2018/08/21(火) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝感動!女性パン職人の道を作った父の思い▽たむけん大分日田市】
たくさん来ますね。中国とか、あとは台湾、
シンガポールも1回あったかな。
◆これさわってもいいんですか。◆いいですよ。
◆これ何か、
さっき君さわっとったけど、
こんなん、さわっても…。
これ大分日にちたっているわ。
貝がついてるもん。
◆結構長い間…。
◆ごみとして捨てられた海外製の
ペットボトルが
どのようにして日本に流れつくの
か。
そんな研究をしている
神戸商業高校理科研究部。
さまざまな海岸で
ペットボトルを回収し、
その製造国などから
どのように流れ着くかを
つきとめることでごみの削減につ
ながる活動をしています。
その部室がある学校で
お話を伺うことに。
◆教室兼部室になってまして。
◆こういうふうにして…。◆これ海外製のやつなんですけど。
◆これはどこですか。
◆これは中国。
こっちは台湾かな。
漢字が同じですから。
◆天然水。
◆これ韓国で、こっち台湾。
◆これ韓国ですね、ハングル。
◆これは台湾。
◆すごいなあ。
誰か…、
いやあ、ここにもあんの?
うわあ!これは…。
◆まだこれ、先月はこの倍ありま
した、ずっと。
何とか処理しながら。
◆全部そうですか。
上のも。
◆向こうのはちょっと古いですけ
ども。
日本海のやつで。
どうですか、楽しい?
◆まあ、そうですね、
楽しい…。
◆行くのは楽しいです。
ただ、帰りは自分のものでもない
荷物を
大量に両腕に抱えて。
◆そうやな、
自分でもない荷物を。
◆誰かが飲んだペットボトルを
自分のものじゃないのに持って帰
って。
◆何が楽しいねんと。
◆3倍ぐらいありますからね、
自分の荷物より。
◆はあ、そうか。
◆船乗ったりとか、
電車乗ったりしながら、人に見られながら。
ごみ持ってる、あの人みたいな感
じで見られながら。
◆もうええ、わかったわかった。
それだけ言ったら気持ちはわかった。
◆ひたすら海岸でペットボトルを
回収する日々。
ペットボトルをこんなにたくさん
集めるきっかけになったのは、
3年前に参加した環境に関する国
際会議での
ある出来事なんだそうです。
◆エメックス会議っていうやつがあったんですね。
エメックス会議という。
◆詐欺ちゃうで。
◆エメックス会議、
それで発表したんですか、最初。
◆そうです。
◆こんな少ないデータで何が言え
るんだと、ぼろくそ言われまして
ね。
まだ大阪からせいぜいもうちょっ
と向こう、
播磨灘ぐらいまでのデータで、
韓国のごみは大阪湾の向こうから
来るんだという話をしたら、
まだわかってないと。
◆そんなもんじゃないと?
◆瀬戸内海には流れがあるんだと、
それを勉強したかって言われまし
て。
◆審査員の方ですか。
◆ぼろくそに言われたんですか。
◆そうです、そうです。
◆腹立ったでしょう?
◆腹立ちますよ。
◆腹立ちますよね。
◆それから3年。