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2018/08/19(日) 13:50〜15:00 あの日 あのとき あの番組・選「火星 大接近!〜宇宙の謎に迫る〜」[字]


今 火星の表面で→
探査を続けている
という事なんですね。そうですね。
その一方で 火星の上空では→

現在 3機の探査衛星が観測を続けて→
刻々と データを
送ってる最中なんですね。はい。
まず ヨーロッパの探査衛星
エクスプレスです。
先生 この探査衛星は


去年の12月の末に→
既に もう 火星に到着して→
上空から 探査を行っているんですね。
そして アメリカのNASAも→
2機の探査衛星を送り込んでいます。
これらの衛星が
ローバーの探査データを→
地球まで中継するという役割も
担っているんですね。
はい。
ただ それだけではないんですね。
ローバーが着陸したのは
どんな地形の どの場所なのか→
衛星写真を撮って
確認するという事も→
これらの探査衛星が行っています。
つまり 地上と上空 両面から→
立体的な観測が
行われている訳ですね。
探査機を使った
火星の観測っていうのは→
40年にわたって行われています。
その歴史の中でも 今回ほど多くの探査機が参加し→
しかも 最新鋭の観測装置が→
数多く投入された事はなかったんですね。
そういう意味で
史上最大の探査と→
言えると思うんですね。
はい。
その 今回の

史上最大の探査ですけれども→
その目的というのは
何なんでしょうか。
今回の探査の目的は
ひと言で言えば→
火星の生命の存在に迫る
という事なんです。
そのために使われるのは
このローバー。
歩く地質学者ロボット
といわれています。
ローバーは 6つのタイヤで
火星表面を 自由に移動し→
探査を行います。
火星の生命の存在に迫るためローバーが探すのは→
生命を育む 水の痕跡です。
これは 360度 全ての方向を撮影する事ができる…
このカメラを使って ローバーは→
水と関わりのありそうな岩石を探し出します。
ローバーには 特殊な
顕微鏡カメラが搭載されています。
岩石の表面を削る装置のついた
顕微鏡です。
これで 岩石の内部に残る
水の痕跡を→
調べる事ができるのです。
ローバーの一日の移動距離は40m。
90日間以上
活動を続ける事ができます。
これまでにない

広い範囲を調べる事で→
いまだ 発見されていない
水の痕跡を→
探し出そうとしているのです。
このローバーならですね調べたいもののある場所まで→
自由に行けますので
そういう移動探査こそがですね→
科学者が これまで
夢みていた事だったんですね。
まさに
歩く地質学者という訳なんですね。
さあ それでは 着陸地点を
早速見てみましょう。
まず ローバー1号機
スピリットが着陸したのは→
こちら。
そして 1号機の着陸地点のちょうど真裏ぐらい。
こちらが ローバー2号機
オポチュニティが着陸した…
さあ これらの着陸地点は
一体 どんな所なんでしょうか。
今回 2機の探査機が
無事 着陸に成功した場所は→
NASAが
100人以上の科学者を集め→
3年にもわたる検討を重ねて
決められました。
その検討に使われたのが→
1997年から 火星の周囲を回り続けている探査衛星→
グローバル・サーベイヤーです。


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