言いますが、
やはりその暴力団との過去、
あるいは現在あるのかどうかも分かりませんが、
そういうようなことをご自分から
言われたと。
これ、ご自分から言うという
ことが、
今の時代は法律違反になる、
ならないは別として、
やっぱりだめですよということを
おっしゃる方がたくさんいる。
その理由について、
きょうはちょっとお話を申し上げていこうと思うんですが、まずご
本人の言い分はこういうことです。
70年以上人生を経ておられますので、そういう意味では、
50年ほどのつきあいがあるとい
うのは、
単純に長いとは言いづらいですけ
れども、やっぱあった。
そして正式な組員ではない。
自分はそういった暴力団と組んで、
何か悪いことをしたなら別だけれ
ども、なんにもしていないという
のが、
これまでのおっしゃってるお話の大体の筋なんでありますが、しか
しながら、
ご自分からやっぱり一緒にごはん食べたことがある、
あるいは時々お茶も飲んでますと
いうふうにおっしゃったというこ
とは、これはね、捜査当局から見
ると、
これがすぐ罪になるのではなくて、
こういわれます。
近接交際者という言い方がまずあ
るんですね。
この近接交際者というのは、実は
テレビご覧の皆さんも、ふだんの
生活の中で、
いろいろものを買ったり、契約するときに、
このことばに近いようなことを確
認をされているんです。
それが実はこちらです。
携帯電話を新しく買うために、
携帯電話の会社行きます。
マンション、
賃貸で住みます。
それから車買おうと思います。
そうすると、
今はそれぞれの会社の人が必ず、これ出すんですね。
私は反社会的勢力ではありません。
すみません、お客さん、もう今、
そういうご時世なんで、すみませ
んけどこれ、手続き上いるんで、
サインしてくださいねと。
ヤナギブソンさんなんかも、そう
いったことを書かされた経験、み
んなあると思います。
>>ありますね。
>>当然のことながら、皆さん、
私そうじゃないですよと、書くわ
けですよ。
なんでこんなこと書かなきゃいけ
ないかといいますと、
実はその根拠になるのがこちらで
す。
暴力団対策法とよくいわれます。
暴力団対策法は暴力団を取り締ま
るほうの法律でありまして、暴力
団排除条例、条例ですから、
都道府県とかあるいは市とか、そ
ういうことになるわけですが、こ
れ、全国47都道府県に全部あり
ます。
何をやってるのかというと、
暴力団そのものとつきあう人、
あるいは企業に、そういうことを
すると、
結局、暴力団を応援したり、助け
たりすることになるから、
やめてくださいねというようなこ
とが書かれているんですね。
>>今や世間的に厳しくなってき
てるのは、ギブソンさん、
私たちも実感しますよね。
>>そうですよね。
世の中ってどんどん変わっていっ
てまして、
やっぱり大人たちのせいで、
やっぱり学生のスポーツ選手に割が食うという、
日大の事件もそうですけれども、
そういうのもほんまにいいかげん、
変えていかないといけないんちゃ
うかなと思いますけどもね。
>>この暴力団排除条例に基づき
ますと、
罰則がある県もあれば、ない県も
あるんですが、基本的にはつきあ
っちゃだめですよ、誓約書書いて
くださいよということを、どこも
おっしゃいます。