2018/07/27(金) 16:47〜17:53 ten.【台風接近で心配…週末のキニナル天気蓬莱解説】[字]


土砂災害、
河川の増水や氾濫、
低い土地の浸水に、
厳重に警戒が必要です。

早め早めの避難をお願いします。
>>全国でも多くの雨量が予想さ
れていて、
近畿でも200ミリから300ミ
リと、激しい雨となりそうです。
自然災害の猛威に悩まされ続ける


日本列島。
気になる台風の進路を、スタジオ
で詳しく解説します。
>>この間、
豪雨があって、そして猛暑が続いて、今度は台風と、田中さん、
心配が絶えないですよね。
>>本当ですね。
ようやく、
普通の生活にちょっと、道筋が出来たところに、
またこういう台風っていうと不安
ですし、
地盤も緩んでいるでしょうから。
経験したことのないことがどんどん来るということで、やっぱりこ
れまで大丈夫だったからとか、
今ちょっと落ち着いたからと思わずに、早め早めの避難をしなけれ
ばなというふうに思います。
>>ここからは蓬莱さんです。>>自然災害のことしは年ですね、
滋賀県で、近畿で最大の竜巻が発
生して、大阪北部地震があって、
西日本豪雨があって、猛暑があっ
て、今度は異例の、
今までに過去前例のない台風とな
ります。
まず衛星画像から見ていきます。
大きな渦を巻いています。
勢力は強い勢力。
暖かい海の上を北上してきますから、勢力が強まります。
台風の中心から離れた北側と、東
側で、
雲が発達しています。

つまり台風は、普通は西から東へと移
動するときには、
台風が来る前に一回雨が降って、そのあと抜けていくんですけれど
も、
これは逆の進路を取り
ますから、台風がまず来て、
大荒れになったあと、
西に離れてもこっちの雨雲があり
ますから、
まだしつこく雨が降る可能性があ
ります。
ではまずは進路予想です。
現在の中心位置が、
父島の辺りですね。
この×印の辺り。
強い勢力で、
965ヘクトパスカルで、最大瞬間風速55メートル。
ただまだ勢力を強めてきまして、
土曜日の午後3時の段階で、
955ヘクトパスカルで、
最大瞬間風速60メートルで東日本に近づく。
東日本に近づく台風としてはこれ、
トップクラスに強い台風です。
近畿地方に接近するタイミングが
土曜日の真夜中となりそうです。
土曜日の夜から日曜日の朝にかけ
て、
近畿地方を通っていく予想。
予報円のちょうど中心線、点線で引いてますが、
必ずしもここ通るというわけでは

ありません。
すこしきたがわをとおったり南側
通る可能性もあるんですが、
いずれにしても、近畿地方は、土
曜日の夜から日曜日の朝が大荒れ
となりそうです。
>>なんか当初予定していたよりも、
このカーブがものすごくきつくな
ってませんか?
>>ここに上空の寒冷渦という、
冷たい空気の渦があるんですね。
これが今回、台風の進路を決める、
歯車の役割をします。
当初はこの歯車がもうちょっと近
くで回ってたんですね。
そうすると、この台風はその歯車
に乗って、
関東地方を直撃して、
日本海へと行く予想だっ
たんですが、この歯車が、少し南
へずれて、
少し風も弱まったんです。
歯車が小さくなって、
それから離れることによって、
台風が内回りのコースを取るようになったというわけなんですね。
だいぶ予報円が小さくなってきま
したから、今回、近畿地方のピー
クというのは、
土曜日の夜から日曜日の朝といえます。
今回の台風の特徴がこちらです。