2018/08/19(日) 20:00〜20:45 西郷どん(31)「龍馬との約束」[解][字][デ]


その分 心配でたまらなくなってしもて…。
♪♪~
糸どん。
♪♪~
≪西郷殿! 西郷吉之助殿はおられますろうか?
おはんは ここにおれ。
はい。
何用じゃ?
(中岡慎太郎)こんな時分に申し訳ございません。
わしは



土佐の中岡慎太郎いいます。
西郷殿に 急ぎ渡してほしいと→
これを坂本から預かってきましたき。
すんぐに長州に来て頂いたら→
桂 小五郎殿にお引き合わせすると。
桂殿に?
はい。
長州に行くのは 危なか。
くれぐれも用心して行けよ西郷どん。はい。
旦那さぁ 握り飯を作りもした。
あいがとな。
じゃあ 行ってくっでの。
はい お気を付けて。
西郷様~!
シッ。
どげんした?
京の大久保様より→
火急の知らせにございもす。
「ついに公方様が上洛された。→
そん上で
諸藩を集めて軍議が開かれる。→
こんままでは 明日にでも
長州征伐の勅命が→
下されるやもしれん。
吉之助さぁ 直ちに京へ来て→
力を貸してもらいたか」。
<一蔵からの文を読んだ吉之助は鶴丸城へと急ぎました>
(大山)吉之助の名代で下関へ!?
(海江田)しかもあん桂 小五郎と話をしろち?
2人には黙っちょったどん→

おいは今 [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩と長州の手を結ばせようちしちょっ。
じゃっどん おいは
のっぴきならん用があって→
今すぐ京へ行かねばならん。
おはんらを見込んで頼んじょっ。
吉之助… おはん 正気か?
頼む。 下関で坂本龍馬殿と桂殿がおいを待っちょっ。
こん文を渡して おいの代わりに
話をしてきてくいやい。
断る。
いや… いくら おはんの頼みでも長州は朝敵じゃ。
そいに 全て罠かもしれん。
罠ち?
下関に着いた途端
殺さるっかもしれん。
そいが長州のやり方じゃ!
そげなこっはなか。
そげんすれば…。
そげな大事な事ないごて急ぐ必要があるんじゃ!
分かった! おいが行く。
俊斎 ないを言うか!
こいを 下関に届けたら
よかとじゃな?
ほんのこっが俊斎どん。
恩に着もす。
任せてくいやい。
<長州征伐を阻止するため吉之助は 京へと向かいました>
(家茂)面を上げよ。
(慶喜)皆の者 よう聞け。
畏れ多くも

天子様より お言葉を賜った。
長州征伐の事である。
長州征伐は日本国の重大事である。
軽々しくしては ならぬとの事。→
我ら一同いま一度 十分に話し合い→
改めて奏上致せとの事である。
よいな!
(一同)はっ!
<長州征伐の勅命はすんでのところで→
食い止められました>
とにかく こいで一安心じゃ。ああ。
(慶喜)お前が大久保か。
はっ…。
お前の働きは 俺のところまで
よう聞こえてくるぞ。
ありがたき幸せにござりまする。
これは…?
これは いつもいつも
かたじけのうございますなぁ。
広がってきたな 西郷の毒が。
お前らの動きは 筒抜けじゃ。
岩倉とかいう
貧乏公家と つるんだ事もな。
全ては あの事のために。
…と申されますと?
(慶喜)[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]賊が なりふり構わず
朝敵と手を組むとはな。
徳川の世を これ以上 汚すな。
(お虎)お帰りやす 西郷はん。
ああ いまじゃった。