子も少ないし、
やっぱついてってあげて、
怒られるかもしれないって、みんな結構びくびくしてるんで。
私もそうでしたから。
＞＞実は奥田さんも、４年前に、ベビーぽけっとを通じて、
子どもを養子に出していました。

結婚を前提にして同居していた男性が、
ある日、
突然失踪。連絡も途絶えました。
１人では育てられないと、泣いて
暮らすうち、
６か月が過ぎてしまったといいま
す。
＞＞養子縁組を決断したときにも、
母親にこうしようと思うって言っ
たときに、叱られましたけど。
なんでやってみないうちから無理
って言うのって言われたけど。
＞＞母親は支援すると言ってくれ
ましたが、両親の老後の資金には
手を付けられないと、養子縁組を
決断しました。
そのとき母親は。
＞＞でもあんたが決めたことだっ
たら、
それでいいんじゃないのって。
でも、
ずっと忘れちゃいけないよって言
われたので。
すっごい汚いですよ。


＞＞小さな命を抱えて、
身動きできない女性の孤独。
奥田さんも乗り越えてきました。
＞＞岡田さんが転送してくれたや
つ。
＞＞楽しみにしていたものが届き
ました。
養子として託した子どもの成長ア
ルバムです。
真琴ちゃん、
育て親が定期的に送ってくれます。
＞＞ああ、
なんか１年でだいぶ大きくなったなとか、
お姉ちゃんになったなみたいな。
＞＞アルバムはすでに１１冊。
心の支えになっています。
しかし、
子を託す気持ちは、
なかなか社会に伝わらないと感じています。
＞＞子どもを手放すなんてって言
われたら、
それはそうなんですけどって感じ
なんですけどね。
でも、
あのときはそれしかなかったんだよねとしか、私は言えなくて。
後悔してないって言うとたぶん、
批判されるだろうけど。
でも本当なんですよね。
＞＞乾杯！
＞＞全国で定期的に行われる、

養子縁組家族の交流会です。
お互いの子どもの成長を報告し合
い、
情報交換ができる貴重な場所です。
このＮＰＯでは、
希望があれば、
産みの親との交流ができることになっています。
奥田さんもこの日を楽しみにして
いました。
養子として託した真琴ちゃんに会
えることになっていたのです。
＞＞お久しぶりです。
＞＞こんにちは。
＞＞久しぶりね。
＞＞目が泳いでる。
着せてくださったんですね、すみ
ません、
気を遣ってもらっちゃって。
＞＞真琴ちゃんが着ていたのは、
クリスマスに贈った洋服でした。
真琴ちゃんは、
いずれ自分が養子であることを知
ります。
そのとき、
どう思うのか。
奥田さんは気になっています。
＞＞この子を奥田さんに会わせるために半分来てます。
私たちだけの家族っていうことで
はなくてね、
奥田さんも入れて、

もちろん大きな意味での家族の絆が、そこに大きなファミリーがあ
っての、この子だと思いますので、
やっぱりそこを大事にしたいなと思っているので、必ず伝えます。
この子が大きくなって会ったとき
に、
＞＞かわいい？
＞＞かわいい。
＞＞楓花さん、男の子を出産しま
した。
翼くんです。