2018/08/06(月) 15:50〜16:50 ten.【西日本豪雨1か月…兵庫・京都・広島・岡山の被災地を徹底取材】[字]
また常識破りました。
持ってってください、皆さん。
よく、
フリーマーケットっていうんです。
フリーマーケットって、
皆さんが自由に物持ってってくだ
さいというのが本来の意味だけど、
この人の言ってるのは、
ただで持ってっちゃってください。こんなときにいちいちいちいち、
あなた被災者ですか、そうじゃな
いですか、
疑わなくたって皆さん、
心がありますよ。
1人2本とかね。
書いてある。
みんな守るんですって。
そうすると、もういちいち、もち
ろん、ある程度の仕分けはします
よ。しかしながら、今まで役所っ
て真面目なんですよ。
LはL、
MはM。
ね、もう紙おむつは紙おむつ。
でも、災害者からしてもこれ便利
なんですね。
>>ある意味、本村さん、これ、
常識を破るっていうことですね。
>>そうですね、やっぱりむだが
ないし、スピーディーだし、非常
にタイムリーな情報発信ができて
ますよね。
非常に分かりやすいですね。
>>しかし、改めてやっぱり申し
上げましょう。やっぱり、それぞ
れの自治体がうちの市長さんでよ
かった、うちの町長さんでよかっ
た。
それでは、わが国としてはやっぱ
り情けない。
ですから先ほどから中継で出てい
るように、
家に流れ込んだ土だって、
公が引っ張り出して何か問題ありますかと。
ですから、
わが町の首長さんの点検もそうだけど、
日本政府の力がやっぱり問われて
ます。
1か月。
>>続いて、広島に原子爆弾が投
下されて、きょうで73年です。
原爆の恐ろしさを知る被爆者が減り続ける中、
次の世代へと語り継ごうという動
きが強まっています。
広島から中継です。
木村さん。
>>広島はきょう一日、
祈りに包まれています。
73年前の記憶を今に伝えるこち
らの原爆ドーム。
その一方、
当時を知る被爆者は、
この1年でおよそ1万人亡くなり、
平均年齢は82歳を超えました。
次の世代へ語り継ぐことの大切さ
が叫ばれる中、けさの式典には、
戦争を知らない世代の姿も多く見
られました。
>>73年前の事実を被爆者の思
いを。
>>私たちが学んで、
心に感じたことを伝える伝承者になります。
>>慰霊碑に眠る31万人以上に
祈りがささげられた式典に、
兵庫県の関西学院大学から来た学
生の姿がありました。
きっかけは15年前、
こちらの平和記念公園の折り鶴が放火され、学生が逮捕されたこと。
事件以降、
毎年関学の学生が式典に参列し、
平和への誓いを新たにしています。
大学生らは、
自分たちにできることは、
73年前の戦争を学び、伝えることだと考え、
78歳になる被爆者から話を聞き
ました。
>>被爆者の生の意見を聞くとい
うことは、
とても自分の心に一番響くし。
>>私たちが被爆者さんからお話を聞ける最後の世代なので、
その次の世代に自分たちが伝えて
いかなければならないなって思い
ます。
>>被爆者の記憶をどのように伝え続けていけばよいのか。
国や広島市は、
被爆者の証言をそのまま語る伝承者を募集し、育成しています。
3年間、
広島に通い、
伝承者になった方が奈良県にいま
す。
関西で語り継がれる原爆投下の現