でもね 私ね…。
(仁支川)
扉 開いて 黒服が振り返って…。
(仁支川)言われてね。 『極妻』の後。
もう 気にしない そこも。そう言うのが 楽やもんね。
(仁支川)
それが もう 言葉になっちゃって。
(仁支川)ごく 当たり前。
二度と入んなよ! っていうね。
<その演技力で…>
<仁支川さん。 しかし→
彼女のプライベートは…>
<初めて 死にかけたのは1歳半のとき>
1歳半のときになります。
1歳半のときに→
栄養失調で 死にかけた。
(仁支川)赤ちゃんだから→
覚えてないんだけど 母に聞いたら栄養失調っていうかね…。
(仁支川)おばあちゃんに預けていった。 ミルクを置いてね。
おばあちゃん…
要は 何か ばくちしてたから→
だから 赤ちゃんが泣いても…。
黙らせるのに…。
(仁支川)それが 塩煎餅だから
ホントに 1歳半で 死にかけた。
栄養失調。
それは ないでしょ そこに。5歳までですか!?
ミルク ちゃんと 飲んでないから。(仁支川)成長してないんだから。
ヤダ…。5歳のとき 初めて 脚が立ったの。
<さらに 22歳のときには
生死をさまよう体験を…>
水ぼうそうで 死にかけたと。
水ぼうそうで!?
大人になって
水ぼうそうになっちゃって。
全身 できちゃったの。
喉の中まで できてこの辺まで できて→
これが 肺にいったら
もう 終わり。
(仁支川)病院に行ったとき。
どうにもなんないのに→
仕事場に 連れていかれて
もう ホントに 商品扱いされて…。
商品にもならないのよ。
ブツブツだから。
(仁支川)
だけど 行かなきゃいけないの。
頭 下げるしかなかった。
だって 化粧できないんだもん。
(仁支川)お客さんも 見たくない。
ブチブチの水ぼうそうの姿なんて。
結局 行って 謝ってきただけ?
謝っただけなの。
(仁支川)だけど…。
こいつが また…。
(仁支川)もーう だって
ブチブチよ!? すぐ 下 向いて…。
このクソ! と思って。
(仁支川)もう どんな苦しくても泣かないけど それは 悔しかった。
冗談じゃない 冗談じゃない。
<その10年後 今度は別の物に当たって 死にかけた>
大事故で 死にかけております。
この事故が すごい事故ですね。(仁支川)うん。
関越自動車道で
夜中の12時半ぐらいだったかな?
車 ぺちゃんこ。
奇跡ですよね 生きてんの。
(仁支川)警察の方に 言われた。
これは 確実な死亡事故で→
今まで この状態 生きている人は
1人もいませんって言われました。
(みほ)
でも ケガは されてますよね?
(仁支川)でもね…。
いやいや 十分って言ったって別に これだけだもん。 だって→
血は出てないんだから どこも。
<これだけでは 終わりません!さらに…>
甲状腺の手術に 失敗して
死にかけた。
失敗されたんすか? え~!?
そうなんです。
医者がね。
甲状腺って 怖いですよね。
(矢部・マツコ)え~!?
(仁支川)息が もう できない。止まって 息 できなく…。
もう 死ぬと思う。
最後の10回目なんて→
手足が 硬直し始めたときに
ゴホッていって 初めて→
生き返るんだもん。
うわっ もう 経験ない…。
こんなに いっぱい 死にかけてる
ってこと考えると…。
でも すごいよね。
運は強いと思う。運は強いし 守られてるけど…。
これ以上 強くしようとしてんの?
神様は 峰子さんのことを。
まだまだ。
うわ~ 怖い!
怖いね! 神様って 怖いね!