2018/08/22(水) 15:50〜17:53 ten.【19号&20号ダブル台風のキニナル進路を蓬莱解説】[字]


>>そうですね、きょう、
第1回目をなぜ外交にしたかとい
うと、これはもう、
安倍総理が自分が一番得意として
いるのは外交だというふうに考え
ているからですね。
総裁選挙になれば、相手側候補に
対して、
外交の実績をアピールする、これはもう、
現職でなければできない、圧倒的
優位な材料になるわけですから、
この外交に本当に安倍総理の死角
はないのか、
きょうはこの6年を振り返りなが
ら、考えたいと思うんですけれど
も、
まず安倍総理がなぜこの外交に自信を持っているのか、地球儀をふ
かんする外交ということで、世界
中をこの6年間で、渡り歩きまし
た。
65回、外国訪問して、76の国
と地域を訪問してリーダーに会っ
ていると。
これはどれだけ大きな数字かとい
うと、歴代の最近の総理の数を比
べても、小泉総理の51回を比べ
ても、圧倒的な数、
外国訪問していると、
ここに自信の裏打ちがあるんですね。
一番最近あったG7のサミットの



写真なんですけれども、
如実に現れているのがこの写真で
す。
安倍総理、
この中央から2人目の所にいますけれども、日本の総理としては、
この場所というのは最高のポジジ
ョンになるんですね。
サミットを開催されるときは、
まず中央に開催国のリーダーがいます。
そして、
国家元首が両脇を固めますので、トランプ大統領、
それからマクロンフランス大統領、
大統領がまず近いところに入る、
そのあとに総理大臣、
首相が並ぶということなんですけれども、その順番は、
これまでにサミットに何回出席し
ているかということで並ぶので、
一番このポジションにいる安倍総
理はドイツのメルケルさんに次い
で多いということで、非常に中央
に近いところに位置できるのは、
これは安倍総理の実績、
これまでの歩みということになるんですね。
で、この一枚の写真を見ても、
トランプ大統領と対じするところ、
真ん中にこの表情で立っている安
倍総理。
これはもう世界のリーダーと対等
に渡り合えるんだということを、
アピールしようということで、こ

の総裁選挙の中でも、
外交というのは一番のアピールポ
イントになってくるんだと思いま
すね。
>>トランプ大統領とも増田さん、
下の名前で呼び合ってる姿とかよ
く見かけましたよね。
>>その結果、
具体的にどういう形で安倍さんやからこんだけの成果が出ましたっ
ていう部分でいくと、どのへんが
やっぱり強いポイントになるんで
すかね?
>>やっぱり、今までの日本の総
理大臣と違うところは、対等にた
くさんのリーダーと話をしてきた
ということを、安倍総理は言いた
いということになると思いますね。
>>これからの関係性は十分出来
上がったぞという部分なんですか

>>それをアピールしたいという
ことになってくると思いますね。
ただ増田さんが今、疑問を持たれ
たように、その強みというものは、
実は全く違う正反対のやり方で、
もう一つの強みを巧みに利用して
きたのが安倍総理。
何かというと、会わない、
逆に会わないということを支持につなげてきたということなんです
ね。

これは脅威を追い風にして、
自分の支持率を上げてきたという
ことになるんですけれども、
それがどういうことかというと、
この一番近い国のリーダーたちに、
実は直接訪問して会っていないん
ですね。
国際会議の場なんかではもちろん
会っているんですけれども、この
北朝鮮のキム・ジョンウン委員長、