2018/08/23(木) 18:15〜19:00 ten.【浅越ゴエのお役立ち!“ガマの油売りおじさん”を捜して!】[字]


どうもこんにちは。
今回の依頼者は京都府福知山市に
お住まいの霜澤真さん28歳です。
さあ、今回の依頼、教えてくださ

い。
>>僕が小学校のときに、出会っ
た、
ガマの油売りのおじさんに会いた
いなと思いまして。
>>えっ、


ガマの油売りのおじさん?>>なんて言うんですかね、
日本刀で手を切ります、で、血が
出てくるんですけれども、
その血をガマの油って、薬ですか
ね、それを塗れば、
たちまち傷が消えて、
元どおりというようなやつです。>>はいはいはい、そういうパフ
ォーマンス。
>>大道芸人。
>>大道芸みたいな感じで。やら
れてました。
その人を捜してほしいということ
ですね。
>>そうですね、その人に会いた
いんです。
>>今から20年前の小学生のと
き、地元、
福知山のお城祭りに来ていたガマ
の油売りの大道芸をしていたおじ
さん。
刀を使ったその過激なパフォーマンスに衝撃を受けたのだそうです。
>>大根をこう、
ばさっと切られて、
子どもたちをうわっ、ほんまの刀
なんだと思ったあとに、
おじさんが自分の手を。
>>実際やるんだ。
そしたらどうなるの?
>>ここから血がぽたぽた。
>>血が出る?

>>出てくるんですよ。
で、
口上言われて、ガマの油を塗れば元どおりの手ということで。
単純に、
あれはどうなってるんや?血が出てきたので。
>>いっぱい出てきたもんね。
>>それがどうなってるのかなという形で。
>>だから、すごい引き付けたわ
けだ?
>>そうですね。
>>強烈に心を揺さぶられた霜澤少年。
そして、あるとき、そのおじさん
から声をかけられたのだそうです。
>>2年目ぐらいに、おっ、
前に来てくれとった子やなと。
>>覚えてくれてた?
>>っていうふうなかたちで仲よ
くなって、太鼓をやり始めたころ
が、
ちょうどその時期だったんです。
客寄せのときに、
出囃子みたいな形でやられるとき
に、
僕、太鼓をたたけるんですって話
をしたら、じゃあ、
太鼓をたたいてみてよって、
おもちゃの太鼓を用意してもらって、それをこうたたいて。
>>優しい。少年に。
出番を与えたんや?
>>そうです。

>>そしたら、おっちゃんが気に入ってくれて、お、
うまいやんけと言ってくれて、
毎回、毎回。>>へぇ、そうなんや、呼んでく
れたんや。
>>初めてですかね、そうやって
舞台に立つというような感じを味
わったのが。
>>それから数年、おじさんの出
囃子を任されるうちに、舞台で人
を楽しませるおもしろさを知った
霜澤さん。
今では郵便局に勤めながら、和太
鼓奏者として各地の祭りで腕前を
披露し、多くのお客さんを楽しま
せています。
>>やっぱり人前で何かをする、
人を喜ばせるっていうのが、
今の僕のルーツになってる。
>>じゃあ、
ガマの油のおじさん、
かなり大きな影響を与えてるんだ。
和太鼓奏者としての原点であり、
師匠ともいえる存在だったガマの油売りのおじさん。
ところが、なぜか、
ある年から突然、祭りに来なくなり、
疎遠になってしまったのだそうで
す。
会えたら、どんなことをしたい?
>>もっかい見たい。
>>もう一回見たい?