何カ所か　胴と足の部分がくっついてる場所がありますから→
そこを優しく
指で外してあげてください。
そこが外れたら　あとはもうね→
優し～く。　ねっ。
そ～っといくと。
こうやってガーッと。
抜けました。

こんな感じで　胴が取れます。
このね　残ったゲソの部分ですね。
この部分もね　まず…→
イカは
２本　長い足がありますんでね。
この先は
すごい硬い吸盤がついてますんで→
ここは
もう　切っちゃいましょうね。
そうしたら
あとは　この目の下の部分から→
包丁を入れて　切って


ゲソだけにしてあげます。
スルメイカはですね　この肝の部分
とてもおいしいんですね。
ぜひ使ってみてください。
笠原家の冷凍庫はね　この部分だけ１００個ぐらい　たまってますから。
〈イカは　足の硬いところを
洗い流すだけでなく→
胴の中の軟骨や　ぬめりも
しっかり取りましょう〉
イカが　さばけたらですね
今度は　このイカを→
しっとり　やわらかく
おいし～く煮る方法を→
皆さんに
お教えしたいと思います。
まず　お鍋にですね
調味料を合わせていきますね。
お水。
お酒。
味付けとしては
今日は　まず　お塩ですね。
お塩…　そして　お砂糖。
そこに　ダシ昆布を１枚このまま放り込んでおきますね。
普通のいか飯ですと　大体ね
醤油で甘辛く煮るんですけれども→
今日は　イカした都会的ないか飯に
したいと思いますんで→
塩味で攻めたいと思います。
まず　この合わせた調味料をひと煮立ちさせます。
なぜかというと　お酒を結構

たっぷりめに入れてるんでね→
一回　ひと煮立ちさせないと
酒臭さが残ってしまいますね。
沸かす事によって→
さらに　昆布のうまみもね十分　ここに引き出されます。
そうしたら
この沸いたところにですね…。
このまま強火ですと　ちょっと
イカ　硬くなってしまうんで→
火加減は
中火ぐらいにしましょうか。
少し落として。
このイカを入れます。
一緒に
このゲソの部分も入れます。
イカの色が変わってね→
ちょっと火が入ってプク～ッとしてきましたね。
たまに　上下　入れ替えてあげてね→
まんべんなく　味が入るように煮ていきます。
２～３回　上下は
入れ替えてあげてくださいね。
全体に　まんべんなく　こうね…
じわじわっと火を通していきます。
いい感じに
イカがプク～ッと膨れてね。
ちょっとね　赤く。
まるで　夏休みに　日に焼けた…→
２学期　「お前　焼けたな」と→
よく言われてるヤツいましたけれどもね→
そんな感じの色になったら

なんと　ここで　もう…→
大体２～３分ですね
火を止めちゃいます。
ここでね　皆さん　「おい　笠原
もうちょっと煮た方が→
味　染みるんじゃないか？」と
お思いの方→
多分　９割ぐらいの方が
そう思ったと思いますけどもね。
ここで　あえて　火は止めて→
このままね　冷めていく間に→
ゆっくりゆっくりと　イカにね
しっとりと味を含ませます。
〈余熱で　ゆっくり火を入れると→
やわらかく仕上がるだけでなく→
冷める時間で　イカにおいしい味が
染み込んでいくんです〉
では　そろそろ　いか飯に合わせる
笠原印を発表したいと思います。
今日の笠原印は　こちらです。