2018/07/23(月) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝奈良・御所ぶらり歩きこだわりの激ウマ醤油なすのアイデア料理】


これテレビ見てる人わからんと思
うわ。
しょうゆの
めっちゃ、ええにおいする!
しょうゆの、甘い感じのしょうゆやな。
うわあ、これは、このしょうゆの
においに…。
うわあ出た!

そら、におうわ!
何じゃこりゃ。
◆いらっしゃいませ。
こんにちは。
◆関西テレビの朝の「よ~いドン
!」という番組で、円広志です。
ご主人?
こちらは。
この方はどういう…。
◆この方は宝楽さんといって、
もう勤続、何年でしたかな?◆65年。
◆65年ここで。


ここで何をしますの。
◆しょうゆ、つくってます。
お酒やったら杜氏っておりますわね。
杜氏さんじゃないねんね。
◆違います。
◆しょうゆづくりをされて65年

こちらはご主人?
◆こんにちは。
ようこそ。
◆社長、どうもすいません。
社長よりどっちが…。
◆この人は私の仕事の親やし、
師匠やし…。
◆そうですか。
ほんなら、社長になる前から。
◆もうずっと…。
◆しょうゆづくりをやっておられ
た?
ちょっと中見せてくださいよ。
これはすごいわ。
◆木おけでつくっているしょうゆ
は1%って言われてます。
100分の1。
◆そう。
◆普通はタンクでつくってて、
木おけでつくっているのは
本当に珍しい。
◆いやあ~!
◆昭和6年創業、

町の小さなしょうゆ屋さん、片上醤油。
創業当時から
使われている
杉の木おけで
自然のままに発酵・熟成させる
天然醸造の手法を今も守り続けて
います。
◆うわあ。
すごいわ。
◆これ、発酵中です。
◆これ発酵中ですか。
◆大きい工場があったら、
1種類、2種類の菌だけで
発酵してるんですけど、ここはこ
の前、調べたら
乳酸菌だけで30種類ぐらいおる
んです。
いろんな菌がいっぱいせめぎ合い
して、
純粋培養と違って、この子ら
たくましいんです。
◆大豆などの原材料を蒸してでき

麹を木おけに張った食塩水に入れ、
1年半から2年ほどかけ、
じっくり寝かせて醸造します。
◆まぜるのが難しいんですか?
◆難しいというか、私たちの、
もうまぜなきゃあかんとか、
まだいけるとか、判断が、

私らのくせとか人柄も全部うつしとって、
発酵していくし、
おけの癖にもなっていくんで、
世話するもんによっておけは変わ
っていくんです。
いつも世話してくれるのが
そこにおる
うめださんなんですけど。
◆見て、大体、あっ、これはやなあとか、
あっ、これやなとか、
これ、そろそろやなとかわかるんですか。
◆なじみがあるから、大体、
わかりますわ。
◆なじみがあるって、言うたら、
発酵する菌は友達みたいなもんで
す。
◆そうです。
◆“そうですや”あらへんがな。
◆語りかけるというか、話しする
というか…。