2018/08/02(木) 16:47〜17:53 ten.【旬感中継!全国から100種類以上のアイス大集結!】[字]
てくるラーメン学校があります。
その人気の秘密を探りました。
>>慣れた手つきでラーメンをすする一人の外国人。
街のラーメン屋かと思いきや。
>>たれは味によって3つに分か
れます。
>>なんだか勉強しています。実はここ、
東大阪市にあるラーメンスクール
なのです。
オーナーの宮島力彩さんは、かつ
てラーメン店を営んでいましたが、
一人でも多くの人たちに自分の技
術を広めたいと、ラーメンの学校
を始めました。
>>最初は日本人相手だったんで
すよね。
>>そうですね、圧倒的に日本の
生徒さんでした。
>>今、圧倒的に?
>>もう、9割くらいはそうです
ね。
大体北米地域、南米、中米、アジ
ア、ヨーロッパ。
>>訪ねて来たのは、
ほとんどが外国人。
5年間でおよそ40か国から50
0人近い外国人が授業を受けにや
って来ました。
宮島さん自身が外国に教えに行くこともあるといいます。
今、日本のラーメンは世界中で大
ブームなのです。
美食の街、
フランス・パリでも。>>パリにある日本のラーメン店
は、このようにどこも大人気なん
です。
>>店内は連日、
このにぎわい。
>>ラーメン、
大好き?>>うん、
大好きです。
>>現在、
世界各国にラーメン店は3000
店以上あるといわれ、
すし店に迫る勢いです。
>>スープ作りはまず必ず水からやるということ。
>>今回の生徒はブルガリアから
やって来たニコラ・ニコロフさん
33歳。
本国ではピザ店を営んでいます。
>>ラーメンは人気なんだけど、
ブルガリアにはあまりおいしい店がないので、
教えてもらうために日本に来まし
た。
>>5日間のコースで費用は25
万円。
先生1人に生徒1人のマンツーマ
ン形式で、
ラーメン作りのノウハウを伝えま
す。
>>こういうところが割りやすい。
ちょっと沿ってるとこ。>>まずはスープを作るために、
豚の骨を割っていきます。
力のいる作業です。
>>ひび入るだけでもOK。
>>そして用意された材料は、なんと50人分。
>>ほんの、
例えば2、3人前だけ作るのは、
逆に難しくて、
やっぱし大量のプロ用のサイズで作らないと、プロの味が再現でき
ないですね。
それとヨーロッパとかアメリカからせっかく来てもらってるのに、
ちっちゃなサイズで全部教えてた
んでは、勉強にならないので。
>>なんともぜいたくな話ですが、
本国に帰ってからも、おいしいラ
ーメンを再現できるように、
妥協はしません。そして、
宮島式ラーメン教室のもう一つの
特徴。
それは緻密な計算に基づくラーメ
ン作りです。
たれを作るために用意されたのは、
塩分測定器。
>>2.24。
17.76%足らない。
>>外国人に短期間で日本の味を
習得させるため、
勘や経験ではなく、
材料の配分をグラム単位で教えていきます。
まるで数学の授業のようです。
>>46.18。今、46グラム。
>>これぞ宮島式。
>>このやり方やってくれたら、ヨーロッパでね、
なんかだしのうまみの出そうな素
材全部使える。
>>スープ作りは大変だし、
時間もかかりますね。
>>ニコラさん、初日からラーメ
ン作りの大変さを実感したようで
す。