思ってるだろうから→
周りのお客さんに 聞こえるように「おいしい」って言います。
あっ これ 嫌な…福田が嫌なタイプだ。
僕は嫌です。
(田中) えぇ~。
大げさなほうが
食べてて楽しくないですか?
それね それ 誰かに やられると→
頼んでないヤツが 悪いみたいになっちゃうんですよ。
えぇ~!
誰か頼むじゃないですか「じゃあ 僕もアワビ」って。
そうすると 頼まないヤツが 店の
ルールにのっとってないみたいな。
(福田) それは もう
アワビの押し売りなんですよ。
せやな 考えたら そうやな。
己がグルメのリーダーみたいな。あぁ~!
あぁ いる いる そんなヤツいる。
グルメぶっちゃうかも行ったら行ったで。
グルメぶっちゃうのか
食べへんくせに。
([外:93787CA8AE7115A38CF3A5BA08478D2D]嶋) 寿司屋 行ったら
まず 何から食べるの?
イカ。
([外:93787CA8AE7115A38CF3A5BA08478D2D]嶋) 俺も そう!
(笑い)
(田中) 気が合うじゃないですか。
えっ ウソ! イカから 行く?
イカですよ!
イカの塩でいきます。
お前 どうしてんの? 寿司屋とか。
いっぱい食べるやろ?
寿司屋は10皿のうち→
イカ タコ イカの塩辛→
イカ タコの吸盤→
サーモン ハマチ アナゴ→
イカ! 吸盤です!!
(笑い)
(勝俣) 吸盤が好きなんだ。
タコの吸盤 すごく おいしい。
(福田) 決まって 10貫。
軟体だなぁ。
(笑い)
軟体です
軟体のやつ すごい好きなんです。
勝俣 お願いします。
(勝俣) はい。
僕 例えば
自分が見つけた お店で→
みんな 連れてくじゃないですか
そうすると→
ダイエットか何か知らないけど→
何にでも 酢 かける人いるでしょ。
(一同)あぁ~。
(勝俣)女のコとか多いんですけど。
何にでも 酢 おいしい中華でも
エビチリでも 何でも 酢。
酢 かける。
酢豚にも 酢 何それ もう!
酢酢豚? 酢酢豚?
何でも 七味かけたり 何でもタバスコ いっぱい かけると。
かけちゃいます。
好みやから でもな。
料理人の味覚の足し算の意味が
なくなるじゃないですか。
あれが嫌ですね。
だから [外:93787CA8AE7115A38CF3A5BA08478D2D]嶋君やろ?
(勝俣) 大嫌いです。
大嫌い。
(笑い)
だって ねぇ そのお店の味を楽しみに行くわけですから。
そうそう そうそう
揚げ句の果てには マスカットやろ?
(笑い)
(勝俣) 持ち込みですもんね。
マスカット。
(勝俣) 何でも同じ味にしちゃうのが嫌なんです。
分からんではない。
(児嶋) でも 何か こう いろいろ「これは お塩で」とか→
言われるじゃないですか
「これは醤油で」 「ソースで」とか→
言われるのが
うるせぇなって思っちゃいます。
俺のやり方で やらせてって。
そうそう。
何か嫌ですね それ。
(勝俣) 行かなきゃいいんですよ。
だって お客さんは
店 選べるんですから。
そのチョイス力が ないんですよ。
いや でも ほら…。
何か すいませんでした。
(笑い)
(児嶋) 先輩 そんなに怒るとは。
でも あれは 自分の食べたい食べ方もあるけど→
新しい食べ方を
教えてくれると思えば。
お前は 店どおりにやんのやろ?
勝俣は。
店に従って 新しい足し算を