2018/07/27(金) 16:47〜17:53 ten.【台風接近で心配…週末のキニナル天気蓬莱解説】[字]
となんですね。
地下で起きる火事、どのようなも
のかといいますと、
特徴としてはこのようなことが挙
げられます。
煙が充満したりとか、場合によっ
ては停電をするということで暗く
なります。
全く光が入ってこない状況になりますので、
暗くなって、
見通しが悪くなって、
パニックを起こしてしまうと。
そしてこの地下を通じて、いろん
な建物とつながっていますので、
思わぬ所に煙が広がるということで、またこれもパニックの原因に
なる。
あとこれは専門家によりますと、
火の元から煙が広がる、その広が
る方向に、
人は逃げていかなくてはいけない。
逃げる方向と、煙が向かう方向が
同じですので、ですから、
煙に追いつかれて巻かれてしまうということで、これもパニックの
原因になると。
>>特に有馬さん、
東京って地下がすごく深いじゃな
いですか、いつも、
地下にいると、何かあったらどう
しようと思うんですけれども、ど
うですか?
>>この間、オウムの死刑の話が
とが起こったら、つまり火災が起
こったらということを、
私も置き換えて考えたり、飛行機
に乗るときも、もし万が一、
海に落ちたときにね、
どうやって非常口まで行けるんだろうかと思いながらも、なんとな
く乗り慣れると、まあ、
毎回聞いてるしというようなことなんですが、われわれは地下に歩
いてても、訓練なんかしたことな
いわけですよね、その地域で、と
いうようなことで、
本来はもっとインフラ整備というのは、例えばですけれども、
明かりが道路をぱーっと、
こっちに行けというね、ものをやるとか、何か考えないと、
豪雨対策も不十分だと思いますが、
こういうものもちょっと考えてみたら、不十分だなというのがいっ
ぱいあると思いますね。
>>そのとおりですね。
まさに地下、こういう危険性もあ
りますし、さらに今おっしゃった
ように、不特定多数の方が入る所
ですから、もっと厳重な備えが必
要なわけなんですけれども、また
地下を運営する業者さんも、
それなりにやはり警戒感を持って
おられまして、こういう備えをし
ています。
排煙設備を整えたりとか、避難経路、
あるいはスプリンクラーも地上の
設備よりも、
より厳しい基準でもって整えられ
ていますし、
こういった訓練も頻繁に行ってい
ます。
そして地下街では、
飲食店と衣料品店みたいな形で、ショッピングスペースありますけ
れども、
火元となりやすい飲食店と、
その火を燃え広げてしまう衣料品
店では、
場所を分けるようにして、ゾーニ
ングというそうですけれども、
火が燃え広がらないような工夫を
しているということで、厳重な警
戒をしているということなんです
けれども、
まだまだ課題があると、専門家の
方、指摘しています。
それがこちらです。
連携が十分取れているかということなんですけれども、例えば、
梅田の地下街を例に取ります、こ
れ、
私たちもまだ迷うぐらいの、
本当に広大な地下街ですよね。
外国の方は、
ダンジョンで、迷宮とか呼んで、迷うような所ですけれども、
それぞれ、
阪急三番街とかホワイティとか、ディアモールとか、それぞれの事
業所が、その範囲の中で十分な訓
練とか、設備の点検とかをされて
るんですけれども、
これらが連携を持って訓練をしたりとかというようなことは、ほと
んどないそうでして、一斉に訓練
をしたということは過去にも一度
もないそうなんですね。
これはこれからの課題になってくるんではないということだと思い
ますね。
>>確かに、梅田のこの地下街、
地図見ても、広いですし、歩いて