2018/07/21(土) 13:05〜13:50 西郷どん(26)「西郷、京へ」[解][字][デ][再]
おいは 今うれしくて たまりません。
あの一橋様と
また こうしてお会いして→
腹を割って話し合える時が
来たのですから。
♪♪~
はっ。
なぜ幕府は
これほど弱くなったのか。
なぜ俺が [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩 土佐 宇和島。
徳川の家臣風情と肩を並べられなくてはならんのだ。
西郷
俺は このごろ思う事がある。
あれほどまでに憎かった
井伊掃部頭は→
すげえ男だったんじゃねえのか?
一橋様 それは違います。
井伊様が まことに正しき政を
されたのなら→
何故 橋本左内殿が
ここにおられぬのですか。
左内殿だけではありません。
どれだけの日本を憂う方々が→
無念のうちに
散っていったと思われますか?
一橋様は 井伊様とは違います。
幕府が守らねばならぬのは幕府ではありません。
守るべきものは 民でございます。
誰よりも まずかよわき民でございます。
お前は変わらんな。
あれから 今日まで→
おいは 更に多くの民と
関わってきました。
攘夷か開国か
それを考えるためにも まずは→
民の暮らしを守る事を
考えてたもんせ。
強き者が 弱き者を守る。
それこそが政ではありませんか。何言ってんだ。 お前 大丈夫か。
徳川も[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩も長州もない。
今こそ 手を取り合う時だ!
そう
天下に号令をかけられるのは→
ここにおります 将軍後見職
一橋慶喜様だけだと→
おいは信じております。
西郷。はっ。
何だか似てきやがったな…→
斉彬殿に。
分かった。
芋に会ってやろう。
かたじけのうございます。
一橋様との会見をよう取り計らってくれた。
国父様も お喜びになる。
<ところが…>
国父様 今 何と申されました?
わしは帰る。[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に帰る。 そう申した。
お待ち下さいませ。
せっかく一橋様のお心が動いた→
この時を逃しては…。
(久光)いや…。
つらつら考えてみたが 一橋とは
ないを話しても無理じゃ。
そいが よう分かった。
しかし→
それでは西郷の働きが
無駄になってしまいます。
(久光のため息)
おい 西郷。
此度の働き 大儀であった。
褒めてつかわす。
これでよかろう?
国父様 それではあまりにも ひどうございます。
黙れ。 不服か?→
え? 不服かと申しておる。→
ないか申す事があるか? ん?
ありがたき幸せにございもす。
ハハッ… ハハ~。
あ~ よか心がけじゃ。
よし 西郷! お前には
新しか役目を申しつけてやる。
軍賦役兼諸藩応接係じゃ。
せいぜい気張るがよか。
♪♪「されば古人の言葉にも」
≪♪♪「聖人は人をそしらず」
<更に その数日後
とんでもない事が起きたのです>
♪♪~
一橋慶喜 天誅!
♪♪~
平岡が 俺の身代わりに!?
下手人は分かりません。
すぐに下手人を捜し出せ。
町方に伝えよ。
下手人なんざ どうでもいい!
平岡じゃねえ。
斬られたのは… 俺だ。
やりやがったな。
どこの誰だか知らねえが。
やりやがったな…。