2018/08/19(日) 13:50〜15:00 あの日 あのとき あの番組・選「火星 大接近!〜宇宙の謎に迫る〜」[字]


これ 接近と呼ぶんですが→
これ 2年2か月ごとに

起こるんですね。
ところがですね
火星が 軌道がですね→
少し ゆがんでるの
分かると思うんですね。
そのためにですね 接近する
タイミングによってはですね→
今回のように
近い場所で接近する。
今回は 5,800万kmにまで
近づくんですね。
え~!
はぁ~。
さあ その15年前の
大接近の時には→
大規模な探査が行われて
数々の発見がありました。
そのもようを記録した


「NHKスペシャル→
史上最大の火星探査
地球外生命を探せ」 ご覧下さい。
夜空に ひときわ明るく輝く
赤い星 火星です。
古くから 火星には
生物がいるのではないかと→
考えられてきました。
火星の大きさは地球のおよそ半分。
表面は 地球と同じように
岩石で覆われ→
薄いながらも
大気が存在しています。
今 科学者たちは 火星で
生命が見つかるのではないかと→
期待を寄せています。
去年 火星は 地球に6万年ぶりに大接近しました。
これを捉えて 2機の探査機が→
7か月をかけて 火星へと送り込まれました。
NASA アメリカ航空宇宙局が→
史上最大の火星探査に乗り出したのです。
計画に参加した科学者は 170人。
準備期間は8年間にも及びました。
今年1月3日 夜8時35分。
探査機は 無事火星表面に降り立ちました。
火星に 生命は存在するのか。
そして 生命を育む水はあるのでしょうか。
これは 探査機が撮影した
火星の表面。
見渡す限り 赤い砂と岩が続く

砂漠のような風景です。
しかし 探査を進めるにつれ→
科学者たちの予想もしなかった発見が 相次いだのです。
小さな丸い玉が 一面に広がる
不思議な光景。
玉は 驚くほどきれいな
球形をしています。
魔法のじゅうたんと名付けられた
赤黒い模様。
そして 表面に現れた白い岩石。
よく見ると 無数のしま模様が刻まれています。
今 最新の観測機器によって→
これまで分からなかった火星の姿が→
明らかになってきました。
果たして 火星に生命は存在するのか。
史上最大の火星探査から
その謎に迫ります。
こんばんは。
今 地球から2億km以上離れた火星で→
これまでで最大規模となる探査が
続けられています。
一体 どんな成果が上がっていて
そして 今 火星の何が→
明らかにされようと
しているんでしょうか。
今夜は 惑星科学がご専門の→
国立天文台助教授渡部潤一さんと共に→
見ていきたいと思います。
渡部さんどうぞ よろしくお願い致します。
渡部さんは 今回の火星の探査は

どのように ご覧になってますか?
はい。
火星から 新しい探査結果が→
次々と
送られてきてますけれども→
その内容にもですね 膨大な量にも
驚いているところなんですね。
さあ それでは
この史上最大の探査→
一体 どのようにして
行われているのか→
見てまいりましょう。
さあ 今 出てきたのが…
これ 実物大なんですけれども
先生 随分おっきいですよね。
高さが1m50cm 幅が2m30cm
重さは なんと174kgです。
大体 ゴルフカートと
同じぐらいの大きさなんですね。
このローバーが2機