>>日本大学アメフト部の悪質タックル問題。
日大の第三者委員会は、
内田前監督らが反則プレーを指示したことを認定しました。
子育ての専門雑誌が産声を上げ、
少子化やイクメンということばが世をにぎわせた平成。
子育てから平成の30年を振り返
ります。
2018FIFAワールドカップ。
西野ジャパン、
>>こんにちは。
かんさい情報ネットten.です。速報でお伝えします。
きょう午後、
滋賀県米原市で竜巻と見られる突風が発生しました。
消防によりますと、この影響で4
人が病院に搬送され、
軽傷です。
こちらは現在の滋賀県米原市の映像です。
竜巻と見られる突風によって、屋
根の瓦や木材が吹き飛ばされてい
るのが分かります。
消防によりますと、この突風の影
響で、男性3人、女性1人の合わ
せて4人が、
頭を打撲するなどし、病院に搬送
されましたが、
いずれも軽傷です。
また、
周辺の建物数軒で、
屋根の瓦が飛ぶなどの
被害が出ているということです。
さらに関西電力によりますと、
米原市内のおよそ360軒で停電
しているということです。
きょうの近畿地方は、
梅雨前線と南からの暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安
定になっていて、
滋賀県には現在、竜巻注意情報が発表されています。
>>こちら、
現在の滋賀県米原市上空の映像をお伝えしています。
民家の屋根がこのように剥がれて
しまっていますよね。
完全にこれ、
中がむき出し状態となってしまっています。
小島さん、現在も滋賀県には、
竜巻注意情報が発表されているということですね。
>>竜巻って、
すごく被害も小さい範囲で突然起きますので、
ぜひ今はまだ危険性がないからと
いっても警戒して頂きたいと思い
ます。
>>米原市内のおよそ360軒で、
停電もしているということです。
竜巻注意情報、
引き続き発表されています。
引き続きお気をつけください。
では続いて平成企画、
きょうは子育てで振り返ります。
>>母が子を思う気持ちは、いつ
の時代も同じ。
しかし。
>>命を救うってことは、一番の問題だと。
>>現在のように急激に少子化が
進むと。
>>保育園落ちた、
日本死ね。
>>平成の間に、
母親たちを取り巻く環境は、大きく変わっていきました。
さらに。
>>父親が育児に参加するのが当たり前になりつつある。
>>男性も育児に積極的に関わり、
>>新しい元号は、平成であります。
>>自民党をぶっ潰します。
>>社員は悪くありませんから!
>>STAP細胞はあります。
>>さあ、
きょうの平成は、
子育てでこの30年を振り返りたいと思います。
ten.の最後に放送しています
めばえでも、
赤ちゃんを溺愛するお父さんがた
くさん登場しますけれども、
イクメンということばが誕生した
のも平成なんですね。
そこでこちら、
平成は夫も育児を手伝う時代に?とあります。
小島さんもお子さんいらっしゃい
ますよね?
>>小学生1年生ですけれども。
>>イクメンですか。
>>自分では頑張ってますけれど
も、
役に立ってるかどうかっていうと
こですよね。
>>このコメント、奥野さん、い
かがですか?
>>そのとおりだと思いますね。
主人はすごく頑張ってくれてるんですけれども、
やっぱりまだまだ物足りないとい
うね、私たちからすると。
そういうところのせめぎ合いです
ね、日々。
>>私なんて、もう自分のことだ
けでも精いっぱいなのに、
子育ても家事も仕事も頑張ってる
周りのお母さん見ると、本当、す
ごいなと思うんですけれども。
そんな平成に入って、特に大きな
変化を求められたのが女性でした。
お母さんたちの本音から、
平成の30年間を振り返ります。
>>これからは女性の時代っていうこともあるから、
男子と混じって同等にやっていき
たいと思います。
>>女性の社会進出が声高に叫ば
れた平成の時代。
男は仕事、
女は家庭という価値観が変わり始めました。
>>今までだったら、女だからお
茶くみとか、
そういうのイメージあったんです
けど。
>>世の中全体が、女性が働く風
潮になってると。
>>女性の採用や昇進で男性との
差をつけることを禁じた、
男女雇用機会均等法。
成立から4年がたった平成元年に、
ある転換点を迎えます。
1人の女性が、
一生の間に産む子どもの人数を示
すのが出生率です。
この数値が人口維持のために必要
な2.07を割り込む史上最低の
1.57を記録。
1.57ショックと叫ばれ、
社会に衝撃を与えしました。
女性の社会進出ばかりが叫ばれた平成初期。
仕事をしながら子育てをする環境
整備は見過ごされたままとなって
いたのです。
>>たまひよが出て、
私は救われたっていうことばが何
万通も寄せられた。
>>ベネッセが出版する、
たまごクラブ・ひよこクラブは平成5年に創刊されました。
当時、
プロデューサーを務めた三好さんは、
創刊を決めた背景を、こう振り返
ります。
>>もちろん、
プロの先生とか、
助産師さんの情報もとても大事な
んですけども、
リアルに使えるものっていう、使
える情報がなかなか手に入らない
というのが現実的にありました。
一番信頼できる情報っていうのが、ちょっと先輩のお母さんたちの情
報ということで、
リアルをすごい大事にしようと思って。
>>ママたちから育児のアイデア
を集めて、
雑誌上で共有。
反響は大きく、
創刊号はほとんどの本屋からなく
なったといいます。
それから25年が経過。
今も多くのお母さんから愛され続けています。
>>雑誌を見ていると、
こんな子もいるんだ、
あんな子もいるんだっていうのが
分かって、ほのぼのして、
一人一人違うんだ、
赤ちゃんも違うし、
親も違うんだというこ
とが分かって、すごい救われたって。
これがバイブルだって言っていた
だいて、あっ、平成の時代、
今の時代でも、
そうやって見ていただける方がいるんだっていうのはすごいうれし
かったっていうのがあります。
>>リアルな情報を共有できる場として、平成に入って増え始めた
のが育児サークルです。
この日は、
1歳から2歳の子どもを育てるお
母さんたちに、
育児に関する悩みを打ち明けても
らいました。
>>寝てほしい時間帯に寝てくれ
なくて、何時間もだっこして、
それでも寝てくれなくて。
>>閉鎖的な空間にあの子とたった2人で常におるのがすごいつら
くて。
旦那はすごい溺愛して、かわいがってるから、そんなん何がつらい
とか、
全然分からんみたいなことを言われて。
>>共感を求めるのは夫ではない
なっていうのが。
なんか分かったかな。
>>子育てを取り巻く環境がめまぐるしく変わった平成の時代。
お母さんたちには、
平成ならではの悩みが生まれていました。
>>事業主は育児休業を理由とし
て、
労働者を解雇することができない
こと。
>>平成3年、
男女ともに子どもが1歳になるまでの間、
育児休暇を取得できる法律が成立。
背景には、
女性の社会進出が進む一方で、
深刻化する少子化問題があり、
働く女性からは期待の声が寄せら
れました。
>>思い切って、
たとえば1年なり、2年もう、育児に専念して、復帰してから、
また挽回したほうがメリハリが利
いていいんじゃないのかなと。
>>育休制度が導入されてから2
7年。
しかし、
いまだ制度だけが一人歩きしている現実もあります。
>>制度は使っていいよって、そ
れは上司は、
制度やから、
制度やからって、
めっちゃ言ってくださるけど、実
際、
周りの先輩とかの目があるし、
なんかちょっと戻りづらいなっていうのもめっちゃ感じてます。
>>私、今までずっと仕事をして
きて、
だんだん楽しくなってきたころに、
妊娠をして、
出産して、
仕事からちょっと今、
離れてるんですけど、
でも、
こんなん言ったらだめなんですけ
ど、男の人はずるいなって、
めっちゃ思っちゃう。
>>もっと一緒にいたい気持ちがどんどん強くなってきて、
育休をもらってたんですけど、
思い切ってわがまま言って、
辞めるっていう。
でも辞めた今でも、
本当によかったんかな
っていう思いはあります。
>>そんな中、
平成の子育てを象徴するあることばが生まれました。
>>イクメンきたんですよ、
ブームが。
>>平成22年には新語・流行語
大賞のトップテンにも選ばれた、
イクメン。
このことばが普及した背景には、
>>平成22年、
女性ばかりが育児をしている状況を打開しようと、
国が旗振り役となり、
イクメンを大々的に打ち出しました。
>>イクメン、カジメン、
これがかっこいい男性だということで、PRをしたい。
>>しかし、
当時の厚生労働大臣であった長妻議員でさえも、
意識を変えるのには苦労したと語
ります。
>>国会かどこかで、
夫も育児を手伝わなきゃいけないっていうふうに発言したんですよ、
私。
そしたら相当怒られまして、
その夫が育児を手伝うっていう発
想自体が、古いと。
自分のことなのに、
なんで手伝うの?
だということで、
私自身の意識も変えなきゃいけない。
>>大きなブームを生み出したこ
のことばですが、お母さんの中に
は、違和感を感じる人もいました。
>>イクメン、きたんですよ、ブ
ームが。
うそやろと。だっこひもに赤ちゃん入れてるお
父さんとかが増えて、
よそはやっとると。
なった時期があったんですけど、
流行語大賞みたいな、キャッチー
なことばに乗せられて、
苦しくなってるようなところはあるんかなと思ったりして。
>>どっちかっていうと、うちの
旦那さんはめっちゃやってくれる
ほうで、すごい子どもの世話もし
てくれるし、どっちかっていうと、
家事もやってくれるけど、なんで
男の人だけ、
それやったらそういう名称付くん
かなって、めっちゃ思ってて。
なんか正直家事してるの女もだし、
やっぱりじゃあ、カジジョですか
?って思うし。
>>もっといこう、ネーミング、
もっといこう。
>>イクメンって、じゃあなんか、
女子も育児してますけど、みたい
な。
なんか、
男の人がそれをやれば特別になるっていう社会の風潮にいらっとし
てます。
>>子育てを取り巻く環境が大きく変わった平成。
それでも、
悩みながら子育てに奮闘するお母さんたちの姿は、
30年前とそれほど変わっていな
いのかもしれません。
>>お母さんたちの本音がいろい
ろと飛び出していましたが、奥野
さん、いかがでしょうか?
>>そうですね、
なんか私も今、子育てがだいぶ楽
になってきているときなので、
ああやって、
最初に子どもを産んだときに、すごい、毎日ブルーになって、
それこそあんなお母さんたちと同
じような感情を持ってたんだって
いうことをふと思い出したんです
けど、やっぱり私たちの世代って、
お母さんたちは専業主婦で頑張っ
てらっしゃるお母さんが多い。
でも、
働くのが当たり前になってきた時代、
なんかいい母でもいなきゃいけな
いし、
仕事もがんばらなあかんし、
家のことも全部完璧にやらなあかんみたいな、すべてをがんばらな
あかんから、もういっぱいいっぱ
いになってるお母さん多いです、
私の周りに。
>>小島さん、
手伝うじゃだめなんです。
>>そうですね、
今座談会聞いてて、なんか家で怒
られてるような感じがしました。
>>耳が痛くなりましたか。
ではここからは、
子育てや児童虐待などについて取
材をされています、杉山春さんに
も入っていただきます。杉山さん、
よろしくお願いいたします。>>よろしくお願いいたします。
>>ではまず、黒木さん、お願い
します。
>>まさに平成の子育てで、
ここまですくすく育ちました、平成生まれの黒木です。
さて皆さん、
VTRにもありましたが、平成の子育てといえば、こちら。
たまひよですよね。
ひよこクラブの貴重な創刊号をお
借りしました。
1993年に創刊されました。>>杉山さん、
これは爆発的に人気になった雑誌
なんですよね。
>>そうですね、この雑誌、
出てきたとき、
すごく印象がありまして、
それまで、
先ほどのVTRにもありましたけ
れども、教えてもらうとか、
子育てを客観的に知るとか、
そういう雑誌からお母さんどうしが何をしているかを、知り合う雑
誌になって、
写真の後ろにあって、
これを使っているご家庭があると
か、
そういうところまで細かくチェッ
クされたっていうのを聞いたこと
があります。
>>その中身について、
こちらご覧いただきましょうか。
出ますかね。
お母さんたちは、
いろいろな特集を組まれて悩みを解消していたんですけれども、例
えば、
ほにゃららをおむつ替えのときに使うと便利、若一さん、これなん
だか分かりますか?
>>クッキングペーパー。>>クッキングペーパー?
>>どうやって使うんですか?
>>こうやってね。>>正解なんですけど、こちらで
す。
>>あー、これ、若一さん、
一緒に調査したことありますよね。
ぴろぴろ。
吹き戻しなんですけど。
これでこう気を引いているうちに、
おむつ替えをするということ。
>>そういうことね。物理の問題
じゃなくて、心理的な問題だよね。
>>そうです。
>>奥野さんも読まれてたんです
よね、このたまひよ。
>>めちゃくちゃ読んでましたね、
1人目産んだときアメリカだった
ので、
日本からめっちゃ送ってもらってましたもん。
本当これ、バイブルみたいに私も
読んでたし、これを読んで、なん
かほっとしてましたね。
みんなそうなんやと思って。
>>これまでと大きく違うのは、
実体験を基にしたものが多く詰め込まれたというものなんですよね、
杉山さん。
>>理想どおりに育てようという
より、
みんながどうしているのかなっていうのをお互いに知っていくツー
ルになったかなと思います。
>>そういった意味では、口コミ
ですとか、
お悩み相談の企画の特集では、
例えば紙おむつ派か、
布おむつ派かというような平成初期のお母さんたちの悩みですとか、
あとは、
お母さんから母乳で育てないとだめと言われて、母乳ノイローゼに
なってしまったという悩みもあっ
たそうなんですね。
>>奥野さんからね、
先ほど時代の移り変わりっていう話ありましたけれども、若一さん、
世代によっても子育てに対する考
え方が違うんですよね。
>>全然違うでしょうね。
私の場合は子どもたちが40代に
なってますから、もう旧世代なん
ですけど、
イクメンなんて発想が、まず発想
としてありませんから、
本当にそれはもう、要するに、
女性の全部仕事みたいなね、
男は外で金稼いでくるんだみたい
なね、なんかそういう文化的伝統
の流れの中に属してましたから。
今から思えば、
ちょっと反省は多いですね。
>>平成初期といえば、まだSNSが普及していない時代ですから、
お母さんたちはこういった文通や
育児サークルを通じて情報交換を
していたんですけど、
では現代のお母さんたちは、
どのように情報交換しているんで
しょうか。
こちらをご覧ください。
>>販売開始までまだ5時間以上あるのですが、
こちらの店の前にはもう300人
以上の方が並んでいます。
>>最初のiPhoneが日本で
発売されたのは、平成20年。
これをきっかけに、
スマホは多くの人にとって手放せない必需品となりました。
お母さんにとっては、
子育ての答えも調べられる便利なグッズでもありますが、その答え
に、
右往左往させられる場面もあるようです。
>>おなか痛くて泣いてるってグ
グるんですか?
そんな感じ?
そんな感じ?
>>ちょっとした変化に対して、
これは何か病気のサインなのかとか。
何か心配なことが起こってるんじ
ゃないかとかって、
逐一調べてたけど、
それこそSNSで、
なんか泣きやまない、
生後3か月とか、
めっちゃ調べてって感じでしたね。
>>さらにSNSの登場は、
子育ての世界に新しいブームも引
き起こしました。
それがキャラ弁。
主婦がブログに載せていたことがきっかけで広まったようですが、
SNSを見るのが憂うつになるお
母さんもいるようなんです。
>>上手に作ってはるなと思うか
ら、私もこんなんせなあかんなっ
ていうのは、なんかちょっとプレ
ッシャー。
>>それこそ、
SNSできらきらした親子とか見てたらわーって思うけど、実際、
無理。
>>奥野さんも、
実際にこのネットで子育てについ
て調べたことってありますか?
>>ちょうど私が子育て始めたこ
ろって、まだそこまで、今ほど、
スマホをみんな持ってる時代では
なかったので、
まだちょっと楽な時代なんですけ
ど、でも逆に、情報が入るような、
はいらへんような、パソコンずっ
と開いてるみたいな。
あとはね、キャラ弁、
キャラ弁も一回チャレンジしたんですよ。
くまモン作ったんですけど、
最初一回だけ。
>>1回だけ?
>>疲れたと思って。>>SNSって、
気付かないうちに人と比べてしま
ったり、悩みの種にもなりかねな
いものがありますよね。
>>あんまりやっぱり、情報気に
しすぎないっていうのは、大事な
ことだと思いますね。
>>なるほど、では最近の子育て
を巡る環境はどうなのかといいま
すと。
>>こちらですね。
環境の変化を見ていきましょうか。
まずは平成に入る少し前、
1988年にアグネス論争という
ものがありました。
これ、
タレントのアグネス・チャンさんが職場にお子さんを連れてきたこ
とがきっかけで始まったんですね。
そして、こちらですね。男性の育休取得率なんですけれど
も、こちら、
統計を取り始めた平成8年には0.12%でした。
これが今はどうなっているかとい
いますと、
こちらです。
ありましたね、
2018年に、
熊本市議の女性が議会にお子さんを連れてきて問題になったり、
あとはこちらですね、
育休取得率も2017年になっても21年間でまだ5ポイントしか
アップしていないということなん
ですよね。
>>こういうふうに多少は上がっ
てはいるんですけれども、なかな
か環境は変わっていない、この政
治的な動きは有馬さん、
どうご覧になっていますか?
>>政治が最後の男のとりでなんていわれていて、やっぱりほとん
ど、今、
衆議院でいうと九十何%確か女性だと思うんです。
ということは、9割は男性ですか
ら、そうすると、男性社会の中の
会話しか、簡単に言えば、9割が
男性社会の話なんです、単純にい
うと。
そうすると、そういう話がなかな
か出てこないんですね。
それでいわると、言い方は悪いん
ですが、票のために、どうにかし
ようよというんで、
補助金をつけようと、一生懸命や
ってるんですが、でも、声がある
から変えようという気持ちもある
ので、もっともっと挙げてほし
いっていうのが一つあると思うん
ですね。
もう一つは実は政治家どうしが結
婚するケースが最近出てきてるん
です。
そうすると、同じ仕事をおんなじ、
見ながらやっているわけですから、
奥さんのほうがなんで私だけ見て、
あなた見ないの?
おんなじ仕事やってるじゃんって、比較がすごく分かりやすいので、
押しつけられて、言い方悪いんで
すが、さっきもありましたが、
男はやっぱり押し付けられている
っていうイメージがあるんですが、
最近は女性のほうが、
わりと人気のある有力議員になると、
男性の議員のほうがむしろ子育て
を中心に、いわゆる主婦っていう
んですかね、
主夫ということで、旦那さんのほうがむしろ、自宅に早く帰って、
子どもさんのお世話をして、その
間に女性のほうが、
むしろ政治的な動きをするなんて
話が、もう出てきてはいるんです。
だから、もう一歩なんだと思うん
ですけどね。
>>なるほど。
徐々に変わってきてはいる?>>相当変わったと思うんですね。
>>一方で、子育てを巡る論争は
後を絶たないんですよね。
>>そうですね、こちらご覧くだ
さい。
例えば、
ベビーカー論争ですね。電車内でベビーカーは邪魔だから、
車内では畳んでほしいといった声
があったり、
あとはこちらですね。
実際に2016年に兵庫県の芦屋市であった例なんですけれども、
保育所を住民の反対が多いために、
行者が断念したという例もありました。
>>若一さん、
これは昔からあることなんですか。最近の傾向なんですかね?
どちらでしょう?
>>個人差はあると思うんですけど、人によって感じ方っていうの
は、違うとは思いますけどね。た
だちょっと、
先ほどの政治の話にちょっと戻り
ますけど、子どもを社会で育てよ
うというね、これが、
男女雇用均等法が成立したころに、
広く政治的にもいわれたわけです
よ。
ところが実体は逆になってきてい
る。
特に最近、そうでしょ。
自民党の国会議員の発言なんか見
てたら、子育ては女性の仕事なん
で、女性は必ず結婚して、
必ず子ども産むんだみたいな、
ものすごく反動的に揺り戻しがきててね、
やっぱり子どもを社会で育てると
いうことがほとんど制度としては
前進してないというような印象が
あるんですよね。
>>子どもを社会で育てるという
意識が広く浸透していれば、こう
いう論争もそんなに大きく、奥野
さん、ならないかもしれないです
よね。
>>ならないと思いますね。
なんか、昔やったら本当にその辺
の路地でキャッチボールしてても、
誰も怒られへんかったんですけど、
今、
子どもにキャッチボールをさせよ
うもんなら、なんかすごいいろい
ろ言われるし、親も気を遣って生
きてるっていうのが現状だと思い
ますよ。
>>そうですね。こういう声で、
行政とか一部が小島さん、萎縮し
てしまうっていう今の時代の空気
感もあるのかもしれませんね。
>>そうですね、実際、どれぐら
いの人がそういう思いを持ってる
のか分かりませんけれども、そう
いう声を聞いてしまうと、行政と
か過敏かもしれないんですけど、
過敏に反応せざるをえないという
ところがあるかもしれないですね。
>>一方で、最近はこういう事件
もありました。
こういった声があるのをご存じで
しょうか。
エッセイストの犬山紙子さんが、
ひと事じゃないというハッシュタグを付けてツイートしたことが話
題となりました。目黒で女の子が
虐待されて亡くなった大変痛まし
い事件がありましたが、
実際にお母さんたちの中には私も子どもに手を上げそうになった瞬
間があるですとか、あとは、無関
心でいることが、虐待の連鎖につ
ながっているのではといった共感
が広がっているというのが現実な
んですよね。
>>増え続ける児童虐待。
続いては孤立する母親とこれから
の子育てについて考えます。
>>平成19年、親が育てられな
い赤ちゃんを受け入れる、いわゆ
る赤ちゃんポストが誕生。
いくつもの命を救いましたが、
たびたび議論となってきました。
一方で、
平成の子育てを見ると、救われな
かった命もあります。
>>もうおねがい、
ゆるして。
ゆるしてください。
おねがいします。
>>ことし3月、
東京・目黒区で5歳の女の子が、衰弱した状態で放置され、
亡くなった事件。
女の子がノートにつづった思いと、
両親による虐待の実態は世間に大
きな衝撃を与えました。
平成2年度から調査され始めた虐
待の対応件数は、26年連続で増
加。
今では年間12万2000件を超えています。
平成22年、
大阪市西区のマンションで、
幼児2人が餓死し、
一部白骨化した遺体で見つかった虐待事件。
シングルマザーだった母親。
裁判では、
1人で仕事と育児をすることに限
界を覚え、
徐々に孤立感を強めていったと言
及されました。
この事件を取材したフリーライタ
ーの杉山春さんは。
>>あのお母さんは、
2009年に離婚をしてシングルマザーになるんですね。
誰にも頼らないで、
子どもを育てようとしてしまう。自分から孤立化してしまうってい
うのは、感じたんですね。
>>同じく平成22年、
堺市では、
母親が生後2か月の長女の体を激しく揺さぶり、脳内出血で死亡さ
せた虐待が発生。
母親は調べに、
日頃の育児疲れがたまり、
1人で悩みを抱えていたことを打ち明けました。
それでも、
母親の抱える孤立が表面化したのはごく僅か。
平成の母親たちには、
周囲を頼ることができないという意識がありました。
>>昭和の時代っていうのは、
まだなんていうか、
うまくいかない人たちは、
ちょっと何か足りないかもしれないから手伝ってあげようとか、
そういう意識がまだあったかもし
れないんですけど、バブル期を経
て、
社会の中でちゃんと生きられない人はその人の責任である。
周りの環境によるわけではないと
いう意識というのは広まっていっ
たと思うんですよね。
>>おはようございます。
>>おはようございます。
大きくなったな。
>>大きくなったでしょ。
>>平成の母親たちを見守ってき
た人がいます。
坂本フジヱさん御年94歳。
国内最高齢の現役助産師です。
今まで4000人以上の命を取り上げてきました。
>>夜泣きしますか?
>>夜泣き、まだするんです。
ちっちゃいときから寝るのが苦手
なのか、昼間もずっとだっこして、
なかなか寝なかって。
>>自分のお乳出るだけ飲まして、
そしておさ湯でもなんでもね、
おなかいっぱいにしてやるとほいたら寝るんですよ。
もう3時間は絶対に寝ます。
>>昭和、平成の親子と関わって
きたフジヱ先生。
母親たちに、変化はあったのでし
ょうか。
>>いろいろな本を一生懸命に読んで、ほんで、
こっちはこう書いてるけど、
こっちはこう、
そんなんで自分の思うことと一致
せん。
そういうとこで、
ますます、
自分の気持ちが深くな
っていくんですね。
疑いの気持ちがね。
それで悩むんです。
>>真面目に子どもと向き合おう
とするがゆえに、苦しむ母親たち。
その背景にあったものは。
>>男性がメインの収入を得て、
女性が家の中のケアを担うという
役割分担の家族形式が、
経済の悪化の中で持たなくなって
きている。
>>平成9年以降、
共働きの世帯数は専業主婦の世帯数を上回りました。
しかし、働く女性を支えるための
制度は整えられておらず、
世間に押し付けられる母親像との
ギャップに苦しむことになりまし
た。
>>日本の社会、
家族規範が強い社会かなと思うん
ですよね。
こういう家族であるのがすてきだ
とか、お母さんであれば、こうい
うことができて当たり前とか。
いいお母さんでなければいけないという意識は非常に強まったと思
います。
>>家庭を守るため、
刻々と形を変えていった平成の子
育て事情。
新たな時代を迎えたとき、
母親たちを取り巻く環境は、どう変化していくのでしょうか。
>>改めて思いますけど、子育て
って、
24時間、奥野さん、毎日のこと
ですからね。
>>そうですね、
もちろん日々変化はしていくんですけど、このトンネル、
いつ抜けられるんやろ、私って、
毎日思いながら、
ちっちゃいとき子育てをしてたな
って気がしますね。
>>児童虐待が問題になった、
この平成の子育て、
なぜ問題が大きくなったのか、
杉山さんに3つのポイントを挙げて頂きました。
まずはこちらですね。
価値観のギャップなんですが、こ
のグラフ、ご覧ください。
今から20年ほど前にこの共働き世帯と専業主婦世帯が入れ代わっ
て、共働き世帯のほうが多くなっ
ています。
一方で育児や家事を主に担ってい
るのは相変わらず女性だというの
は変わらないわけなんですよね。
つまり、この昭和の価値観が杉山
さん、現実とのギャップがあると
いうことなんですよね。
>>そうですね、ケアを担うのは
女性だという意識は、まだ大きく
変わっていないと思うんですね。
なので、
結局何かあったときに、うちのお
母さんはとか、
ちゃんとやってるのかっていう視
線というのはむしろ、
もしかしたら、強くなっているか
もしれない。
でもお母さんたちは、
周囲に助けを、昔だったら、もうちょっと、
前の世代の人に助けてもらうとか、
多様な助けてもらい方があったかもしれないんですけど、
今は本当にワンオペっていう言い
方がありますけど、
1人で担っていくっていうという、
でも社会に出ていかなきゃいけないとか、働かなければいけないと
か、そのギャップは大きいじゃな
いかなって。
>>今、働かなければいけないと
いう表現がありましたけれども、
共働きでないと成り立たないご家
庭もあるわけなんですよね。
>>そういう家庭がどんどん増え
ていっている。
雇用の不安定化というのがありま
すね、
それから正規雇用はどんどん減っ
ていく一方で、
同じような仕事で働いていても、
賃金はどんどん下がっていくっていうね、だから、
今までと同じ古い旧態の考え方で
夫が働いて家庭を支えるとしても、
それ自体が成り立たないというよ
うな、
たぶんもう一方大事なことは、や
っぱり離婚率の高さ、離婚による
母子家庭の増加ですね。
15年ぐらいで1.7、8倍ぐら
いに増えているわけでしょ。
そういうことが全部一緒くたになってきてしまっていて、大変困難
な層が、分厚い層が出来てしまっ
たと思いますね。
>>それがこちらにつながってい
ると思います。
続いて貧困女子の憂うつと、自己
責任の重圧とありますが、こちら。
すみません。
こちらですね。貧困女子の憂うつ、
そして自己責任の重圧なんですが、
こちら、
1世帯当たりの平均所得が下がる
中で、
女性の平均所得は男性の53%。
そして母子家庭の59%は平均年収の半分以下という数字もあるわ
けなんですよね。
もちろん有馬さん、
この景気の全体的な低迷というの
もあると思うんですが。
>>そうですね、今、言われてる
のは、世界に比べると、日本って
いうのは、
あんまり給料の昇進っていうのはないんですね。
簡単にいえば、私の35年ぐらい
前の初任給って14万ぐらいだっ
た。
今でも20万くらいしかないとい
うことで、
30年たっても1.何倍にしかなってないと。
実は高度成長期っていうのは、私
より10年先輩の人は、給与2、
3万円だったのが、われわれ10
年で、14万になって、6倍、7
倍になってるんですね。
そういう意味では高度成長を迎え
たんだけれども、
低度安定期というかね、そういうところの中で、やっぱりさっきか
ら出てきてる、家庭というか、家
族というかね、
男女の夫婦の働き方の違いとか、
世の中の仕組みとか、
人口減による担い手がほしいとか、
いろんな問題が出てきて、
それがきちんと整理されてないま
んまに、
備忘策として補助金だとか、こう
いう手当付けるからっていう、
子ども産んでくださいっていう、
そういう意識にはなってないっていう、
追いつかないところが政治と民間
の人の気持ちの差が相当あるとい
うことだと思いますね。
>>杉山さん、厳しい数字ですよ
ね。
>>そうですね、貧困の問題と離
婚の問題も関係があると思ってい
て、やはり、お金がなければ夫婦
喧嘩も増えたりとか、家族が成り
立たないってことも増えていくと
思うんですけれども。
お父さんが働けばいいということ
でもなくて、先ほどおっしゃって
いたように、制度自体がもうちょ
っと女性がもうちょっと収入を得
られる仕組みにするとか、あと社
会が子どもを育てるという視点を
持つとか、
そこはとても大事なことではない
かと思っています。
>>そしてこちら、自己責任の重
圧についてはいかがでしょうか?
>>そういった仕組みそのものが、
実は女性1人で子ども育てられるようにはなっていないのに、お母
さんたちは、
そのことをまだ教えてもらってないというか、
社会に気付かされてもらってない。
なので、
私がだめなんだ、
私がやらなくてはいけないんだという意識で追い詰められていって
いる部分はとても大きいと思って
います。
>>われわれがちょっと注目した
児童虐待の事件、
かなり本に書かれてるんで、
お借りしますけど、
目立った児童虐待のケースかなん
か見ていっても、そのお母さんは
虐待する前に、初期の段階では結
構、
一生懸命子育てしているケースが
ほとんどですよね。
>>そうなんですよ。
>>それがどこで虐待のほうに転換していくんでしょうか?
>>SOSを簡単に出せて、私無
理とか、
自分の感覚を信じてことばにでき
る場合は、SOSが出せるんです
けど、そういったことを、言語化
しないまま、
または自分で気がつかないまま、
苦しみながら、
ものすごく真面目に対応しようと
するんですね。
真面目に対応しようとするんです
ね。
そうすると逃げ場がなくなってい
ったときに、自分には公的支援を
受ける資格がないとか、受けてい
いんだとか、
そういう意識はなかなか社会のほ
うは教えてくれないので、
追い詰められていくということが
あると思いますね。
本当に虐待をした事件、
虐待死の事件を取材していくと、
一生懸命やってた時期があるって
いうことに私自身が驚きました。
>>こちらのデータもご覧いただ
きたいんですが、
児童相談所への相談、
そして対応件数が、
このように急増しているわけなん
ですよね、
お母さんが相談できない、
居場所がないっていうのも奥野さん、
大きな背景だと思うんですが。
>>なんかやっぱり、
私たちが子どものとき、
育ったときって、
やっぱり核家族ではないおうちが
多くて、おじいちゃん、おばあち
ゃんが一緒に暮らしてて、誰かが
子どもを見る目があったんですけ
ど今の私たちの生活って、私が見
ないと誰も見てくれないみたいな。
私のところはたまたま祖父母が近
所に住んでくれているので、こう
いうふうな仕事も成り立っている
んですけど、そうじゃない場合っ
ていうのは、やっぱり誰かがSO
Sを出したり、
お母さんは甘えていいんだよって
ことを私はもっと知ってほしいん
だと思っていて、なんかお友達で
あったり、ちょっとごめん、
やってもらえる?と言えたら、ず
いぶん違うんですよね。周りの、
例えば周りで見ているお母さんと
かもっとおばあちゃんの世代とか、
おじいちゃんの世代が、若いお母
さんが子育てしているのを、
上手に育ててるなとか、よう頑張
ってんなとか、ちょっとひと言も
らえるだけでね、本当にうれしい
の。だからやっぱりそういう社会
なってほしいなって、私は思いま
すね。
>>やっぱり制度として、
親の権ですね、
親権が強すぎるというのがありま
すね。
つまり、子どもを育てるのは、親
の当たり前の、当然の義務だみた
いな、ノルマだみたいなことが前
提としてあってしまって、
例えば里親が増えない、
里親のもらい手が、受け手が増えないとかね、そういうのは全部、
実父の一定の許可というか、
裁量がなければそれが動かないとかね、いろんな意味で、要するに、
親権が日本の社会では強すぎると
思うんですよ。
そういう親権に近いものをもっと
社会制度の側で、それを引き受け
るような、そういうような構造転
換が必要だと思いますね。
>>杉山さん、最後に、これから
の時代、問われていることはどう
いうことでしょうか?
>>自分がだめだと思うよりも、もっと社会の側が、
あなたはだめだとジャッジしてい
る部分がとても強いと思うんです
ね。
お母さんはこうじゃなきゃいけな
いと。
その部分は、
もうちょっと緩んでいく必要があ
ると思いますし、今、親権のこと
をおっしゃってましたけれども、
社会全体の中に、
子育てを支援していく。
まず親子を分離する前に、
お母さんっていうか家族全体に、
公的な資源が入っていき、お金が入っていき、
多様な人たちがその家族を見てい
くということがとても大事だと思
っています。
>>お母さんを後押しできるよう
なサポート、
社会全体で支えていくようなものを、
後手後手ではなくて、先立って、
取り組んでいかないといけないなと思いますね。
ここまで杉山春さんでした。
どうもありがとうございました。
>>ありがとうございました。
>>では続いて中継でお伝えします。
きょう午後、滋賀県米原市で竜巻
と見られる突風が発生し、
4人が病院に搬送され、軽傷です。
では現場から中継です。中津さん。
>>こちら、
滋賀県米原市のあさひ地区です。
あのように民家の屋根瓦が大きく
破損しているのが見えます。
またここは電線に引っかかってい
るのは、風で飛ばされたのでしょ
うか、
近くの屋根のトタン屋根が電線に引っ掛かっています。
またこのように、電線は大きくた
ゆんでしまっていて、
こちらの民家でも、
同じように屋根が大きく道路に倒れ込んでしまっているのが分かり
ます。
これからも当時の突風のすさまじさが見て取れます。
午後1時40分ごろ、
米原市あさひやま地区で竜巻と見られる突風が発生しました。消防
によりますと、
36歳の女性が車に乗っていたところ、飛んできた木材がぶつかり、
右肩の痛みを訴え、
病院に搬送されました。このほか、男性3人が頭を打撲す
るなど、合わせて4人が搬送され
ましたが、いずれも軽傷だという
ことです。
米原市などによりますと、この地
区周辺では、
家屋1棟が全壊したほか、
数十棟で屋根の瓦が飛んだり、窓
のガラスが割れたりするなど、被
害が出ているということです。
また関西電力によりますと、一時、
およそ360軒で停電が発生し、
午後4時20分現在、
およそ150軒で停電が続いてお
ります。
今、現在は風は吹いておらず、
雨も降っていないんですが、
周辺では住民が不安な表情を浮か
べていまして、
各機関による必死の修復作業が続
いております。
住民の方々は片づけ作業に追われ
ています。
以上、中継でした。
>>中継でお伝えしました。
かなり大きな被害が出ているよう
ですね。
ここからは蓬莱さんです。
お願いします。
>>このあとは、京阪神が今まさ
に危険な状況になってます。
このときの状況なんですけれども、
瓦が空中を舞っていて、屋根瓦が
飛ばされると。
突風というのは2種類ありまして、
上からたたきつける突風と、巻き
上げる突風があるんですが、
瓦屋根の感じを見てみますと、
恐らく竜巻が発生したと見られるということが見て取れます。
その当時のレーダーを見てみます
と、
まずそもそも竜巻というのは、
活発な積乱雲の下で起
こります。
ということでこのレーダーで赤く映って、
×印の付いている所が雷なんです
が、
こういうところで竜巻というのは
起こりやすいんです。
その当時、米原がまさにレーダー
で赤く映ってて、
×印が付いていると。
>>集中してますね。
>>ということで、
ここで恐らくこの時間、竜巻が発生したんだろうということなんで
すが、実はそのほかにもいっぱい
あるような状況なんですね。
続いてこちら。
これが現在のレーダーの状況なんですが、
実は神戸から京都、
そして今もう大阪でも場所によってはどしゃ降りの大雨になってい
るんですが、
ところどころやはり×印がついています。
このあともまだしばらくは立つ巻
きが発生してもおかしくないよう
な状況。
特に近畿地方というのは、兵庫県
でいうと、
過去には丹波地方で竜
巻が発生してますし、京都でも内
陸部、
一部竜巻が過去に発生しています。
さらにこういう海沿いというのも竜巻発生しやすいので、このあと、
竜巻注意情報というのが出てきま
す。
竜巻注意情報というのは、
1時間置きに更新されています。今いったん解除になってますが、
恐らくこのあともテレビの上の所
に、
どんどんどんどん速報で出てきま
すので、
その情報が出ましたら、目先1時
間は、
頑丈な建物に避難するようにして
ください。
この活発な雨雲は、
どんどん西から東のほうへと移動していますから、大阪もまだこの
あとは、どしゃ降りの雷雨となり
そうです。
今回、なぜ、こんなに、きのうの
予想よりも、
かなり大雨となってしまっている
んですが、実は原因が台風なんで
すね。
>>台風?
>>けさ、台風が発生しました。
これ7号なんです。
この台風からの北に雲が広がって
ますよね。
こっちに高気圧がありまして、こ
の淵を回って、湿った空気がつな
がってるんです。
ということで近畿地方のほうにも、
台風の湿った空気が入ってきまし
て、
雨雲が非常に活発になっていると
いうわけなんですね。
広い範囲で大雨警報、洪水警報も
出てますけれども、
雷注意報も出ています。
ですので、
まだ近畿各地、もう一度レーダー
見てみますと。
もう一度レーダーに戻しますと、
まだどこで突風が起こっても、
おかしくないような状況。
>>雨も風も強い状態がこのあとも続くということですか?
>>風に関しては突然やってきま
す。
こういう、ふだん台風のときとい
うのは、
ぶわーっと雨雲かかっていない所
でも、風が強まりますけれども、
今回に関しては、こういう活発な
積乱雲の下で、
自分の空の真上が真っ暗になって、
雨がどしゃ降りに降ってきますと、
雲の下から突風がどーんとたたき
つけるパターン、これ、
ダウンバーストというんですが、
そういうパターンと、
もう一つはロート状の雲が出来る
と竜巻が発生するおそれがありま
す。
>>何か前兆はありますか。
>>まず前兆としましては、竜巻
というのは、雲のない所には発生
しませんので、今から活発な雨雲
がかかるような所、外がどしゃ降
りになってきて、激しい雨などが
降ってきますと、これ、竜巻の一
つ前兆、積乱雲がやって来ている
ということなので、このあとしば
らくは近畿各地、皆さん警戒をし
てください。
>>では続いて、薄氷の決勝トー
ナメント、進出です。
>>2018FIFAワールドカ
ップ、日本はポーランドに敗れた
ものの、2大会ぶり3度目の決勝
トーナメント進出を決めました。
運命を分けたのは、こちら。
イエローカード、警告の数でした。
>>ありがとう。
>>これまで1勝1引き分けの日本。
ポーランドに勝つか引き分けでも、
決勝トーナメント進出が決まりま
す。
待ったなしの大一番まであと僅か。
滋賀県長浜市でも。
日本とポーランドの負けられない戦いが。
日本人の夫、
東野雄史さんと、ポーランド出身の妻、マーシーさん。
ふだんは仲よく手作りアイスクリ
ームの製造・販売をしている2人。
しかしこの日ばかりは、
そうは言っていられません。>>少なくとも、3対1で日本が
勝つと。
>>ポーランドが勝つわ。
1対0で。
>>マーシーさんは現在妊娠6か月。
おなかの中の赤ちゃんが応援する
のは。
>>赤ちゃんは日本のほうが好き
だと思う。
>>でもちょっとポーランドも好
き。
>>日本はこれまで、
スタメン11人は不動のメンバーでしたが、
ポーランド戦は6人を入れ替えま
した。
そして、
日本時間の午後11時。
運命の決戦が幕を開けました。
>>さあ行こう、
日本!いよいよ決戦が始まりまし
た。
>>試合は立ち上がりややばたつ
いた感がある日本。
前半5分、大きなピンチが。
>>危ない、
日本!折り返して。
>>ナイス。
>>ここは柴崎選手が、
間一髪でクリア。ピンチを救います。
徐々に落ち着きを取り戻した日本
は、
前半12分。
>>さあ、
逆サイド。
>>ヘディング!飛び込んできました、岡崎。
>>岡崎選手の代名詞、ダイビン
グヘッド。
しかし枠を捉えることができませ
ん。
前半13分。
この試合で、
初めてワールドカップのピッチに
立った武藤選手。
>>エリアに仕掛けてくる。
シュート!
>>ペナルティーエリア手前から、
思い切りよくシュート。
しかし、
キーパーに阻まれます。日本、
チャンスは多く作るも、
得点は奪えません。
一進一退の攻防が続く中、前半3
2分、
ゴールキーパー、
川島選手が見せます。
>>右に開く、
中に入れてくる、ヘディングシュート。
止めた!止めた!川島が止めまし
た。
これまで2戦、
苦しんできた川島が、日本を救う、ビッグプレー。
>>強烈なヘディングシュートを、
右手一本ではじくスーパーセーブ。
>>川島!
川島!>>おー、ナイス!
>>今のは危ない。
今のは危ないで。
>>おー!
>>興奮してるみたいです。
>>川島選手のビッグプレーが、
危機を救います。
両チームともにチャンスはあるも、
得点は生まれず。
0対0のまま、前半を終えます。
>>すごく赤ちゃんが動いてるわ。
どっちが勝つか知りたがってるの。
>>試合は勝負の後半へ。
しかし日本は、
開始早々に岡崎選手が負傷交代。
日本はボールを支配するものの、
チャンスを作れずに時間が進んでいきます。
すると、
後半14分。
>>柔らかいボール、あーっと!
先制点はポーランド!
日本、
先制を許しました。
>>いい、いい!
>>全然あかんやん。
>>セットプレーからポーランド
に先制点を奪われる苦しい展開に。
日本は、
このままだとグループリーグ敗退の危機。
流れを変えたい日本は、
すぐさま乾選手を投入。
>>さあそして乾。
長友、
上がっていく。
得意のエリアに入ってきてる!
>>しかし、
嫌な流れは振り払えず。
>>裏のスペースに走ってくる。
グロシツキ、日本ピンチ、守れるか?
なんとか、ここは浮いてくれた。
>>重苦しい時間が続く中、なん
と日本に、神風が。
>>イエーイ!
>>オッケー、
オッケー!
>>日本上がれる。
日本上がれる。
>>グループHのもう一試合、
同時刻に開催されていたセネガル対コロンビアの試合に動きが。
2018/06/29(金) 15:50〜17:43
読売テレビ1
ten.【決戦日本!W杯第3戦ポーランド 熱い関西!総力取材!!】[字]
少子化・虐待・育休…子育てで振り返る「平成」その変遷に見えるもの▽原価100円以上!?なぜ利益出せる?達人が教える活用法「100均」のカラクリ▽蓬莱天気
詳細情報
出演者
【キャスター】
中谷しのぶ(読売テレビアナウンサー)
黒木千晶(読売テレビアナウンサー)
【フィールドキャスター】
大田良平
橋本雅之
【解説デスク】
小島康裕
【パネラー】
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有馬晴海
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