2018/07/23(月) 22:25〜23:10 プロフェッショナル 仕事の流儀「遺品と心を、整理する〜遺品整理士・横尾将臣」[解][字]
近藤さんの父の遺品整理を行う日が来た。
近藤さんが どの程度
そうした思い出を求めているか→
横尾も まだつかみかねていた。
だが 近藤さんに判断は委ねるものの→
一つでも多くのものを
手渡したいと考えていた。
近所の人の話では
囲碁が趣味だった父は→
この部屋に友人を招き
よく打っていたという。
あっ そうなんですか。
(横尾)え~!
近藤さんは 断片的な情報と
この部屋を見ながら→
全く知らない父の20年を
想像しているようだった。
続いて 横尾は→
父の主な生活空間だった部屋の片づけに取りかかる。
台所からは 父が長年愛用していた
コーヒーカップが出てきた。
作業半ば 横尾は焦っていた。
近藤さん親子をつなぐ遺品が予想以上に少ない。
近藤さんが唯一 探してほしいと
要望していたCDも→
既に見つかっていた。
だが 横尾は諦めない。
ベッドを片づけ始めた時だった。
下には 物が散乱していた。
その時 近藤さんが
あるものに目を留めた。
良い思い出ばかりではない 木刀。
しかし 近藤さんは笑みを浮かべながら→
持ち帰る箱にしまった。
更に…。
横尾があるものを見つけた。
それは 父が小学生に 楽しそうに囲碁を教えているパネルだった。
親子の関係を絶っていた
20年の間に撮られたものだ。
その時 近藤さんが
問わず語りにつぶやいた。
開始から2時間半
遺品は 整理された。
♪♪~(主題歌)
ただ 本当…
♪♪~
心技体 それがいつも準備できていて→
情熱と真心をもって
仕事に取り組む事ができる。
これが 僕の
プロフェッショナルですね。
♪♪~
2018/07/23(月) 22:25〜23:10
NHK総合1・大阪
プロフェッショナル 仕事の流儀「遺品と心を、整理する〜遺品整理士・横尾将臣」[解][字]
いま注目を集める遺品整理のプロが登場!故人の部屋に残された遺品を片づけるという新しい仕事に密着。ものだけでなく悲しみに暮れる遺族の心も整理する、驚きの手法とは?
詳細情報
番組内容
核家族化が進むいま、年間3万人と言われる孤独死。突然の死と遺品を前に遺族は途方に暮れる。そんな時に救いとなるのが、遺品整理のプロだ。大阪に拠点を置く横尾将臣は、受注数、成約率でトップの一人。遺品だけでなく遺族の心も整理する現場に密着。5月、独居の70代男性が孤独死したと息子から依頼が来た。亡くなるまでの20年間、父子は親子関係を絶っていた。空白の時間を埋めながら整理する、難しい現場が始まった―。
出演者
【出演】遺品整理士…横尾将臣,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化