいですわ。
おいしい…。
◆優しい…。
◆天ぷらといいますのは、短時間で
全てのうまみ、香りを
頂点まで持っていく必要性がありますので、
もちろん水分を抜くことによって
うまみが凝縮されるんですけれども、そこの山のタイミングですよ
ね。
水分を抜き過ぎたらだめですし、
一番いいところで正解を引くとい
うのが私らのお仕事になりますの
で。
◆うまみの最高到達点で終了させ
ると。
◆土阪さんいわく、天ぷらは「究極の加熱料理」。
揚げる中で「水分」「うまみ」「
香り」の
化学反応が起こります。
◆うわあ。
◆北海道産のホタテは
その化学反応がより感じられる食
材。
◆レアっぽく見えるんですけど、
中までの芯までこれはしっかり火
が入っています。
◆美しいグラデーションはどうい

うことなんですか。
◆3段階の火力を使って天ぷらを
揚げております。
高温で一気に揚げる、表面を。
それをじっくりと中温で揚げていく作業。
あとは、ある程度のところで油か
ら出して、
蒸らしている時間があります。
ホタテ自身の余熱でもって、
火が入って、
これが一番ホタテの甘みを感じるタイミングです。
何もないです。
もう、ここしかないです。
◆おいしいぞ。
甘みが…。
こんな甘いホタテ、食べたことな
いわ!
◆一品ずつ、毎度感じられる
驚きのパフォーマンス。
◆兵庫県産紅ズワイガニです。
◆これはうまいやろ。
◆めちゃくちゃ密集してる。
◆カニの束ですか!?
◆束ですね。
◆どうやってつくっているんです
か。
◆カニを一度、一番おいしい状態にしまして、丁寧にほぐした後、
その身だけを軽く
お寿司を握るように空気をまとわせながら、
軽く握らせていただいて、それを

天ぷらの衣として
高温で一気に揚げています。
◆これ、やばいな。
これ、やばいな…。
◆「ゴマ豆腐」を塩味のおかきでコーティーングし

「変わり種天ぷら」
さらに、希少なブランド和牛を使
った天ぷらは
マスタードソースで味わう
ワインにもぴったりの逸品です。
◆すばらしいですね。
声、ちっちゃなるわ…。
音声さん、すいません。
◆ちょっと前に
橋本さんのお母さんがうちにお越
しいただきまして。
◆えっ!?
◆橋本さんのお母様が
お食事にお越しいただいておりま
して。
◆やってるなあ、オカン!
ヒロコ何してるねん。
誘えよ、ヒロコ!
◆おそらく、橋本の母「ヒロコ」も
食したであろう夜のコースは
1人 1万800円から。
◆こちら、
油はどういった油なんですか。
◆私のところは綿実油というコッ

トンシードという油を使っており
ます。
一番の特徴は、甘みですね。
甘みが強い油でございます。
◆衣は企業秘密ですよね?
◆至って普通です。
◆何が入っているとか…。
◆薄力粉、卵、水、
以上でございます。◆えっ!?
◆誰でもつくれますやんか、
家でつくってる感じと一緒ぐらいちゃいます。
◆特に変わったものは使ってない
ですね。
◆それであの食感は出ないですっ
て。
何か、やってるでしょう?
◆やってないですね。
◆だから、すごい。
余計。◆揚げ方で、
そんな差出ます?
◆そこには、秒単位で管理する繊細な揚げの技が!
◆すごいな、
動きが。
◆いっときも視線を外さず集中。
◆天ぷら1本揚げてるのに
あれだけ動いてる人、
初めて見たかもしれないですね。
◆もちろん、天かすも取らないと
いけないですし、
エビから出る衣から出る水分、

そこから出る有機物、
それが油の中を浮遊しますので、
それをきれいに取ってあげないと、油のいい状態を保てないんですよ
ね。
ですから、ずっと天ぷらを見てる
だけではなくて、常にやらなけれ
ばいけないことがあって…。
◆後ほど、ご家庭の鍋で
一般的な食材を使ってでもおいし
くできる
「天ぷらの揚げ方」、教えていた
だきます!
◆さらに高難度なやつあったりするんですか。
◆例えば、今の季節ですとウニを
天ぷらにしたり…。
◆ウニが!
◆ウニなんか揚げれるんですか。
◆水分をたくさん含み、
一般的には天ぷらに向かないウニ。
土阪さんは素材によって衣の濃度
や厚さを
コントロールして揚げていきます。
◆おっと!
◆寿司でも形状保てないから、
軍艦になるのに。それを揚げるなんていうのは…。
◆揚がったで。
◆海苔やシソの葉も使わず、仕上がりました。
もちろん、旨味の最高到達点も引
き出しています。
◆うわっ!

うまっ!
◆中はジューシーというか…。
◆何これ。
◆まずは、加熱しておいしいウニ

目ききで選ぶことですよね。
加熱しておいしくならないウニもあるので。
自分の加熱するイメージでもって
仕入れてくるものを自分の管理下のもとで
加熱しないと、
こうはならないと思います。
◆土阪さん、毎朝9時、
食材の仕入れに向かいます。
お店には数名のお弟子さんがいま
すが、
任せることはしません。
◆自分の目で旬の食材を確かめ、
天ぷらにするイメージをふくらま
せる
大切な時間だといいます。
◆その時期、一番おいしい揚げ方を見きわめるため
「素材との対話」を大切にしてい
ます。
学生時代のアルバイトをきっかけ

料理の道へと進んだ土阪さん。
18歳から和食の現場で働き、37歳で独立。
しかし、なぜ天ぷらという料理を
選んだのでしょう?
◆滋賀県の琵琶湖にたくさんアユ

がお
るんですけれども、そのたくさん
いるアユを
母親が天ぷらにしてくれるわけな
んです。
実はそれがおやつやったんですよ
ね。
そうやって育ったんですよ、
幼少期に。
そのときの天ぷらのおいしいなと
いう
印象というのが強かったんでしょ
うね。
◆母がつくる天ぷらの優しい味わ
い、
そこに長年培ってきた確かな技術
が加わり
「つちやの天ぷら」が生まれたの
です。
そして、天ぷら料理店を
スタートさせてすぐ
大きな評価を手にしました。
◆今から一生懸命このお店を頑張っていこうというときに、
重く…。
◆ガッツポーズはできなかったです。
◆僕らのM-1と一緒かもしれま
せんね。
◆言うなって。
歴代のチャンピオンの皆さんに恥ないようにと、
しっかりまだまだ、これを

取ったのが
終わりじゃなくて、始まりだなと
いう。
◆圧倒的でした。
◆ありがとうございます。その言葉が欲しかったです。
◆さあ、お待ちかね!
土阪さんに家庭でもできる
おいしい揚げ方の極意を教えてい
ただきます!
◆そうすると、せっかくいい温度
やったものが、
一気に下がってしまって、
その温度を戻すのに
時間がかかるという。
少量ずつ、ちょっとずつ
最終的にたくさん揚げると。
そのほうがクオリティーの高い天ぷらになると思います。
◆めちゃくちゃでしたよ、オカン
は。
◆そして、素材に衣をつける前に
ポイント。
ネタに薄力粉を薄くまぶします。
これが衣とネタの接着剤の役割を果たしてくれるそうです。
衣を落としたときに、
油の中ぐらいまで沈んでから
上がってくるぐらい。
◆下でつかない。
◆そうですね。
◆鍋に衣を1、2滴落とし、一旦油の中段くらいまで沈んで
浮きあがってくれば適温です。

◆こういうことですね。
これぐらいですね。
◆そうですね。
◆わかりやすい。
◆そして、ネタを油に入れてすぐは
触らないのが鉄則。
◆ある程度衣に火が通ってからじゃないと、
お箸でさわることによって衣が破
れますよね。
そこから油の進入が始まるので、
さわらないほうがいいですね。
◆せっかくコーティングされてる
のに。
◆そうですね。
もう一度、ひっくり返しましょう
か。
◆ひっくり返すのは、泡が大きく
なり、
浮き上がってきてから。
さあ、お味は?
◆衣もいい感じ?◆食材の
ポテンシャルを考えたら、
ある程度まで持っていってるんじゃない?
◆さらに衣がネバネバになってき
た時には
あるものが役立つそうです。
◆長時間使っていきますと、
グルテンというものが形成されま
して、ちょっと粘っこくなるんで
すね。

粘っこいもので揚げると
粘っこくなるんですね。
粘っこく揚がっちゃうと。
それを直す作業といいますか、
裏わざといいますか。
実はここに
粘っこくなったところに気泡を入れて、
もう一度、さっくりと揚がる状態
につくってあります。
◆だからお水じゃなくて、炭酸水
なんですね。
◆特に「かき揚げ」など
サクサク感を大事にしたい天ぷら
の場合
炭酸水入れるのがおすすめ。◆常に天ぷらの新境地を追い求め
る土阪さん。
この日も新しい食材に挑みます。
◆仕入れから店に戻り、試作です。
宮津産のトリ貝は今が一番おいしい時期。
イメージした揚げ方を実践し、
何度もチェック。
火の通りはレアで。
貝殻の器に盛り付け、三杯酢のジュレでアレンジしてみ
ました。
◆お弟子さんと試食。
◆目指すのは唯一無二の天ぷら。
妥協なし、満足のいく出来となる
までは
お客さんには出しません。
◆さあ、

土坂さんの今後の目標とは。
◆たくさんの方においしい天ぷら
とお料理を召し上がっていただき
たいというのがやっぱりあるんで
すけども、
自分が背負っているプレッシャー
ももちろんたくさんあるんですけ
ども、それにも負けず、おいしい
ものを
召し上がっていただく努力を積み
重ねていくことかなと思いますね。
もうそれ以上のことは、もう何も
ないです。
◆その気持ちを
曲げずに頑張ってください。
きょうはどうもありがとうござい
ました。
◆ありがとうございました。
◆さあ、というわけで、皆さん、
食べたいですよね。
◆食べたい。
◆というわけで、今回は。
◆ありませんっ!◆何なん。
◆天ぷらはありません!
◆何でなん!?◆ここに来て、
土坂さんに
揚げてもらうのは、お店を休まなければなりませんので、
本日は泣く泣く天ぷらをご用意す
ることができなくて。
◆家庭でも簡単にできるやつを教

わってたやん。
それでええやん。
◆皆さんの家で揚げてください、
それは。
◆次回から、こういった場合、
僕が料理しても大丈夫ですか。
それなら…。
◆芸術家やからな。
まあ、鰻
やったら…。
◆八光さん、鰻の評価がすごく高い。
◆鰻押すな、おまえ。
◆つちやさん、
なかなか予約も取られへんし。
◆行かれたことは?
2018/06/08(金) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン![字]【国宝さんパティシエと年上彼女の過酷な趣味▽ミシュラン天ぷら職人】

国宝・京都・西京極をぶらり、パティシエと年上彼女、過酷すぎる共通の趣味▽ミシュラン天ぷら店、7年連続二つ星の秘密▽お値打ちイタリアン

詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「ロザンのうんちくん」「あいLOVE田舎暮らし」「スゴ腕ワーカー」「いっちゃん高いもん HOW MUCH!?」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ごきげんなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
羽野晶紀

【レギュラーパーソナリティー】
円広志

【パネラー】
銀シャリ 
月亭八光

【進行】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)

【天気予報】
片平敦


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