2018/06/17(日) 19:00〜19:58 ザ!鉄腕!DASH!! 四万十の破壊王 vs ハンター長瀬[字]

<ネオンサインのように光る体が水族館で人気>
<食用ではないが
 餌となる微生物が多い場所を好むため→
こいつがいるのは
海の栄養が豊富な証し>
<…と
 すぐ その下に>

長瀬) いっぱい あるね。(城島) いっぱい あるのよ。
これ
 全部 そうやねんけど。すごいね 真っ黒だね。
そうなの
 この時期になるとね。
何?

 これ。
何だ?
あっ すごい よう分かったね。モズクか。
<モズクの中でも
 高級な…>
<福岡や広島では
 炒め物や炊き込みご飯の材料に>
<一般的なモズクは
その名のとおり→
海に生える藻につくが→
フトモズクは 石に>
<値段も
 少々お高め1kg およそ2000円>
<それが

 無人島の海沿いにびっしりと>
<これを→

何としてでも採りたい理由があった>
めちゃくちゃ
 肌には いいよ。うん これは…。
<モズクは
 腸内環境を整え肌荒れを解消するだけでなく→
高い保湿成分で
頭皮を潤す効果も期待できる>
<そこで→
気になる 生え際の後退に>
すごいプルプルしてるね
。<毎年 味噌汁の具にして来たが>
<今年は

 もっと たっぷりと>
これで採るの?
<モズクは 光合成で育つため日光が届く浅瀬に生える>
<潮が引いた
 この日は水深1mほど>
<ここなら
 モズク採りは初めての長瀬でも>
<タモで
 石をこすり→
ちぎれたモズクをすくう>
<しかし>
<タモで
 すくえぬほど短く ちぎれ→
城島の抜け毛のように>
<そこで>
<隙間に
 タモを押し込み石を持ち上げるように>
そうなの


あっ
。あっ!
折れた

<長瀬の
 バカ力に耐え切れず→
貴重なタモが>
<そこで>
<サザエなどを採る道具
 これで>
なるほど
。よいしょ。
これ
 ちょっと…。
リーダー
。あっ 分かりました。
行けるよ
 行けた! 行けた。行った。
よいしょ
。おっ。
ねっ
。モズクだね。
結構
 モズク 太いね 1本が。
ラーメンの麺ぐらい
 あるね。
<2人なら
 この石1つで十分>
よし

 モズク!おぉ~。
<食べるには
 海水で…>
よいしょ…
 何かさ。
美容室
 行ってるみたい。
気持ちいいっすね

こっから
 剥がすかのように。
<波に流されぬよう→
へばりついているため引き抜けない>
<そこで>
よいしょ。
すごいね
。岩ごとやからね。
剥がすように
 こう こう…。
長めで

おぉ~

<これを
 たっぷり食べるには>
へぇ~

<モズクの天ぷらは
沖縄では定番メニュー>
<酒のつまみや

子供のおやつとしても人気>
<サックサクの食感にするには
モズクに…>
<お好みで…>
<しかし ここは無人島>
<小麦粉は>
小麦粉 ないから 代わりに…。
最高
。やってみようか。
<島で採れた…>
<そして>
うん
。そっか。
いやいやいや…

ここに
 もう1つ 油。何? その ふり。
<これも
 島で採ったアケビの種から搾り出した油>
<さらに>
それで ちょっと…。
いいね!
 ちょうど ありますよ。ありますね。
<この藻塩も
島の海水と海藻で作った>
<これで
 モズクの天ぷらを>
<まずは>
<サックサクの食感を味わうための ひと手間>
ホントだ


そう
 そう そう。
まぁ
 まぁ まぁ… でも栄養が全部 逃げてないから→
大丈夫だよ
 リーダー。

笑い)えっ?
急に
 食う気が失せた。
何か…

その前までは
すっげぇ うまそうだったのに。
そうなのよ

もう
 リーダー形もクソもなくなって来たよ。
<これを>
ここに 片栗粉をちょっと掛けて。そうだね。
ぱっと入れるようにしようか
。うん。
昔は
 やってたけど。
うん

どうでしょう?
<見た目は それっぽいが→
片栗粉で

 カラっと揚がるか?>
ねっ
 うん それがいいね。
<これで
 貴重なアケビ油も節約できる>
よいしょ
 どうかな?
あっ
 いい感じ。
粉が
 ふわ~っと。
うわ
 いい匂い 油の。
1回
 沈んで すぐ。
行きますか
 じゃあ。

揚がる音)うわ うわ うわ うわ!

揚がる音)すげぇじゃん!

揚がる音)揚がってる 揚がってる。

揚がる音)おっ いい音。

揚がる音)
ひっくり返す?
(揚がる音)
もうちょいだな

 硬くならないとこれ ひっくり返せない。
<小麦粉ほど硬くはならず→
返すタイミングが つかみづらい>
おっ!
 これ おいしそうやん!
<所々
 こんがり きつね色に>
もう
 全然 いいよ。
はい
。はい~。
いや~

片栗やから
 白いんやね。
もっと
 何か ベージュというか肌色っぽくなるもんね。
<見た目は
 そこそこだが→
片栗粉の天ぷら
カラっと揚がっているのか?>
じゃあ
 ちょっと 切ってみますね。うん。
<となれば→
テレビで よく見る>
<こんな音が
 食欲をそそる>
行きます



切る音)
もうちょっと
 厚みが。でも カリっていうのはあった。
もうちょっと
 厚みあったらね。厚みあったら サクっ!みたいな。
コマーシャルみたいな
。うん なったけど。
あぁ
 いいねこの藻塩がね いいね。
色みがね…

いいっすね!
うん いや~。
こんなもんっすかね
。おいしそうじゃないですか。
ミネラルたっぷりの藻塩が

じゃあ
 ちょっと 乾杯。
これ
 フトモズク普通のモズクじゃなくてね。
じゃあ
 いただきます。いただきます。

かじる音)
あぁ
 うまい!
うん!
うまい!
ええやん

 揚げたて!最高。
うん!
上品なね 鼻から抜ける この衣の。
うん
 おいしいサクサク すごいな これ。
うん
 いや これ 全然 行けますねうまいな。
はい?
えっ?
<これからは
こんなのも拾って行かねば>
今日は
 もうええね。
あっ!
(笑い)

 ライバル心を燃やしてる。
<続いては>
<日本古来の生き物を脅かす外来種>
<この
罪はないが厄介なやつらを→
人だけが持つ
 料理の力でおいしく いただき→
減らして行く>
<日本の自然を 本来の姿に>
来ましたね
 高知ですね。

加藤さん) 四万十川です。四万十川だ。
いいじゃないですか

水が ホントに澄んでいて。
ねぇ
 ってことは 生き物が もううじゃうじゃ いるわけですね。
はい

<その透明度の高さから
別名…>
<川辺には
 民家が ほとんどなくダムや人工の堰もない>
<ろ過された雨水だけが注ぎ込む
川には→
清流の象徴
 アユ>
<さらに
 赤い目を持つことからその名が付いた→
体長1mを超える
幻の巨大魚 アカメ>
<だけでなく>
こうやって タモを置きますねそして 上のほうから→
こうやって
ガサガサ 追い込んで行くと。
あっ
 入りましたね。
入った?
はい。
これ
 かわいいっすねっていうかね…。
すごいですよ

<どちらも

 四万十川の名産>
<佃煮や唐揚げなど
地元の郷土料理に>
<他にも
ヨシノボリ モクズガニなど→
日本古来の生き物…>
<しかし この…>
<…する厄介者が>
えっ!
<だけでなく
 そいつは→
ネズミも>
ひな鳥すらも平らげる>
えぇ~!
<その大きさは…>
<清流に
 すむ日本古来の生き物を食い荒らし→
生態系を破壊し続けている>
この周辺 トンボが非常に多くて自然豊かな場所なんですが→
その…

<ここは→
およそ2億年前から 姿を変えていないムカシトンボなど→
貴重なトンボを保護する湿地帯>
<…と>
あっ!
何?
ほら
 動きましたよ。何? 何? 何? えっ?
ほら!

 ほらほら。
<卵から
 かえったばかり>
デカっ!
<大きさは アマガエルの50倍>
<こいつが
 大人になれば…>
<世界最大級のカエルに>
<時には 仲間のカエルすら餌食にする大食漢>
バンバン食べて
 成長して最大800gになるんです。
800g
。はい。
デカっ

<例えるなら>
じゃあ…。
いつも
 俺 大体。
だから
 450g…。
<よく分からないので
 実物を>
<これで…>
<これの およそ2倍が>
800gか~

でも…

確かにね


<それも
 そのはず>
<実際
 食用として日本の食糧難の→
救世主として輸入>
<養殖もされていた>
<しかし
 戦後 食が豊かになり捨てられ 大繁殖>
<まだ
 町なかに水辺が残っていた昭和生まれには→
聞きなじみが>
あっ。

鳴き声)あっ!

鳴き声)
いますね
。うん。
聞こえる?
本気とか あるんですか?あります あります。
<現在…>
<鳴くのはオスのみで求愛のため 音色も違う>
<例えば…>
(鳴き声)
<鳴のうを使い
 吸い込んだ息を→
少しずつ吐きながら
 鳴く>


鳴き声)
<体全体を小刻みに震わせ→
小鳥のような美しい鳴き声>
<かつて
 江戸時代の人々は→
専用の籠で飼い
 夏の風物詩に>
<その声は
 100mも離れれば聞こえないほど>
<一方>
(鳴き声)
<…が特徴で
 その重低音は1km先まで届くとも>
<住宅街で
 大繁殖すれば>

鳴き声)
<それは
 まるで>
<生態系だけでなく
静かな住環境さえ破壊する>

鳴き声)
ザリガニか
 あれ。
ザリガニがいるってことは
。いるってことっすか?
<今や
 日本中 どこにでもいる外来種…>
<もともとは…>

<…されたのが始まり>
<硬い体やハサミを
ものともせず ひとのみに>
あっ
 いました いましたそこ そこ そこ!
小さいやつ
 子供が。
先生
 見えてんの?
え~っと
 藻の上にのっかってます。
小さいやつ

あっ
 あれか 頭 出てるやつ?いましたね あれ。
<恐らく
 オタマジャクシからカエルになったばかり>
なるほど

タモ
 上からバサって行ったほうがいいかもしれないですね。
<距離
 およそ2m>
行っちゃってください
。行っちゃっていいですか。
はい

そ~っとです
 そ~っと。


水音)あっ。
<たった3歩で>
(水音)あっ。
消えましたね
。ねっ。
まず
 耳が大きいんです。
耳が大きいので…

<カエルの耳は目の後ろ>
<人間とは違い…>
<わずかな振動に反応>
<中でも そいつの鼓膜はとにかくデカい>
<500円玉サイズ>
<5m以内なら…>
<さらに>
例えばあの辺り 花が咲いてますが。
はい

<視力は
 カエルの中でもトップクラス>
<20m先も見通せる>
<つまり>
あっ
 いた… いた いた。
<姿は確認できないが→
水の中に気配が>
<天敵である
蛇や鳥を察知すると→
水の中に入り

物陰で じっとして→
潜って来られない天敵を
やり過ごす>
<20分近く
潜水したまま動かない>
<この瞬間こそが
人間が捕まえるチャンス>
<つまり>
見てみましょうか。
こういう泥の中に潜ったり…
。あっ!
何か
 いた 何か いた!あっ!
こういう泥の中に潜ったり…
。あっ!
何か
 いた 何か いた!あっ!
あっ

カメか

へぇ~
 これも 外来種。アカミミガメですね。
アカミミ
 横がね 赤いですね 顔のこんな 大っきくなるんですか。
そうです

<ミドリガメの愛称でも親しまれ
広まったが→
あっという間に→

この大きさに>
<飼いきれず
 捨てられ 大繁殖>
<…が
 こいつも破壊王は ひと口で>
<…と!>
(鳴き声)
そこだよ
 そこそこ 先生。(鳴き声)
行ってみましょう

あっ!
どれ?この辺。
あっ
。いたと思いますよ。
<倒れた草の面積から
推定30cm以上の大物>
<…と!>
あっ! いた いた いたほらほら ほらほら ほらほら。
ホントだ
 ホントだ。
<加藤の目の前で
あっという間に 水中へ>
ちょっと待ってくださいね
。回ろう。
あと…

<深く潜ると
 動かなくなる>
<ここからは

 手の感触のみで>
おっと!
 カメじゃ ない。
じゃ
 ない?カメじゃ ない カエルがいるので。
もしかしたら
 こういうとこここ 手 入れてみて ここ。
この辺
 いないですか?
えっ
 どこ行った?結構 デカかったよ だって。
デカかったですよ
さっきの デカかったですね。
ねぇ

こっから
チョンチョンチョンって来て…。
す~って来るから

<そう
 この男は プロ>
<普段
 この番組では>
<城島の向こうを張る>
おっ なるほどね。
<しかし
 本来は>
<国立大学の講師で
他局に出演すれば→
世界各国の逃げ足の速いやつを

捕まえる→
ハンター>
<そのプロの嗅覚で>
うん?
捕った。
うわ
 早っ。
デカい

どこに
 いたの?ここに隠れてましたよ。
マジっすか?
気付かなかった。
デカ~っ

オス

これ
 ウシガエルだあっ こんな顔してるんだ。
腰があるんで
 そこ 持てば。へぇ~。
意外と
 捕まればおとなしいんですよ。
この口が
 ほら。
うわ
 デカっ! これは…。
はい

<この大きな口で

 あらゆるものを食い尽くす 厄介なやつ>
<推定400g
リベラのステーキ1枚分>
<そう
 2倍近いやつが>
<…にしても
 もっと 確実に捕まえる方法はないものか>
<…と!>
うん?(鳴き声)
あっち
 あっち。いますね。

鳴き声)
います?
まだ 逃げてないはずです。
たぶん…

<この辺りから
 声が>
あっ
 いた! いた いた。
ちょっと待って

あのさ
 葉っぱの上のっかってるでしょ?
あのさ
 水中の上に そこの右下デカい あれ デカい。
デカいですね
。あれ デカい。
デカいなぁ

 デカいな これ。デカいっしょ これ。
デカいね
。デカいですね。
これ
 先生 どうします?これは…。
<そう
 デカいやつほど逃げ足が速い>
<その距離
 およそ50m>
ねぇ
 パクっとね。
あんの?
 釣り竿。
<というのも
 長瀬>
来た来た
 来た来た 来た。
<釣りには
 自信が>
<20年以上の
キャリアだけでなく→
日本中の海へ出て→
プロの漁師からその技を学んで来た>
やった~

超奇麗!
<イカに似せた疑似餌でこんな大物も>
<その経験と技術で>
<竿は 急きょ 町の釣り具店で>
どういうのがいいの?

重いには 重いですね。あっ このぐらい。
<選んだのは
 本来…>
こういう感じで行きますよ
。はい。
こういう感じで

1回…

草の
 アシのギリギリを狙う。
すっげぇ
 うまい!やっぱ すっげぇ うまい。
<重さは
 軽いルアー1個分>
<狙いどおり
 アシの際へ>
<着水したら
ハスの上をはうように引き→
疑似餌を
逃げ惑う生き物と勘違いさせ→
食い付かせる>
<釣り歴20年の狙いは>
狙うポイントは
 カエルのすぐ左に 黄色い花あるでしょ。
あれと
もう1個 手前にある花があるの。
その奥ぐらい

<つまり

 この辺りに着水>
<目の前を横切らせ
逃げる餌と勘違いして→
食い付いたところを釣り上げる>
<だが 距離50m>
<ピンポイントを
狙って落とすのは→
プロでも至難の業>
行きます。
<狙うのは
 この辺り>
<着水したのは
 ターゲットの右>
<距離は
 ぴったりだが横に1mほど ずれた>
下がれば
 食い付くかもしれない。ねっ 下がればね。
<…と!>
反応した。なるほど。
来た!
 追ってる 追ってる来た 近づいた チャンス。
<疑似餌の着水は
 ずれたが餌と思わせることには成功>
黄色い花
 あるでしょ。
<次の狙いは
 ここ>
<もう一度
 近くを横切らせ手前側に誘う>
行きます


えっ
 ちょっと待って。
<40m先のハスの上
まずは 狙いどおりの場所>
来る
 来る 来る 来てる。
<今度は
 疑似餌の動きが速過ぎたか?>
<見送られてしまった>
あっ あそこね。はい…。
ちょっと待って
 もう1回…。
<コツは
 つかんだ>
OK
 ちょっと…。
<狙いは
 右の茂みの裏>
<草の陰に誘い込めば
こちらが死角>
<警戒されずに釣れるはず>
OK。
行きますよ

あっ

来た
 来た 来た 来た 来た。
チャンス


来たか?
 来た! 来たか? 来た!
来たか?
 来た!来たか? 来た来た来た 食った。
食った
 食った。
食った
 よし。食った 食った。
<…と!>
あぁ。
<一度は
 針にかかったものの→
かかりが浅かったか
口を開けた拍子に→
外れてしまった>
はい はい。
1回
 私達下がったほうがいいと思います。
<何でも食らう貪欲さ>
<うまく誘えば 耐えきれずにまた姿を現すはず>
行くよ

<ウシガエルが消えた茂み辺り>
<…と 釣り糸が草に>
<これは
 長瀬の狙いどおり>
<草に釣り糸を引っ掛け
上下させることで→
同じ場所で暴れ続ける>

<…と!>
あっ

来た来た
 来た来た!
あれ
 さっきのデカいやつでしょ。デカいやつ デカいやつ。
あぁ
 もう…。
<しかし
 日没間近>
<疑似餌を目で確認できるのは
あと30分!>
<黒い疑似餌では見えにくい>
<目立つ赤に>
よし…

<距離は20m>
<目の前に落とし食い付かせたい>
<長瀬には
 1つ 作戦が>
<疑似餌が木に
これも長瀬の狙い>
<上から
 あえて水面に落とすことで→
木の上から
 ポトリと落ちて来た生き物だと見せ掛ける>
えぇ

いや

 いい位置だな。
ねっ
。ねっ 警戒してますね。
見えてる

反応した!
 来た追ってる 追ってる。
来た
 近づいた。
来たか?
 来た。
来たか?
 来た。
<アワセを入れるのが→
半秒 早かった>
はぁ…

<…が
 隠れる様子がないのは見失った獲物を捜している証拠>
<狙いは→
カエルの正面>
<ここ>
チャンス 来る来る来る 来てる。
OK

OK

釣った!
釣った! よっしゃ~ 来た。
<今度は

 しっかり食い付くのを見届けて>
来た~

釣った

いましたね
。釣れました。
よいしょ

よかったですよ

ホントに
警戒心が半端じゃないですね。
そうですね

ちょっと
 思ったよりも小っちゃかったっすけど。
300g
 まぁ…。
うん

<これで確かめられる>
さぁ ウシガエル東京に到着ですね。
はい
 来ましたね。ちなみに…。
そうですね

(スタッフ) 
これです。ここか。
バル

 フェルミンチョスペイン料理屋さん?
こんにちは
。こんにちは。
シェフは
 いらっしゃいますか?(作元さん) こんにちは。
今日は
 よろしくお願いします。はじめまして。
<スペイン料理
フェルミンチョ…>
<21歳で
 修業に渡ったのはスペイン バスク地方>
<ミシュラン
 星付きレストランが20軒 集まる→
世界一の美食の地>
<その中の名店 アラメダで腕を磨き→
その経験と技術を
日本に持ち帰り→
日本人好みの味付けに
 アレンジ>
<その味を求め
 全国から→
美食家達が足を運ぶ名店>
早速 見ていただいてもよろしいですか。
もちろんです

うわ

カエルですね

ですよね

。はい。
ちょっと触ってみていいですか
見させていただいてもいいですか。
もう生きてはいないんですけどね

うわ
 大人になって カエルの解剖するとは思ってなかったですね。
意外に
 隙間が いっぱいあるんですね カエルってね。
身が
 そんなに ないってことですよね。
できるだけ…


作元さん)そうですね 鶏とか そうですね。
身は
 どうです?

作元さん)身質は ちょっと やっぱり…。
あぁ
 そうなんだ。
<スペインでは
一般的な食材のウサギ>
<肉質は
軟らかく 淡泊な味わいで→
スペインの代表料理
 パエリアは→
ウサギを使ったものが
始まりとも>
何か

 その 何ていうんですか。
<つまり
 肉の硬さは→
大体
 この辺>
まず…

…が
 基準かなと思いますね。焼きで。
<脂肪が少ないカエル
オリーブオイルをたっぷりと>

作元さん)塩もせずに 取りあえず味だけを見させていただきます。
でも…

ねぇ


作元さん) はい。
うん

ホルモン

ホルモン
。うん。
デメリットは
 あります?(作元さん) そうですね…。
肉に
 味がない感じがしますね。あぁ~。
そうなんですね

淡泊なんですね 味が。
<オリーブオイルとニンニクを
多用する スペイン料理>
<かつて
 捕獲した中国からの厄介者は→
見た目も鮮やか
 パエリアに>
すごいな
 香ばしい。

松岡)うわ~ いい これ 僕 大好き。
<ならば
 アメリカからやって来た こいつも>

作元さん)ご用意しようと思います。
知らないです
。ねぇ。
おっ
 来ましたね。(作元さん) お待たせしました。
うわ~
 おいしそうだな。

作元さん)1品目はスペインらしい料理で。
ふくらはぎと
 背骨と上半身の部分を使って→
アヒージョにしました
。アヒージョ。
<淡泊なカエル肉>
<本場から取り寄せたエキストラバージンのオリーブオイルをふんだんに>
<これで

 脂肪分の少なさを補う>
<そこに→
ドライトマトと>
<最高級
 イベリコ・ベジョータのうま味を>
<そのエキスが染み出した
オイルを→
たっぷりと染み込ませたら>
<罪はないが 厄介者>
<その命を>
これ 骨 付いてます。

作元さん)むしゃぶりつくぐらいのほうが→
おいしいかもしれないですね
。なるほどね 手で行っちゃう。
いただきます

うまい!
うまい。

作元さん) はい。

作元さん) そうですね。

作元さん) そうですね。うん!

作元さん) 非常に合いそうなイメージあります。
なるほど
 あっ いい香り!あぁ いい香り。
うん



作元さん) そうですね はい。それが 結局…。

作元さん) はい そうですね。
何ですか?
「若がえる」! 来ました 早速。
序盤から飛ばし過ぎじゃ
ないですか? 大丈夫っすか?
大丈夫ですよ

料理はね
 いや 僕…。
いやいやいや

うん

いや
 いや。急に 何か 急に。
急に
 口数が めっちゃ増えた。
いやいや
そんな まだ こんなですもん。
<アルコールは
しっかり飛ばして>
長い…
。あっ 来ましたね。
ありがとうございます
うわ! 何?
おいしそうだな

 これもおしゃれっすね。

作元さん)今回は カエルの…。
チリンドロン

<鶏肉などを
野菜と共に炒めて煮る→
スペイン北部の定番料理>
<鶏の代わりをウシガエルで>
<まずは
 表面をオリーブオイルで焼き→
肉のジューシーさを閉じ込める>
<そこに パプリカとタマネギで甘みと彩りを>
<さらに
 イベリコ・ベジョータの生ハムで→
うま味と塩気を>
(作元さん)トマトソース 加えます。
<トマトの酸味がアクセントに>
<そこに>

作元さん)先ほど焼いた お肉 入れます。
<煮込むことで
 淡泊なカエル肉に味を染み込ませる>
<さらに
 もうひと手間>
<その
 ほぐれた部分からさらに 味が染み込む>
おしゃれっすね

これが

 モモの部分。(作元さん) はい。
いただきます

うん!
食材として いろんな味に。
カエル感
 全くないんですよ。
おぉ~!
おいし過ぎてばんばん浮かんで来る。
ダジャレ?
 「逆に」って何?
あぁ
 そっか…。

笑い)
ふるんじゃなかった
。ふるんじゃなかった?
<最後は
カエルをしっかり味わえる→
メーンディッシュを>
やっぱり。
他が分からないですね
。ねぇ 何だろう?
あぁ

ええ
 吸う的なやつ。
ちょっと
 俺 食えないかもな。
タピオカって言われても

食えないな。
ゆで卵ですね

おっ
。うわ~! うまそう 何だ? これ。
トマトっぽい感じ


作元さん) はい ヤリイカのカタルーニャ風煮込みといいまして。
残ったお肉を
全部 ミンチにしまして→
中に詰めさせていただきました

<豚肉をイカで包んだ→
ボリュームたっぷりの伝統料理>
<豚の代わりをウシガエルで>
<上半身の肉をそぎ落とし細かい肉まで 全て使って>
<ゆで卵と混ぜ合わせ
ボリュームを>
<それを
 中身をくりぬいたヤリイカに>
<カエル肉に
 イカのうま味を染み込ませながら焼き上げたら>

作元さん)先ほど 焼いたイカを入れます。
<魚介出汁とトマトソースを
合わせた スープの中へ>
<イカの中の肉に
風味が染み込むよう→
弱火で

 じっくり煮込む>

作元さん) 非常に…。
<地中海の香草
 アニスを漬け込んだ リキュール>
<スパイシーな香りで
料理に アクセントを加える>
<イカは
 衣代わり>
<中の肉を
 たっぷり味わうための伝統の業>
タレをつけて…
 いただきます。
うん

おいしい…
 あっ。
食感の違いというか


作元さん) そうですね。うん。
そうですね

うん!
ねっ。
<もともとは
 100年前→
日本の食糧危機を救うために
持ち込まれた 罪のない命>
<そして

 今日→
人間だけが持つ
 料理の力で…>
2018/06/17(日) 19:00〜19:58
読売テレビ1
ザ!鉄腕!DASH!! 四万十の破壊王 vs ハンター長瀬[字]

【DASH島】それは天然の“育毛剤”。無人島の極太モズクをサクサクの天ぷらに!【グリル厄介】最後の清流に棲む…四万十の破壊王vsハンター長瀬!

詳細情報
出演者
TOKIO
番組内容
【DASH島】浅瀬で見つけた大量のモズクを、サックサクの天ぷらで頂きたい!が、無人島には小麦粉が無いので…。
【グリル厄介〜高知県四万十】“日本最後の清流”を脅かす、生態系の破壊王。そいつは魚、亀、鳥、なんでも平らげる世界最大級の大喰いガエル!素早さ・ジャンプ力に優れたこの超厄介者を…ハンター長瀬はどう捕獲するのか?


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