2018/08/22(水) 15:50〜17:53 ten.【19号&20号ダブル台風のキニナル進路を蓬莱解説】[字]


ではないということになるんです
か?
>>そうですね、
ですからこの会わないということ
で支持につなげてきたこの方針が、
実は、
負の遺産を残しているということを忘れてはならないと思うんです
ね。
それがこの数字です。
これは日本の防衛費、


防衛関係費の額の推移なんですけれども。
安倍総理はこの2012年に就任
をするまでは、
少しずつ下がってきているんです
ね、
額が。しかし、
この以降、
右肩上がりでずっとこの防衛費と
いうのが増えている。
ですから、
この危機を使って、
支持率を上げてきた。
その一方で、危機に対応するために、防衛関係費というのが増えて
いる、来年度の予算でいうと、
これまでの過去最高の5兆3000億円に達するぐらいの規模にな
ってきているということで、外交
の大きな方針転換をする中で、
一方でこの右肩上がりの防衛費の
問題というのがこのまま続いてい
ってる、ここに総裁選挙の大きな
争点、
安倍総理にはどうやってやってい
くのか、また変わるのか、
変わらないのか、その部分の説明

というのは、
この総裁選挙の中で必要になって
くるというふうに思いますね。
>>そういった山川さん説明され
た安倍政権下でやはりこの外交の
変遷の中に大きなバックボーン、

安倍政権ならではの外交政策が見て取れるかどうか。
そこが一番重要なところだと思い
ますね。
まあ、そういうのがちゃんと見て
取れるという人もいるでしょうし、
あるいは場当たり的に、
ある意味で…的な形で、現職対応しかやってこなかったんではない
かと。
その反動が今出ているんじゃない
かという見方もあるでしょうし、
それをどう見るか、
私自身はそんなに明確な外交成果
があったという感じがしないんで
すね。
一番はっきりそれで思うのは、要
するに拉致被害者の奪還問題に関
してです。
東アジアと構造に関して、能動的
に、戦略的にやっぱり外交政策を
展開してるのならば、これだけ拉
致問題を巡ってこう着状態が無意
味に続くということはなかっただ
ろうと思います。
>>まさにこれから方針転換をす
るということを安倍総理もはっき
りと国民に説明しないといけない
状況になっている、これがまさに
総裁選挙、見逃してはならないポ
イントの一つといえると思います。
>>では続いて、平和の尊さを語

り継ぐ

>>終戦後、
旧ソ連軍が日本人およそ60万人
をシベリアなどに連行し、
強制労働に従事させたシベリア抑
留。
その過酷な体験を、
アコーディオンの調べに乗せて伝え続けている男性がいます。
>>アコーディオンを巧みに演奏
し、
高らかに歌い上げる男性。
兵庫県高砂市に住む、
田中唯介さん92歳。
歌と語りで伝えるのは、
シベリア抑留から日本へ引き揚げ
るまでの過酷な体験です。
>>私がおった所では零下40度
まで下がるんです。
こんな体験したことないです、日
本ではね。
だから日本っていうのは、どんな
にありがたい国か。
>>田中さんは、
第2次世界大戦末期の1945年2月、
19歳で召集され、
満州で高射砲部隊に所属します。
しかし、
その僅か半年後に、
旧ソ連軍が満州に侵攻。