2018/08/09(木) 22:00〜22:54 <木曜劇場>グッド・ドクター #05[字][デ]【天才少年の歌声が病に!湊がクビ!?】


あの子の歌声なんかじゃない。
笑い声です。
お願いします。
僕にも手伝わせてください!
これって…。響君の喉の絵です。
CTに写らない部分も
僕が描きました。
梨状窩瘻の根元を
直接 見つけて 処理できれば→
甲状腺や膿瘍は ほぼ手を付けずに解決することができます。
これなら響君の声を残すことができます。
このこと 響君のお父さんには?

知らせていません。
前に 高山先生に言われました。
《医者は 神様じゃない》
《根拠のない希望を与えるな》
この方法がうまくいくかどうかは→
実際に 喉を開けてみなければ
分かりません。
だから まだ 言いません。
響君は とても楽しそうに歌っていました。
いつか また
歌いたいと思える日が来ます。
僕は 響君の夢を守りたいです。
夢は 生きる力をくれます。
簡単に諦めては いけません。
お願いします。 彼を響君のオペに参加させてください。
駄目だ。
この方法を見つけたのは 彼です。
私にも 高山先生にも


見つけられなかった方法を→
彼は 見つけました。
それに 新堂先生はCTには写らない喉の神経まで→
全て把握しています。
彼の力が 必要です。
お願いします!
よろしくお願いします。
(一同)お願いします。
よろしくお願いします。
(高山)
これは ただの治療ではない。→
患者の未来を守るための手術だ。→
患者にとって一番 悔いのないオペにするぞ。
(湊・夏美)はい。
♪♪~
梨状窩瘻根治術を始めます。
メス。 吸引準備。はい。
(美智)
症例のない手術なんですよね?
しかも患者は あの有名な
羽山 響だと聞きました。
もし 万が一
失敗するようなことがあったら…。
(司賀)彼らが守りたいのは
病院の体裁でも何でもない。
(司賀)子供の未来です。
それが 小児外科医の仕事です。
広げて。
はい。
(高山)想像以上に

炎症の範囲が広いな。
梨状窩瘻をさがします。
鑷子。 ケリー。
(高山)見つけしだい 切除しろ。
はい。
♪♪~
(丸井)癒着が ひどいですね…。
(野々村)すでに 梨状窩瘻を
誤って切っているんじゃ?
気管支鏡!
気管支鏡を梨状窩に入れてください!
(中島)何で 気管支鏡を?
急いでください!
準備して。
(一同)はい。
(医師)梨状窩に到達しました。
気管支鏡のライトを!(一同)はい。
ありました 梨状窩瘻です。
(高山)1mmでも手元が狂えば神経に傷が付く。→
集中しろ。
はい。
梨状窩瘻を剥離します。 ライト。
(中島)はい。
ルーペ。
(看護師)はい。 失礼します。
♪♪~
先生…。
響。
お父さん…。
ありがとう。

(徹郎)えっ?
うれしかった。
みんなと一緒に 合唱して→
僕の歌が
誰かのためになるんだって思えて。
(徹郎)響…。
(響)お父さんのおかげだよ。
いつだって 僕に→
一生懸命 歌を教えてくれたから。
(響)僕 また歌いたい。