(小松)大久保一蔵は
国父様に従い京に上っておる。→
その大久保が
すぐに西郷をよこしてほしいと。
(茂久)京へ行け。 頼むぞ 西郷。
(新八)京では [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩がわっぜ嫌われちょっち聞いたど。
(信吾)長州の者どもが
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩を悪く言いふらしちょいもす。
(吉之助)長州が?
(海江田)尊皇攘夷を掲げて→
帝を京から連れ去り奉ろうと
しちょった長州を→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩と会津が追い払ったんじゃ。
(大山)そい以来長州は [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩を恨んじょ。
(一蔵)吉之助さぁ
おはんを京に呼んだのは→
おはんにしか できんこつを
頼むためじゃ。
国父様は 参預の一人として→
朝廷に召し出されたんじゃ。じゃっどん…。
(久光)幕府は 異国と戦をする
おつもりでございますか!?
(慶喜)攘夷は かしこくも
天子様のお望みである。
わしたちは 皆
開国すべきじゃち申しておる!→
そいでも まだ攘夷じゃち
申さるっとなら…→
いっそ
長州とでも手を組まれたらよか!
無礼者! 誰に口を利いてるんだ!
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩は芋と罵られた上幕府とは対立。 そげな[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩でも→
おはんの評判だけは
とんでもなく大きくなっちょっ。
(龍馬)勝先生 知りませんろうか?
西郷吉之助。
(勝)そういえば 聞いた事がある。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の斉彬殿と話した時に→
ちらっと その名を。
(岩倉)ああ 西郷吉之助か。
どげな男だろ→
一目会ってみたかち。そげな連中が都にあふれちょ。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩を救ってくいやい
吉之助さぁ。
(平岡)殿は 西郷吉之助
という者など知らぬと。
ちょっ 平岡様。
(新八)お待ちくいやったもんせ!
(ふき)うちの人から
預かってまいりました。→
すぐに会いたいと。
ふきどん…。
今は 一橋慶喜様の
おそばにおります。
何故 お屋敷で
お会い下さらなかったのですか?
俺の屋敷も見張られておる。
今の俺には→
誰が味方で
誰が敵かさえ分からんのだ。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩は
ヒー様の味方でございます。
いま一度
国父様に会って頂けませんか。
守るべきものは 民でございます。
攘夷か開国かそれを考えるためにも まずは→
民の暮らしを守る事を
考えてたもんせ。
徳川も[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩も長州もない。
今こそ 手を取り合う時だ!
そう
天下に号令をかけられるのは→
一橋慶喜様だけだと
おいは信じております。
何だか似てきやがったな…
斉彬殿に。
わしは帰る。 [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に帰る。
せっかく一橋様のお心が動いたこの時を逃しては…。
いや… 一橋とは
ないを話しても無理じゃ。
そいが よう分かった。
しかし…。
おい 西郷。
此度の働き 大儀であった。
褒めてつかわす。
これでよかろう?
ありがたき幸せにございもす。
ハハッ…。 よし 西郷!
お前には
新しか役目を申しつけてやる。
(久光)せいぜい気張るがよか。
一橋慶喜 天誅!
平岡が 俺の身代わりに!?
やりやがったな。
どこの誰だか知らねえが。
やりやがったな…。→
国父殿は
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に帰られたそうじゃの。
謝りたい 国父殿に。
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