朝日新聞が金融庁に対し、
情報公開請求したことを第三者に
漏らした問題で、
野田大臣はけじめをつけるとして、
閣僚としての給与を返納すると発
表しました。
安倍総理大臣は、
東京オリンピック・パラリンピッ
ク組織委員会の森会長らと会談し、
大会期間中のサマータイム導入に
ついて、
自民党内で議論するよう指示しま
した。
その東京オリンピック・パラリン
ピックに、
初めて本格的に顔認証システムが
導入されることが決まり、報道陣
に公開されました。

公開されたのは、
最新の顔認証技術を使った入場シ
ステムで、選手やスタッフらは、
事前にみずからの顔を撮影して情
報を登録します。
このシステムは、競技会場や選手
村など、
全会場の関係者入り口に導入され
る予定で、
オリンピック・パラリンピックに
すべての関係者を対象にした本格
的な顔認証システムが導入される


のは、初めてだということです。
組織委員会は、セキュリティー強
化だけでなく、時間短縮につなが
り、混雑や暑さ対策にも役立つと
しています。
西日本を襲った豪雨からきのうで
１か月を迎えました。
広島、岡山、
愛媛の３県で発生した災害廃棄物の量は、
合わせて２９０万トンに達するこ
とが分かりました。
＞＞続いては、
ｔｅｎ．が問題の核心を追跡するゲキ追Ｘです。
今回のテーマは、西日本豪雨から
の教訓です。
今回、
大きな被害を受けた広島県坂町には、
橋本フィールドキャスターがいま
す。
橋本さん。
＞＞１５人の方が亡くなった広島県坂町の小屋浦地区です。
大規模な土石流が集落を襲いまし
た。
この川の上流に設置されていた砂
防ダムも、
完全に破壊されてしまいました。
１か月がたつ今も、巨大な岩や大量の土砂が、
その現場の復旧を阻んでいます。
この１か月を通して取材をしてきましたが、
最も被害の大きかったここ広島と、

非常によく似た地域がありました。
それがこちら、
ほかでもない私たちが暮らす関西です。
今、
この地形をご覧いただきますと、急しゅんな斜面に沿って住宅が並
んでいます。
そしてこの斜面を下っていくと、すぐに海が広がっています。
関西で言うと、
六甲山系のふもとに広がる住宅と、非常によく似た地形です。
さらに今回、山から流れ出たこの
土砂、
今、
少しこうして触ってみますと、非常にさらさらとしていて、
崩れやすい、
これ、
まさ土という土なんですが、
このまさ土もまた六甲山との共通点の一つです。
ですので、六甲山も非常に崩れや
すい山だということが分かります。
そこで今回の取材で、追い求めて
きたＸはこちら、
西日本豪雨からの教訓です。
私たちはこの大災害から何を学び、
次の災害にどう生かすべきなのか
を取材しました。
＞＞のどかな集落の日常は、
突然奪われた。
＞＞１か月がたつ今も、
こうして流れてきた大きなブロックや流木がそこら中に転がってい
ます。

そして、こちらの家は、
土石流をまともに受けたような状
況で、
１階部分がすっぽりとなくなって
しまっています。
この原因となったのが、
この上流にあるため池の決壊でした。
＞＞決壊したのは、
広島県福山市の山あいにあるため池。
その堤防には、