2018/08/19(日) 20:00〜20:45 西郷どん(31)「龍馬との約束」[解][字][デ]
(茂久)幕府が再び長州の征伐をせんがため→
天子様に
お許しを願い出ておる事は→
大久保より聞いておる。
畏れながら お殿様と国父様に→
お願いしたき儀がございます。
(茂久)申してみよ。
幕府の命には [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩は従わぬが
得策かと存じます。
(久光)西郷!
(久光)案ずるな [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩は兵を出さん。→
わしらは 幕府を見限る事にした。
国父様…。
さび付いた輿を担ぐのは
もう やめじゃ。→
こん男に 目を開かされたわ。
回想 此度の2度目の長州征伐に大義はございませぬ。
長州への仕置きは
既に済んでおります。
じゃが 幕府の命に背き
出兵を拒めば→
次に狙われるのは
わしら[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩じゃなかか。
戦に明け暮れる幕府など
捨て置けば→
いずれ自滅するに
決まっております。
お前 ないを考えちょっ?
そん時こそ こん[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩が幕府に取って代わる時にございます。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩が天下に号令する→
かの斉彬公ですらできんかった事でございます!
今こそ 国父様が
斉彬公を超える時でございます。
わしは ず~っと
兄上の背を追いかけてきた。
今こそ やっと
兄上を超えられる…→
とは思わん。
わしは わしじゃ!もう腹はくくった。
動かざる事 桜島の如しじゃ。
(久光の笑い声)
さすれば いまひとつ。
(久光)何じゃ?
お殿様と国父様の→
お目にかけたき者が参っておりもす。
(久光)よかよか。 だいじゃ?
はっ。
(茂久)面を上げよ。
(龍馬)ははっ。
土佐脱藩
坂本龍馬殿でございもす。
(ざわめき)
(久光)殿の御前に脱藩浪人風情を連れてくっとは→
ない事じゃ!
畏れながら申し上げもす。
こん坂本殿は
勝安房守様の海軍塾で→
塾頭を務めておられもした。
海軍?航海術にたけ→
軍艦を巧みに操られる
御方にございもす。
我が[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩は エゲレスとの戦で
多くの船や船乗りを失いもした。
こん御方がおれば
新たに船乗りを鍛え→
海軍を立て直すこつが
できるかち思いもす。
(久光)海軍…。
海軍だけやないきに。
勝手に口を利くな 無礼者。
(茂久)よいではありませぬかお父上。
船を1隻貸してもらえたら
長崎に出向いて→
異国から船や銃 大砲を
どんどん買うてきますき。
愚か者が。
そげな事を派手に行えば→
幕府から疑いの目で見られるに
決まっておる。大丈夫ですき!
わしは [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の者でも
土佐の者でもないがです。
ほ~う。
じゃったら お前は何者じゃ?
わしは 商人ですき。
わしが仕入れたもんを→
わしから買うてくれたら
幕府に目をつけられる事も→
ないですろう。
まっこて新しかお人でございもす。
どうですろう? [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩で
わしを買うてもらえんですろうか。
はぁ~。
こげな時が来るとは 信じられん。
ああ おいも驚かされた。
国父様の御決断に。
おはんのおかげじゃ。 あいがとな。
じゃっどん 間違うな 吉之助さぁ。
もし 本当に 長州が幕府に
潰されてしもうたら→
次に狙われるのは こん[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩じゃ。