2018/08/23(木) 01:45〜02:49 水曜スターナイト「探偵が早すぎる[再]#5[字]」


お姉さんをビックリさせられた?
うん。
う~ん そうか。よくやったね。
これは約束の賞金だ。
その前に…もうひとつだけお願いを聞いてくれる?
何?
この箱を あのお姉さんに渡してほしいんだ。
驚かせた おわび。
おいしい外国のキャンディなんだ。
お姉さんが喜んでくれたら
このゲームはハッピーエンド→
でしょ?

うん わかった。
あ~ はは…ゴー!
グッドボーイ&グッドガール!
イエス ハハッ…!
さあ!殺人ゲーム第2ステージのスタートだ。
あのっ これぐらいの浴衣着た男の子と女の子→
見ませんでしたか?見なかったよな。
二手に分かれましょう。私は あっち。
はい!ありがとうございます!すいません。
あきれたねぇ。
どうせ殺すつもりの子ども達に→
ハッ!10万円ぽっちの
報酬さえケチるとは~。
誰だ お前。
ポン!ポンポンポン…!
ポン!
いや だから…お前は誰だ?
少年少女の健全な育成を


応援している→
ハッ しがない ハッ 探偵だ。
貴様か?今まで我々の邪魔をしていたのは。
はてさて 何のことか…。
(物音)あっ 何!あ ビックリした!
そんなことより
子どもを騙して→
殺し屋に仕立て上げようと
もくろむ外道がいるとは→
正直 あきれ果てているよ。
なぜ 子ども達が殺し屋だと気づいた?
君は大きなミスを犯した。
あ?
妹の ぞうりだよ。
ぞうり?
(千曲川の声)
あのぞうりは大きすぎて危険だ。→
そんなことは他人の私が見ても
すぐに分かる。→
そこで疑問が生じた。→
幼い娘が 安全とは言えないぞうりを履いているのを承知で→
親は 家から送り出したのか?
さらには 2人の子どもは新品の浴衣と ぞうりを→
着用しているにも かかわらず。
やめろ…。
綿菓子ひとつ
買うことができない。やめろ やめろ。
つまり 子どもの気持ちに
無関心な何者かが→
祭りを楽しませる以外の目的で→

2人を送り込んだに違いないと。内容が入ってこない。やめろ。
なるほど…。
で?どうやってこの場所を突き止めた?
ヨーヨーだよ!
子どもたちはゲームに勝ったつもりでいた。
報酬を受け取るために
必ず雇い主の元に戻るとね。
(千曲川の声)だから 私は
石灰を混ぜた水を→
ヨーヨーに仕込んで
彼らにプレゼントした。そして→
予め そのヨーヨーに細い針で
ごく小さな穴をあけておいたのさ。
♪♪~
(壬流古)ああ~ これか…。
なんか 昔…こういうの
本で読んだことあるな~。→
小さな子ども2人が
森をさまよう時→
道にパンくずを落として
目印にするってやつ…。
なるほど。人並みに
童話なんか読んで育っても→
どうしようもない人でなしに
成長してしまったわけだな。
かわいそうに。
何とでも言え。フッ…さて!
改めて 反省会だ。
君の今回の最大の失敗は何か?それは→
暗殺という大仕事に安値で

素人の子どもを雇ったことだ。
だから 綿菓子や
ピエロの誘惑に負ける。
10万円程度で雇える人材は→
所詮10万円程度で雇える人材でしかない。
フフッ…そうかな~。→
10万円には使い方 次第で→
それ以上の価値が
生まれるものだぜ。ハハハッ…。
いた?