2018/08/18(土) 17:00〜17:30 住人十色【我が家は築150年の文化財! スピーカー職人の住居兼工房】[字]


奥さんの宝物らしく…。
(麻美)これはですね あの…。
(横田)ああ~! すご~い!
(麻美)夫が 家具職人を
始めたぐらいのときに→
誕生日プレゼントで

作ってもらったんですよ。
(横田)素敵~。
(麻美)いろいろ 要望を出して。
こうやってほしいとか
いろいろ言って。
(麻美)ちょっとは言ってた。(横田)覚えといてくださいよ。
いやっ 素敵ですねぇ。いいね あれ。
売ったら?売れると思う。
欲しいもん。スピーカーと合わせて化粧台…。
スピーカーと化粧台の店みたいな。いいですね。
いや~ でも なんか文化財に住めちゃうんですね。
(高井)やっぱり 文化財なゆえに→
リフォームする際のルールというのがありまして→
それが こちらなんです。
はい。 なんといっても…。
ああ~ なるほど。
張ったもの 引っ掛けたものを→
外したら 元どおりになるように
してくださいねって。
(高井)そこで
青柳さん夫婦が施した工夫が→
いろいろあります。
それが こちらです。
はい。 はめ込む技を使いました。


はめ込む。(高井)ここは 玄関の横の→
もともと お米置き場だった
スペースだそうですが→
自分で勝手に
壁 塗ったりできないので→
この大きな箱を作って
すぽっと入れちゃったんです。→
だから
壁は 一切 いじってないんです。
なるほど。 で その中は
切ったり 塗ったり 削ったり→
釘 打ったりできるわけですね。なるほど~。
(高井)そして 載せる技。普通 畳替えしたいですが→
それも NGなので
上に 木を張って→
フローリングにしたと。
でも なんか→
畳を取っちゃいけないっていうので上に載せて→
ふかふかしてましたもんね。(高井)そうなんです。 ちょっと→
クッションみたいな役割になってた。じゃあ よかったですね。
(高井)で はめ込む 載せるときまして あとは→
引っ掛けるという技も
使いました。→
で こちらのおうちの場合は
なんですけれども→
柱に 釘を打つくらいは
OKだったそうなんですね。→
釘に 棚を
引っ掛けることによって→
こうして ディスプレー棚が

生まれました。
結局
人に住んでもらうこと自体が→
文化財を保存することにつながるので。
なので 物件によっては補助金が出るときもあるし。
へえ~。
うん。 そのかわり→
変えんといてやっていうね。
なるほど。
結構 そういうルールもあるんですね。文化財ですからね。
この家には 母屋 離れ以外に→
もう一つ 建物が。
(横田)そしてこっちは なんですか? これ。
(青柳)あっ これが[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
(横田)蔵まであるんですね。(青柳)そうです。 これも古くて[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
(横田)あっ こっちは指定文化財。
(2人)はい。
外装は
トタンで覆われていますが→
明治ごろに建てられた この蔵も→
彦根市の指定文化財。
しかし 中には
前の住人のものが多すぎて→
収納庫として
ほとんど使えていないらしく…。
(青柳)いっぱいあるんですけど
暗くて よく分からないんですよ。
(横田)ちょっと こわいかも。
(青柳)はははっ いや…。→
ほんと 光が ほとんどない。

(横田)うわっ。→
いろいろ眠ってそうですね。
(青柳)そうですね。→
楽しみでもあり… まあ[外:6168AF1E81B6497FCCB6B8D3226A8016]
(横田)そう… ちょっと 私も今 こわいなって思いながら。
(横田)わっ!
(青柳)見えます?
(横田)穴が開いてる。
文化財ゆえ撤去できないあるものを→
ご主人の作業台に。