2018/08/22(水) 15:50〜17:53 ten.【19号&20号ダブル台風のキニナル進路を蓬莱解説】[字]


核とミサイル問題、直接の問題抱
えています。
尖閣の問題を抱えている習近平、中国のリーダー、それから韓国、
慰安婦問題とか歴史問題ありまし
たけど、一切ですね、
直接出向いていって、
会ったりもしていないというところの問題が実はあって、
これは弱みにもなるんですけれど
も、
実は安倍総理は強みに使ってきた
ということがいえると思うんです
ね。
>>その強みとはどういうことな
んでしょう。
>>それはこの6年間の支持率、
不支持率、
このグラフにまとめてみたんですけれども、
これを見ていきたいんですけれど
も、まず、
安倍総理が就任をした2012年、


これだけの高い支持でスタートしているんですけれども、
国内での国会運営、
非常に強引な部分もあったということで、閣僚の不祥事なんかもあ
って、
どんどんどんどん支持率実は下がってきて、不支持率、今回、
注目しているところも、上がって
はきてるんですけれども、
実はこの2015年あたり、
中盤戦を境にして、
この周辺国の脅威が高まることが、
不支持率を下げていくことになっているという結果、ここの数字な
んですね。

右肩下がりになっている、
ここで何が起きたかというと、2
016年、
北朝鮮がミサイルを23回、
1年間のうちに撃ちました。そしてその年に核実験も2回行っ
たということで、
この特に注目したい不支持率というのは、国内の政治に対する不満、
それとこの周辺国の脅威というの
を天びんにかけて、
どっちを優先しようかというふう
に考えている人たちの数字だとい
うふうにいえると思うんですね。
ですから、脅威が高くなってしま
ったので、
国内のいろんな問題には目をつぶろうということで不支持が下がっ
ていったと。
これを実は安倍総理は自分の政権運営の力になるということに気が
付いて、

この構図をずっと今まで続けてきたということがいえると思うんで
すね。
>>ではこの1年間はどうなんで
しょうか。
>>そこが気になるところですね。
実はこの2017年の中盤ぐらい
を境にして、
潮目ががらっと変わりました。
この不支持率というのが上がってきたんですね。
ここで何が起きているのかという
と、やはりこの問題ですね。
森友問題や加計問題、
国内の問題というのが非常に深刻になってきたと、
それが長引いてしまったというこ
とで、
この問題を考えるときに、
やはり支持できないという人がやっぱり増えてきたということ、
それからこの2018年に入って、
もう1回、この不支持の人がやっ
ぱり増えてきている、これは皮肉
なことなんですけれども、
周辺の環境が、
韓国と北朝鮮が会談をしたり、
北朝鮮とアメリカが会談をしたり、
平和の状態、
安定した状態が出てきたというふ
うな状況が生まれてきたことで、
国内の不満のほうがさらに意識を
されるようになった。
ですから、

この支持ができないと考えている人が増えていったということで、
今現在は共に指示も不支持も45
%ということで、
拮抗しているような状態になって
いるんですね。
ですから、この1年ぐらいで潮目
が大きく変わった、
で、安倍総理は今、中国、それか
ら北朝鮮と、
今までは話をしないというふうに
考えていたのが、
みずから出向いていって、秋にも
中国に行こう、
北朝鮮とは近いうちにも会いたい、
そういうメッセージを送り出すようになっている、
そういうふうに外交の大きな方針
転換が行われようとしている中で、
今回の総裁選挙が行われるという
ことになってくるわけですね。
>>つまりはこの外交が強みだけ