2018/08/25(土) 13:05〜13:50 西郷どん(31)「龍馬との約束」[解][字][デ][再]


桂でしたが→
藩から呼び戻されていたのです>

御免。
よう! 桂さん。
久しぶりじゃな 坂本君。
桂さんが藩に戻る事ができて
わしは まっこと うれしいぜよ。
(笑い声)
今日はその祝いを持ってきたがじゃき。
祝い?
桂さん。
銃や大砲は 要りませんかえ?
何?
軍艦は 要りませんかえ?
要る!
幕府は 長崎の商人らあに→
長州にだけは売ったらいかんゆう厳しいお触れを出しちゅう。
けんど 一つだけ
手に入れるすべがあるぜよ。
もったいぶらんで はよ言え!


わしは今 [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩から船を借りて異国と商いをしようとしゆう。
わしが買うてきた兵器を そのまま
長州に売る事ができるがじゃき。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の手を借りる…?
長州は わしが運んできた兵器を金を出して買うだけじゃき→
何の不都合がある?
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩だけは許せん!
つまらん意地を張ったら→
まっこと長州は幕府に滅ぼされてしまうぜよ。→
桂さん。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩を憎むがは 勝手じゃけんど→
西郷さんまで憎んだら
つまらんぜよ。
♪♪~
家の手入れはあらかた済んだかのう?
はい あいがとさげもす。
んにゃんにゃ。
旦那さぁ
すぐに京へ行かれるのですか?
ああ。
今度は いつお戻いにないもすか?
そいは…。
帰ってこられもすか?
ああ きっと帰ってくる。
必ず ですよ。
旦那さぁが あまりに一生懸命
あちこち直して回るので→
そん背中を見ちょったら…。
ん?
こん家や私たちに

別れを言っちょっようで。
♪♪~
そげんこつはなか。
糸どんも
せっかく嫁に来てくれたのに→
苦労ばっかいかけるのう。
私は ないも…。
そいより 旦那さぁ→
どうか… どうかご無事に お戻いやんせ。
心配なか。 どげんした?
糸どんらしくなかど。
すんもはん。
こげんして そばにいてくれると→
もったいないくらい幸せで→
その分 心配でたまらなくなってしもて…。
♪♪~
糸どん。
♪♪~
≪西郷殿! 西郷吉之助殿はおられますろうか?
おはんは ここにおれ。
はい。
何用じゃ?
(中岡慎太郎)こんな時分に申し訳ございません。
わしは
土佐の中岡慎太郎いいます。
西郷殿に 急ぎ渡してほしいと→
これを坂本から預かってきましたき。
すんぐに長州に来て頂いたら→
桂 小五郎殿にお引き合わせすると。
桂殿に?

はい。
長州に行くのは 危なか。
くれぐれも用心して行けよ西郷どん。はい。
旦那さぁ 握り飯を作りもした。
あいがとな。
じゃあ 行ってくっでの。
はい お気を付けて。
西郷様~!
シッ。
どげんした?
京の大久保様より→
火急の知らせにございもす。
「ついに公方様が上洛された。→
そん上で
諸藩を集めて軍議が開かれる。→
こんままでは 明日にでも
長州征伐の勅命が→
下されるやもしれん。
吉之助さぁ 直ちに京へ来て→
力を貸してもらいたか」。