2018/08/26(日) 13:59〜14:54 マルコポロリ![字]【あの大事件&スクープのウラ側暴露▽文春&フライデーSP】


志望していた小原は…>
<会社は 1984年に
創刊したばかりの写真誌→
「FRIDAY」の写真撮影を
請け負っていた。>
<入社間もない

ど新人カメラマンの小原にとって→
初めての現場は→
元総理の田中角栄が入院した病院だった。>
<公には…>
< と うわさされていた。>
はい。
はい。
<小原は期待もされない
下っ端のペーペー扱いだった。>
< もし うわさのとおり…>
<現場で各誌が夫人の姿を狙って→
連日張り込んでいた。>
< すると…。>
(小原)
(心の声)≪ええ~い!≫
<小原は
ど新人であったがゆえに→
恐れ知らずの大胆行動に
打って出る。>
<誰が乗っているかも
わからないまま→
走ってくる車の窓ガラスに
レンズを押しつけ→
必死でシャッターを切った。>


< その時に撮れた写真が→
なんと
お目当ての田中角栄夫人!>
<ペーペーカメラマンが→
思わぬ 一大スクープ写真をもぎ取ってしまったのだった。>
<写真週刊誌の世界は
結果第一主義のため…。>
はい。
<新人なんて相手にもしない編集者が→
この写真1発で
手のひらを返すかのように→
小原を 一カメラマンとして
認めてくれたのであった。>
<初めてのスクープから
数か月後。>
<小原にとって
カメラマン人生を→
大きく変える
出来事が起こる。>
[TEL]
小原です。[TEL] おい。
[TEL] 今から現場行くぞ。
今からですか?
<先輩カメラマンに
言われるがまま合流して→
群馬へと車を走らせた。>
ああ。
<情報が少ない中 小原たちは…>
先輩 あれレンジャーですよ。
だな。 行こう。

はい。
<レンジャーが進む道は
道なき険しい けもの道。>
<登山の素人が
とても歩けるような場所ではなかった。>
<次第に
自衛隊の部隊に引き離され→
見失ってしまう。>
はあ はあ…。
ああ。
< そして3時間ほど歩いたころだった。>
(福本)しんど。
先輩! これって…。
はっ! 飛っ…。
近いぞ!はい!
< その先には→
見た事のない衝撃の世界が広がっていた。>
<壮絶な墜落現場。>
< その光景を→
ただ
無我夢中で写真に収めた。>
<「FRIDAY」は→
小原たちが撮った写真を載せた→
増刊号を発刊。>
<現場の様子を生々しく捉えた写真で→
「FRIDAY」の名を
世にとどろかせたのだった。>
<センセーショナルな紙面が受け→
「FRIDAY」は発行部数において→
ライバル誌を次々と追い抜いていく。>

いや~。
世間に認められてきましたね。
あっ そうそう。
ああ。
むちゃするね~。すいません。
小原さん。
お待たせしました。→
現場行きましょう。
はい。
< まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。>