そうですね。
それは　従来の発想を覆す
大胆なアイデアでした。
その日の夜。
東京に戻った三寺さん[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
社員を集め

驚きの提案をしました。
すみません　今日は急きょ
時間いただきまして…。
従来のウエア[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
いや　もうだって…。
ホントに冗談抜きで…。
そこが…。
試作品作りに
かけられる期間は　２週間。
三寺さん　ぎりぎりの決断です。
早速　製作をスタート。
走ります。
社員自ら試作品を着て確認を繰り返します。
改善することは　できるのか？
建設現場に新しいウエアが届けられました。
熱中症の経験がある
作業員も試すことに。
新しいものでは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
要の電極部分が変えられていました。
今までは　伸縮性がある一方[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
激しい運動をすると電極がずれてしまうという問題が。
新しいウエアは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
電極部分だけ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
あえて伸縮性の低い素材に


変更しました。
電極を固定させるのが狙いです。
この日の[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
暑さは　厳重警戒レベルです。
現場を走り回ることが多いというこちらの作業員。
果たして　データはとれているのか。
三寺さん　データに乱れがないことを無事　確認できました。
いや　全然…。
ゆるいですかありがとうございます。
はい　どうも　すみません。
よろしくお願いします。
じゃあ　すみません　はい。
どうも　ありがとうございました。
三寺さん　気になる人がいました。
現場の最高齢６８歳の小泉さんです。
あまり変わらないですか？
実は　今回　スマホの表示に工夫を加えていました。
今までの実験で得た
結果をもとに[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
その場で　自分の健康状態を
確認できるようにしたのです。
体調指数が高いと　調子は良好。
一方　数値が低くなると赤く変化し[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
休息をとるよう促します。
現場監督は…。
大丈夫は　大丈夫なんですけど…。
評価は上々。
ウエアラブルによる体調管理。
新たな可能性が見えてきたようです。
一方　こちらは　福島県　川俣町。

福島第一原発の事故で５０キロ圏内だった町は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
一部が
避難指示区域に指定されました。
震災から７年経った今も[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
多くの若い世代が戻っていません。
お年寄りだけの世帯が多く[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
見守りが深刻な課題となっています。
そんな川俣町に　三寺さんの姿が。
いったい　ここで何を？
高齢化などにより増えている
高齢者の一人暮らし。
離れた場所にいる親が
心配という方も多いと思います。
そこで　今　さまざまな
見守りサービスが登場しています。
例えば　家の中にセンサーを設置し[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
転倒などを察知した場合[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
すぐさま　係員が駆けつけるサービス。
専用の通信機器で[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
体調不良などを知らせた場合も
駆けつけます。
これは　セコムやアルソックが
おこなっています。
また　ガスや電気などの
使用状況から[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
高齢者の様子を
家族に知らせるサービスもあります。
どれも　毎日使うものなので
安否を確認することができます。
更に　時計やリストバンドなどから

体の状態を読み取る[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
いわゆる　ウエアラブル端末。
高齢者に身につけてもらい[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
その情報を
家族のスマホに送るサービスもあります。
この見守り市場は
２０１４年の時点で推計１４２億円。
団塊の世代が後期高齢者になる
２０２５年には[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
２２７億円規模になると