(国分) 行くぞ~!
<DASH島>
<止まっていた 反射炉計画は少しずつ動いていた>
(
松岡) うん 全然 入る。
(
本勝さん) あと3枚ね。あと3枚ね。
これ
真ん中か。
よしよし
さぁ だいぶ これで…。
うん
。はぁ~。
イエイ
。
<こいつが完成すれば…>
OK。
<あり合わせの材料で造った…>
<頑丈な…>
(
城島) とにかく運ぼう。<人力の…>
<動力で動く…>
<無人島に産業革命をもたらす→
世界遺産
反射炉計画>
<その材料
耐火レンガは→
レンガの本場
岡山・備前の工場で>
出て来た
。
<30t以上にもなる反射炉の
重みに耐えるよう→
土砂を掘り
杭を打って地盤を改良>
<そこに→
築炉ひと筋 60年…>
<…の
指導のもと→
耐火レンガを一つ一つ>
<3か月かけ 積み上げたレンガおよそ4000個>
<土台部分のアーチができた>
<しかし→
遮るものがない無人島に…>
おっ! ちょっと待ってよ。
えっ
。
う~わ
崩れてもうてるやんえぇ~。
<積んだばかりのアーチが>
<原因は 明らかだった>
モルタルや
。
<雨で
レンガ同士の接着剤モルタルが→
乾く前に流出>
<絶妙なバランスが崩れてしまったと考えられる>
<また
雨が降れば被害が広がる>
<そこで→
いち早くスタッフが取り掛かった>
<トタンを張り合わせ
雨粒を防ぎ→
風に飛ばされぬよう
石で押さえ付ける>
<しかし
重過ぎれば屋根が つぶれてしまう>
<そこで
この男が>
<AD佐藤>
<トレーニングで握るダンベルを基準に>
(
佐藤) おっ おぉ~。
<これで
安心して作業を進められる>
よいしょ
。OK。
いぃ~
。
おぉ
ぴったり しっかりだね。
うぃ~っす!
OK。
うぃ~っす
。
ねぇ
。うん はぁ~。
<積み上げたレンガは
5000個を超え>
<4人が
そろって作業は 一気に>
これ
どうしてもねうまくなりたいんだけど。
難しいよね
。(長瀬) 難しい 均等にね。
シゲさん
。はい~。
真ん中
。
よ~し
。
なかなか来たね
。(長瀬) だいぶ。
(
長瀬) 遺跡だね これね。カッコいい。
えぇ~!
(長瀬)ウソ 後半かと思ってたけど。
これは長いよ
。
これで
今 ここの…。
へぇ~
。(本勝さん)というような部屋です。
だから
熱 逃げん。
(
長瀬) そういうことか。
<アーチの下の空洞は→
この部分>
<燃料を燃やせば
空洞に温められた空気が充満>
<ドームの熱が逃げぬよう
床暖房のような役目を果たす>
ここに置くわけですよね
。(本勝さん) そうです。
そうだよね
上だもんね。それで…。
ドワドワ
ドワドワ…。(長瀬) そういうことか。
<世界遺産
韮山反射炉の内部は→
ドーム型の空洞>
<この中で 燃料を燃やせば→
やがて組む
ドームの曲面に沿って熱が反射し→
一点に集中>
<鉄クズをも溶かす高温にまでなる>
(
本勝さん) そうです。
<つまり→
こんな状態>
<となると>
これから先作業 進めるにおいて この…。
ちょっと邪魔やね
。(本勝さん) そうね これでは。
<雨は防ぐが
作業の妨げにもなる>
<そこで>
ちょっと こう 上にちょっと上げて。
<トタンの屋根を支える
丸太の柱を→
一度
上に持ち上げ→
新たな丸太を継ぎ足し
固定するのだが>
番線か
。
<建設現場で
足場の固定などに使う 太い針金>
<シノという
先の とがった道具で→
結び目をねじり
きつく締め上げて 固定する>
すごい
。
<開拓の助けに
たびたび使って来たのだが>
(
長瀬) こっち?うん。
(
長瀬) こう?
<この4人は>
あぁ… 随分 固くなっちゃったね。固くなっちゃった?
何か
すげぇ汚ったねえけど。ハハっ 俺 番線 苦手なんだよ。
<しかし
嘆いていても始まらない>
さぁ
じゃあ 上げとこうか。上げよう 上げよう かさ上げ。
よっしゃ
一丸となって。行くぞ。
行こうぜ!
おう!
大きい声
出してれば。まぁまぁ トーシロは黙ってろよ。
(
長瀬) 1mね。
じゃあ
高さがある 俺と松岡君?
<長身の松岡と長瀬を中心に
柱を持ち上げ>
気を付けてよ
国分さん。
<力に不安の太一は
反対側を支える>
<番線も
グループも締めるのは リーダーの仕事>
(
長瀬) よし。
寒いな
。
(
長瀬) じゃあ 上げてみますか。いいよ。
(
長瀬) 行きます。(一同) せ~の。
うわ
すげぇ。
(
一同) せ~の。
うわ
すげぇ。
<あとは
丸太が重なる部分に番線を押し当て→
少しの隙間もできぬよう
締め上げる>
これ
でも 結構 あるな これ。
肩
のって 肩 のって。
(
長瀬) うわ この中途半端なの一番きっついわ。
中途半端なの
一番きつい。これ どうしようか? こうやる?
(
長瀬) これ すっげぇ中途半端。
<あまり長くは耐えられない
一刻も早く!>
これ
きっつい 腰。
もう
俺達 今…。
これは大変だわ
。(長瀬) めっちゃくちゃ 今。
これは大変だわ
。めっちゃくちゃ 今。
<それは→
松岡世代が夢中になった人気漫画 『北斗の拳』>
<そこに登場する
武闘家の兄弟のこと>
<主人公
ケンシロウを助けるため→
身をていして
巨大な石を支え続け最後には…>
<非業の死を遂げた>
何なの?ライガとフウガって。
<これ以上
メンバーが減っては困る>
<何とか踏ん張るも>
(長瀬) 重過ぎて。
やり直すのも勇気だってよ
。(長瀬) リーダー…。
ヤベェよ
こりゃ。
1回
外す勇気 あるよ。
もうさ
カサンドラ状態だよ。
これ
きっつい 腰。<…と!>
足立
抜けた。
よいしょ
。
腰
痛ぇ。
こっち
ダメ?(足立) ガバ過ぎるんで。
こっち?
こっちは取ってええ?足立。
<城島の番線を信用しない
AD足立の判断で>
せ~の
。
よし
いいよ。
はい
。
(
長瀬) あのね…。今 行けてたんやけどね。
行けてないよ!
足立 足立 今 行けてたの?
締まってたやんか
今 僕。
ホンマに
やってたよちゃんと締めてたっつうの。
足立
ちょっと足立 1回 やってみて。
普通に
やるとしたら。お前 何?
すげぇ
。
<開拓6年で
大概のことは身に付けていた>
(
足立) そしたら こうやって…。
(
足立) 最初から 水平で留めれば。
(
長瀬) ズレがないからね。
(
足立) つりが なくなるんで…。
<つまり
初めから番線が傾いていると→
重みで
丸太が下がった時→
隙間が生まれ
緩んでしまう>
<最初から
水平なら→
丸太が
多少 下がっても→
より
きつく締まり外れることはない>
<城島の締め方は…>
<斜めな上に ガバガバ>
<これでは
重さに耐えられない>
<さらに>
(足立) あと 番線って…。番線って?
(
足立) えっと…。
(
足立) クニって。
<番線の結び目は
全て 右巻き>
<右に巻けば
ねじれて締まって行くのだが…>
<左に巻くと
ひねりが ほどけて→
引っ掛かりがなくなってしまう>
すげぇ 足立!ちょっと もうさ…。
もう
いよいよもう いよいよ…。
ごめん
当たり前のこと言ってんねんけど 何でや?
普通やんか
それ。もう 足立島だよ もう。
当たり前のこと
言ってる。(長瀬) いやいや。
いやいや
それができてなかったんだよ 俺らは。
そっか
。
よし!
じゃあ 上げよう。
(
長瀬) もう1回 気を取り直して。はい。
(
長瀬) 行こう。行くぜ。
(
長瀬) 行くよ。(長瀬:松岡) せ~の!
よいしょ
。よっしゃ!
(
長瀬:松岡) せ~の!
よいしょ
。よっしゃ! 頑張れ 頑張れ!
<重さ250kgが
常に 肩に のしかかる>
(
長瀬) 水平ね 水平。<時計回りに 手早く>
右回転で
。
さぁ
こっからよ。来てる 来てる。
<…が!>
左に持ってるよ リーダー。
たぶん
逆なんだよね。いやいや こっちで合ってる。
そうか
そうか 逆に見てたんや。
<しかし
テンパる姿は何度も見て来た>
<こんな時は>
もう1個 やる。
ホント?
(長瀬)取りあえず 締まればいいから。
でも
水平じゃない?これ 大丈夫かな? 取りあえず。
ちょっと離してみる?
ゆっくり ゆっくり。
(
長瀬) うん… はい。行ってんじゃない?
<あとは
一致団結気持ちを盛り立てる>
行った感じ?
これで どうでしょう?
ちょっと離してみる?
うん おぉ 行ったね。
いいじゃん
いいじゃん。
番線を
。
大丈夫?
遊びは?
(
足立) 遊び ないです。遊びがない?
(
足立) はい。今 今…!
下
お前…下 ちょっと触ってみろ。
(
長瀬) 空気 読むな!これ お前…。
お前
気ぃ使ってるだろ。
これ
遊びじゃねえかよ!(長瀬) 空気 読むなよ お前!
<そこで
足立が myシノで>
よく
そんな曲がった番線使えんな。
(
長瀬) おぉ。締まってんの?
(
長瀬) すごいあっ めっちゃ締まってる。
全然
違う?(長瀬) 全然 違うわ これ。
(
長瀬)すげぇ! 全然だもん 上。
ガチガチだな
おい。(長瀬) ガッチガチ。
<だが
スタッフも 開拓の一員>
<TOKIOが不在の時は
現場を支えて来た>
作業しやすそうだよ
。ねっ。
(
長瀬) くぅ~うわ すげぇ 高くなった。
すごいじゃん
。
<窮屈だった作業スペースが→
これで次の仕事へ取り掛かれる>
(
本勝さん) それではね 今から…。
(
長瀬) なるほど ここ…。
(
本勝さん)そうです スロープになります。
<今
積み上がっているのは反射炉の土台部分>
<この上に
集めた鉄クズを置き→
熱を反射させ
一点集中鉄を溶かして行くのだが→
溶けて
液状化した鉄を出口へ流すには→
炉床という
緩やかな傾斜の床が必要となる>
<つまり
鉄が溶ける床 炉床は→
スロープに>
これ 今…。
そうです
そうです。
(
本勝さん) うん そう。なるほど。
<古くから
日本家屋の土間などに使われる…>
<その材料は→
全て 自然の中で手に入る>
<DASH島でも
その丈夫さを見込んで→
U字に仕上げ
全長500mの州を結ぶ→
水路の樋に>
<これで 段差を埋めて緩やかなスロープに>
<レンガ
2枚分のおよそ15cm上げて→
ちょうどよい勾配を目指す>
よし やります。はい はい は~い。
ここで?
こういうことかな?
(
本勝さん) そういうことです。こういうことかな。
それに
これを ここで やって→
押さえて
そっちのレンガの下にそれで 1回 巻けば→
たぶん
これで…こういうことなんでしょ。
(
本勝さん) そうです。はいはい この角度だ。
(
長瀬)結構 傾斜 あんま ないんだな。
(
本勝さん) いや これで十分です。(長瀬) これで十分?
(
本勝さん) そういうこと。
難しい
。
<大幅な遅れを取り戻すには→
4人それぞれが できることを>
あぁ~
北海道はね。
毎日
やった。
ここは…
。
長瀬とか
たぶん できないよ ここ。
これ…
。
<北海道出身の松岡が
雪かきの要領で 三和土を運び→
小回りの利く太一が
奥へと流す>
<長いリーチを生かし
長瀬が 三和土をならし>
(
長瀬) 奇麗 奇麗。
<全ての作業を
城島がちょいちょいフォロー>
(
長瀬) あぁ でも…。ここ こんな感じやね。
(
長瀬) こんな感じだよね。長瀬のとこ でも平気だよ 全然。
いいよね
こういうことでしょ?そういうこと そういうこと。
ホント
そういうことよ長瀬ちゃん。
(
長瀬) そういうことなんですよ要はね。
こんな感じになるってことだよね
。でも 坂になってるよ。
<そして
日が傾き始める頃には>
(
本勝さん) もう大丈夫ですよ。ねっ これで。
俺
これ 好きなのよ。
(
長瀬) いいね。
うん
。
(
長瀬) OK。よし。
(
長瀬)どうすか… できた できた!
傾斜
できてる。これが ず~っと流れて来れば。
(
長瀬) うわ すごい 大っきいチョコレートケーキみたいになった。
<三和土が乾けば
コンクリートのような硬さに>
<1週間もすれば>
この まぁ 三和土一応 終わりましたね。
<しかし
あくまで下地>
<三和土だけでは
溶けた鉄には耐えられない>
持たへんってことなんですね
。
だから
こっちのろう石 使った こっちの。
(
本勝さん) 強いです。
<これは→
レンガの本場岡山・備前の工場で>
うわ
窯からレンガが。
<耐火レンガとともに
調達していた>
<ろう石という鉱物を混ぜ込んだ
レンガ>
<溶けた鉄に強く…>
<そこで→
ろう石レンガを
三和土で作った勾配の上へ>
<しかし>
まず 一番に 今 言うたように…。
ここね
。
(
長瀬) へぇ~。
この…
。
そう
できるだけ これもね。
こういうふうにやる
。
<これまでは>
(本勝さん) この目地が…。
1
.5mmから2mm。
<隙間は禁物のアーチでさえ…>
<しかし→
その厚みでは
モルタルが溶け→
鉄が流れ出し
崩壊につながる>
(
本勝さん) もう それだけ念頭に入れてもらって。
(
長瀬) 師匠脅かさないでくださいよ。
<しかし
薄い塗りは熟練のなせる技>
(
長瀬)いや~ これは なかなかっすね。
<厚くなったら>
<余分なモルタルを押し出すように→
レンガをスライド>
<これで 厚みは調整できる>
(
長瀬) おっ これは いいね。いい うん。
いいんじゃないですか
。
これは
入らんで。(長瀬) 来たね これは もう。
<しかし
1個 置くのに倍の時間>
<その分
作業は遅れて行く>
(
長瀬) だって…。
(
長瀬) VTRで「どの辺 やってた」とか→
「
こいつが やってた所ら辺が壊れた」とかね。
<東京での仕事の合間を縫い
メンバーが代わる代わる>
<しかし
この日は この2人が>
1回でやりたい
。
先っぽでね
。(長瀬) こっち?
こう?
あっ 違うな。
全然
分からない。
<細かな作業が苦手な上に→
2人とも集中力が続かず>
(
壁をたたく音)
何?
ドンっつったよ。
(
長瀬) イエ~イ!びっくりした。
イエ~イ!
ハハハハ。
<しかし
追い込まれた状況に集中力が研ぎ澄まされ>
(
本勝さん) そうそう 上手 上手。おぉ! 見た?
見てないでしょ?
(長瀬) 全然 見てなかった。
これ
1回でできたって。(長瀬) 奇麗。
これ
1回でできた。(長瀬) めちゃ奇麗。
<さらに>
(長瀬) 何か うまくない?師匠 うまくないですか?
上手や
今 見ていないから分からん もう1回 やってみ。
(
長瀬)でも奇麗にのってるでしょ。(本勝さん)のってますわ。
うわ~
。
(
長瀬) そうなんだよね。
(
長瀬) いつまでも見せられない。俺と長瀬がさ→
「
できたんだよ 1回で」っつっても絶対 信じてくれないもんね。
(
長瀬) そう「へぇ~」みたいなんで終わる。
「
へぇ~ そう」。
<そして…>
(本勝さん) これでね 取りあえずこの湯だまりの→
枠は
できたんですよ。
できました?
あぁ ホンマや。
(
本勝さん) これで それでスロープあるんで→
あそこへ流れますわね
。
サ~っと
。(本勝さん) サ~っと流して。
(
本勝さん)そうです そうです そうです。
<鉄は溶かすと
アクのようにサビなどの不純物が浮いて来る>
<質の高い鉄を作るため
不純物は上→
鉄は下の穴へ流れる仕組みに>
<ここから流れ出るはずだがそれを確かめるため>
これよりは
もっとさらっとしてる感じやけど。
(
長瀬) これは ちょっととろみが強いかな もうちょい。
(
本勝さん) それで 一遍 流す。(長瀬) それじゃあ 試してみよう。
行きますね
。(本勝さん) じゃあ 行きますよ。
<モルタルを溶けた鉄に見立て
穴から流れ出るか テストを>
(
長瀬) じゃあ 行きますよ。
3
・2・1→
はい
スタート。どうかな。
(
長瀬) えっ。あっ ぽい。
(
長瀬) ぽいね。
色
違うけど そんな感じするね溶けた鉄っぽいよ これ。
(
長瀬) 硬さは こんな感じだね。確かに そうかも。
(
長瀬)うわ ゆっくりだけど ちゃんと。
そんな感じや
そんな感じや。(長瀬) 落ちてった 落ちてった。
(
本勝さん) いい感じ。
<微妙な傾斜を
ゆっくり流れることで→
ムラなく
熱が均一に回る>
(
長瀬) ゆっくりだけどね行ってる 行ってる。
(
本勝さん) あっ 出ますよ。(長瀬) 着いた。
あぁ
近づいて来てる近づいて来てる。
この穴の向こうから
もう見える。
あっ
来てる 来てる もう来るよ。
ほらほら
来た来た来たおぉ 来た!
あぁ
来た来た来た。(本勝さん) はい 来たよ。
あぁ
来た来た来た。
いい感じやないですか
。(長瀬) おぉ 出たね。
(
本勝さん) 成功しましたよ。(長瀬) 成功しましたね。
<でも>
ようやく だから…。
そうやな
そこや。
(
長瀬) 反射炉としてはまだ 3分の…?
(
本勝さん) そうやね…。
6割?
おぉ~。
<レンガを積み始めてから
およそ1年>
<積んだレンガの数は
5000個以上>
<いよいよ…>
<続いては>
<この日
福島は雨>
<毎日の生放送もあって
太一田んぼに来るのは6年ぶり>
いや~
。うわ~。
太一君!
アハハハ。
すいません
。どうも どうも。
ホント
しばらくでした。すいません。
ごめんなさい
ホントに遅くなっちゃって。
<だが
6年ぶりに見る苗は>
おぉ~
うわ~。
えらい…
。
20cmね
。ちょっと超えてる。
ホントに
もう。
<毎年
植えていたのは握り拳1個半>
<つまり
15cmほど>
<でも
今年は 10cm長い→
25cmまで育ってしまった>
<しかも>
しかも
葉先が。
あっ
これは もう色 全然ちゃうがな。
<黄色く枯れ始めた葉っぱは→
苗全体に>
どうなんですか?
<その理由 城島には分かった>
そうです
そうです。
そっか…
。
そうですね
。
<種をまいたのは
今年…>
<まいた種は→
10日間で 順調に芽を出し>
<5月半ばには
15cm>
<この長さで
田植えをするはずだった>
<…が!>
<5月末 20cmを超えた>
<それを支える土は
種1粒当たり→
大さじ1杯分ほど>
<吸える養分は全て吸い尽くし>
<葉が枯れ始めていた>
申し訳ないです ホントにそのままになっちゃって。
いや
ねぇ。
そうですよね
。
<そう
TOKIOと共に17年間→
米を育ててくれた
村の仲間達>
<本来なら
毎年 5月半ば頃→
梅雨入り前に植えていたが→
今年は1か月近く 遅れてしまった>
<でも
この苗だけはTOKIOと一緒に植えたいと→
待っていてくれた>
<さらに 心配なことは>
やっぱり…
。
<葉の長さが
いつもの およそ2倍>
<頭でっかちの苗は→
少しの風でも 大きく揺さぶられ→
根こそぎ倒れて
ダメになってしまう>
<…と!>
リーダー ちょっと貸して。はい。
これ
長過ぎっからこの辺から こういうふうに→
ちぎって
。
リーダー
ちょっと貸して。はい。
これ
長過ぎっからこの辺から こういうふうに→
ちぎって
。
ちぎっていいんだ
。ええ。
この長さぐらいに
。そんなに ふわふわしないから。
はぁ~
。
へぇ~
。
<とはいえ
金光さんや専次郎さんも→
こんな緊急事態は
40年ぶり>
ごめんなさいね
ちょっと…。
でも
絶対 元気になるからね。
愛情を持って
育てましょう。
じゃあ
この辺で切ります。
こういう感じで
。
床屋さんだね
ホントに。
あれですか?
専次郎さん。
<TOKIOとは
18年来の付き合いで>
<農業だけでなく
蜂の育て方も教えてくれた>
あぁ
これは甘そうな匂いだ。
あっ
すげぇ軟らかいんだね。
あら~
。
すげぇ
。
どうですか?
おいしい。
迷いがないよね
やっぱね 皆さんそれが すげぇよ。
カッコいいよ
。
…と思うもんね
。思うよね それね。
分かんなくなって来るから
。
もう
いろいろと…。
…するところはあるんだけど
俺なんかは 何でもかんでも→
イモチって言えば
カッコいいと思ってたから。
<そう>
これは たぶん 恐らく…。
そうやね
。
<そして
太一 これも6年ぶり>
もう1回
。今度 親指 通さない? 1回だけ?
根っこを
これを引く ぐ~っと。
あぁ
何か 懐かしい!
何か
やった覚えある!
<という
これは 10本ずつ束にして カゴに入れ→
植えやすくする…>
<初めて作ったのは17年前>
これ
できてんのかな?
こっちですよね
。そうそうそう。
もう1回?
これから 巻いて…。
これ
あの これ…。
<でも
18度目ともなれば>
こういう
あれで なるもんな。
<太一は
6年ぶりなので>
下手くそ~!
(笑い)
<…と!>
おっ?何だ?
うわ~!
あぁ!
あらら
皆さん。うわ~ こんにちは。
太一
来ましたよ。
ご無沙汰してます!
うわ。
ご無沙汰してます
。
どれぐらいぶり?
うわ~ うわ~。
結構
久々じゃない?
そうですよ
。
もう
ホント…。
6年ぶりですよ
皆さんと会うの。
いやいや
そんなことないです。
思ってはいたでしょ?
思ってはいました。
(
笑い)
<初めて会ったのは
18年前>
結んだら
今度 起きるわけだ。
起きるわけだ
。これを背負ったまま 起きる はい。
うわ~!
<教えてくれたのは→
山で切り出した木を
炭にする技術>
もう
火をたいてからは火を消すっちゅうことはダメ。
夜通しや
今度は ねっ。
そうなの?
<いい炭を焼くため→
夜通し
26歳の太一に付き合ってくれた>
よろしくお願いします
。
お願いします
。
すごいな
やっぱり。
苗玉が
。
やっぱり…
。
結?
近所同士。
<結とは
800年以上前から農村に伝わる習わし>
<田植えや稲刈りなどの
大仕事は→
隣近所で助け合う>
そうそうそう。
(
笑い)
<30分ほどで>
よっしゃ~。
<およそ700個>
<太一 これも6年ぶり>
うわ~
。
<泥に
はまると足だけ抜けてしまうが>
よし
これ 便利な長靴だよね。
<これで>
うわ~ でも 何か…。
気持ちいい
。
<植える前の大事な作業>
<苗を植える場所に目印をつける>
<ガチ棒は
明雄さんの指示で→
通常よりも広い
30cm間隔に>
<すると
ひと株により多くの栄養が行きわたる>
はい
よいしょ。
やりますか
じゃあ。
OK
。
<6年ぶりの男は>
<…と 早速>
えっ
何ですか?ちょっと まずい。
これが
ここに…はいはい これでいい。
あぁ
カッパね。カッパ カッパ。
ありがとうございます
。いえいえ。
行きましょう
田植え 田植え。
<今年も
DASH村の仲間達と一緒に>
予定より
ちょっと遅れて→
苗には
申し訳なかったですけども→
田植え
やりましょうか!はいよ~。
お願いしま~す!
行くぞ~!
<でも>
うわ~。
こんなんだっけって思いながら
やってるから。
はい
。
置くだけでね
OK。
<田植えのコツは
苗を指でつまむように持ち→
土の中
およそ2~3cmへ>
<それが
根が よく張る最適の深さ>
<浅過ぎず深過ぎずが難しいが→
18度目ともなると>
根も張ってるし
茎が しっかりして。
<でも
ベテラン勢は さらに>
あれ?
専次郎さん。
勝てんのよな
。
ひょい
ひょいひょい ひょいって。
<太一は
植えるたびに→
束になった苗を
両手で ほぐしているが>
<ベテラン勢は
右手で植えている最中に→
次の苗を
手のひらの先まで親指で送り出している>
<それは
まるで>
パチンコの…
。
玉おろしするって感じですね
。昔のパチンコの。
<今のパチンコは…>
<城島が生まれた頃まで主流だったのは…>
<手元を見ることなく
次の玉を送り出す→
この左手の動きを
苗に置き換えて>
<パチンコは
プロ並みの金光さんは>
いや
早い!
88歳の…
。動きじゃ ないよね。
動きじゃ
ないよ。
すごいな
尊敬するわ ホントに。
<…と
口ばかり動かしていたら>
は~い
。
いや~
でも…。
今年
いろいろ あったから。これからが本番ですよ。
で
あとは?これで終わり。
ここ?
よいしょ~!
終わった~
。
そうです
。今年はね。
<TOKIOが品種改良中の
ふくおとこ>
そうよ
もう…。
<ミリ単位の作業をしたのは
一昨年>
うわ~
細かい。
<種として実ったのは
たった…>
107粒
。
<畳10枚ほどの田んぼにしか
植えられなかったが→
この田んぼから取れた…>
<今年は…>
芽自体は
すごい柔らかい気がするさっきの男米よりかは。
優しい感じするね
。そうそう。
ちょっと遅くなっちゃったけどね
。
もうね
元気になってもらおうよねっ。
<去年までは
1時間半ほどで終わっていたが→
今年は
開始から2時間以上>
よいしょ
はい 終わり!
終わった~
。はぁ~ しんどい。
おぉ
すごいね。
早かったね
。早かったっすね。
早い
。何だかんだ。
ねっ
。うん。
<本来なら
梅雨入り前に田植えを終え→
今頃は
30cmくらいに成長>
<梅雨は
恵みの雨となるはずだったが→
今年は
やっと植え終えた状態>
<長い雨で
光合成が十分にできないと→
成長できないばかりか
病気にも かかりやすい>
<所々
黄色く枯れ始め→
応急処置で
ちぎった苗は無事 育つのか?>
太一
朝の番組毎日 やってるからさ…。
僕は週末やけど
。
そうそうそう
。
<そう
生放送終わりで新幹線に飛び乗れば…>
ねっ
。まぁ 大変な状況の中で→
どれぐらい
頑張ってくれるかっていう。
<…と!>
あっ ごはん できました?あら!
ありがとうございます
。
ありがとうございました
。
<今年も
うまい米が取れるのを願って>
では
いただきます。いただきます。
(
一同) いただきます。
うわ~
うまい!おぉ!
いい味!
やっぱ…。
そうだね
。うん。
うわ!
何か…。
あの味やね
。うん。
<それは
福島DASH村で→
18年間
食べ続けた味>
<病みつきになるには
訳が>
<地中深く根を張ることから…>
<さらに 隠し味には おろし…>
<さらに>
いつもさ…。
もらってね
。
そやな
うちも入ってた。
あぁ!
おいしいな。
フフフフ
。この味。
あぁ
その石では ちっと小さいな。
<三瓶孝子さんは
漬物作りの名人>
<天日に干すだけでなく>
<…のが 孝子さんの こだわり>
<適度な水分が加わり→
ふっくらした食感に>
<…が
孝子さん流>
あっ
あっ あっ 香りが!すごい色になってるよ。
うまい!
うまいなぁ フフフフ。
ホンマに
。
おいしい!
フフフフ。
あと
長瀬も松岡もいますので。そうなんですよ。
ぜひ
。はい みんなで。
よろしくお願いします
。はい。
<予定より大幅に遅れ
栄養は不十分>
<梅雨で
光合成が満足にできない可能性も>
<失ったものを埋めるには→
仲間達と 力を合わせて>
2018/06/24(日) 19:00〜19:58
読売テレビ1
ザ!鉄腕!DASH!! TOKIOが福島へ…今年の米づくりは?[字]
【DASH島】TOKIO全員で反射炉工事。が…城島の面目が丸つぶれになる事件が!【福島での米づくり】あの男が6年ぶりに田植えに参加。しかし、苗に不安が…
詳細情報
出演者
TOKIO
番組内容
【DASH島】反射炉計画の遅れを取り戻すため、城島・太一・松岡・長瀬の4人で合同作業。まずは雨を避けるため、現場に巨大な屋根を設置する。が!ここで城島のプライドを傷つける事件が発生。そして…男たちの忖度合戦が始まった。
【福島での米づくり】6月に入ってもまだ田植えが出来ない異常事態。城島と太一は福島へ向かう。そして2人を迎える福島DASH村の仲間たち。このピンチをどう乗り越えるのか?
ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
バラエティ – 旅バラエティ