見えるように動かすと…。
タコが食いついてくるのです。
仕掛けを　うまく動かすには[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
風と潮の両方を
読まなければなりません。
更に　狙った大きさのタコを獲るのは
熟練の技が必要だといいます。
米倉さん

漁師になって　６年経った今も[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
樽流し漁の難しさを
感じていました。
自分　やってても
教えられるかって言ったら…。
これは
日本の漁師の年齢別グラフです。
不安定な収入や
技術習得の難しさなどにより[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
なり手が減少。
深刻な高齢化が進んでいます。
このままでは　魚がいなくなる前に


漁師がいなくなるとも。
この日　１人の男性が
米倉さんのもとを訪ねてきました。
あの和田さんです。
和田さん　若手の漁師を助けるためのシステムを[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
考えていました。
引きあげた[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
データを集め
傾向を探ろうというのです。
米倉さん
早速　ボタンを使ってみることに。
開始から１時間　タコが獲れました。
お～　いいね。
時間を確認し　いちばん
大きいサイズのボタンを押しました。
次のタコは…。
和田さんは　データを集めれば[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
大きいタコが獲れる条件を
分析できると考えていました。
って　自分のなかであるでしょ。
ぜひ…。
和田さんに
ハッパをかけられた米倉さんは…。
今ね　ちょっと待って。
おしっこ漏れそう。
米倉さん　和田さんの開発した
新たなシステムも[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
使い始めていました。
緑の線は　米倉さんの１日の船の動きを記録したもの。
大きいタコが獲れたポイントは

白いバツ印で表示。
見える化しました。
他の船の動きも見られるので[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ベテランの技を参考にすることも
できるのです。
若手が腕を上げるだけでなく[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
漁師全体が　情報を共有することで乱獲も防ぐ。
タコの資源回復も担っています。
和田さん更なる挑戦を始めていました。
おはようございます。
この日　訪ねたのはベテランタコ漁師[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
松澤さんは
留萌きってのタコ獲り名人。
和田さん　その技を
丸裸にしようとしていました。
ＩＴの力で　漁業の革新に挑む
和田雅昭さん。
タコ漁の名人の船で
新たな試みを始めていました。
取り出したのは[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
和田さん　自ら操縦。
大丈夫ですよ　大丈夫ですよ。
こちらは　ドローンの映像。
よく見ると　樽も映っています。
この　船と樽の動きを記録することが目的でした。
和田さん　名人の技術を解析して
データ化しようとしていたのです。
よいしょ。
次々と　大きなタコを獲る松澤名人。
このコツは　名人本人も[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]

言葉にするのは難しいといいます。
名人の技を見える化し
みんなで共有する。
そんなことは　本当に可能なのか？
（スタッフ）漁師さん自身が協力するっていうのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
漁師さんとしては　嫌じゃ…。
逆にさ…。
研究室に戻った和田さん。
早速　松澤さんのタコ漁の解析を進めていました。
パソコン画面に映し出されたのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
名人の船と　樽の動きを丸い点で表したアニメーションです。
赤い点が
一度に　いくつも投げ入れる樽。
青い点が船です。
このデータに　風速や　潮の流れタコの獲れた場所を組み合わせます。
どんなときに
大きなタコが獲れるのか[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
解析するのが目標です。
タコに限らずなんですけども。
一方　１年が経ち　若手漁師の