2018/08/21(火) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝感動!女性パン職人の道を作った父の思い▽たむけん大分日田市】
◆そうです。
◆こちらは?
◆パートさんです。
◆このお店、いつごろできたんで
すか。
◆今で3年半になります。
◆そんなもんですか。
それまでは何されてたんですか。
◆ケーキとか、
パンとか、仕事をしていたんです
けど。
◆お勤めになってたんですか。
それで、
ご自分で独立してこのパン屋さん
をという。
ちょっと何かおいしいパン、
何かないですか、
お勧め。
◆人気があん塩バター。◆あん塩バター、
おいしそうやんか。
これ、おいしそう。これ、もらおう。
あん塩バターということは、
あんと塩とバターがついているん
でしょう。
◆そうです。
◆うまっ!
オーケー。
うまい。
おいしいわ、パートさん。
おいしいで。
おつり頂戴よ。
あなたがつくってるわけやあれへ
んな。
◆違います。
◆ありがとう、ありがとう。
あなたはご結婚されているんです
か。
独身さんですか。
◆独身です。◆お幾つ?
◆37です。
◆パートさんは幾つ?
◆住宅街にある幸せのパン屋サン
テ。
毎日50種類のオリジナルパンを
焼いている
菅長さん、もともとの夢はパティ
シ
エだったそうなのですが、ある出
来事でパン屋さんに専念すること
にしたそうです。
最初ケーキ屋さんをして、
ケーキの修業でフランスに行った
りして。
◆フランスに行ってたんですか、
幾つぐらいのときに?
◆21のときとか。
◆いやいや、◆飛び込みやったんで、
働かせてくださいって。
何でフランスでやらなかったんですか。
◆仕事ができなさ過ぎて。
◆誰が?
◆私。
◆そんなんで、フランス行ったと
か、ご両親は
怒れへんかった?
あなたどこ行くのとか、なかった
の。
◆父親は私がいつもすることに
反対するんですよ。◆そんな事ないでしょうが。
◆しますよ。
頑張れって言われたことがないん
です。
◆幼いころに母親を亡くし、
お父さんに
男手一つで
育てられた菅長さん、
菅長さん。パティシエを夢みてフランスへ渡
ったのは実は父親への反発心が原
因だったそうです。
◆反抗していたのお父さんに。
◆反抗心と、父親に勝てるものというのがケーキとかしかないんで
す。
◆お父さんは何やってはったんで
すか、お仕事。
◆ここで寿司屋を30年前にやってて、
30年前にやめちゃってるんです
ね。
◆30年前に?
◆やめちゃっているんです。
◆この物件があいてたということ
?
◆もうずっと放置で。
◆放置してたん?
この3年間。
お父さんは、お若いころからお寿
司屋さんなんですか。
◆その前は自衛隊にいたみたいで。
それからちょっと修業して、
お店を出したみたいなんですね。◆お父さんは、
例えばあなたのやることに反対し