水まき、よろしいなあ。
◆どうぞ、頭からかけましょうか。◆いやいや、堪忍して。
あっ、お菓子や。◆つくってます。
◆つくってはる？
◆どうぞ。
◆こんにちは。
◆遠いところ、
よく来ていただきました。
◆長野さんの紹介で。繁田さん。
◆政子さんです。


◆政子さんですか。
お菓子を売ってて、
つくってはるんですね。◆そうなんですよ。
体に優しいお菓子です。
◆あっ、これは何ですの？
こっちは何ですか。
ＣＤですか。
◆レゲエの、
レゲエをやってる子なんですけど…。
◆何でまたレゲエのＣＤが？
◆主人の甥っ子になりまして…。
◆おいっ子、ミュージシャンです
か。
◆そうなんです。
◆レゲエ。
こちら出身で？
◆そうなんです。
◆小さいときはよううちに遊びに
しょっちゅう来てました。
◆格好ええ。
◆タオル振って、ぐるぐるやって、
私らもライブのとき…。
◆タオルを回して、
夏にぴったりですやん。

◆夏です。
◆レゲエは夏のものやから。
◆産地の奥さん、繁田さんがつくってくれたのが…
最強ご飯のお供！
ピーマンの佃煮。
まず、ピーマンはヘタと種を取り

除いて
８分の１にカット。
次に、ゴマ油を引いて牛細切肉を炒め、
ピーマンをどっさり投入。
しょうゆ、みりん、砂糖を同割程度で加えて、
弱火でじっくり煮詰めたらでき上
がり。
時間がたつと味がぐっと入るので
多めにつくり置きするのがお勧め！
お箸がとまらない一品です。
◆おいしい！
◆やった！
よっしゃ～って感じ。
ありがとう、健さん。
◆ピーマンが
おいしい。
◆やわらかくなるまで。◆甘じょうゆをちゃんと吸ってね。
ほんで、ご飯。
むっちゃおいしい！
このご飯。
◆ピーマン料理は、これに限るんです。
◆ほんまやわ。
すばらしいです。
◆ありがとうございます。
◆気になってたんですけど、
あれは何ですの？
あれは人形ですか？
◆ケンちゃんなんです。
◆ケンちゃん？健ちゃん、僕ですよ。
◆ケンちゃん。

はい、何ですか？という感じで。
◆えっ、あれ？
腹話術？
◆はい。
◆ちょっとだけ。
あんただれ？
◆健です。
◆えっ私もケンちゃんです。
よろしゅう、お願いいたします。◆お願いします。
◆何しに来たん？
◆ピーマン、食べに…。
◆ええ？
食べに来ただけか？
ええ～、
ほんま、ええ仕事やなあ～。
◆ありがとうございます。
すごい！すごい！
◆何でも、生意気なことを言いま
す。
◆あんたがみんな言わしたんやろ。
◆すごい。表情がすごい！
さらにこちら！
超簡単で絶品。
ピーマンの塩昆布もみ。
ピーマンは細めに千切り。
同様に切ったショウガと塩ふき昆
布を用意したら
これらを料理用の袋に入れて、
ピーマンがしんなりするまでもみ込むだけ。
冷蔵庫で冷やして、食べたいとき