2018/07/26(木) 16:47〜17:53 ten.【旬感中継!暑い季節にピッタリ!日差し対策に「和傘」はいかが?】[字]


急ピッチで進められていた。
しかし、
この工事は不法投棄した業者ではなく、
土地の所有者側の発注を受けて行

われているという。
しかも取材に応じた元従業員が撤
去工事を請け負っていた。
>>うちの会社と、
京都市と連携して、今、
是正工事をしてる最中です。


>>市はその不法投棄した業者に求めたりとかはないんですか?
>>京都市が不法投棄した業者に
は指導はしているんですけれども、
何も事が起きていないのが現状で
す。
>>京都市はことし1月、
住民からの通報を受けて、
土砂の存在を把握。
しかし、
現在に至るまで具体的な対応を取
ることはなく、
業者に対しては法律に基づく行政
指導にとどまっている。
>>不法投棄とは認識していない
というふうにおっしゃいましたけ
れども。
>>不法投棄とは一線を画すべきかなと思っています。
土地の所有者も、
宅地造成等規正法上では、
安全な状態に努めなければいけな
いという義務規定がありますので、
無許可で行為を行ったものに関し
て、
すべて市が直営で手を下して、
税金を使ってっていうことは、まずはいたしません。
対応としては緩かったのかなとい
った批判があっても、
それは真摯に受け止めないといけ
ないと思っております。
>>不法投棄された大量の土砂が、

豪雨の影響で住民生活を脅かした今回の問題。
週末には台風が接近する中、
付近の住民は今も不安を抱えたままだ。
>>では、
土砂が崩落している現場には、
江坂記者がいます。
江坂さん。>>こちら、
土砂が流れ込んだ住宅地近くの現
場です。
現在、
こちらは開いた土地になっているんですが、
地元の方によりますと、こちらは
もともと雑木林で、
木々や竹が生い茂っていたという
ことなんです。
それが今回、西日本豪雨の影響で、
あちらの先の山の上にあった、不
法投棄された大量の土砂が流れ込
んだ影響で、木々がなぎ倒され、
大きな石ころがこちらでは転がっ
ています。
またその土砂は、
木々では止められずに、奥まで進みまして、
こちらはもともとため池があった
場所なんですけれども、
すっかり土砂で埋まってしまった
ということです。
土砂はこのため池で現在、せき止
められている状況で、付近に住む
住民の方からは、

あすからの台風の影響で、
土砂がさらに住宅街のほうへ流れ
込まないか、不安の声が上がって
います。
私たちは、
土地の所有者側から不法投棄され
た被害を聞いて、
ことし2月から取材を始めてきま
した。
土地の所有者は、ことし1月に山
の状況を知り、危険を感じて、
代理人弁護士を通じて、
不法投棄したとされる業者と、
京都市に対応を求めてきました。
その上で、
京都市の指導の下、
土砂が流れ込まないよう工事を行っていたと取材に答えています。
>>江坂さん、
京都市は、
きょうの会見で、この不法投棄と
は認識していないと話していまし
たけれども、
今後はどうなりそうですか?
>>京都市としては、
不法投棄とは認識していないということでしたが、
土地の危険性については、所有者
に責任があるとして、
所有者に土地の是正工事を進める
よう指導を行っていました。
しかし、