2018/08/13(月) 15:50〜17:53 ten.【ノゾキミ墨と汗にまみれた青春!書道パフォーマンス甲子園高校生の熱い夏】
うまくて、めちゃくちゃ強いから。
>>先輩か後輩かは関係のない真
剣勝負。
その勝者のみが挑む決戦の行方は。
>>やったんでぇ!
>>舞台は4メートル×6メート
ルの紙の上。
書道にかける高校生たちの青春を
ノゾキミノゾキミ。
愛媛県四国中央市。
日本一の紙のまちで、
2008年に産声を上げたのが、
書道パフォーマンス甲子園だ。
第1回の出場校は僅か3校だった
が、その数は年々増加。
ことしは過去最多の全国116校
が参加し、
地方予選を経て、18校が決戦に
進んだ。
演技は6分間、
字の美しさはもちろん、振り付けや独創性など、
あらゆる面から審査される。
甲子園の本家、
高校野球をテーマに、
ひと夏の青春を描くパフォーマンスや。
題字に金粉を振りまく華やかな演
出。
衣装や小道具といった作品のイメ
ージを膨らませる工夫もさまざま
だ。
去年優勝した、
福岡県八幡中央高校は、
戦士達が戦う姿を表現。
紙を立てて書く八幡スタイルで、
迫力満点のステージを展開した。
>>いけるとこまでいくぞ!
>>戦闘態勢。
>>出番を目前に控えるのは、過
去に2度、特別賞を受賞した、大
阪の強豪校。
上宮高校。
創立128年、
大阪で最も古い私学だ。
女子部員29人からなる書道パフ
ォーマンス部は、
6年連続の甲子園出場を決めた。
>>はい、
これ上。
>>おー。
>>今回のテーマは、
漢字の起源といわれる、甲骨文字を使った儀式。
彼女たちがふだん作品を生み出す
ときに感じる祈りや感謝、
その思いを民族的な儀式に見立て
たパフォーマンスで表現する。
演技中には、
上宮ならではの独特なダンスが。
>>ワカメっていうんですけど。
>>通称、
ワカメ。
みんなほんま違うんで、
見てておもしろいし、やってても
おもしろい。
>>部員たちの個性を生かした振
り付けも見どころだ。
ことしの作品には、
紙の中央に創生という題字が書かれる。
この題字を担当するのは、
3年生の木之本泉希。
三重県の自宅から毎日1時間半か
けて通学している。
書道歴11年、
これまで大阪市長賞をはじめ、
数々の賞を受賞してきた上宮のエ
ースだ。
>>中学校のときに、
この舞台で題字を書くのが夢で、上宮に入ったんで、
自分の夢をかなえることができて
うれしいです。
>>泉希が任されたのは、演技の
終盤にソロパートがある創の字。
>>プレッシャーとかも感じます。
自分たちのことを誇りに思ってくれるような演技をしたいなって思
ってます。
>>大会の半年前には、
表現力を養うために、ある場所を
訪れた。
そのお目当ては、
京都の人気観光スポットで、
世界からも注目を浴びるエンター
テインメントショー、ギア。
劇中では一切ことばを使わない、
表情や体の動きのみですべてを表わすため、より高い表現力が求め
られる。
>>お待たせしました。
>>終演後、
パフォーマーに話を聞くことができた。
>>動きに緩急をつけるこつとか
ってありますか?
>>緩急をつけるというのは、